PC製品やお客様の声をダイレクトに届ける「エプソンダイレクト」。柔軟かつスピーディーな対応でお客様の課題解決に貢献し続け、2023年に創立30年を迎えます。そんな会社を支えるのが170名の社員です。(※2023年4月時点)そこで、エプソンダイレクトの社員6名に集まってもらい座談会を実施。働きがいや職場の雰囲気などを率直に語っていただきました。

長野県では高い知名度 県を代表する憧れのIT企業

まずは6名がどのような経緯でエプソンダイレクトに入社したのか、プロフィールとともにお伺いしました。

  • 事業推進部 マーケティンググループ
    藤森大輔さん(2001年度入社)
    2001年度セイコーエプソン入社。2011年度にエプソンダイレクトへ転籍。入社のきっかけは、長野県を代表する憧れの企業だったから

  • CS品質管理部 品質技術グループ
    山越真也さん(2008年度入社)
    2008年度派遣社員入社。エプソンダイレクトの雰囲気に惹かれ、2021年度正社員となる

  • 営業推進部 営業グループ
    増子良平さん(2021年度入社)
    長野県出身で、エプソンダイレクトがスポンサードを務めるサッカーチームの松本山雅FCをきっかけに同社に入社。地元の企業であることも決め手となった

  • 技術部 技術1グループ
    渡邊祥平さん(2022年度入社)
    理系大学出身で技術開発系の仕事をしたいという想いから
    製品の企画から販売まで仕事ができるエプソンダイレ
    クトに惹かれて入社

  • 事業推進部 マーケティンググループ
    志澤啓公さん(2023年度入社)
    大学入学を機に長野県に引っ越し、そのまま長野県で働きたいという想いからエプソンダイレクトへ入社

  • 技術部 技術1グループ
    古田悠矢さん(2023年度入社)
    一番そばで見ていた母親がエプソンで働いていたことをきっかけにエプソンダイレクトで働きたいと思い、入社

入社のきっかけの多くは、長野県を代表する憧れの企業だったから。エプソンダイレクトがある長野県塩尻市をはじめ、長野県にはセイコーエプソンやエプソンサービスなどエプソングループの事業所が数多くあり、地域に根付いているのです。

そんな6名の社員たちは、エプソンダイレクトに入社してみて、どういった会社だと感じているのでしょうか。詳しく聞いてみました。

ひとつの建屋のなかで技術部門、営業部門、マーケティング部門、品質管理部門がすぐに話し合える

――早速ですが、皆さんにとってエプソンダイレクトはどのような会社か、会社の魅力を教えてください。

同じ建物内で技術職から営業職までが働いているので、製品についてすぐに話し合えます。そのため、営業職には技術的な知識が自然と身に付き、技術職は営業的な観点から製品が作れるようになります。どちらの視点でも働けることは魅力ですね


私のいる品質管理部は、お客様からお問い合わせいただいたトラブルを技術部にフィードバックするのが仕事です。技術部と連携することが必要不可欠のため、技術部とコミュニケーションがとりやすい環境が整っているのは当社の魅力だと思います


一般的に規模が大きい企業だと役割分担が明確化されていて、業務の範囲が限定されてしまうというケースが多いと思います。しかし、当社では開発・製造・販売・アフターサポートすべて1拠点(同じ建物内)で担っているので、連携がとりやすいのが特徴です。各部署とのコミュニケーションが円滑にできるのがエプソンダイレクトならではだと感じますし、それによってお客様のニーズに沿った製品を生み出していけるのではないかと考えています


  • 左:藤森大輔さん 右:山越真也さん

確かに、技術部でも他部署へ話を聞きに行くことがありますね。こういう製品を開発したら市場の反応はどうだろうかとマーケティング部門の人に聞きに行ったり、困りごとがあったときは品質管理部の人を頼ったり……どこの部署も快く相談に乗ってくれるので、お客様の要望を反映しやすい環境になっていると思います


技術部から『この製品はここが特徴だよ』とか、『ここに注力して作った』などと聞くと、営業時のセールストークのヒントになります。“エプソンダイレクト”という社名なだけあって、お客様の声がダイレクトに届くのが当社ならではの強みですね


――皆さん社内の話しやすさや雰囲気の良さを感じているのですね! 若手社員のお二人も感じますか。

どの部署の先輩も優しい方ばかりで、声をかけやすい環境が整っていると感じます。まだまだわからないことばかりで戸惑うこともありますが、上手くできないときはどこを改善すればいいのかを教えてくれるので、自身が成長できる職場でもあります。とても働きやすい職場です


  • 志澤啓公さん

私もサッカー好きの課長と一緒に、松本山雅FCの試合を観に行くことがあるくらいです。課長は違うチームのサポーターなのですが、『エプソンを背負ってそれはどうなんですかね?』とツッコミながら観戦できるほどざっくばらんに会話できる環境です(笑)


――エプソンダイレクトならではの商品やサービスの魅力について教えてください。

当社はハードディスクを簡単に脱着できるデスクトップPCやグラフィックボードを装着できる小型のPCなど、ユニークな製品が多いのが特徴です。加えて、長期使用を想定したうえでパーツ同士の相性や互換性までしっかりと検証するため、故障が少ないという目には見えない強みもあります


