PC作業をするうえで、作業効率を高めるのに欠かせないモニター。様々な種類やサイズ、機能がありますが、より快適さを求めるならなるべく高精細でなめらかに映像を表示できるモニターを選びたいもの。そこでおすすめしたいのが4Kモニターです。
4Kモニターとは従来のフルHDのモニターに比べて約4倍もの解像度を誇る高精細なモニター。クリエイターはもちろん、映画やゲームに没頭したい一般のユーザーの方にも最適なモニターとなっています。また、4Kモニターと一口にいっても、実は様々なバリエーションがあり、人それぞれに適したモニターがあるのです。
そこで今回はクリエイター、ゲーマー、エンジニア、制作職の方々に集まっていただき、モニターの使い方や求める性能について座談会を実施。また、パネル事業を長年手掛けるLGのご担当者にもご登場いただき、それぞれの参加者に合うおすすめの4Kモニターをご紹介いただきました! 「4Kの何がそんなにいいの?」とか「そんな高精細な映像が本当に必要なの?」と思っている方もぜひ参考にしてみてくださいね。
クリエイター、ゲーマー、エンジニア、制作職がモニターに求める性能は?
―――本日は多様な職種の皆さんに集まっていただきました。まずは普段のお仕事内容や、モニターの使い方について教えてください。
私は広告記事の進行・制作業務をしています。ExcelやPowerPointで資料の作成をしたり、記事をシステムに入稿したりなど、細かい文字や数字、画像を扱う作業も多いため、仕事中はいつもモニターが欠かせません。あとプライベートでは、動画配信サービスを見るときに使用していることが多いですね。 |
私はふだんシステムエンジニアとして勤務しています。以前はコードレビューなどが多かったのですが、現在はWebディレクター的な役割をすることが多いですね。主な使い方としてはプログラムのコードを表示したり、Webサイトのソースコードを表示したりすることが多いです。仕事の特性上、丸1日モニターに向かうことも多く、快適に業務ができることは重要です。 |
映像制作会社に所属しています。最近は社内でeスポーツ事業を立ち上げてプロゲーマーのチームを作り、サポートしています。もちろん自分自身でもゲームはやりますね。ゲームの対戦はオンラインで行うことが多く、ネットワークやモニター、マウスなどは勝敗を分ける重要な存在です。 |
私はフリーランスのビデオグラファーで、映像系のYouTuberとしても活動しています。映像制作においてモニターはとても重要ですね。プライベートで撮影した動画をスマートフォンで編集されることもあると思いますが、仕事で編集するなら大画面のモニターは必須です。 |
モニターを選ぶ時に重視するポイントは?
―――ありがとうございます。では続いて、いま使われているモニターのこだわりや、気になる点などについて教えてください。
自宅で使っているモニターがかなり古くて、色味も変になっているんです。仕事ではバナーなどのクリエイティブを作ることもあるのですが、いつも色の調整に苦労しますね。動画配信サービスを見るときも色味がおかしいし、テレビは夫がゲームに使うことが多いので、最終的にはスマホの小さい画面で我慢することもあります……。なので、映像や色味が鮮明に映し出せるということはとても重要だと思います。 |
1番のこだわりは、“縦画面にできるモニター”です。会社だとモニターを2枚使ったデュアルディスプレイ環境を整えているのですが、そのうち1枚は縦画面にしています。 |
というのも、プログラムやWebサイトのコードを表示する際、横よりも縦の表示領域が広いほうが圧倒的に見やすいんです。また、社内の連絡ツールであるビジネスチャットを常時開いているのですが、それも縦画面のほうが使いやすいですね。 |
ゲームプレイの観点でポイントとなるのは、安定的に映像が出力できることと、“リフレッシュレート”の調整が欠かせません。リフレッシュレートとは、1秒間に映像を何回切り替えられるかを表すもの(=数値が大きいほど滑らかに映像を映し出せる)で、私も戦術のトレンドなどを研究するためにゲームをプレイするのですが、普段プレイするときは、144Hz~165Hzくらいに設定しています。 |
またゲームによってより高負荷のものなら、動きをスムーズにするためリフレッシュレートを調整したり、チームが配信を行う場合は、配信によるPCへの負担やPC・ネット環境によってもう少し低く抑えることもありますね。そういう意味で「カスタムできるだけの幅がある」ことが大事なんです。 |
映像制作におけるこだわりは、なんといっても“色”ですね。Mさんも言われていたように、正確な色を表示できることは非常に重要です。正しい色を表示できないモニターで編集作業をするということは、色付きサングラスをかけて作業しているのと同じですから。ただ、最初は正しい色を出せていても、使っているうちにモニターの色は変わってしまいます。 |
そこで必要になるのが色を合わせるキャリブレーションという仕組み。映像編集のためには、このキャリブレーションに対応しているモニターであることが大切なんです。正しい色味だけでなく、色の表現能力“色域”も重要ですね。一般的なモニターは8bitといって1677万色を表現できます。一方、現在の高性能なカメラは10bit、約10億色で撮影が可能です。10bitの映像をしっかり表示するためにはモニターも10bitでなければなりません。 |
4Kモニターの魅力って? LGさん、教えてください!
