街中でも着けている人を見かけることが多くなったスマートウオッチ。比較的手の届きやすい価格帯のものからラグジュアリーなものまでさまざまな製品が発売されていますが、「どれを選べばいいのか分からない!」と悩んでいる人も多いのではないでしょうか。かくいう筆者もそのひとり。そろそろ買い替えたい……と思いつつ、なかなか候補を絞りきれないでいます。

そんな折、日本でもスマホブランドとしてお馴染みのシャオミが、いきなりウェアラブル新製品『Xiaomi Band 8 Pro』、『Redmi Watch 4』、『Xiaomi Watch S3』を発表! ただでさえ迷っているのに、いったいどれを選べばいいの? ということで、今回は各製品の特徴を紹介しながら、それぞれのおすすめポイントやどんな人に合っているのかを説明していきます。

  • 左から『Xiaomi Watch S3』・『Xiaomi Band 8 Pro』・『Redmi Watch 4』

『Xiaomi Band 8 Pro』についてはこちら

『Redmi Watch 4』についてはこちら

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欲しい機能は標準装備! シャオミの新作ウェアラブル製品に共通する特徴とは

スマートウオッチやスマートバンドなどのウェアラブル製品は、そのコンセプトや価格帯などによって搭載される機能が異なり、それが製品選びを難しくしている一因になっています。「安くておしゃれ」と思って買ったら、欲しかった機能が搭載されていなくてガッカリなんてことも……。その点、今回紹介するシャオミのウェアラブル新製品は、いずれのモデルにも多くの人がスマートウオッチやスマートバンドに求める機能が標準で搭載されているのが特徴です。

スマホなしでランニング計測できるGPS機能を搭載

そのひとつがGPS機能。たとえば屋外でランニングなどの運動をする際、GPS機能があればスマホを一緒に持ち運ばなくても、移動したルートや距離、ペースなどのデータを高精度に取得して記録できます。自分のトレーニングの成果が数値で“見える化“されるとモチベーションもアップしますよね。スマホを持っていると体を激しく動かす際に落とさないか気になってしまいますが、GPS付きスマートウオッチやスマートバンドならそんな心配は不要。トレーニングに集中できるのもメリットです。

もっとも用途によってはGPSを使う機会があまりない場合も。GPS機能にこだわらない場合は、今回取り上げるモデル以外にも『Redmi Watch 3 Active』や『Xiaomi Smart Band 8 Active』のように、GPSを省略してより手頃な価格を実現したコスパ抜群の製品もあるのでぜひチェックしてみてください!

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高精度なヘルスケアモニタリングが可能

もうひとつの共通機能がヘルスケアモニタリング。本体にセンサーが内蔵されており、手首につけているだけで心拍数や血中酸素レベル、ストレスレベルなどを24時間モニタリングすることができます。万一、心拍数などに異常を検知した際に知らせてくれるよう設定することも可能。また、睡眠の状態をモニタリングして眠りの深さや質を記録することもできます。

  • 各ヘルスケア情報の詳細もチェックできます

多彩なワークアウトモードを搭載

運動をする際に役立つワークアウトモードが搭載されているのも特徴のひとつ。「屋外ランニング」や「屋外サイクリング」などの専用モードが用意されており、移動距離やタイム、心拍数、消費カロリー、最大酸素摂取量(VO2Max)、トレーニング負荷などを計測して記録・管理することが可能です。対応する運動・スポーツは機種ごとに異なりますが、今回ピックアップした3モデルはいずれも150以上のモードが用意されています。

  • アプリ画面でワークアウトのデータ確認が可能

このほかにも時計機能や文字盤のカスタマイズ機能、各種通知機能など、スマートウオッチに欠かせない機能はどのモデルも標準で搭載しています。一方、そのモデルならではの個性を備えているのもシャオミのウェアラブル製品の特徴。ここからは、各モデルの注目ポイントを紹介していきます。

ファーストスマートバンドにおすすめ!
お手頃なのに充実機能の『Xiaomi Band 8 Pro』

新製品のうち、『Xiaomi Band 8 Pro』はなんといっても8,980円(税込)という手に取りやすい価格が魅力的。初めてのスマートバンドにピッタリのリーズナブルさです。

お手頃なのに高価なウェアラブル製品に負けない高級感があるのも特徴。上品なメタリック調のフレームが採用されており、オフィスカジュアルな服装にも合わせやすくなっています。

さらに、交換用ストラップが充実しているのもポイント。カラーバリエーションが豊富なシリコン製ストラップはもちろんですが、レザーやファブリック、金属を編み込み加工したようなミラネーゼストラップなどが用意されており、リリースボタンを押すだけで簡単に交換することが可能。気に入ったデザインやカラーのストラップを複数揃えておいてファッションやTPOに合わせて付け替えるのが楽しそう!

  • 服装に合わせてバンドのカラーを変えるだけでも印象がガラッと変わります

画面は大きく見やすい有機EL(AMOLED)ディスプレイが採用されており、ワークアウト中でも表示されている情報を確認しやすくなっています。ちなみに画面サイズは1.74インチで前モデルより18%大きくなっているにもかかわらず、本体は逆に11mmから9.99mmに薄くなっているのも嬉しい部分。質量も軽く、つけていることを忘れるくらい快適な装着感を実現しています。手首が細めの方でも装着しやすくおすすめです!