  • エプソンダイレクトの製品の数々

そうした強みを活かし、エプソンダイレクトではお客様に長期的に製品を利用していただけるよう、『7年保守』という最長7年間の定額保守メニューを用意しています


当社は、製造と販売を一貫して行っているため、納品までのスピードが早いです。これは、エプソンダイレクトならではの強みだと思います


  • 増子良平さん

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お客様に「こういうのがほしかった」と言われる喜び

――エプソンダイレクトでの働きがいや、やりがいを教えてください。

お客様の多くが医療現場やゲーム開発など特定用途での利用です。そのため、病院の電子カルテ用途PCや静音性に配慮したPCなど、特定の利用シーンに沿った要望をいただくことが多くあります。そんなお客様の要望を社内の各部署と話し合い、お客様が本当に役立つと思ってもらえるような製品が出来上がると面白いですね。最初は苦労しても、お客様が『こういうのがほしかったんだよね』と言ってくれたときは、やりがいを感じます


技術部としては、新製品を世に出したときが、最も働きがいを感じる瞬間ですね。 当社は製品開発を一部分だけ担って、それが終わったら他の担当に引き継ぐという形ではありません。企画からリリースまで担当するので、自分が携わった製品が世に出るときは感慨深いです。また、営業部門から『こういう評判を貰っているよ』と言われるのも励みになります


  • 渡邊祥平さん

お客様から『エプソンにお願いして良かった』と言われたときです。トラブル対応をするとき、再現した現象にだけ対処しているとどうしても先に進まないことが多くあります。技術部にこういうフィードバックが必要になる、そうするとこの部品が足りなくなるかもしれない、お客様には代替提案をしなければいけない等と、先々まで考えて調整していく必要があります。それが上手く進んで解決したときや感謝の言葉をいただいたときは、やりがいを感じます


――業務の際に大切にしている心構えを教えてください。

マーケティング部門の場合、お客様と直接接する機会はほとんどありません。だからこそ資料を作って他部署の人に届けるときには、相手をお客様だと思って、どうしたら見やすいか、どうしたら伝わるか等を考えながら作成することを心がけています


私は『お客様に売ること』より、『お客様の役に立つこと』が一番大事だと捉えています。当社のPCはそうした点を強く意識して作っているので、とにかくお客様の役に立ち、長く使ってもらってもらえる製品を届けることを大事にしています


トラブルの原因を探るのと並行して、『このデバイスを装着すると使えますよ』とか、『設定をこのように変えるとこういう使い方が可能になります』といった応急の代替案も提示するよう意識しています。使い方をアドバイスすることで、より長く安心して使っていただくことができると思います


品質へのこだわりは、エプソングループ全体の根幹に近いポリシーの部分です。エプソンダイレクトだけの文化ではなく、グループ企業としてお客様に誠実に対応する精神が根付いているのだと思います。誰かから教わったとか、そうしなきゃいけないと決められているわけではないですが、お客様に誠心誠意働きかけるという考えは、自然と定着しています


僕はこれまで築いてきた当社の強みを継承できるよう、機種の特性や評価内容をノートにまとめています。製品を販売するために確認する点やお客様視点の評価項目に加えて、『ここも見ておいたほうがいいよ』というコメントや手順なども書いています。この先も“エプソンダイレクトを選んでよかった”と思ってもらえるよう、日頃から心がけて取り組んでいます


  • 古田悠矢さん

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会社の一員という実感と責任感を持って頑張れる

――創立30周年を迎えたことも踏まえ、今後どのような挑戦をしていきたいですか。

営業としては、技術営業ができるような知識を身に付けたいという目標があります。営業視点と技術視点の考え方ができるようになることで、お客様との距離感や技術との距離感が近づき、もっとエプソンダイレクトを使っていただけるようになるのではないかと思っています


野望に近いことで漠然としていますが……週に2時間ほど、若手を集めた寺子屋のようなものを行いたいです。この先を担っていくメンバーと長期的なビジョンの話をしていくことで、お客様の期待を超えたより良い社会の実現に繋げられたらと考えています


――この記事を読むエプソンダイレクトが気になっている大学生に向けて、メッセージをお願いします。

エプソンダイレクトに入社して、『働くことがこんなにも楽しいことなんだ』と驚きました。学生から社会人になるというのは正直不安もあると思います。でも、私がこの会社に入社して感じたように、エプソンダイレクトには楽しさややりがいがあることを伝えたいですね


エプソンダイレクトでは、自分の部署の先輩だけでなく、違う部署の先輩からも声をかけてもらえるような話しやすい職場です。多くの部署と連携しながら働くため、会社の一員という実感が得られて、日々責任感を持って働いています。後輩ができた際には、先輩方にしてもらって嬉しかったことを還元していきたいと思っているので、ぜひ入社をお待ちしております!


――社内の雰囲気の良さが伝わりました。これからのエプソンダイレクトの未来が楽しみですね。本日はありがとうございました!

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話しやすい雰囲気がある職場というだけあって、取材中も和気あいあいとして冗談や笑い声の絶えない座談会でした。部署同士の距離が近いからこそ、顧客に寄り添って活動できるエプソンダイレクト。顧客ファーストである同社の一番の働きがいは「顧客の笑顔」と言えるのではないでしょうか。

今年創立30周年を迎えるエプソンダイレクト。今後も同社の取り組みが見逃せません。

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