『買取大吉』は、エンパワーが展開する買取専門店です。貴金属やブランド品を中心に、時計、切手、古銭、骨とう品、商品券、携帯電話、カメラ、電化製品など、ほぼなんでも買い取り。IKKOさんのCMでもおなじみの注目ビジネスです。幅広い取扱品目が大きな支持を集めており、「買取価格支持率」「友人にお勧めしたい買取専門店」「買取専門店 口コミ高評価」の3分野で圧倒的1位(※)を獲得しています。 ※日本マーケティングリサーチ機構による2022年6月期のブランドイメージ調査

47都道府県で約850店舗以上を展開しており、勢いに乗っている「買取大吉」。この連載では、この度愛知県一宮市で一宮北方店を新規オープンさせた、オーナー(店長)の髙間鉄也さん(53歳)に密着し、果たしてどんな人がフランチャイズ契約をして出店しているのかに迫っていきます。これを読めばあなたもきっとフランチャイズを検討するはず!

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儲かる立地、儲からない立地……その差は?

第2回目となる今回はフランチャイズオーナーを支えるエンパワーの社員の方2人に、愛知県一宮市の一宮北方店オープンに向けた取り組みなど、オーナーへどのようなサポートを行っているのかを聞いてきました。

まずお話を聞いたのは、株式会社エンパワー 店舗開発部 本部長の門倉一真さん。店舗開発部の業務やオーナーとのやり取りについてお伺いしました。

  • 株式会社エンパワー 店舗開発部 本部長の門倉一真さん

――店舗開発部はどのような部署なのでしょうか。

門倉さん:「これから『買取大吉』をオープンするオーナーにしっかり稼げる店舗の立地はどこなのか? それにフィットする物件はどれなのか? また内装工事や看板なども、お客様が集まり、入りやすいようにデザインして提案しています。買取専門店は数多くありますが、圧倒的集客力を誇るのは、このようなサポートがあるからだと自負しています」

――オーナーがフランチャイズの加盟を決めてから、どのような流れでご提案などをしていくのでしょうか。

門倉さん:「開業資金など条件もオーナーによって様々です。まずはご希望のエリアと開業資金をお聞きした上で、ご希望の地域の人の流れがどうなっているのかなど、『買取大吉』としてどのような店舗であれば成功確率が高いかを徹底的にリサーチし、こちらからのご提案と、オーナーのご希望を擦り合わせながら、1つの店舗を共に作っていきます」

――店舗選びにおいて、『買取大吉』が意識しているポイントはどのようなところでしょうか。

門倉さん:「まずは、その地域が車移動メインなのか、電車や徒歩での移動がメインとなるのか。都市型なのか郊外型なのか、という部分が基準となります。地域が川などで分断されていないか、学校や施設などがあって商圏の阻害が無いかなどを見て確認してから、だんだんと焦点を狭め、点に落とし込んでいくようなイメージです。

  • 店舗開発部では候補地の周囲の状況も膨大なノウハウに基づき精査を行う

道路も、1本の長い道路なのか、短い道路なのかというところも注視します。長い道路であれば、主要道路として使われている可能性があるので交通量があり、ロードサイドの店舗として集客が見込める可能性があります。ただ短い道路でも、長い道路への抜け道として使われている可能性があるので、実態がどうなっているのかを検討します。ある程度絞られれば、実際に下見に行くこともあります」

『買取大吉』のノウハウで確実に”儲かる”店舗に

――かなり綿密なリサーチをされるんですね。『買取大吉』ならではのポイントはどのようなところでしょうか。

門倉さん:「『買取大吉』では、すでに全国で850店舗を超える出店をしています。駅店舗もあれば、ロードサイド店舗、商業施設内の店舗など、さまざまな形で出店しており、豊富なノウハウとモデルケースが蓄積されています。

  • 北海道から沖縄まで全国に850を超える店舗を持つ「買取大吉」。その数だけノウハウが蓄積されている

店舗物件と言うと、一般にはいわゆる一等地でなければ成功は難しいという印象をお持ちだと思います。でも実際はそうとは限りません。『買取大吉』では、世間で言われる二等地、三等地のような場所でも、ビジネスとして成功しています。日々増加している出店数、高い店舗継続率がそれを証明していると、自信を持って言えます」