この価格帯でありながら、前述の通りGPS機能を搭載しているのも大きな特徴。しかもアメリカのGPSに加え、日本の準天頂衛星みちびき(QZSS)やEUのGalileo、中国の北斗(BeiDou)、ロシアのGLONASSなど5つの衛星測位システムに対応しているため、より高精度な位置情報を記録することができます。ランニングなどの運動やスポーツをする際には心強いパートナーになってくれそうですね。

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大画面で存在感十分!
実力派のスマートウオッチ『Redmi Watch 4』

いつも身につけてガッツリ使いたい人におすすめなのが『Redmi Watch 4』。11,980円(税込)というリーズナブルな価格でありながら、業界をリードする先進的な機能や特徴が満載されています。

なかでも注目したいのが、スマートウオッチとしては最大級の1.97インチという大型ディスプレイ。前モデルからは表示領域が25%も拡大しており、そのぶん細かな情報も見やすくなっています。単に大きいだけでなく画質や使い勝手も向上していて、表現できる色数(色深度)が増え、周囲の環境に合わせて明るさを自動調整する機能も装備。さらに表示内容に合わせて自動でリフレッシュレートを変化して電力消費を抑える機能も搭載されています。

画面は大きいですが、ベゼルが細く手首につけてもゴツい感じがないのは好印象。前モデルは樹脂製のフレームが採用されていましたが、新モデルではアルミニウム合金に素材が変更され、より高級感のあるデザインに刷新されています。

  • アルミニウム合金を使用

  • 文字盤によっては、ファッションのアクセントにも

バッテリー駆動時間も大幅に伸びており、画面を常時表示するヘビーユースモードで最長6日、通常モードなら最長20日もの連続使用が可能です。実際に通常モードで1日中つけて普段通り生活してみましたが、バッテリーは4%ほどしか減りませんでした。

ちなみに機能は制限されますが、長持ちモードなら最長30日の連続使用も可能だとか。もちろん同じモードでも使い方によって減り方に差が出るとは思いますが、これならちょっとした旅行の際もいちいち充電器を持ち運ばなくてすみそうです。

このほか、ヘルスケア関連の機能も大幅に向上しています。内蔵センサーがシングルからデュアルにアップし、ユーザーの健康状態や運動の種類を今まで以上に高精度に検出できるようになりました。サポートするワークアウト・スポーツモードも150以上に増加し、より幅広いシーンで活用できるようにもなっています。

  • 『Xiaomi Band 8 Pro』同様ベルトの変更も可能です

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丸ベゼルの着せ替えが可能?!
ファッショナブルで高性能な『Xiaomi Watch S3』

ビジネスでもプライベートでもスマートウオッチを最大限活用したいという人にピッタリなのが、『Xiaomi Watch S3』です。18,980円(税込)という価格ながら、高級腕時計のような上質さとファッション性を兼ね備えているのが大きな特徴です。

とくに注目していただきたいのが、交換可能なベゼル。一般的なスマートウオッチはベゼルが固定されていて色やデザインが異なるものに交換することはできませんが、Watch S3の場合はさまざまなデザインのベゼルに簡単に着せ替えることができます。ストラップも同時に交換すれば「本当に同じ製品?」と驚いてしまうほど、見た目をガラリと変えることが可能。その日のファッションに合わせてコーデしてみるのも楽しそう。

円形の有機EL(AMOLED)ディスプレイを採用していて、一般的な腕時計に近いデザインなので、ビジネスシーンで使いやすいのもポイント。文字盤はオーソドックスでクラシカルなタイプからトリッキーなものまでさまざまな種類が用意されています。なかには常時表示の際に電力消費を抑えながら時刻を確認しやすい夜光文字盤のようなユニークなものも。

  • ベゼルとベルト・文字盤を変えれば、時計の印象がガラリと変わります

自分で用意した写真を文字盤にすることもできますが、その際に写真に写った人物を認識して時刻が顔に重なって隠れないようにしてくれる没入型の人物表示文字盤も用意されています。

バッテリー駆動時間の長さも魅力的な部分で、通常使用なら最長15日間の連続駆動が可能。しかも5分間の充電で2日間駆動できる急速充電にも対応しています。うっかり充電し忘れても、これならちょっとした空き時間に当面必要な分だけバッテリーを回復できるので安心です。

実際に使ってみて便利に感じたのが、ジェスチャー操作。たとえば、電話がかかってきたとき、手首を反転すればその電話に応答することが可能です。また、手首を振ってスマホのリモート撮影をすることもできます。ジェスチャーはユーザーがカスタマイズできるので、よく使う操作を設定しておくと便利ですよ!

このほか、ヘルスケア機能やワークアウトモードも従来のモデルから大幅にアップグレードしています。心拍数や睡眠モニタリングなども精度が上がり、より正確に自分の健康状態を把握できるようになりました。さらにプロフェッショナルワークアウトモードとして、新たにスキーモードが追加され、より幅広いスポーツをカバーしたのも魅力的なポイントです。

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自分の個性を引き立たせてくれるシャオミのウェアラブル製品

ユーザーのニーズに合わせてさまざまなラインアップを展開しているシャオミ。同じウェアラブル製品でも、思った以上に特徴が異なり、モデルによって個性がはっきり分かれているのがおもしろいですよね。価格や欲しい機能、用途、使い方などに合わせて、ぜひ自分にピッタリな1台を選んでみてください!

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