「推し」を応援する“オシゴト(推しごと)”は、人生の楽しみのひとつ。アニメ、ゲーム、舞台、アイドルなど推しの対象は多岐にわたっており、オシゴトへの情熱の注ぎ方も多様化しています。
そんな十人十色のオシゴトの中でも、今回は「スポーツ系少年マンガ」に注目!「推しのがんばる姿が元気の源」だという3人のオシゴト女子に集まってもらい、その魅力をお聞きしました。
座談会メンバー(左から)
Mさん: 好きな作品は『ブルーロック』、『ハイキュー!!』など。推しは蜂楽廻と月島蛍。Nさんとはオシゴト仲間。
Nさん: 好きな作品は『ブルーロック』など。推しは千切豹馬。MさんとSさんのオシゴト仲間。
Sさん: 好きな作品は『ハイキュー!!』、『ブルーロック』など。推しは月島蛍と黒尾鉄朗。Nさんとは同僚。
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毎週ドキドキの連続。スポーツ系少年マンガとの出会い
――みなさんはこれまで、どのようなスポーツ系少年マンガにハマってきましたか?
今はとくに『ハイキュー!!』にハマっています。小学生の頃は兄の影響で『テニスの王子様』を見ていました。
中学時代は少しだけ『テニスの王子様』を読んでいましたが、その後は別ジャンルに寄り道している期間が長くて。『ブルーロック』で久しぶりにスポーツ系少年マンガに触れています。
『ハイキュー!!』と『ブルーロック』が大好きです。それまでもスポーツ系少年マンガにはわりと触れていて、『テニスの王子様』や『弱虫ペダル』も履修しました。アニメから入って、そのあと原作を追いかけるパターンが多いです。
わかります! 私はひとり暮らしを始めてからアニメやマンガから少し離れていたのですが、コロナ禍で同じ職場の人に「『ハイキュー!!』のアニメ、おもしろいよ」と勧められて。家にいる時間が多かったので白鳥沢戦までを一気見してハマりました。
「スポーツ系少年マンガが原作のアニメって、こんなにハラハラしながら見るのか!」と衝撃を受けますよね。むしろ原作を読んでいなかった頃は試合のオチを知らないから、最後までハラハラドキドキで。気になるところで毎週終わるので、1週間モヤモヤしながら次の放送を待ったのもいい思い出です(笑)。
――推しとの出会いを教えてください。
推しは『ブルーロック』の蜂楽君です。アニメを全部見たあとに原作を読むほど夢中になっています。序盤は「この子は何者なんだ?」と不思議に思っていましたが、潔君とペアを組んで協力して勝ちに行くシーンを見て印象が変わりました。話が進むにつれ成長も感じられましたし、幼少期のエピソードやお母さんのスタンスも含めて推しています!
私の推しは『ブルーロック』の千切です。「おもしろそうだしキャラデザも好きだから見てみよう」と軽い気持ちでアニメを見始め、それはもう見事に沼に落ちました。ビジュアルも好きだし、見た目はかわいい系なのに中身は熱い。覚醒したシーンで「あっ!めっちゃ好き!」と頭を抱えました。
そのときの様子が目に浮かぶ(笑)。
『ブルーロック』はいわゆる王道のサッカーものではなく、ある種邪道なところも魅力的だなと思います。それでいてギリギリ現実にありそうな内容なので、一気に沼に落ちました。あとはキャラクターの背景がしっかりしているところがいいなと思います。
私の推しは『ハイキュー!!』の月島と黒尾さんです。月島はいつもひょうひょうとしていてクールなのに、ブロックが成功した瞬間に喜びの感情を出すシーンがあって好きになりました。黒尾さんとの師弟のような関係性も含めて推しています。
――推しに求めがちな要素はありますか。
かわいさです!
