はじめまして、NR・サプリメントアドバイザーの関川です。

最近では筋トレブームや男性更年期障害に対する社会的関心の高まりなどもあり、テストステロンブースターに注目をしている方も多いのではないでしょうか? テストステロンブースターはサプリの中でも体感が強いことから、日本だけではなく世界的に人気が高まっているサプリといえるでしょう。

しかし、SNSやネットを見ていると……

「プロテインやEAAとは比にならないレベルで筋肉がついた」「体毛が増えて顔つきが男らしくなった」「なぜか陰茎のサイズが大きくなった」

などのポジティブな意見が並ぶ一方で

「高いのに全然効果がない」「抜け毛が増えるからやめた方がいい」「飲んだら具合が悪くなった」

などネガティブな評価も一部見られます。いったいどれが本当なのか? そして結局は良い物なのか、悪い物なのか?……気になりませんか?

そこで今回は、テストステロンブースターにはどんな効果が確認されているのか? そして、あなたの目的に対して本当に適しているのか? を紹介し、疑問を解消します。

テストステロンブースターの定義とは

効果についてお話する前に、まずは今回の記事で紹介するテストステロンブースターの定義を確認します。

一般的にテストステロンブースターとして紹介されている成分は以下の通り2つ存在するからです。

  1. ダイエタリーサプリ
  2. エルゴジェニックエイド系サプリ

ダイエタリーサプリは、普段の食事で摂取している、タンパク質や脂質、ビタミン、ミネラルなど『必須栄養素』のことを指します。

必須栄養素は身体の正常な機能維持に必要な栄養素です。不足している人が摂取するとテストステロンが高まるので、場合によってはテストステロンブースターとして紹介されることもあります。ビタミンD亜鉛は特にメジャーですね。

しかし、必須栄養素は「特定の成分だけをたくさん摂取すると効果が得られる」という研究データは確認されていません。そのため、今回の記事では対象外として扱います。

一方、エルゴジェニックエイド系サプリは、健康な人が摂取することで、テストステロンの向上効果や付随する効果が確認されている成分のこと。

原料メーカーが開発して独自の成分として商標権を取得することが多いので、LJ100やテストフェン、テスノアなど、聞き慣れない名前の成分が多いのも特徴といえます。

一般的にテストステロンブースターといえば、エルゴジェニックエイド系サプリの成分だけを指すことがほとんどです。

今回の記事でも、全てエルゴジェニックエイド系サプリに分類されるテストステロンブースターについて、研究データに基づいた効果を紹介します。

テストステロンブースター(サプリ)に期待できる10個の効果

あなたはテストステロンが濃い男性といえば、どんな人をイメージしますか?

テストステロンは男性の肉体と精神に幅広く作用するので、おそらく何個も条件が浮かび上がったと思います。

では、テストステロンブースターを摂取することで、本当に自分がイメージしている通りのテストステロンが濃い男性に近づけるのでしょうか?

データに基づいた代表的な効果10個と成分の研究を紹介するので、ぜひ想像しながら読み進めてみてください。

1.筋肉量の増加

テストステロンブースターを検討している人の中には「とにかく筋肉を大きくしたい」と考える方も多いのではないでしょうか?

テストステロンは筋肉とタンパク質を結合させる機能をもつため、もちろんテストステロンブースターの摂取による筋肉量の増加はデータで確認されています。

では、具体的にどのくらい筋肥大の効率を高められるのでしょうか?