―――皆さんがモニターに求める性能は、お仕事や使い方によってさまざまであることがわかりました。実はそんな皆さんの要望に応えてくれるのが、LG Electronicsの4Kモニターです。ここからはLG Electronicsの安藤さんに4Kモニターの魅力を解説してもらいつつ、実際に皆さんに使っていただきたいと思います。
皆さんのお話、大変興味深く伺わせていただきました! まずLG Electronicsという会社ですが、有機ELパネルの大型サイズ品を業界で最も早く量産したメーカーとして知られ、以来テレビ市場を牽引してきたのでそのイメージが強い方も多いかもしれませんね。この技術をモニターにもいかし、一般ユーザーからプロの方まで、ご満足いただける高性能な製品を幅広く開発・製造・販売しています。 |
そんなLG Electronicsの製品で今回おすすめしたいのが、4Kモニターです。 |
LGの4Kモニターの満足度は!? 実際に体験してみた!
鳥越さんのような映像・写真編集をするクリエイターの方におすすめなのが「LG UltraFine™ Display 32UQ850V-W(以下、32UQ850V-W)」です。 |
映像クリエイターの方は、表示されている色空間の情報を認識できるOSを搭載したマシンをお使いの方も多いと思います。このモニターにはピクチャーモード機能があり、モードごとの色空間に関する情報をOS側に提供します。そのため、より忠実な色再現が可能になっています。10bitで出力できることはもちろん、IPS Blackパネルという技術を用いており、深い黒と豊かな色彩表現が可能です。色域設定の調整も簡単ですし、さらにLGのキャリブレーションソフト「LG Calibration Studio」を公式サイトから無料でダウンロードしてインストールしていただくと、予約時間に自動でキャリブレーションを行えるため、経年による色変化も防げるのです。
やはり4Kモニターは高精細ですし、IPS Blackということで非常に美しいです。色再現がすばらしいと思います。色域を調整するには撮影した映像の形式にモニターの設定をあわせてやる必要があるのですが……、一般的なモニターだと物理ボタンでポチポチ調整しないといけない場合が多くて大変なんです。でも同製品は、それをモニターの画面内で行えるので特に便利だと感じました。また、個人的にはKさんが言われていたように画面を回転させて縦画面にできるのもいいなと思いました。最近トレンドの縦動画を編集するのは、実は縦長のモニターのほうがやりやすいんですよ。 |
あとはキャリブレーションが毎日自動で実行されるのもうれしいポイントですよね。1年2年5年とかで見ると結構劣化するので、これがあれば将来的に見ても安心できます。もちろんそこまでついているモニターって選択肢が限られるし、価格も高めになりがちです。ただ、僕はよく言うのですが、モニターはケチらないほうがいいです。 |
キャリブレーションがついていないモニターを前に使っていたらコントラストがまるで違って、頻繁に書き出してわざわざ小さいモニターで1回チェックしてとかをやっていて……。このモニターならもちろんそんなこともないですし、本格的に仕事として、または仕事じゃなくてももうこれ買っておけばずっと使えると思います。 |
小田さんのようなゲームを楽しむ人やプロゲーマー、ストリーマーにおすすめなのが「LG UltraGear™ OLED 32GS95UV-B(以下、32GS95UV-B)」です。 |
有機EL(OLED)パネルなので、ピクセルのひとつひとつが発光し、深い黒と豊かな色が表現できます。また、液晶パネルでは真似のできない驚異的な応答速度0.03msを実現しており、遅延が少ないゲームプレイが可能です。リフレッシュレートも4K 240Hzまたは、フルHD 480Hzと用途やゲームによって好みで変更できます。画面の解像度を変更してゲーム画面をあえて縮小表示することにより、モニターとプレイヤーの距離にも柔軟に対応します。今回は、ブラックのモデルを用意しましたがホワイトカラーもあり、お好みに合わせて選択可能です。
最高画質の設定でプレイしているにもかかわらず、リフレッシュレートも出ているし、32型パネルの画面の大きさでも遅延を感じませんでした。また映像もとても綺麗に表示されていて驚きましたね。有機ELだけあって黒の締まりとかくっきりさとかも体感できるほどの違いを感じられました。 |