――実態の伴ったモデルケースを数多く持つこと自体が、『買取大吉』のフランチャイズビジネスの大きな強みと言えますね。髙間さんのケースでは、どのような流れで決定したのでしょうか。

門倉さん:「髙間様は長く一宮にお住まいでいらっしゃったので、ご自身が道路の状況や地域について詳しく把握していらっしゃるオーナーでした。車社会なので、この通り沿いがいい、などご希望の道路をいくつかご指定いただいて、その中から店舗を検討していきました」

――確かに一宮北方店は車通りも多く、信号待ちの車がちょうど店舗に目を留めることができる場所だと思いました。

門倉さん:「郊外型を検討する場合、立地としては良くても、建物が奥にあり車からの視認性が悪いということも、多々あります。そういう意味でも、店舗そのものが道路や車からしっかりと視認できるというのも大切なポイントです。場所が決定してからも、内装や設備などのコストの部分でいろいろと相談していきましたね」

――内装や外装など店舗のデザインについては、どのようなこだわりがあるのでしょうか。

門倉さん:「まず、『買取大吉』は全国のどの場所でも同じクオリティのサービスを提供できることがモットーです。地域の皆様に、安心感や親近感をしっかりと感じていただけるような店舗作りをし、『ここに買取大吉があるんだ』と認知していただけることを第一に考えています。

ロゴが新しくなってからは、全国のお客さまからも好評をいただいておりまして、外から一目見ただけで『買取大吉』だとわかっていただけるようなフォントやロゴ、カラーになっていると自負しています。内装に関しても、買取専門店特有な派手なものではなく、大吉ブルーと白を基調にし、『和』を感じられる、どこか懐かしい、落ち着いた空間になるように仕上げています」

  • 「買取大吉」は2021年にロゴを刷新。買取店だと一目でわかる視認性は維持しつつ、大吉ブルーを基調として落ち着いた印象に

店舗開発にはプロが集結し様々な角度から話し合う

――先ほど、会議の様子も少し拝見させていただきました。お一人の意見ではなく、たくさんの方の目線があって、店舗についてしっかりと選別をしているのだと実感しました。

門倉さん:「私たち店舗開発部では大きく3つのチームに分かれています。①物件をリサーチして出店すべき店舗を探してくるリサーチ部隊、②オーナーにご提案してオープンまで二人三脚で進行していく部隊、③工事や工程管理などオーナーを裏で支える部隊です。会議ではその全チームが出席して、それぞれのチームの見地から物件に関しての懸念事項の確認やすり合わせをしていきます。それぞれの店舗について疑問が一つも出ない状況になるまで、不安要素はすべて解消できることを最重要視しています」

  • 店舗開発部の会議の様子。全員で気になった点を積極的に話し合い、懸念点を解消していく

――店舗が決定し、工事などが進められるようになると、以降はどのように進むのでしょうか。

門倉さん:「オープン日が仮で決まったら、次はオーナーサポート部になります。店舗開発部では物件に携わる部分に特化しておりますが、ビジネスは物件だけが良くても成立しないため、引継ぎを行っております」

――最後に、買取大吉でのビジネスに興味を持っている人にメッセージをお願いします。

門倉さん:「今、日本のリユース市場は右肩上がりで、日本の隠し財産が67兆円とも言われています。そうした中で、『買取大吉』はリユース業界の中でも特に伸びている企業です。若い方からご高齢の方まで、どこでも同じようにサービスを受けることができる『買取大吉』のブランド力が、フランチャイズのオーナーにとって大きなメリットとなると自負しています。開業ビジネスを検討していらっしゃる方にとって、『買取大吉』でビジネスをはじめることは、メリットしかないと思っております。ビジネスには先行者利益があります。開業が早ければ早いほど、得られるものも大きい。『買取大吉』には850店舗以上を出店し、圧倒的な継続率を維持しているノウハウがあります。ご検討されている方がいらっしゃいましたら、ぜひ一緒に未来を作っていければと思います」

様々な視点からオーナーを徹底的にサポート

続いてお話を聞いたのは、FC事業部/オーナーサポート部 スーパーバイザーの五十右篤司さん。FC事業部/オーナーサポート部では、実際に店舗が決まった後にオーナーとやり取りを行っているといいます。

