ChatGPTやMidjourneyなど、生成AIが身近な存在になりつつある昨今。ビジネスパーソンにとっては見過ごせないツールになっているのではないでしょうか。特にAIを含むIT分野は日々変化を遂げているため、「イチから学んでみたい」、「新しい知識にアップデートしたい」と考えている方もいるでしょう。

仕事と両立しながら学ぶ手段のひとつが、デジタル大学への入学。しかもスクーリングのないフルオンラインの大学であれば、スキマ時間を有効活用しながら自分のペースで学びを深められます。

今回はフルオンラインで学べるデジタル大学『サイバー大学』に入学した2名の社会人にインタビューを実施。入学を決意した理由、学び続けるモチベーションの保ち方、時間の使い方など、気になるテーマをお聞きしました。また、学修成果を証明できるサイバー大学ならではの制度にも迫ります。

「仕事のために」「今後の人生のために」
サイバー大学への入学を決めた理由

――現在の職業と、働きながら学ぶことを選んだ理由を教えてください。

20年ほどさまざまな外資系企業で働いたのち、今は外資系の広告代理店で働いています。最近はAIやITなど、取引先の方と話すときに知っていたほうがいいことが増えていると感じ、学ぶことにしました。


現在は育休中ですが、鉄道関係の会社に勤めています。きっかけは、よりよい仕事をするために学び直そうと思ったからです。現在とは別の鉄道会社に勤めていたとき、自社アプリの開発チームに営業として携わりました。ITベンダーさんと話すときに専門用語がわからなかったり、システムの話についていけなかったりしたことがあったんです。きちんと勉強したほうがいいと感じてサイバー大学に入学し、AIやプログラミング、機械学習、自然言語処理などを中心に勉強しました。


――お二人とも「仕事に繋げたい」という想いで入学されたんですね。

私は、この先の人生を豊かにするためでもあります。自分が年齢を重ねて仕事をやめたとき、AIやパソコンを使って時間を潰せたらおもしろそうだ、とも思っていて。今後の人生において、自分の知識を増やすことも目的として学ぶことにしました。


――サイバー大学を選んだ理由を教えてください。

ウェブで通信制の大学を調べていたとき、サイバー大学が入学金無料キャンペーン(※)をしているのを見て、「入学金が無料なら」と思い入サイバー大学を選びました。


※早期出願で全額免除キャンペーンを実施中。詳しくはこちら(2024年11月21日現在)

入学を検討していた当時は仕事が忙しくスケジュールが不安定だったので、フルオンラインの大学であることを必須条件に探していました。サイバー大学は通学が一切不要ということで入学を決めました。


――サイバー大学は、通学が一切不要なフルオンライン大学。講義やテスト、提出物のやりとりなどはすべてインターネット上で完結します。こうした形態の大学に対して、不安はありましたか?

フルオンラインであることを条件としていましたが、講義動画を見るだけで内容を理解できるかが不安でした。でも実際に始めてみると、便利な部分も多くて。わからなければ動画を一時停止したり早戻ししたりできますし、不明点を調べてから見直すことも可能です。さらに、掲示板機能を使ってコメントすることで、先生やほかの学生に質問することもできたのでよかったです。


特に不安はなかったです。実は30代のころ通信制の大学に入学したのですが、そこはスクーリングが必要な授業もある大学でした。働きながらスクーリングの時間を捻出するのは大変だったので、むしろフルオンラインは私にとって魅力的なポイントでしたね。


スキマ時間にコツコツ。休日にがっつり。
選べる学びのスタイル

――実際にサイバー大学で学んだ感想はいかがですか?

授業でAIなどのプログラムを作ったり動かしたりしたことで理解が深まり、取引先とのお話がスムーズになりました。特にAIはどんどん形が変わって技術の進化が早いので、これまで身に付けた知識だけじゃなく、最新の知識に毎日更新していかないとついていくのが大変な分野だと思います。サイバー大学で学んだことで、ITを活用したビジネスにも現実味を感じられたのでよかったです。


パソコンの前でほぼ完結するので、仕事をしながら単位を取りやすいと感じました。以前入学した大学は提出物の期限やテストの時期などが自由だったのですが、それが私にとっては難しかったんです。一方サイバー大学は時間や場所の自由度が高いものの、やらなければいけないことが明確になっています。授業を進めやすくするようなサポートも充実していますし、仕事との両立を図りながら自分のペースで学べました。


たしかに多様なライフスタイルに合った学びができますよね。私も在学中に結婚と妊娠・出産を経験したので、よくわかります。体調が悪いときは横になりながら、子どもが生まれてからは抱っこしながら講義動画を見ていました。きっとほかの大学だったら、休学などをしなければ厳しかったかもしれません。多様な現代社会に即した大学だと思います。


――普段はどのような時間に勉強していましたか?

