ものすっごく私的な話になりますが、私、脳出血を患ったことがあるんです。その大きな原因はずっと放置していた高血圧。特に倒れる数年前から定期健康診断を“受けていなかった”ので、自分の血圧がどんな状況にあるのかを全く把握していませんでした。いやー、受けておけばよかった……。

そして、退院後、脳出血の再発を防ぐために“毎日”欠かさずしているのが「血圧の測定」です。本当にこれはもう毎日欠かさず。何せ命がかかっているので。

高血圧は「自覚」が難しい症状です。痛いわけでもない。苦しいわけでもない。その自分の血圧を知る数少ない手段のひとつが血圧を測ること。ただ、これが意外に難しいのは分かる人は分かるはず。

血圧測定の方法は主にふたつあります。ひとつは上腕もしくは手首に圧力をかけて脈動を確認しながら測定する方法で、もうひとつは光学センサーと加速度計で血流と脈拍を把握して血圧を推測する方法です。

圧力をかける測定は医療用の血圧計と同じ方法だけあって光学センサーを利用する測定と比べて高い精度で測定できます。病院などで測定してもらう「腕に加圧帯を巻いて手押しポンプでシュッシュッと圧力をかけて聴診器で脈拍を聴きながら血圧を測る」がその典型的な例です。家庭用でも「硬めで巻きやすい加圧帯にボタン1つで自動的に空気が送られて血圧は測れる」使いやすい血圧計も普及しています。

精度の高い血圧測定をしようとすると、いま挙げたような加圧方式で継続して血圧を測定するのが望ましいのですが、毎日病院に行って血圧を測るのは入院していない限り難しいです。そのため、家庭用の上腕加圧式血圧計が一般的に使われています。

家庭用上腕加圧式血圧計は、簡単な準備で精度の高い血圧を継続して測定できるので便利は便利。実際、ものぐさな私が数年間にわたって毎朝測っているのですから。ただ、正直に言うと「再発のリスクがある」と医師から“厳しく”指導されているので頑張って測り続けられていますが、健康な人だったら「うーん、面倒」とやめてしまうのでは、というのは否定できません。

もちろん、スマートウオッチで血圧が測定できるのは知っています。とはいえ、スマートウオッチの血圧測定は光学センサー&加速度計がほとんどで、精度としては「ううーん、ちょっとなあ」とこちらも自分の健康(私的には“命”といっても大げさじゃないのですが)を預けるには躊躇してしまうところです。

……というところで目に留まったのが「HUAWEI WATCH D2 ウェアラブル血圧計」(以下、HUAWEI WATCH D2)です。ベルトの内側にカフ(血圧計の加圧帯。空気を送り込んで膨らむことで加圧する)を備えているので、これならば腕にスマートウオッチを巻いたまま血圧を測定できるじゃないですか。らっくちーん。安静かつ測定姿勢をとったうえでの(夜間の自動測定を除く)血圧測定結果は、管理医療機器(※)として、自己管理に役立てられます。

※医療機器認証番号:306AGBZI00008000

  • 第二世代となる「HUAWE WATCH D2 ウェアラブル血圧計」

もちろんログも継続して記録できます。血圧は値そのものも重要ですが、それ以上に「変化」のチェックが大事になります。普段と比べて低めなのか高めなのか、その幅がどの程度なのか。HUAWEI WATCH D2ならば測定値を継続して保存して過去の測定値と見比べることができます。この「見比べる」が血圧把握にとってとても重要だったりするのです。

  • 測定した値は文字盤で確認できる……のは当たり前

  • こうしてリストにして時系列変化を確認できる。血圧管理では“変化”も重要な指標になる

  • さらにグラフにして視覚的にも把握しやすくできる

  • ベルトの内側に用意した“エアカフ”

  • エアカフによる加圧によって高精度の血圧測定が可能になっている

「HUAWE WATCH D2 ウェアラブル血圧計」についてはこちら

スマートウオッチだから可能な自動血圧モニタリング?