マレーシアの大学で行われた研究では、健康な14名の男性を集め、LJ100を摂取するグループとしないグループにわけて軽い筋トレを週5回、5週間実施させました。

するとLJ100を摂取しなかったグループでは特に変化がなかったのに対し、LJ100を摂取していたグループは除脂肪体重が約2kg増加し、テストステロンも平均16.4%上昇したことが報告されています※1

つまり、テストステロンブースターを摂取していたグループは2kg程度多く筋肉を増やせたのです。

さらに、見た目にも変化が現れることを示唆する研究もあります。テスノアという成分の研究でも、摂取しないグループとするグループにわけて週4回の筋トレをさせています。

すると、摂取していなかった人と比較して上腕の太さが有意に増加し、テストステロン値も22%も多く増加する結果が出ました※2

太い腕や厚い胸板を手に入れたい男性は、日々のトレーニングにテストステロンブースターを加えることで周りと差がつくレベルで効率UPが見込めるでしょう。

※1参照:The Ergogenic Effect of Eurycoma longifolia Jack: A Pilot Study
※2参照:A proprietary blend of standardized Punica granatum fruit rind and Theobroma cocoa seed extracts mitigates aging males' symptoms: A randomized, double-blind, placebo-controlled study

2.体脂肪の減少

ボディメイクをするなら筋肉のボリュームを増やすだけでなく、引き締まった身体も手に入れたいところですよね?

テストステロンブースターは邪魔な脂肪を減らす効果でも一役買ってくれます。テストステロンは脂肪細胞の分解を促進する機能があるため、ダイエットにも適した存在なのです。

例として、テストフェンと呼ばれるテストステロンブースターの研究を紹介します。

138名の男性を対象とした研究では、テストフェンを摂取するグループとしないグループにわけ、軽い自重トレーニングを週3回、8週間行わせました。

すると、テストフェンを摂取していなかったグループは平均体脂肪率19.4%から変化がなかったのに対し、テストフェンを摂取していたグループは平均体脂肪率が19.1%から17.8%に減少しました※3

つまりテストステロンブースターの摂取だけで1.4%も多く減少したことになります。

実はお客様からも「テストステロンブースターを摂取しはじめてから調子はいいけれど、体重が急に落ちているから心配……」といったお声をたまに聞くぐらいです。

減量の経験がある方なら、この差が大きいことは身に染みているのではないでしょうか? 減量は辛いからこそ、テストステロンブースターのサポートに頼って効率よく進めたいところです。

※3参照:Testofen® (Fenugreek extract) increases strength and muscle mass compared to placebo in response to calisthenics. A randomized control trial

3.フィジカルパフォーマンスの強化

テストステロンが筋肉にもたらす作用はもちろん見た目だけではありません。筋力を高めることで運動のパフォーマンスも向上させられます。

テスノアの研究では、400mgを摂取しながら週3回の筋トレを8週間継続させたところ、握力が元の数値から24.64%増加したことが報告されました※4

具体的には平均35.1kgだった人たちが平均43.7kgまで向上しています。2ヶ月の成果と考えると、かなりの上昇幅だと感じます。

テストステロンブースターは「目標の重量を持ち上げたい」「取り組んでいるスポーツで結果を出したい」といった方にも適していることがわかります。

※4参照:A proprietary blend of standardized Punica granatum fruit rind and Theobroma cocoa seed extracts mitigates aging males' symptoms: A randomized, double-blind, placebo-controlled study

4.性的欲求の向上

「テストステロンが高い人」と聞いて皆さんがすぐに思い浮かべるのは、やはり濃い顔をしたマッチョかもしれません。

ただし、もう1個代表的なものとして「精力が高いギラギラした男性」というイメージもありませんか? 実はイメージ通り、テストステロンが高い男性は精力も高いことがわかっています。

性欲も当然含まれており、テストステロンが高い男性ほど性欲も高いことが確認されているのです。

テストフェンを用いた研究では、25~52歳の男性54人を対象に、600mgを6週間摂取させました。すると、性欲に関するアンケートのスコアが15.2%も向上しました※5

さらに同じ量を摂取させた別の研究では、約3ヶ月間摂取させたところ、なんと性行為の頻度が2.5倍に増加したことも確認されています※6

研究では元々週1回しか性行為を行わなかった男性が積極的になり、週2.5回の性行為を行ったようです。

たしかに弊社の相談窓口でお声を聞いていると、テストステロンブースターの効果を体感するのは「ムラムラすることが増えた時」という方が非常に多くいます。

テストステロンブースターは今より性欲を高めて、学生時代のような常に悶々としている感覚を楽しみたい方にもおすすめです。

※5参照:Testofen, a specialised Trigonella foenum-graecum seed extract reduces age-related symptoms of androgen decrease, increases testosterone levels and improves sexual function in healthy aging males in a double-blind randomised clinical study
※6参照:Physiological aspects of male libido enhanced by standardized Trigonella foenum-graecum extract and mineral formulation