画質・リフレッシュレートの切り替えが可能なので、シューティング系のゲームなどのスピードを重視したい場合はフルHD 480Hz、映画のようなストーリー重視のゲームで映像を楽しみたい場合は4K 240Hzみたいな使い分けができるのもいいですね。さらにフルHDの時は、画面のサイズを24インチ/27インチサイズに切り替えもできると聞きました。FPS系のゲームタイトルでは、大画面よりも一目で表示全体を見渡したいというプレイヤーもいますので、自分の好みに合わせて最適な環境を整えられるのは魅力的ですね。映像の綺麗さやより高いリフレッシュレート、細かい調整ができることを求めるユーザーにとっては間違いないと思えるモニターだと思います。 |
Kさんのようなシステムエンジニアや細かい作業を頻繁に行う方におすすめなのが「LG UHD Monitor 27UP550N-W(以下、27UP550N-W)」です。 |
一画面に豊富な情報を表示できるよう高精細さは求めるものの、クリエイターほどは色にこだわらない方に最適。その分お求めやすくなっています。モニターを回転する縦画面(ピポット)にも対応しています。高さや角度の調整も可能ですし、ケーブル1本(USB Type-C)で映像、充電、データ転送もできます。価格と性能のバランスがとれており、仕事はもちろんプライベートでのご使用にもおすすめです。
とても使い勝手がいいですね! やはり4Kかつ縦画面に対応ということで、コードやビジネスチャットを表示したときの一覧性が非常に高いです。 |
横画面だとスクロール回数がどうしても増えてしまってわずらわしいのですが、このモニターならパッと見で多くの情報を把握できるため、マウスホイールをぐりぐりやる回数も少なくてすみます。確認作業に集中したいときにすごく便利だと感じました。 |
最後にMさんのようなご自宅にテレビを置いていない方や動画配信サービスを楽しみたい方におすすめなのが「LG MyView Smart Monitor 27SR75U-W(以下、Smart Monitor)」です。 |
まずはPCを接続して、大画面で作業する一般的なモニターとしての使い方ができます。その際にPCとの接続はHDMIなどのケーブル接続はもちろん、無線接続にも対応。スマホとの無線接続にも対応しているので、スマホのデータを映し出すことも可能です。
ただ、Smart Monitorの面白いところはここからです。モニター自体にLG独自のwebOSを搭載しているため、インターネットに接続することで、PCと接続しなくてもモニター単体でYouTubeやTVer、さらにNetflixといった動画配信サービス※を楽しめます。またWebブラウジング・ホームオフィス機能のアプリならWebページの閲覧、メールやスケジュールの確認、ほかにもニュースアプリやゲームアプリなど数多くの専用アプリを用意。テレビまではなくてもいいけど、大画面で映像を楽しみたいと思っている方にぴったりで、コスパにも優れたモデルです。
※視聴には別途契約が必要です。
まず、今まで使っていたどのモニターよりも映像がきれいでびっくりしました! 今回はアニメを鑑賞してみたのですが、とにかくカラフルな色の表現がすごくて、質感までしっかり表示されるのは驚きましたね。 |
広い色域で色のグラデーションがしっかり表現できるおかげなんでしょうね。リモコンで操作できるのも便利です。それと、カラーバリエーションに白があるところもお気に入り。自宅の家具を白系で統一しているので、モニターもできれば白がいいと思っていたんです。仕事もプライベートもこれ1台あればいいっていうのは、本当に魅力的ですね。 |
豊富なラインナップであらゆる人にマッチするLGの4Kモニター
モニターに求める性能は人それぞれ。高機能だとどうしても高価になるため、すべてに高性能ならいいというわけでもありません。大事なのは豊富なラインナップが揃っていて、ユーザーが使い方によって自分に必要なモデルを選べるということです。
LGの4Kモニターは動画配信サービスを大画面で楽しみたいユーザーから、仕事で活用したいユーザー、プロゲーマーや映像クリエイターまで、あらゆるユーザーにマッチした製品がそろっています。これから4Kモニターの購入を考えているのであれば、ぜひLGの製品をチェックしてみてください。必ずぴったりのモニターが見つかるはず!
[PR]提供:LGエレクトロニクス・ジャパン