継続した血圧測定は面倒、というのがHUAWEI WATCH D2のおかげでだいぶ改善できることになります。が、健康維持のため、そして、万病を防ぐために血圧を把握するにはもうひとつ大事なことがあるのです。

それは、決まった時間(一定の間隔といってもいい)に継続して測ること。朝昼晩の決まった時間に血圧測定を継続するのが理想……なのですが、入院中と違って強制されない状況だとこれがついつい忘れがちになってしまいます。

しかし、HUAWEI WATCH D2なら、設定した時間間隔(15、20、30、60分のそれぞれを選択可能)に自動で測定をしてくれる自動血圧モニタリング機能を備えています。この機能は血圧を起因とする「見えない健康リスク」を把握するのにとても効果的といいます。というのも、血圧って測るときの心理状況や体調、姿勢などけっこう些細なことも測定値に影響しがち(これは自分で日々測っていても感じます)。特に心理的な緊張は「病院で看護士さんに測ってもらうだけで血圧が上がってしまう」という症状に「白衣高血圧」と名付いているくらいです。

そういう特殊事情での血圧変移による“ノイズ”を除外して血圧の傾向を正しく把握するには、長時間に継続した測定が望ましいとされています。ただ、これを「全手動」で測るのは負荷がとても大きい。うっかり測定を忘れてしまうことも大いにあり得ます。また、寝ている間も同じ時間間隔で測定することが必要です。

このようなとき、HUAWEI WATCH D2で利用できる「自動血圧モニタリング機能」が役に立ちます。測定間隔時間と昼間測定、夜間(※)測定の時間をそれぞれ設定すれば、指定された時間ごとに血圧測定を開始してログを取ってくれます。昼間測定の間は時間になると振動で測定時間になったことを教えてくれるので、そのタイミングで文字盤に表示される血圧測定姿勢(HUAWEI WATCH D2をはめた腕を反対の手のひらで支えてHUAWEI WATCH D2の高さを新造と同じにする)を取り、手動で測定を開始することになります(状況が許さないときは後から測定することも可能)。

※夜間の自動血圧モニタリング結果は、管理医療機器認証外のため、医療目的で使用できません。

  • 自動血圧モニタリングでは開始時間と夜間時間、夜間の測定頻度、昼間の測定方法などを指定できる

一方で、夜間測定に設定した時間では寝たままの姿勢で自動的に測定してくれるだけでなく、加圧を弱くすることで睡眠の邪魔をしないようになっています。実際に私も自動血圧モニタリング機能で夜間も血圧を測定してみましたが、朝まで起こされることなく(それはHUAWEI WATCH D2が備えている睡眠ログ(※)で客観的に確認可能なのです)血圧のログがばっちり残されていました。

※血圧計以外の健康管理機能は医療目的では使用できません。

  • 深夜の2時3時でも決まった時間に血圧を測定できている

  • 睡眠ログを見ても測定時間中に私はぐっすり就寝中

なお、血圧を測っている時の姿勢は測定値に影響を及ぼすことは先述しましたが、特に注意したいのが心臓と測定機器の高さの違いです。心臓と同じ高さに安定して位置していないと血圧は正しい値を示してくれません。HUAWEI WATCH D2では内蔵の加速度計から本体の位置を把握して動いていることを検知すると再度測定するように促してくれます。

  • 測定を開始する前に正しい姿勢をイラストで示してくれる

また、血圧測定で用いる加圧はベルトの内側に用意したエアカフのふくらみを利用しますが、こちらもベルトの長さ=手首に対する締め付け具合が適切でないと正しく圧力をかけることができなくなり、正しい血圧を測定できなくなります。HUAWEI WATCH D2では測定時加圧を本体でモニタリングすることでベルトの締め付けが適切かをチェックして問題がある場合は測定ログにアイコンで示します。

  • ベルトの締め付けが不適切であったり測定中に本体を動かしてしまったりすると測定値のリストにアイコンが表示されて警告する

くわえて、ベルトとは別に手首に巻いて適切な「ベルトの孔」を測れる“メジャー”も用意されています。使い始める前にこのメジャーを手首に巻いて示されたベルトの孔にエアカフのホックを合わせると、そのまま適切な締め具合でHUAWEI WATCH D2を手首に装着できるようになっています。なお、エアカフは手首の太さの個人差に合わせて短めのMサイズと長めのLサイズが用意されていますので小柄な方でも大柄な方でも利用可能です。

  • 付属の専用メジャーを使えば適切な「ベルト孔」を数値で示してくれる

血圧だけじゃない充実のヘルスチェック機能

こうしてHUAWEI WATCH D2のおかげで血圧が簡単に継続して記録できるようになりました。ただ、血圧を把握しただけでは健康かつ安全な体調を維持できるわけではありません。血圧を必要以上に高めないための“行動”も重要なのです。それは精神的なものと身体的なものの双方で求められます。

まず、精神的なところではなんといっても睡眠です。毎日血圧を測っていると分かるのですが、睡眠不足をした朝に測る血圧は普段の値を大幅に超えて危険なレベルまで高くなってしまうのを個人的に経験しています。このようなとき、睡眠状態を記録してログに残すことは睡眠改善に効果的だと感じています。なぜなら、不思議なもので人は数値としてログは確認できるようになると「より良い数値=十分な睡眠」を目指すようになるものだからです。