5.勃起力の向上

もちろん性欲が高まっただけでは終わらないのがオトコです。性欲をもとに興奮が発生したら、次は当然「勃起」が発生しますよね。

テストステロンは陰茎に血液を集めて勃起を発生させるトリガーの役割があるので、勃起力にも関与しているのです。つまりテストステロンブースターで高めれば、勃起力向上を目指せます。

実際にLJ100を用いた研究でも、勃起力の改善効果が確認されていたので紹介させてください。

研究では150名のテストステロン不足の男性を集め、週3回の軽い運動をさせながらLJ100を400mg摂取させるグループと摂取させないグループにわけました。そして勃起機能や性的満足度を評価する国際勃起機能指数(IIEF-5)を計測しています。

すると、摂取していなかったグループは運動の効果で7%だけ改善したのに対し、LJ100を摂取しながら運動していたグループは25%も改善されたのです。さらに、勃起硬度のスコアは19%性的満足度のスコアは17%も多く向上していました。

もう1件、衝撃的なデータも紹介しておきます。L-ドーパという成分の研究では、なんとペニスの直径が増大するというサイズアップ効果が報告されているのです。ユニークなデータがあることから、天然のL-ドーパを含むバイオドーパは最近注目されています。

「性欲はあっても勃起力がイマイチ……」「最近は衰えを感じていて性機能も低下している……」といった状況であれば、ムキムキを目指していない人でもテストステロンブースターは優れた選択肢となり得ます。

※7参照:A 6-month, double-blind, placebo-controlled, randomized trial to evaluate the effect of Eurycoma longifolia (Tongkat Ali) and concurrent training on erectile function and testosterone levels in androgen deficiency of aging males (ADAM)

6.精子の質向上

同じ生殖機能という括りで考えるとイメージしやすいと思いますが、テストステロンは精子の質まで向上させてくれるのです。

テストステロンは精子をつくるセルトリ細胞や生殖細胞をサポートする役割があるため、テストステロンをナチュラルな手段で向上させると精子の数や質も増やせます。

ちなみに、テストステロンブースターは体内に備わるシステムを使用して内分泌を増やす自然なメカニズムでテストステロンを高めてくれます。医薬品を外部から注入して増加させる手段と異なりリスクが少ないのがメリットです。

少し話がそれましたが、精子の質に関するデータを紹介しましょう。

プリマビエというテストステロンブースターを用いた研究では、精子の質が低下している男性に対して1日200mgを90日間摂取させました。

すると総精子数が61.4%向上し、精子の運動率や正常形態率も上昇しました※8。同時にテストステロンも23.5%向上しており、おまけに精液量も37.6%増加しているので驚きです。

プリマビエ以外にもバイオドーパと呼ばれる素材は精子に関するデータが豊富ですね。

テストステロンブースターは男性妊活を検討しており、精子の質を意識したい男性にもおすすめできます。

※8参照:Clinical evaluation of spermatogenic activity of processed Shilajit in oligospermia

7.ストレス耐性の強化

今までは身体に対する効果をお伝えしてきましたが、テストステロンは男性のメンタルにも影響を及ぼすことが知られていますよね?

