世代を重ねるごとに、スペックが進化し続けるCPU。現在のインテル最新モデルは、インテル® Core™ プロセッサー(第14世代)だ。最新世代ほどあらゆる処理の快適度はアップするが、それは“ゲームプレイ”においても例外ではない。そこで今回は、日本エイサーのゲーミングブランドPredator(プレデター)からインテル® Core™ プロセッサー(第14世代)を搭載する最新ゲーミングノートPCと第12世代インテル® Core™ プロセッサーを搭載するデスクトップPCをお借りし、大学生ゲーマーに人気ゲームで対戦してもらった。
【参加したのはこの二人】
大学1年生 ホウヤさん
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大学1年生 マエダさん
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今回対戦してもらうのは大学生ゲーマーのホウヤさんとマエダさん。主にプレイしているのはVALORANTなどのFPSゲームで、二人ともプレイ歴は2年程度だという。ホウヤさんは小規模な大会に参加経験もあるとのこと。
最新ゲーミングノートPC VS 大会使用実績のあるデスクトップPC
今回の検証で使用するのは、第14世代 インテル® Core™ i9プロセッサー(第14世代)を搭載する『Predator Helios 16』(サンプル機)と第12世代インテル® Core™ プロセッサーを搭載する『Predator Orion 5000』(型番:PO5-640-PL2022JPGF)だ。
『Predator Helios 16』は、2024年5月24日に発売されたばかりの最新ゲーミングノートPC。幅357.8mm、奥行き277.6mm、高さ26.9mmで重量は2.65kgとスリムなボディに、CPUは24コア32スレッドのインテル® Core™ i9-14900HX、GPUにNVIDIA® GeForce RTX™ 4080 Laptop GPUを搭載している。描画負荷の高いゲームプレイはもちろん、クリエイティブな作業もスムーズにこなせる。設置スペースを取らず、持ち運びもできるので仕事や学業でも使いやすい“万能性”の高い1台だ。
『Predator Helios 16』
『Predator Orion 5000』は、CPUに12コア20スレッドのインテル® Core™ i7-12700 プロセッサー、GPUにNVIDIA® GeForce RTX™ 3080を搭載するゲーミングデスクトップPC。2022年に開催されたeスポーツ大会「The Asia Pacific Predator League 2022 Grand Finals」でも実際に使用されており、“プロ仕様”と呼べる実績が十分なモデル。CPUは2世代前、GPUは1世代前ではあるが、まだまだハイスペックと呼べるものだ。
『Predator Orion 5000』
モニターには、26.5型で解像度がWQHD(2,560×1,440ドット)、リフレッシュレート240HzのOLED(有機EL)パネルを搭載した『Predator X27U』を組み合わせた。
『Predator Helios 16』と『Predator Orion 5000』それぞれ使用した感想は……?
今回は二人がいつもプレイをしているFPSゲームのデスマッチモードで対戦!『Predator Helios 16』、『Predator Orion 5000』の両方を使用してもらうため、2回プレイしてもらった。
- まずは最新のゲーミングノートPC『Predator Helios 16』でプレイした感想を教えてください。
自分のノートPCとは次元が違いましたね。敵が見えた瞬間、すぐに反応できました。見えてから照準を合わせるのも非常にスムーズです。普段、攻撃したとき少し動きが鈍くなることがあるのですが、これは一切なくて驚いています! 解像度が高く、景色も綺麗すぎましたね。
ほとんど動作音がなく、本体が熱くなっていないことに驚きました。昔使っていたゲーミングノートPCはゲームをプレイするとキーボード部分が熱くなってしまい、別でゲーミングキーボードを買ったんです。でも、『Predator Helios 16』はこれだけプレイしても熱くならず静かなので、集中できますね。
描画の滑らかさは発色にこだわった16型モニターとAI対応RTX
今回お借りした『Predator Helios 16』は、16型で2,560×1,600ドットの高解像度、サンプル機なので、リフレッシュレート250Hzのディスプレイを採用(市販モデルは、2560x1600 240Hz IPSディスプレイを搭載)。一般的な60Hzに比べて4倍の滑らかな描画になるため、敵の動きを把握しやすく、照準も合わせやすくなる。さらに、ティアリングを除去してカクツキや入力ラグを最小限に抑えることで、3Dアプリケーションおよびゲームを実行するときにより高速で滑らかなゲームプレー体験を実現する、NVIDIA® G-SYNC®に対応。発色についても、高い色の表現力が求められるデジタルシネマ向けのDCI-P3規格の色域を100%カバーとこちらもハイレベルだ。ゲームプレイはもちろん、動画コンテンツの視聴、グラフィックデザインや動画制作などコンテンツ制作も快適に行えるモニターとなっている。
