就活を控える学生のみなさんは、これから先、自分のやりたいことや、働くうえで大切にしたいことを考える時間が増えてくると思います。そのなかで、ほかの人たちはどんな考えをもっているのか、聞いてみたいことも出てくるはず。
そこで今回は、理系の学部に通う女子大学生のみなさんに集まってもらい、座談会を開催! 就活で不安に思っていることや、将来やりたいことなどについて聞きました。
さらに、理系女子の先輩で、現在はコマツの開発部門に所属されているTさんにも参加いただき、就活中に心がけていたことや、コマツでの業務内容について伺いました。理系ならではの、やりがいに満ちたお仕事の話がたっぷりです!
理系女子たちの就活への不安や悩みを、座談会で聞いてみた!
私は今、お茶の水女子大学理学部数学科の4年生です。もともと、手を動かすことより、計算や論理立てて物事を考えるほうが好きなので、数学科に進みました。 |
東京工科大学応用生物学部の3年生です。美容に興味があって、皮膚や毛髪、化粧品のことを学べるコースがあるので、この学部に通っています。 |
明治大学農学部農学科の1年生です。高校生のときに農業や環境関係の科目を選択し、賞味期限の近い食材を貧困家庭に寄付するフードパントリーの団体を運営していたこともあります。それがきっかけで、食料のことや、生産方法で環境に負荷を与えない方法などを学べればという思いで農学部に進学しました。 |
みなさん、ご自分の得意分野を突き詰めて学部を選んでいて、素晴らしいですね! 私は今、コマツの開発本部ICTシステム開発センタに勤務していて、油圧ショベル(ショベルカー)のソフトウェアを作っています。高校時代は物理がわりと好きで、大学は早稲田大学基幹理工学部に入学しました。動いているものや大きなものが好きという理由から、卒業後にコマツに入って、今入社6年目です。 |
大学を卒業後は大学院に進学する予定です。自分で何かを考えて、まだ形になっていないものを生み出したい気持ちがあるのですが、将来どういう業界に進むかについてはまだ決めていなくて……。今は、情報を広く浅く集めている状態です。 |
大学で毛髪学の研究室に入っていることもあって、卒業後はシャンプーやヘアブリーチなどの企画や、プロモーションの仕事に進みたい気持ちがあります。 |
今ある課題や新しいものの開発に向けて、人とアイディアを出し合いながら物事を進めていくことが好きだなと感じています。なので、たとえば農業の知識を活かして、さまざまな人と協力し合って社会システムをよくしていくとか。そういうことに興味をもっています。 |
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コマツで活躍する理系女子の先輩へ、気になることを聞いてみた!
私はまだ1年生なのですが、今のうちからやっておくといいことはあるでしょうか。興味のある研究室への訪問はしているのですが……。 |
研究室訪問ができていれば充分だと思いますよ。3年生ぐらいになると、得意なものとそうでないものがはっきりしてくると思います。そうすると、「将来ずっと携わっていくとしたら、この分野かな」というものが少しずつ絞られてきます。そのうえで研究室に入って就活が始まって……という流れになるはずです。 |
私はいろいろな会社のことを知りたいので、商品に書いてある企業名をよく見るんです。でも、BtoB企業の場合、情報を得るのがなかなか難しくて困っています。 |
普段目にしない企業名は、探しづらいですよね。その場合は、卒業した先輩が研究室に訪ねて来てくださることがあると思うので、先輩が勤務している会社について聞いたり、先輩や教授にBtoB企業のことを尋ねたり。私は就活で説明会に行ったときに、隣に座っている人に「ほかはどういうところの説明会に行きました?」と聞いたりしていましたよ(笑)。 |
え、すごい! |
そうすると、自分が見ていなかった分野の企業名を教えてくれたりするんです。私は、建設機械や農業機械、産業機械、ミシンを作っている企業をチェックしていたのですが、別分野の会社の情報をもらうこともできました。 |
最終的に、インターン先やエントリーする企業は、どうやって選んだのですか? |