その代表例が、ストレス耐性の変化。テストステロンはストレスホルモン「コルチゾール」の分泌を抑えるはたらきがあるので、テストステロンを高めることでストレスに強いメンタルを手にいれられるのです。

実際の研究でもコルチゾールの減少やストレス耐性の変化は確認されています。

64名の男性に200mgのLJ100を4週間摂取させた研究では、コルチゾールの分泌が16%低下し、緊張、怒り、混乱などの感情を表すスコアが10%〜15%改善したことが報告されました※9

同じ研究ではテストステロンも37%向上しており、やはりテストステロンをブーストした効果であることがわかります。

もちろん、効果はもともとの性格によっても個人差は生じるでしょう。ただし「自分はストレスを受けやすい」といった自覚のある方や「加齢とともにストレスに弱くなっている……」と感じている方は、テストステロンブースターでのケアを試すのも1つの選択肢です。

※9参照:Effect of Tongkat Ali on stress hormones and psychological mood state in moderately stressed subjects

8.睡眠の質改善

コルチゾールはストレスのみならず睡眠の質にも関係していることをご存じでしょうか?

深い眠りを実現するにはストレスを排除してリラックスすることが重要。つまり、テストステロンを高めることでコルチゾールを減らし、間接的に睡眠の質を高められるわけです。

実際、テストステロンが低下している人は睡眠の質が低下しやすく、中途覚醒や起床時の疲労感などの睡眠障害が発生しやすいことが知られています。

では、どんな成分で対策すべきでしょうか?「バイオドーパ」と呼ばれるムクナ豆由来の成分は睡眠の質を大幅に向上させる機能が確認されています。

アメリカの研究では、睡眠の質低下に悩む18名の男性にムクナ豆を含むサプリメントを28日間摂取させました。

すると、睡眠の質を測定するピッツバーグ睡眠品質指数(PSQI)が10.1から5.3に低下し、約50%も改善したのです※10

ムクナ豆の有効成分は脳内でドーパミンの原料になる「L-ドーパ」と呼ばれる物質。快楽物質や集中を司るイメージのあるドーパミンですが、睡眠やテストステロンにも深く関与しているため、データのような改善が見られたと推測されます。

そしてバイオドーパはL-ドーパを30%以上含む……つまり有効成分を高濃度で保有しており、かつ含有量が保証されているので実感が強いわけです。

加齢や不摂生にともない眠りの浅さや中途覚醒が現れたという方は、もしかするとテストステロンブースターの摂取により改善がみられるかもしれませんよ?

※10参照:A Dietary Supplement Containing Chlorophytum Borivilianum and Velvet Bean Improves Sleep Quality in Men and Women

9.集中力や認知機能の向上

今まで紹介した項目は「オトコとしての本能を強化する」……といった意味ではイメージ通りではないでしょうか?

しかし、お気づきの通りテストステロンは万能。認知機能という理性的な要素にまで影響をもたらし効果を発揮します。

なぜでしょうか? 実はテストステロンには、認知機能に重要な「ドーパミン」の生成を調整する機能があるからです。

実際、テストステロンが低下するとドーパミンも低下し、認知機能が衰えてしまうことが知られています。逆にドーパミンが増えるとテストステロン生成の指令が強まって増加することもわかっているため、ドーパミンの分泌を高められる素材はテストステロンブースターともいえるでしょう。

ではテストステロンブースターを摂取することで、認知機能はどうなるでしょうか? つい先ほど紹介した「L-ドーパ」に関するデータが参考になります。

研究では平均年齢25歳の健康的な男性20名に100mgのL-ドーパを摂取させ、語彙力の学習テストを受けさせました。

すると、L-ドーパを摂取した男性は単語学習の速度が早く、テストのスコアも高かったのです。そして最終的な単語知識は摂取しなかったグループと比較して120%高くなる結果※11

つまりL-ドーパの摂取で学習力や記憶力などの認知機能が高まったことになります。

加齢による脳機能の衰えを感じられている方はもちろんのこと、積極的に仕事のパフォーマンスを高めたいビジネスマンにもテストステロンブースターをおすすめしたいところです。

※11参照:Levodopa: faster and better word learning in normal humans

10.男性更年期障害の緩和

最後はテストステロンの低下が原因で発生する男性更年期障害について。

昨今では原因がテストステロンだとよく知られるようになりましたが、テストステロンブースターが改善に力添えできることはまだあまり広まっていません。

論より証拠で早速データをチェックしましょう。

テスノアを用いた研究では、36歳から55歳の健康な男性120人をグループわけしたうえで、男性更年期障害の重症度をチェックするAMSスコアを測定しました。

AMSスコアは、テストステロンの低下具合をチェックする質問に答えることで測定できるスコアです。スコアが低いほど症状は軽くなります。では、どう変化したでしょうか?

