はじめまして、ナイトプロテイン所属のヘルスケアコンサルタント、関川と申します。
今回は朝立ちとテストステロンの関係性がテーマです。
突然ですが、皆さまは本日、朝立ちが発生していましたか? もしくはここ2〜3日ではどうでしょうか? 少し思い返してみてください。
もし学生時代と変わらず、布団の中でテントを張っている、収まらずに布団から出られないといった具合に朝立ちが起きているなら、何も心配はありません。
ただし「気づいたら全然朝立ちがない」「最近は弱々しい気がする」と感じているならオトコとしての終わりが近づいている証拠かもしれません。
朝立ちの減少は単なる老化現象ではなく、実は男性にとって最重要となるホルモン「テストステロン」の大幅な低下が原因になることもあるのです。
テストステロンは筋肉質でたくましい身体、ストレスに負けない強い精神力、オトコをギラギラとさせる性欲や勃起力など、男性の特徴を身体に色濃く反映させるホルモンの一種。
一説では男性の年収や社会的地位にも影響を与えるといわれている、誰もが無条件で高めたい物質といえるでしょう。
そんなテストステロンは加齢や不摂生によって大きく減少し、朝立ちや日々の生活にも悪影響が生じることが少しずつ認知されてきました。
正確な値の測定はクリニックに行ったり検査キットを使ったりと少し手間ですが……もし朝立ちを使って毎日無料でオトコとしてのコンディションをチェックできるなら手軽だと思いませんか?
そこで、まずどんなメカニズムでテストステロンが朝立ちに関係しているのか? そしてどのくらい朝立ちが減るとどんな悪影響が発生するのか? を紹介します。
朝立ちとテストステロンの関係性とは
まずは朝立ちの正体と、なぜ朝立ちにテストステロンが重要なのか? を解説します。
朝立ちは文字通り「朝起きた瞬間の勃起」だと思われがちですが、正確には異なることをご存じでしょうか?
正体は「夜間陰茎勃起」と呼ばれる現象が関係しています。夜間陰茎勃起は、睡眠中のホルモンバランスや血流の変化によって、性的興奮とは関係なく勃起が発生する生理現象のこと※1。
実は朝だけではなく夜中に何度か勃起が起きているのですが、発生したタイミングで起床すると朝立ちとして気づけます。
では本題。なぜテストステロンが夜間陰茎勃起(朝立ち)に関係しているのでしょうか? それは、テストステロンが勃起を発生させるトリガーの役割をもっているからです。
テストステロンは血管を拡張して血流を促進させる「一酸化窒素(NO)」と呼ばれる物質を、陰茎で増加させるはたらきがあります。
そしてNOが陰茎で増えると陰茎周辺の筋肉が緩み、血流が下半身に流れ込むことで勃起が発生するというメカニズムです。
つまり、朝立ちを発生させるためには、勃起に重要な自立神経や血管の状態が良好であることは当然として、テストステロンが必要になります。
※1参照:The differential diagnosis of impotence. The measurement of nocturnal penile tumescence
実際にテストステロンが低いと朝立ちはなくなるのか?
では、テストステロンが低いと朝立ちがなくなるのは本当なのでしょうか?
朝立ちが減っている方には悲報ですが……事実であり、実際の研究でも実証されています。
イタリアの大学で行われた研究では、男性201名のテストステロン量と朝立ちの発生時間や硬度を測定しました。すると、テストステロンが低い男性は朝立ちの発生総時間が短く、硬度も70%に満たない状態になる結果が出ています※2。
さらに別の研究では、テストステロンが40代男性の正常値以下である8 nmol/Lを下回ると、夜間勃起の発生総時間が大幅に減少することがわかりました※3。
逆にいえば、20代〜30代の若い方でも朝立ちが明らかに少ないと感じるなら、オトコとしての健康度は40代以降の中高年男性よりも衰えている可能性は十分に考えられます。
研究結果からも、朝立ちの減少はテストステロンの低下を警告してくれるアラームだといえそうですね。
そしてテストステロンの低下は体型の肥満化や不安の増加、睡眠の質低下、性欲や勃起力の減少など、男性としてのQOLを低下させる重篤な問題を発生させます。
気づいたら低下の症状に苦しんでいる……という事態を避けるためにも、毎日手軽にチェックできる朝立ちを参考に、早めの対処をしたいところです。
※2参照:Relationship between sleep-related erections and testosterone levels in men
※3参照:Effect of age and testosterone on sleep related erections
「朝立ちが少ない=ED」なのか?