即答じゃん(笑)。
かわいくてちょっと変わっている子が好きかも。現実で同僚だったらお近づきになりたくない子を推しがちです。
私はギャップにやられがちなのかもしれません。
それ、私も言おうと思っていました(笑)。ギャップいいですよね!
千切は見た目のかわいさと、熱い心のギャップに沼りました。
一見クールだけどギャップがあるキャラクターに弱いです。感情をあらわにした瞬間に手を叩いて喜んじゃう。
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応援していると元気をもらえる。スポーツ系少年マンガの魅力
――みなさんが考えるスポーツ系少年マンガの魅力を教えてください。
勇気をもらえるところです。みんながこんなに一生懸命なんだから自分も頑張ろうかな、と思えてきます。あと、成長する過程を一緒に応援できるのも魅力かと。「がんばれ!」と心の底から応援させてもらえるのが、日々の元気につながっています。
一緒に観戦している気持ちになって楽しめるのも、スポーツ系少年マンガの魅力ですよね。
たしかに! 結果を知っていてもドキドキしますよね。
何度も見ていたら1回くらい点差がひっくり返らないかな、とか思っちゃう(笑)。
『ハイキュー!!』も応援シーンが熱いので、私も会場で一緒に試合を見守っている気持ちになりました。試合のシーンでは結果が出た瞬間に一緒にボロボロ泣いてしまって。みんなで肩や背中をたたき合いながら退場していく姿を見て「この子たちはこれで引退なんだ……」と感情移入して泣いていました。
地元チームの応援をしているような気持ちになりますよね。私はもともと運動部だったので、自分が体験できなかった青春をスポーツ系少年マンガで摂取しています。個人競技をしていたので、団体戦やチームでの試合に憧れがあるんです。あんなにみんなで泥臭く練習して、何回も負けて、でも最終的に勝つ。こんな体験がしたかったな、と自分を重ね合わせながら見ています。
時間が順当に進んで進級するタイプの作品だと、部内の世代交代があるじゃないですか。代が変わってからの話もまた推せますよね。
次はこの子が主将か~、としみじみします。新しい世代がチームを引っ張っていく姿も続編や番外編で見たいです。
わかる~!
箱推ししがち? スポーツ系少年マンガのあるある
――スポーツ系少年マンガのあるあるを教えてください。
試合が終わる頃には、相手校のチームも好きになってしまいませんか?
めっちゃわかります!!
ただ単純に勝ち進んでいくのではなく、負けて挫折を味わって、そこからまた頑張っていく姿が好きで。背景や関係性含めて、学校単位で推してしまうことが多いです。
箱推ししがちですよね! 私も『ブルーロック』はチームZが全員好きです。あと『ブルーロック』は話が進んでいくと別の子とチームやコンビを組むこともあるので、キャラ同士の関係性がいろんな角度から深掘りされていくのがいいですよね。
勝ったチームが負けた相手に対して、背中を押してくれるシーンもあるあるかなと思います。あとあと再会したときに友情が芽生えているのも好きです。
昨日の敵は今日の友、みたいな。
そう!お互いにいつの間にか成長しているのがたまりません。
情報収集、痛バ作り……それぞれのオシゴトスタイル
――みなさんは普段どのようにオシゴトをしていますか?
平日は仕事の休憩時間にX(旧Twitter)を開いて情報収集をしています。とくにお昼の時間帯は情報解禁ラッシュなので「急にたくさん発表が来た!」と頭が追いつかなくなることも多いです。
私も昼休みに情報をチェックしています。ただ、結婚しているので、頻繁にショップやコラボカフェには行けなくて。だからあえて情報を取り入れすぎないようにしています。視界に入った情報は見たくなりますし、知ると「行きたい!」と思ってしまうので(笑)。
たしかに知ってしまった以上は無視できないもんね。
最近は通勤退勤の時間に『ブルーロック』のスマホアプリゲームをして、夜はアニメを見ながらグッズの整理や次のオシゴト用に痛バ作りをしています。あと職場のデスク周りがすごいことになっていて……(笑)。
デスク周りのグッズの数でいえば、職場ではNさんがいちばん多いかもしれません。
ありとあらゆる作品のグッズを置いて、常に視界に推しが入るようにしたくて。それを見て「よし、今日もがんばろう!」と思いながら仕事をしています。
私は家にいるときは動画配信サービスでアニメを流しながら、推しグッズのデコレーションをしています。
私も痛バやポーチを作ってもらったことがあって、とてもかわいいんです!
