働き方が多様化している近年、人材派遣業界は新たな局面を迎えています。そんな中でも売上を伸ばし続けているのが、2008年創業の人材派遣会社「インプルーブ株式会社」です。
インプルーブは、関西を中心に全国の企業へ人材を派遣しており、その業種は製造、サービス、物流、事務など多岐にわたります。コロナ禍で一時減収したものの、2023年には前期比で約160パーセントとなる過去最高の売上31億円を記録。その勢いは、今も続いています。
今回は、そんなインプルーブで働くみなさんにインタビューを実施。同社の魅力を詳しくお伺いしました。
一気通貫型の職務で、派遣先からも派遣スタッフからも厚い信頼を獲得
最初にお話をお伺いしたのは、営業所長を務める小林 葵さんです。
営業所に所属するメンバーは6人。その中でも小林さんは最年少です。若くして営業所長となった小林さんですが、もともとは同社の派遣スタッフでした。
派遣スタッフとして、半年間、倉庫で働いていました。私だけでなく、インプルーブには派遣スタッフとして働いた経験のあるコーディネーターが多く在籍しています。現場経験があるからこそ派遣スタッフの気持ちがわかり、寄り添った対応ができるのはメリットですね。 |
順調に売上を伸ばしているインプルーブ。好調な業績の背景には、インプルーブならではの仕事の進め方が関係しています。実は、多くの派遣会社では、派遣先と交渉をする「営業」と、派遣スタッフを採用し仕事を紹介する「コーディネーター」の2つの職種を分業で行っています。しかし、インプルーブは違います。
当社では1人の人材コーディネーターが、営業、広告作成、面接、採用、その後のフォローまですべてを担う一気通貫型を採用しています。これにより、スピード感と責任感を持った対応が可能になります。派遣スタッフへのフォローも手厚くなるので定着もよくなり、派遣先からの信頼につながっています。 |
派遣先企業とwin-winの関係を築きたいと考えるインプルーブ。契約期間に比例して紹介料が割り引かれる仕組みを設けており、継続して利用してもらいやすくなっているそうです。また、派遣スタッフに対しても温かな心配りがあります。
派遣スタッフのみなさんに日頃の感謝の気持ちを込めて、クリスマスにケーキを贈ったり、節分に恵方巻を配ったり、季節の行事を一緒に楽しむようにしています。 社長からも「Give & Take」のGiveを大切にするよう言われており、こうした取り組みを実施しているんです。 |
最後に、小林さんに今後の目標をお聞きしました。
現在は営業所長ですが、ここで留まらず、その上のエリアマネージャーや部長を目指し、女性管理職を増やしたいです。 |
派遣先企業や派遣スタッフなど、相手のメリットを最優先に考えるインプルーブの姿が、小林さんのお話から伺えました。
インプルーブのサポート体制は万全。だから、安心して働ける
次に、人材コーディネーターを務める中野 郁也さんが話してくださいました。中野さんが就職先にインプルーブを選んだ理由は、人から「ありがとう」といわれる仕事に惹かれたからだといいます。
インプルーブは派遣先企業への営業から派遣スタッフのフォローまで、さまざまな業務を経験できるのが魅力です。企業と派遣スタッフの双方から感謝の言葉をもらえるのがうれしいですね。 |
派遣会社の仕事は未経験だったという中野さん。最初はプレッシャーを感じる場面もあったそうです。
派遣先企業の人事部長など役職者の方と話す機会も多く、プレッシャーを感じることもありました。ただ、直属の上司や先輩にすぐに相談できる環境があり、対応策をアドバイスしてもらえます。だから、一人で解決できないこともチーム一丸となって乗り越えられるので安心です。 |
中野さんが、人材コーディネーターとして心がけていることは何なのでしょうか。
担当する派遣スタッフの方に悩みや不安があれば、すぐに直接会って話すことを意識しています。 |