出勤するまでの時間、電車での通勤中、昼休みなど、スキマ時間を使って講義動画を見ていました。授業は課題の時間を含めてトータルで約90分ありますが、講義は約15分ずつの章に分かれているので複数回に分けて視聴しやすかったです。私は夜型の人間だったので、がっつり勉強したのは寝る前の時間でしたね。疲れて眠ってしまう日もありましたが……(笑)。


平日は仕事が忙しいので、土日中心で勉強していました。1、2年次は基礎的なことが多かったのですが、3年次は講義や課題の内容も難しくなって、より時間が必要になった印象です。レポートを書くための調べものをしていると、あっという間に1時間経っていたことも珍しくありません。3年次からは難易度の高さと必要な時間も意識して履修登録をすればよかったかな、と思いました。


――履修の組み方も自分のライフスタイルと関係してきますね。

そうですね。私は履修登録をするとき、難易度の高い授業を増やしすぎないように気をつけました。自分にとって成長を促すいい壁になりそうですが、仕事のことを考えるとやはり厳しい部分もあって。教養科目なども織り交ぜて、無理なく進められるよう意識しました。


――お二人はどのような授業を履修しましたか?

AI、IoTといった分野を中心に、経営に関する科目も履修しました。なかでも印象に残っているのは数学関係の授業です。正直難しくて……ノートがあっという間に埋まった記憶があります(笑)。


私はAIやプログラミングの授業を履修していました。例えば、AIプログラミングやAIアルゴリズム、データサイエンスなどです。AIプログラミングはゲーム感覚でプログラムが組めるソフトを用いて、初心者でもわかりやすい内容でしたね。視覚的にイメージしながらプログラムを構成できたので、満足度が高かったです。


  • ITとビジネスのための基礎数学 ※授業イメージ

  • Web入門 ※授業イメージ

体験授業はこちら ▶

――仕事と勉強を両立するためのモチベーションをどのように維持していますか?

私は、あえて家族や友人に「大学に入学した」と伝えていました。フルオンラインなら先生方やほかの学生の目がないので、いくらでもサボれてしまうのでは、と入学前に思っていたんです(笑)。自分をサボらせないように、プレッシャーを与えるために公表しました。


仕事との両立のコツは、「今やめてしまったらすべてが水の泡になる」という感覚を持つことですかね。ここでやめるわけにはいかないという気持ちや、家族からの応援が心の支えになったと思います。


自分に言い訳はできない、という気持ちがモチベーションになっていたかもしれません。仕事も勉強も、自分で決めたからにはやらないと。現在の外資系の仕事も、きちんと結果を出さないと次があるかはわかりません。その延長線上のような感覚でモチベーションを維持し、学んでいます。


サイバー大学での学びを詳しく見る ▶

知識を身に付けた証になる
「マイクロクレデンシャル」で自信に

サイバー大学の特徴のひとつが、「マイクロクレデンシャル」を採用していること。開講科目を「起業」、「AI」、「ソフトウェア」など分野・レベルごとにグループ化し、グループ内のすべての科目に合格することで身に付けた学修成果がマイクロクレデンシャルとして認定されます。

さらにスキルを学外に証明するための手段として「オープンバッジ」を導入。改ざんや偽造が不可能なデジタル証明書で、学修者のスキルや学んだ内容を可視化したものとして国際的に認められています。 江上さんと高橋さんも、在学中に多数のマイクロクレデンシャルやオープンバッジを取得。学びの幅も広がったといいます。

――サイバー大学は2024年春学期入学生からすべての科目をマイクロクレデンシャル制に移行しました。これにより、学び方に変化はありましたか?