高度な熱対策ソリューションでピークパフォーマンスを保証
また、静かに速く飛行するフクロウの羽から着想を得たという第5世代AeroBlade™ 3D Fan 2基を搭載し、薄さ0.08mmの金属製ブレード89枚がマシンの温度を冷却する。さらに、熱を伝えるための接触面が広いベクターヒートパイプを採用。FPSのゲームをプレイしていてもでもそれほど熱くならず、静音性を実現している。熱伝導率の非常に高い液体金属熱グリスを使うなど複合的に対策を行うことで、ホウヤさんが話していたように、ゲームのパフォーマンスが最高の状態で維持できるようになっているのが特徴だ。
- ちなみに、普段ゲームをプレイしているPCのスペックはどのくらいですか?
CPU内蔵のグラフィックス機能を使ったごく普通のビジネス向けノートPCです。一般的なゲームはプレイできますが、マップによってフレームレートが下がり、動きが乱れることに悩んでいます。
数ヵ月前まではGeForce RTX 3050を搭載するゲーミングノートPCを使っていました。現在は、GeForce RTX 3060を搭載するデスクトップPCとリフレッシュレート165Hzのモニターを組み合わせて使っています。ゲーミングノートPC時代は、容量が少なくて複数のゲームが入れられなかったり熱や動作音がプレイの妨げになったりしていたのが悩みでした。
- 『Predator Orion 5000』でのプレイは『Predator Helios 16』と違いを感じましたか?
『Predator Orion 5000』のほうが、モニターが26.5型と大きかったので臨場感を感じましたね。全体を把握しやすく、敵を発見しやすかったです。でも描画の滑らかさに関してはどちらもあまり違いを感じなかったですね。
僕も描画の滑らかさに差は感じませんでした。いつも使っているPCや『Predator Orion 5000』と比較しても違和感なくプレイできるので、『Predator Helios 16』はすごいと思いました。
インテル® Core™ プロセッサー(第14世代)のゲーミングノートPCならガチの勝負もこなせる!
『Predator Helios 16』と『Predator Orion 5000』、どちらも1回ずつプレイした今回。気になる結果はというと、どちらのPCを使ってもマエダさんが勝利した。
つまりこれは、ゲーミングノートPCの『Predator Helios 16』を使用しても勝利できるということは、ノートPCでも問題なく実力を発揮できたといってよいだろう。
『Predator Orion 5000』とWQHDゲーミングモニターの『Predator X27U』の組み合わせは、高フレームレートとハイリフレッシュレートで十分利用できるレベルのスペックだ。それを省スペースなゲーミングノートPCでも違和感なくプレイできるということは、『Predator Helios 16』がCPUにインテル® Core™ プロセッサー(第14世代)、GPUにNVIDIA® GeForce RTX™ 4080 Laptop GPUを採用し、高品質なディスプレイを搭載しているからに他ならない。
デスクトップのゲーミングPC本体が『Predator Helios 16』より安いとしても、同レベルのモニターを組み合わせようと考えたら10万円クラスの予算追加が必要となる。市販されている『Predator Helios 16』の価格は今回のサンプル機に近いハイエンドのもので47万円前後とやや高めだが、本体、キーボード、モニターとも最初からハイスペックなものがそろっていて、持ち運びが可能な利便性、汎用性まで考えるとコストパフォーマンスは決して悪くないだろう。
ノートPCで、デスクトップと引けを取らないプレイ環境を求めているなら、ぜひとも注目したい存在といえる。
外部モニターと組み合わせればプレイ環境はより向上
『Predator Helios 16』のディスプレイは、ノートPCとしては大きめの16型だが、迫力や利便性を高めるなら外部モニターと接続するのもアリだ。大画面になれば没入感が向上するのに加え、2画面の環境になるため、ノートPC側にはゲームの攻略情報をチェックしたりチャットアプリを表示して友人とのやりとりをスムーズにできたりする。
マエダさんとホウヤさんにも『Predator Helios 16』と外部モニターの組み合わせも体験してもらった。
- 2画面になることで便利に感じる部分はありますか?