朝立ちはテストステロンがトリガーになって発生しており、減少しているとテストステロンが低い可能性があることがわかりました。
では、テストステロンが低下している状態だと、朝立ちではない普段の勃起にどのような影響があるか、想像できますか?
実は朝立ちよりも深刻にテストステロンの影響を受ける可能性があるのです……。
先ほどテストステロンは陰茎に血液を送り込むためのトリガーであるとお話しました。加えて、テストステロンは勃起の発生や維持に不可欠な性的興奮にも影響しています。
つまりテストステロンが低下している状態では、性的興奮の減少と陰茎に血液を送る力の低下により、ダブルで勃起を妨げられてしまうのです。
以上のことから、朝立ちが少なくテストステロンが低下している人はED予備軍だと考えられます。
実際に朝立ちの有無はEDの診断にも使用されることをご存じでしょうか? 朝立ちが発生していない場合はテストステロンや血管の状態など身体の物理的な機能に問題がある「器質性ED」と判断されるのです。
さらに弊社が500名の男性を対象に行った調査でも、朝立ちの頻度が少ない人ほどEDに悩んでいることが明らかになっています※4。
勃起機能に一切問題がないと回答している人の6割以上は2〜3日に1回以上の頻度で朝立ちが発生しているようです。
逆に、深刻なEDに悩んでいる男性の8割以上は、朝立ちが「週1〜2回以下」という結果も確認されています。
データから、朝立ちの頻度と通常の勃起には密接な関係があるといえそうです。
まとめると、テストステロンが減少するほど朝立ちが少なくなり、朝立ちが少ないほどEDのリスクが大きく増加すると考えられます。
※4参照:朝立ちの年齢別の平均頻度は?しないのはEDの予兆かも(500名調査) - ナイトプロテイン
力強い朝立ちを維持するためのテストステロンブースト法5つ
ここまでネガティブなニュースが続きましたが、どうか気を落とさないでください。
男性としてのコンディションは、生活習慣の意識をはじめとする日々の取り組みを行うことで十分に改善可能です。
弊社では男性ヘルスケアのお悩み相談窓口を開設しており、今まで多くの方に男性機能改善のためのアドバイスを行ってきました。
中でも、朝立ちは精神的要因を受けずに発生する生理現象のため、取り組みの結果が明確かつ、比較的早く現れることが多い印象です。
あなたもこれからご紹介する取り組みを行い、力強い朝立ちを取り戻しましょう。
① 1日7時間以上の良質な睡眠
皆さまは毎日グッスリと7時間以上眠り、スッキリと起きられていますでしょうか?
テストステロンは睡眠中に分泌されるため、十分な睡眠が取れていないとテストステロンも低下してしまいます。
もし睡眠時間が不足しており日中の眠気やダルさを感じているなら、テストステロンが減少しているサインです。
アメリカで行われた研究では、元々8時間の睡眠を取っている人たちに対して1週間5時間睡眠で過ごしてもらいました。すると睡眠時間が十分だった時と比較して、テストステロンが最大15%も低下する結果が報告されたのです※5。
テストステロンは毎年1〜2%減少するため、15%は約10歳の老化と同等の低下幅といえます。
実際、20代〜30代でも朝立ちが減少している方は、良質な睡眠を十分に取れていないケースが非常に多い印象です。
もし足りていないと感じたら、可能な限り睡眠時間を確保するように努めて、テストステロンの分泌を高めましょう。
とはいえ、なかなか寝付けない、中途覚醒が多いなど、うまく良質な睡眠を取れない方もいると思います。弊社には上級睡眠指導士などの有資格者も在籍しているため、何かお困りのことがあれば気軽にご相談ください。
② 健康体型の維持
次に確認すべきは体型です。もし十分に睡眠が取れていても、実は体型によってより大幅なテストステロンを失っているかもしれません。
実はBMIが25以上で「肥満」と診断される数値だと、適正体型の男性と比較して最大30%テストステロンが低くなることが確認されています※6。
これは体脂肪が高いとテストステロンが女性ホルモンに変換されやすくなってしまうためです。
もし朝立ちの減少と同時期に体重も増え気味だと感じたら、体脂肪を減らすことで朝立ちの復活を見込めます。
該当する場合はまず食事の量を調整して、BMIの数値を意識しつつ減量を目指してみましょう。
③ テストステロンの原料となる栄養をしっかり摂る
肥満には注意が必要ですが、逆に極端な食事制限も朝立ち減少の原因になります。
特にカロリーが高いからと脂質を控えているなら注意が必要。テストステロンは脂質の一種であるコレステロールを原料に作られるため、過度に脂質の摂取を制限すると低下してしまうのです。
実際、脂質を十分量摂取していた男性が、総カロリーの20%に脂質を制限したところ、テストステロンが10%〜15%減少したことがわかっています※7。
