神経伝達物質のセロトニンは、覚醒状態を調整したり、意欲や気力などに影響したりと、感情をコントロールすることから" 幸せホルモン" などと呼ばれています。脳で生成されるセロトニン(別名:幸せホルモン)は全身で生成されるセロトニンのうちのわずか5%ほどで、セロトニンの多くは腸でつくられています。

では、腸で生成されたセロトニンも "幸せホルモン"と呼べるのでしょうか。

腸でつくられる"幸せホルモン"...?

腸でつくられたセロトニンは血液脳関門※によって脳内に入ることはできません。腸で作られたセロトニンは、脳でつくられるセロトニンとは異なり、腸のぜん動運動の促進や、血流にのって全身をめぐり骨形成などの役割を担っています。

※血液から脳組織への物質の移行を制限する仕組みのこと

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\脳と腸の関係とは…/

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