外部モニターでゲーム画面を表示、『Predator Helios 16』にチャットアプリを表示させれば、ゲームのプレイ中やマッチング中でも連絡を取り合えるのが便利ですね。
確かに、マッチングするまでの待ち時間があるのでその間に他のことができるのはいいですね。普段はモニター1台だけなので、ゲームとブラウザのウィンドウを切り換えながらやっているんです。将来的にはこういう環境にできたらいいなと思います。
ゲーミングノートPCの最高峰『Predator Helios 16』
『Predator Helios 16』はスペック違いで複数のモデルが用意されているが、今回お借りしたサンプルは、最上位構成のモデル「PH16-72-N932Z48」と近しいものだ。現行のゲーミングPCとして最高峰クラスの性能が搭載されている。
妥協のないゲーム性能
CPUはノートPC向けのインテル® Core™ プロセッサー HXシリーズ(第14世代)で最上位になる「インテル® Core™ i9 プロセッサー 14900HX」を搭載。パフォーマンス重視のPコア8基、効率重視のEコア16基で合計24コア32スレッドというハイエンドのマルチコアプロセッサだ。GPUは、NVIDIA最新世代でノートPC向けとしては上位クラスになる「NVIDIA® GeForce RTX™ 4080 Laptop GPU」を採用。12GBのGDDR6メモリを備え、ブーストクロックは最大2280MHzとかなり高く、GPUの性能を存分に引き出せる仕様になっている。
さらに、アップスケーラーによる描画負荷軽減に加えてAIを活用したフレーム生成も特徴。ゲームのフレームレートを大幅に向上させる「DLSS 3.5」により、100種類以上のゲームやアプリで最大限のパフォーマンスを発揮できる。
モニターの上部にはWebカメラとデュアルマイクを搭載。本体正面には第3のマイクがあり、自分の声をクリアに相手へ届けることが可能だ。仕事や学業のオンライン会議にも役立つ機能も用意されている。
充実なインターフェイスとバッテリー
左側面、右側面、背面にインターフェイスがあり、ACアダプタは330W、バッテリー駆動時間は最大約6.5時間となっている。ゲーミングノートPCなのでバッテリーで駆動させる機会は少ないと思われるが、最大約6.5時間はゲーム以外でも使うことを考えている人には心強いスペックだ。
MagKey 3.0で繊細な感触を
Predator Helios 16のキーボードはキー毎に好みの色に変えることができるLEDが内蔵され、PredatorSenseアプリで発光パターンや発光色の管理が可能だ。また、同モデルにはFPSやTPSでよく使われる「W」「A」「S」「D」キーは交換用のキーキャップを付属。メカニカルスイッチを採用し、0.3mm押し込むだけでスピーディーに反応する「MagClick」、バックライトの明かりをより強調して高速に動作する「MagSpeed」が用意されており、好みで選べるようになっている。ちょっとしたカスタマイズ要素だが、嬉しい仕様だ。
最強のゲーム環境が整う第14世代の『Predator Helios 16』
CPU、GPU、モニターともノートPCとして最高クラスを備えた第14世代の『Predator Helios 16』。eスポーツなど競技性の高いゲームで勝利こだわるため高いスペックを求めている人でも満足できる1台であり、クリエイティブ系やAI処理にも強い。
まさに“万能型”のゲーミングノートPCとして仕上がっている『Predator Helios 16』を手に取ってみてはいかがだろうか。
[PR]提供:日本エイサー株式会社