休日はオシゴトのために全国各地を飛び回っているので、あまり家にはいないかもしれません。仕事がある日は休憩時間にX(旧Twitter)を見て、コラボカフェや展示、イベントがないかを検索しています。
私の場合、週末のどちらかは外出して、どちらかは家にいることが多いです。原画展や好きな作品のイベントがあれば出かけて、あとの1日はのんびり過ごしたり、家事をしています。余った時間でアニメを見たり、作品のキャラクターブックを読み込んだりするのも好きです。
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なんでもない景色が特別に。思い出に残っているオシゴト
――印象に残っているオシゴトを教えてください。
『ハイキュー!!』にも登場する仙台に初めて行ったときは、「アニメで見たまんまじゃん!」とテンションが上がりました。
私も仙台に旅行したことはあるのですが、きちんと聖地巡礼をしたことがなくて。仙台も『ハイキュー!!』を応援してくれていて、選手のモニュメントがあったりイベントを開催したりしてくれているので、どこかのタイミングで行けたらな、と思っています。
仙台駅に到着した瞬間から楽しすぎました。初めて行く土地なのに見覚えのある場所が多すぎて。
私が印象に残っているオシゴトは『ハイキュー!!』の原画展です。これまで自分が見てきたシーンなどが原画を見るとよみがえってきて、泣きそうになりながら展示を見ていました。
わかります!
原作の古舘春一先生のコメントなど、現地に行ったからこそ見られるものがたくさんあって。ひとつひとつに感動しましたし、選手のちょっとした情報なども書かれていてテンションが上がりました。
『ハイキュー!!』は学校ごとに分けて展示をしてくれていたのもよかったですよね。
順路がないので空いているところから行っていいと言われたのですが、「いや、全部見たいんだ!」と。列に並んで隅々までしっかり見てきました。
私は「ブルーロック展」が印象に残っています。全国を巡回する展示会で、とくに最初の東京会場が思い出に残っていて。ムービーを投影していたスクリーンが扉のようにバッと開いて、展示会場に入っていく造りだったんです。
それを聞いたときは本当にうらやましくて。チケットがとれなかったことが悔しいです。
初めて体験する演出に「えっ!?」と驚かされました。作中に登場するブルーロックの施設そのものというか。「なんで今日はひとりで来たんだ!? 誰にもこの感動を共有できないなんて!」と、もだえていました。
でも一緒に高崎会場に行くまで、展示内容はネタバレせずにいてくれたよね。
「本当に解釈の一致だった」しか言わないようにしました(笑)。
ずっと応援していたい! 推しの成長を見守る日々
――最後に、推しへの愛を一言お願いします。
『ブルーロック』最推しの千切へ。ビジュアルと熱さのギャップが大好きです。わがままなところもマイペースなところも含めて魅力だと思うので、そのまま変わらずに突っ走ってください。これからも応援しています!
『ハイキュー!!』の全登場人物に、これからの人生もずっと見守っています、と伝えたいです。引退してからも彼ららしく頑張っていると信じています。
『ハイキュー!!』の月島蛍へ。最初は周りに興味がなくて冷めた感じだったのに、だんだんと成長していく過程に心を動かされました。成長した姿をこれからも見せてください!
***
まるでスポーツの試合をするかのように、推しに対する熱い想いをぶつけあったオシゴト座談会前編。後編ではグッズ収集事情やこだわりを語り合います!
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