予定していた在学期間を変更しました。当初は早期卒業制度を利用して3.5年での卒業をめざしていましたが、3年次のときにマイクロクレデンシャル制のことやオープンバッジのことを知りました。制度のことや今修得している単位数を見てみたら、カリキュラムを移行して(※)4年間在籍し、オープンバッジを取得したいと思ったんです。移行したことで、興味があることやおもしろそうなことを追加で学ぶきっかけにもなりましたね。


※在学生は旧カリキュラムから新カリキュラムに移行する際に、それまで修得した単位を活かしてマイクロクレデンシャルを取得することができます。2024年度春学期以降の新入生は全員マイクロクレデンシャル制カリキュラムとなります。

「マイクロクレデンシャル」とは? ▶

――取得したマイクロクレデンシャルを教えてください。

IT総合学基礎、テクノロジー基礎Ⅰ、数学基礎、ビジネス基礎、アカデミックリテラシー、教養スタートアップ、総合英語です。


IT総合学基礎、テクノロジー基礎Ⅰ、テクノロジー基礎Ⅱ、数学基礎、AI、ビジネス基礎、アカデミックリテラシー、教養スタートアップ、アカデミックライティング、コミュニケーション、総合英語、実践英語Ⅰです。旧カリキュラムで修得していた単位をマイクロクレデンシャル制に当てはめることができるので、その制度を利用して取得したものもあります。今後も増やしていければと思っています。


――マイクロクレデンシャルを取得してよかったことはありますか?

対外的にも出せるというメリットがあるので、改めて学び直す機会になりました。特に数学関連のマイクロクレデンシャルを取得したことが、数学以外の学びにも役立っています。プログラミングには思っていた以上に数学的な要素がちりばめられているので、効率的にプログラムを組むうえでとても重要です。社会人になって数学ってあまり使わないと思っていましたが、改めて学び直すことで関数を思い出したり、新たな見方に気づかされたりして、これまで学んだ知識が役立っていると感じています。


マイクロクレデンシャルは自分のためになっていると思います。自分の知識レベルが確実に向上しましたし、社内や取引先との会話で理解できる内容が増えました。


――オープンバッジはどう活用されていますか?

LinkedInのプロフィール欄に掲載しました。どの知識を持っているかわかりやすいですし、私もほかの方のオープンバッジを見ると「同じ内容を学んでいたんだな」と親近感がわきますね。また、私は採用を担当することもあるので、応募者の能力を把握するときにもオープンバッジが役立ちそうだと思いました。


メールの署名欄にオープンバッジを貼っています。「こういうことができる」「こういう知識を持っている」と、自分の能力を対外的にアピールしやすいですよね。また、取得したバッジを家族に見せると興味を持ってくれたり、大学での学びを評価してもらえたりするので利点を感じました。


マイクロクレデンシャルとオープンバッジの関係

※1:マイクロクレデンシャル共同WGによる「マイクロクレデンシャルのフレームワーク(枠組み)」
※2:1EdTech Consortium Inc. 「Open Badges」

サイバー大学のマイクロクレデンシャルについて
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サイバー大学のオープンバッジについて
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生成AIを学ぶ授業も開講!
生涯学び続けられる環境が充実

学びの内容を常にアップデートしているサイバー大学。2025年度春学期からは、新たに「生成AI活用」に関する授業を開講予定です。AIの技術そのものを深く学ぶ従来の情報工学的な学びとは異なり、ビジネスの現場で必要不可欠なツールとして生成AIを活用するにあたり、身に付けておきたい知識や技術を学びます。

在籍4年目になり卒業が近づいてきた江上さん、そしてすでに卒業した高橋さんも、新たな授業に関心を持っているそうです。

――2025年度春学期から「生成AI活用」の講義が開講されます。こちらの教育プログラムに興味はありますか?

生成AIについて理解を深めたいですし、活用方法を知れば将来の趣味にもなるかもしれないので学んでみたいです。サイバー大学は卒業生を科目等履修生として受け入れているので、卒業後も学ぶチャンスがあると思うと、より学んでみたいという気持ちが高まります。


私もぜひ学んでみたいです。今通っている大学院でも理系文系問わず、生成AI関連の研究はトレンドになっています。会話についていけるようになりたいですし、もしかしたら将来ビジネスの場で使ったり開発したりする機会が来るかもしれません。今のうちから勉強できるのであれば、積極的に履修したいです。


「生成AI活用」の新規教育プログラム
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――高橋さんはサイバー大学の推薦制度を活用し、情報セキュリティ大学院大学へ進学されたそうですね。なぜ大学院に進んだのでしょうか?