  • 株式会社エンパワー FC事業部 / オーナーサポート部 スーパーバイザーの五十右篤司さん

――オーナーサポート部は、どのようなお仕事をされる部署なのでしょうか。

五十右さん:「オーナーサポート部では、店舗が決まってからオープンまでの事前準備と、オープン後にどのように店舗を継続していくかについてのサポートを行っています。店舗開発部で店舗が決定すると、オーナーの情報が私たちに共有されるので、確認しながらご連絡をしていきます」

――まずはどのような準備から始めるのでしょうか。

五十右さん:「開店に向けた備品の準備リストや様々なタスクなどのスケジュールをご説明させていただきます。また、オープン直後からWEB広告を展開しますので、そこに掲載するお写真やオーナーのご挨拶文などを協力して準備します。このクオリティで集客が2倍以上変わります。査定に使う試金石、ルーペなどの特殊ツールはこちらで用意していますが、文具などの一般備品はオーナーご自身で事前に揃えていただいております」

――スケジュールや必要なものの案内をしてくれるんですね。

五十右さん:「そうですね。オープンに向けて、いつまでにどんなものが必要で、どんなことを終えておかなければいけないのか、適宜オーナーに確認しながら進めています。『買取大吉』には3日間と5日間の2つの研修がありますので、その日程も加味しながらスケジュールを組んでいきます」

  • 「買取大吉」の特徴のひとつがオーナーサポート。オーナーサポート部を横断しながら適切な提案が受けられる

――髙間さんのケースでは、どのようなサポートを行ったんでしょうか。

五十右さん:「髙間様の場合、路面店ですのでホームページに掲載する店舗の場所をより分かりやすくするようにご依頼させていただきました。路面店の場合は、商業施設内にある店舗など、分かりやすい立地のほうに人が流れてしまう傾向があります。近くにお住いの方であればわかるだろうという感覚ではなく、初めて訪ねる場合でもすぐにわかるように、お写真のポイントなどをお伝えして、かなり細かくフォローさせていただきました」

膨大なデータから失敗しないノウハウを提供

――オーナーにとっては集客に関する課題が一番気になる点かと思います。その部分へのアドバイスにはどのようなことがあるのでしょうか。

五十右さん:「例えば折込チラシに関して。やはりコストがかかりますから、消極的になってしまうオーナーも少なくありません。ですが、『買取大吉』の直営店データを参照すると、最低限どれくらいの部数をお配りすれば、売上の数字に反映されるかの数字が見えてきます。

とにかく多く部数を出せばいいというものでもなく、一番効果的な部数をご提案できるようにサポートしております。そのほかの場面でも、しっかりと売上を出せている直営店のデータがあることや、多くのオーナーへの案内実績があることは、強みだと思います」

――データや実績による分析に基づいたサポートがあるのは心強いです。

五十右さん:「そうですね、例えば集客では、ノボリを設置する場所やパネルの効果といった実店舗へのアプローチや、ウェブ集客におけるリスティング広告のご提案など、様々なノウハウがあります。ほかにも、従業員の募集をかける際にも、どういったメッセージを出せば人を集めやすいか、といった効果的なノウハウもあります」

  • ノボリの設置箇所ひとつとっても、培ってきたノウハウが売上に直結する

――実際のところ、買取専門店の経営ではどれくらいの利益が見込めるものなんでしょうか。

五十右さん:「直営店における直近の月平均の売上は2,400万円でした。少なくともこの数字は、オーナーもノウハウの活用次第で十分到達可能な数字です。

『買取大吉』にはしっかりとしたロールプレイング研修があって、初めての方でもプロの査定員として成長できる充実した環境を整えています。実際、立地や店舗の大きさに差はありますが、売上が大きくバラついているということはありません。そして、少しでも粗利率を上げるために、商材別に考えてみるなど分析の方法についてもかなり細かくサポートしています。勉強会も適宜実施しているので、学ぶ機会も多く用意しております」

――記事を読んで、フランチャイズに興味を持たれた方にメッセージをお願いします。

五十右さん:「全てのオーナーは、目標や想いをもってフランチャイズ加盟されていると思います。私はいつも、皆様の人生を背負っている想いでサポートさせていただいております。できればオーナーが思い描く目標の上を行く実績を出して、喜んで頂きたいと思っております。これからも『買取大吉』ならではのノウハウで、オーナーが利益を上げられるようにしっかりと全力でサポートしていきます!」

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次回はオープン目前、そしてついにオープンを果たした髙間さんに、現在の心境をお聞きしていきます!

⇒【連載】第1回はこちら

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