営業所では、上司や先輩に助けられているという中野さん。自分自身は、派遣スタッフを助け、支えられる人材コーディネーターでありたいと考えているそうです。
派遣スタッフの方に「安心して働ける場所」を提供する仕事
もう一人、入社2年目の人材コーディネーター池松 あすかさんからも、お話をお聞きしました。今でこそイレギュラー対応もそつなくこなし、順調に仕事を進める池松さんですが、入社当初はコーディネーターの基本である「人と話すこと」もままならなかったといいます。
派遣スタッフとの初めての面接では、会話にもならなかったんです。「人と話すことってこんなに難しかったっけ?」と、すごく悔しかったです。 |
そんなとき、助けてくれたのは先輩社員でした。
取引先への訪問など、先輩の仕事にすべて同行させてもらって、ダメだったところや、「ここをもっとこうした方がいいよ」というところを、細かくアドバイスしてもらいました。 |
悔しい日々を乗り越え初めて担当した派遣スタッフは、池松さんにとって忘れられない存在となっています。
入社したものの、1人で会社に行くのを不安がっていらっしゃる方がいました。そこで毎日連絡を取り合い、出勤同行を積み重ねました。そのうちに、1人でも出社できるようになり、今も安定して勤めてくださっています! |
その方から「安心できる場所を見つけてくれてありがとうございます」と言ってもらえたときは、初めて大きな成功体験を積めて、コーディネーターの仕事の楽しさを実感した瞬間だったと池松さんは振り返ります。
また池松さんはインプルーブの職場環境も魅力だといいます。
社員の男女比はほぼ半々。20代から50代までの幅広い年代の社員が働いていて、平均年齢は29歳と若い社員が活躍しています。産休や育休を取得して復帰する社員も多く、男女問わず長く安心して勤められる会社ですね。 |
輝くような笑顔が印象的な池松さん。現在の仕事が「自己成長につながる仕事」だからこそ、毎日イキイキと働けていると話してくれました。
「誠実さ」「思いやり」「感謝」の備わった人と一緒に働きたい
最後に、代表取締役社長である尾張 伸行さんから、インプルーブが最も大切にしていることについてお聞きしました。
当社の社是は「道徳的資本主義の追求」です。資本主義の原理原則は「Give & Take」。道徳とは「Give」オンリーということ。 どちらも初動は「Give」なので、ちゃんと順番通りに、道徳(Give)から始めることで、必然的に返ってくる(Take)ものなんです。ただ、今はGiveをなくしてTakeだけをしようとする人が増えてきているんですね。それじゃダメですよね。 |
多くの企業が打撃を受けたコロナ禍であっても、尾張社長は「道徳的資本主義の追求」を意識してビジネスを行ってきたといいます。
コロナ禍では、当社もお客様も危機的な状況に陥りました。こんなときだからこそ、今までお世話になったお客様に何かできないかと考え、利益の返上と助成金の返上を行いました。 |
そして現在、コロナ禍で一時は取引を控えていた取引先からも再び契約をいただき、また、新たな企業からも声がかかるようになり、2023年には前期比でおよそ160パーセントとなり、見事V字回復を果たしました。現在もその勢いは留まらず、インプルーブは業績を大きく伸ばし続けています。
AIの台頭などにより、今後は労働市場が大きく変わることが予想されます。そのときに企業がどういった人材を求めるかといえば、それは我々が考える「道徳を中心とした人間力」のある人材なのではないでしょうか。「誠実さ」「思いやり」「感謝」、これがしっかり備わった人と一緒に働きたいですね。 |
どれだけ世の中が進歩しようとも変わらない「道徳」。この「道徳」を重視する社風こそが、派遣先企業と派遣スタッフを大切にし、社員も働きやすいインプルーブの魅力を形作っているのです。
YouTubeチャンネルでは、働く社員の声を集めた特別動画を公開中です。 この機会にぜひインプルーブで働く魅力を感じてみてはいかがでしょうか。
[PR]提供:インプルーブ