仕事と育児と勉強を両立できそうな自信がついたタイミングでサイバー大学を卒業したので、「もったいないし勉強をやめたくないな」という思いから大学院へ進学しました。勉強はやめてしまうと、どんどん記憶から抜けていってしまうので。


現在は通学制なので正直大変なことも多いです。ただ、必要な修得単位はそれほど多くないため、学校での授業は最低限にして、自宅で研究活動に取り組んでいます。


――サイバー大学での学びを、今後どう活かしていきたいですか?

これまでの学びは、大学院でも役立っています。また、今後IT関連の仕事に携わる機会があれば、サイバー大学時代にとったノートや授業の資料を役立てられるとも思いました。 大学院を修了して落ち着いた後も、学び続けたいです。例えば、サイバー大学の科目等履修生になって、別のオープンバッジを取得してみるのもいいな、と思っています。


私は転職や昇進をゴールとして学んでいるわけではないので、「学び終わる」という考えはなくて。もし卒業できたとしても、引き続き勉強していくという気持ちに変わりはありません。 また、変化の激しい業界で働いているので、常に新たな情報をキャッチアップしていかないと置いていかれてしまいます。そうした意味でも、継続的に学んでいくつもりです。


――最後に、読者の方にメッセージをお願いします。

入学を検討されている社会人の方は、仕事との両立に大きな不安を抱いていらっしゃると思います。しかし実際に学んでみると、不安よりもメリットが大きいと気づけました。学びを通して得たスキルや教養は必ず自分の自信になりますし、人生という長いスパンで見たときに大きな価値になると思うので、ぜひチャレンジしていただきたいです。


オープンバッジを持っていると学習歴が目に見えやすくなりますし、IT業界などに就職や転職をするときに活かせると思います。できることの幅が広がっていくので、入学を検討してみてはいかがでしょうか。


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サイバー大学の魅力をおさらい!

インタビューにも登場した「マイクロクレデンシャル制度」「生成AI活用」の新規教育プログラムは、サイバー大学ならではの新たな学びです。それぞれの特徴をおさらいしましょう。

マイクロクレデンシャル制度
学修内容を細分化して、単位ごとに履修証明を行う制度。
分野やレベルによって複数の授業が分類されており、グループ内のすべての科目に合格すると、身に付けた知識をマイクロクレデンシャルとして認定します。加えて、学びの国際的なデジタル証明にも対応したオープンバッジも付与。対外的なアピールにも役立ちます。

マイクロクレデンシャル制度
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「生成AI活用」の新規教育プログラム
ビジネスシーンでも注目を集めている生成AI。サイバー大学が2025年度春学期より順次開講していく「生成AI活用」に関する授業では、基礎的な知識や技術、ビジネスシーンでの活用事例などを学修。生成AIを使いこなし、DXを推進できる人材を育成します。

「生成AI活用」の新規教育プログラム
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また、サイバー大学では、学生生活や授業、学修システムに対してそれぞれ専門スタッフを設けるなど、学びを支えるためのサポートも完備されています。

フルオンラインでも安心なサポート体制
ラーニングアドバイザーとティーチングアシスタントによる履修や授業に関するアドバイス、学生サポートセンターのバックアップ、受講時に使用するシステムのサポートなどを展開。もちろんメールや掲示板での質問も可能です。
学生からの満足度も高く、学内アンケートによると2023年度には学生サポート満足度85.3%、ティーチングアシスタント満足度78.5%といった結果に。フルオンラインとはいえ、困ったときはすぐに相談できる環境が整っています。

サイバー大学のサポート体制についてはこちら ▶

「学ぶ。変わる。学び続ける。」
サイバー大学

日本初のデジタル大学として、幅広い年代からの「学びたい」気持ちに応えているサイバー大学。

社会人のリカレント教育にはもちろん、人生を豊かにするための学びや、変化していく時代にいち早く対応するための学びにもおすすめです。

自宅から参加できるオンライン相談会もあるので、気軽にのぞいてみてはいかがでしょうか。

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