テスノアを400mg摂取していたグループは、なんとAMSスコアが19.30%改善し、テストステロン値も48.28%増加する結果が出ています※12

AMSスコアは35から28に変化していました。一般的には36を超えると重症、27を下回る場合は、症状が無いか軽度とされています。

つまり、テスノアの摂取によって男性更年期障害の重症予備軍だった人が、軽度の一歩手前までは近づけたと考えれば、かなりの成果だとか思いませんか?

日本では男性更年期障害だとわかっても病院で治療を受ける人や漠然と症状に耐える方が多い印象ですが……どうにかテストステロンブースターも改善のための選択肢になることを知ってほしいものです。

※12参照:A proprietary blend of standardized Punica granatum fruit rind and Theobroma cocoa seed extracts mitigates aging males' symptoms: A randomized, double-blind, placebo-controlled study

テストステロンブースター系サプリのリスクや副作用とは

ここまで様々な効果を紹介しました。

オトコらしさを求める男性なら誰もが欲しい効果をもつテストステロンブースターですが、リスクが全くないとはいえません。

そこで、今回は代表的なリスクを3つ紹介します。

1.海外製品にはリスクの高い医薬品指定成分が含まれていることもある

「海外のテストステロンブースターは日本よりも進んでいてなんとなく効果が強そう……」と考えている方はいませんか?

もちろん全ての製品が危険なわけではありませんが、少なくとも医薬品指定の成分が入っていないかは必ずチェックしましょう。

実は日本で医薬品として販売されており危険を伴う成分が、海外だとサプリメントとして販売されているケースはよくあります。

特にテストステロンブースターの分野だと「アシュワガンダ」「トリビュラス」がメジャーでしょうか。

SNSやWebでもよくおすすめされている印象を受けますが……実は2成分とも重篤な健康被害が確認されておりリスクの高い成分であることはあまり知られていません。

もしリスクを抑えて安全なテストステロンブースターを選びたいなら、国産の製品がおすすめです。

国内で製造されたサプリは、日本の法律に則って作られているので、医薬品混入のリスクが限りなく低く安全に摂取できます。

2.フェミニンな男性像を求めている人には適さない

最近ではK-POPスターやアイドルに憧れる男性も増えていますが、もしフェミニンな男性像を理想としているなら、テストステロンブースターの摂取は控えた方が無難です。

テストステロンは男らしさを身体に反映させるホルモンであり、筋肉質な身体になることや、体毛が濃くなること、男らしい顔つきになることは十分考えられます。

上記のような変化はテストステロンを高めたいなら避けては通れません。理想とする男性像によっては注意が必要だといえるでしょう。

ただし、近年では脱毛もしやすくなるなど、デメリットを打ち消しやすい環境は整っているように思います。テストステロンは男性のパフォーマンスに直結するので、デメリットは別で対処しつつ使用するのもありだと個人的には感じます。

3.自分に適した成分を見つけるのが難しい

最後のリスクが、自分に適した成分を見つけるのが難しく根気が必要という点です。

実はテストステロンブースター、同じテストステロンを高める目的でも高めるまでのメカニズムは大きく異なることをご存じでしょうか?