テストステロンを増やす目的なら、ダイエットでの過度な食事制限はNGです。バランスのいい食事と運動で緩やかな減量を目指しましょう。
※7参照:Low-fat diets and testosterone in men: Systematic review and meta-analysis of intervention studies
④ 週3回以上の継続的な運動
良質な睡眠やバランスのいい食事をしっかりと取って体力がある状態なら、最後に運動の実施状況をチェックしてみましょう。
運動には血流の改善やストレス耐性の強化など嬉しい健康効果があり、結果的にテストステロンを増やせます。
でも、どのくらいやれば結果が出るのかわからないと頑張る気も起きませんよね? 研究結果を考慮すると、まずは週3回を継続するのがおすすめです。
研究では息が上がる程度の運動を週3回、約2ヶ月間継続したところ、テストステロン値が36.7%も上昇した事例が報告されています※8。
他の研究でも週3回程度で運動をすると増加するデータが多いため、まずは週3回の頻度を意識してみてください。
ちなみに運動は睡眠の質向上やストレス減少にも効果的なので、相乗効果で朝立ちやEDの改善に役立ちます。
どんな運動をすればいいかわからない方は弊社所属のパーソナルトレーナーに相談も可能です。
⑤ テストステロンブースターやNOブースターの利用
サプリは取り組みを行う際のオプションです。しかし、もしあなたが本気で食事や睡眠の改善、運動の実施に取り組みたいなら、同じ努力でより効率よく成果を得たいと思いませんか?
最新のテストステロンブースターやNOブースターと呼ばれるサプリは、あなたの頑張りをより色濃く身体に反映させてくれます。
一例として、2020年に登場した最新のテストステロンブースターである「テスノア」の臨床試験データを紹介しましょう。
研究ではテスノアを摂取するグループと摂取しないグループにわけ、両グループに1回40分のトレーニングを週4回実施させました。8週間後、テスノアを摂取したグループは、摂取せずにトレーニングだけしたグループと比較してテストステロンの上昇幅が22%も大きくなったのです※9。
つまり、テスノアを飲むだけで取り組みの効果が22%増加するといっても過言ではありません※16。
また、弊社の窓口を利用している方のお声でも、テストステロンブースターを摂取することでの一番わかりやすい実感として朝立ちの増加を挙げる方が非常に多い印象です。
ちなみに、もしテストステロンだけではなく血管や血流の衰えも気になるなら、NOブースターの併用もおすすめ。相乗効果で朝立ちや普段の勃起力をサポートしてくれます。
例として「ブラックVキューブ」という成分は、勃起を妨げる「PED5」という物質を阻害し、勃起しやすい状態を作り出してくれます。
研究でも血管の状態を改善することで陰茎のサイズが増加したというユニークなデータが報告されており、期待以上のはたらきを実感できる可能性すら秘めているのです。
もしどんな成分を摂取していいか迷う場合は、テストステロンブースターとNOブースターがバランスよく配合されている製品を選ぶといいでしょう。
成分について質問があれば、記事の最後で紹介する弊社のLINE相談窓口も利用可能です。
朝立ち減少を感じたらテストステロンを増やす取り組みをはじめよう
ここまで朝立ちとテストステロンの関係についてお話してきました。朝立ちは男性の下半身の健康状態を反映させるバロメーターであることがよくわかったと思います。
朝立ちの減少に覚えがある方は、今日からテストステロンを増やす取り組みをはじめて、毎朝の朝立ちで成果を実感していきましょう。
適度な運動やバランスのいい食事、質の高い睡眠を取るためのケアなど総合的に取り組むことで、力強い朝立ちを復活させることができます。
ただ、忙しい毎日の中で理想通りの生活を送るのは難しいと感じる方が多いのではないでしょうか?
もし取り組みにハードルの高さを感じた場合、効率を高めるためのサプリを活用するのはおすすめです。
ただし、サプリの選び方にはご注意ください。たとえば海外の製品ですと、日本で医薬品指定されている副作用のリスクが高い成分が含まれている可能性があります。
国内で製造されており、研究データが豊富な素材が適切な量入っている製品を選ぶようにすることが、期待通りの実感を得るための必須項目です。
ちなみに、弊社の窓口でもテストステロンブースターなどのサプリに関するご質問をはじめとして、テストステロンを増やすための生活習慣に関するご相談を承っています。
もしサプリ選びやテストステロンを高めるための方法について気になることがあれば、誰でも窓口を無料で利用可能です。
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