  • 血圧を安定させるには睡眠時間の確保とストレスの解消が何より重要

身体的なところでは、定期的に身体を動かすことも血圧の抑制に効果があります。これは身体を動かすことが凝り固まった筋肉をほぐして血流をよくして直接血圧を下げることと合わせて、作業に集中して無自覚にじっとしていることによって溜まるストレスを解消して、その結果血圧の上昇を抑えるという効果もあります。

定期的に身体を動かすために、HUAWEI WATCH D2のワークアウトモードを活用してみるのもいいでしょう。ウォーキングかジョギング、ウォームアップ“詰め合わせ”までと80種類以上の種目をそろえています。だいたい5~15分程度でできるものなので、気分転換にもちょうどいいボリュームとなっています。

画面は大きくサイズはコンパクトに

ここまで高精度な血圧測定機能や血圧から発生した多種多様なヘルスケア機能を中心に紹介してきましたが、日常使いのスマートウオッチとして求められる機能も当然ながら充実しています。SNSやメッセージアプリなどの通知機能やスマートフォンと連動したスケジュール管理機能に呼び出し通知機能、そして、コンテンツプレイヤーとしての機能もそろっています。ただ、HUAWEI WATCH D2らしい側面として、ストレスを軽減したり睡眠を促したりするリラックス誘導のために心地よいサウンドコンテンツにアクセスできるメニューをそろえているのがユニークなところです。

また、日々利用する情報デバイスとして重要なサイズと重さ、そしてバッテリー駆動時間も重要な要素になります。HUAWEI WATCH D2は従来モデルと比べてディスプレイサイズが1.82型と大型になって見やすくなりました。その一方で本体サイズの高さは48mm、ベルトの幅も26.5mmとコンパクトになっています。なお、厚みは従来とほぼ同じ13.3mm(それでも0.4mm薄くなった)ですが、ラウンドを持たせた形状なので引っかかる部分がなく、上着の着替えやザックの背負い降ろしでHUAWEI WATCH D2は引っかかってストレスになることも少ないでしょう。

  • 一見厚みがあるように見えるかもしれないが、ラウンドフォルムなので引っかかることがなくストレスが少ない

スマートウオッチではバッテリー駆動時間も重要。特にHUAWEI WATCH D2はエアカフを膨らませる挙動があるのでバッテリー消費が気になるところです。ファーウェイでは6時間の連続動作を訴求しています。また、今回の評価作業でも(主に評価作業のためですが)自動血圧モニタリング機能を多用していたにもかかわらず、6日間連続動作してまだまだ使えそうな勢いでした。

無自覚だからこそHUAWE WATCH D2で備えてほしい

繰り返しになりますが、私が脳出血を発症する前の私に一番伝えたいこと。それは、「とにもかくにも血圧を毎日把握して!」ということと、「高血圧は自分ではわからないから血圧計で日々測定して!」につきます。そしてそれは、人類皆同じ。自分の身体を守るために継続した血圧把握と、血圧を安定させるために睡眠やストレス管理をはじめとしたヘルスケアの必要性を「しくじった人生の先輩」としては皆さんに本気でお伝えしたい。

そして、高血圧という見えないリスクに立ち向かうためのアイテムとしてHUAWEI WATCH D2は有効なアイテムとなってあなたの身体の管理をサポートしてくれるはず、といい添えておきたいかな、と思いました。

HUAWE WATCH D2は12月6日(金)より、クラウドファンディングサイト「GREEN FUNDING」にて先行して予約販売を開始。早割・先着にて16%~20%OFFでお得に購入が可能。実機は下記店舗で展示されているので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

<実機店自店舗>
・SHIBUYA TSUTAYA
東京都渋谷区宇田川町21-6 4階 SHARE LOUNGE内
・蔦屋家電+
東京都世田谷区玉川1丁目14番1号 二子玉川ライズ S.C. テラスマーケット
・b8ta Tokyo – Yurakucho
東京都千代田区有楽町1-7-1 有楽町電気ビル1階
・b8ta Tokyo – Shibuya
東京都渋谷区渋谷1丁目14番11号 小林ビル1階
・b8ta Osaka – Hankyu Umeda
大阪府大阪市北区角田町8-7 阪急うめだ本店 8階

「HUAWE WATCH D2 ウェアラブル血圧計」についてはこちら

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[PR]提供:ファーウェイ・ジャパン