もちろん、健康状態などが影響する個人差もあるので「100%コレが原因」とはいえません。しかしメカニズムが違うからこそ、サプリと身体の相性によっては十分に効果を実感できない可能性も生じるのです。

そのため、もし研究データと同じ量、同じ期間で摂取してもあまり実感が無い場合は、同じ目的でも複数の製品を試して相性の良い製品を見つける必要があるのです。

自分にフィットするサプリを見つけるまでに少し手間と時間がかかるため、中〜長期的な取り組みが必要だといえます。

即効性を求める方や、飽きっぽく複数の製品を試さず諦めてしまう方ですと、結果的にうまく実感が得られていないケースもあるので注意が必要です。

テストステロンブースター系サプリの効果的な利用方法

もしリスクを理解したうえで問題がなければ、いよいよ試してみたいと考える方も多いはず。

そこで最後に、サプリメントアドバイザーとしての知見や今まで相談を受けてきたお客様からの声をベースに、効率的な利用方法をご紹介したいと思います。

1.目的に応じてデータ豊富な成分を選ぶ

1つ目のポイントは、目的に合った成分を取り入れること。

上で効果を紹介した際にも、いくつかテストステロンブースターの素材名が出てきたと思います。これは同じテストステロンブースターでもそれぞれ確認されている効果が若干異なるからです。

そして自分が目的としている効果に対し、データの裏づけがある成分を選ぶと、より実感しやすくなります。

さらにテストステロンブースター以外の素材を組み合わせることも有効です。男性機能の面では、テストステロン以外にも重要な要素があります。下半身は血管の塊なので、血管と血流を改善するNOブースターの成分を併用すると、相乗効果でより強い実感を得られるでしょう。

このように、データに基づいた適切な成分を選ぶことで目的に対して適した効果を得やすくなります。

2.アストラジンやバイオペリンと同時摂取で無駄なく吸収

テストステロンブースターは原料が非常に効果なので、実感の高い製品ほどハイエンドになりがち。

だからこそ、もしテストステロンブースターと同時に飲むだけで効果をさらに高められる成分があったら取り入れたいですよね?

それがアストラジンバイオペリンです。栄養を吸収する小腸のはたらきを活性化させるというメカニズムで同時に摂取した栄養素の吸収効率を高める性質をもちます。

世界的にはすでにスタンダードになりつつある成分ですが、日本ではまだまだ配合している製品も限られているのが実情……。

製品を選ぶ際はアストラジンとバイオペリンが含まれているものを選ぶと、ハイエンドで貴重なテストステロンブースターをより無駄なく身体に取り入れられます。

3.テストステロン低下の要因となる生活習慣を排除

最後のポイントはテストステロンが低下する原因を排除しながら利用すること。

テストステロンはサプリなどの栄養でも増減しますが、もちろん日々の生活週間によって大きく増減が発生します。

そして、やはりテストステロンが低下する要因が多い方は、テストステロンブースターによる実感も低下する可能性はあり得るでしょう。

なぜでしょうか? 少し数字で確認してみましょう。

たとえば、男性は寝不足が1週間続くだけでテストステロンが15%低下することが報告されています※13

さらに、慢性的なストレスを抱えていると平均18%テストステロンは低下します。

この2点だけで33%低下すると考えると……テストステロンブースターによる上昇幅を打ち消していても不思議ではありませんよね?

もちろんサプリを飲むだけで効果を発揮したというデータはありますし、人によっては飲むだけで実感できることもあります。

しかし、テストステロンブースターの摂取を無駄にしないためにも、摂取と同時にテストステロンが下がる習慣はケアしましょう。もちろん取り組みを追加する方が、テストステロンブースターの実感も高められます。

※13参照:Effect of 1 Week of Sleep Restriction on Testosterone Levels in Young Healthy MenFREE

テストステロンブースターと生活習慣の取り組みで男の濃度最大化を目指そう

今回はテストステロンブースターの効果についてお話してきました。

男性のテストステロン値は食事やサプリによる栄養摂取、運動の実施状況、睡眠やストレスの状況などで大きく変わります。

「現在、どうしても達成したい目的がある」「悩みをどうにか解消したい……」という方は、生活習慣の部分で取り組みを行いつつテストステロンブースターを摂取することで、改善を進めるのがおすすめです。

しかし「結局自分にはどの成分が適しているのか?」「生活習慣の見直しはどのように進めたら良いのか?」といった部分はこの記事で書ききれません。

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