就活をしているときは、「やりたいことがやれるかどうか」という絶対的な軸がある人は、その軸をもとに企業を選べると思うんです。ただ、私は強い軸がなかったので、まずは表を作って、そこに気になる企業名とやりたいことや、働きやすさなどの条件も記入しました。そして、それぞれの会社が、この条件を満たしているかについて○×△印をつけて、点数が純粋に高いところを受けるようにしていました。 |
冷静に分析なさっていたのですね! |
たとえば、ふたつの会社のどちらにしようか悩むときに、ぼんやり考えていると、差はわずかにしか見えないんです。なので、点数制にしました。それに、自分の希望の条件をちゃんと決めておくと、説明会で大事なポイントを聞き流さずに済んだり、質問しやすかったりします。その点は、やってよかったと思うことです。 |
まず私は、人が仕事で使う機械作りに携わりたいと思っていたんです。理由は、その機械が、使う人の相棒のようでかっこいいと思っていたので(笑)。次に、その事業が今後発展しそうかどうかということにも注目しました。自分が技術職で入社するとなると、募集人員が多い開発枠に就職するだろうと。その場合、発展していく事業のほうが、自分のモチベーションが保てると思ったんです。あとは、働きやすい職場かどうか。この3本軸を条件に企業を探したところ、コマツは総合点数が大変高かったんです。 |
新卒で入ってからずっと、道路工事や家の解体作業などに用いる、中小型の油圧ショベル(ショベルカー)のソフトウェアを開発しています。コマツは研修期間が長く、入社から半年ほどは研修を受けて、10月に今の部署に配属されることが決まりました。私は学部卒で知識に自信がなかったので、研修が多い企業というのも希望のひとつでした。ちゃんと教えてくれる会社がいいなと思いまして(笑)。 |
とてもワクワクします。一時期、日本で展開している中小型の機械の多くが、私の作ったソフトで動いているということがあったんです。そのときはさすがに自分でも、「すごい!」と驚きました(笑)。自分が手掛けた製品が目に見える形で存在し、そして全国各地で使用されているのは、やはりやりがいにつながります。また、実際に機械を使用している方から直接お話を伺いすることもあるのですが、自分がこだわった部分や、工夫したことに対してコメントをいただけると、感動しますね。 |
コマツが力を入れている、建設機械の遠隔操作や自動化などのシステムに関わっていけるといいなと思っています。油圧ショベル(ショベルカー)を操作するオペレーターの方の現場を拝見すると、夏は暑くて冬は寒く、お手洗いまで遠いなど……。大変なことがたくさんあります。そういうときに、油圧ショベル(ショベルカー)の遠隔操作ができれば、現場から離れた安全で快適な事務所から動かせるので、仕事の仕方ががらっと変わると思うんです。オペレーターの方は高齢化が進んでいますし。それから、災害現場や人が立ち入れないところでも遠隔操作は役に立ちます。その作業の一端を担いたいです。 |
当然のことですけど、道は全員が踏みますよね(笑)。油圧ショベル(ショベルカー)のソフトウェアを開発することで道作りに関わって、みなさんの役に立っていると思うと、充実感が大きいです。それから、新しいことにどんどんチャレンジしている会社なので、そこで仕事ができるのもうれしいですし、いろいろなタイプの理系の人と仕事をするのもおもしろいです。数学や画像認識、情報系など、さまざまな分野を得意とする人が集まっていますよ。あとは、有給休暇もたくさんとれるので、働きやすさの点でも満足しています。 |
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私が専攻している数学科は、就職先が少ないと言われがちな分野なのですが、アプローチ法を探せば研究開発に携わる方法もあるのでは? と思いました。もっと視野を広げて、いろいろな仕事のことを調べてみます。 |
研修期間が長い企業を就職先として希望するという点が、とても参考になりました。私も学部卒になる予定なので、研修できちんと知識を得て、不安のない状態で仕事を始めたいです。 |
新しい開発に力を入れている会社で働くことに、魅力を感じました。私自身、いろいろな分野の人と課題を解決しながら技術を開発することに惹かれているので、理想の環境だなと思いました。 |
今回は、理系女子のみなさんに、将来やりたいことや就活への不安などを伺いました。そして、コマツの開発本部勤務のTさんからは、就活に向けての具体的なアドバイスや、企業の魅力もたっぷりと! コマツでは理系女子がたくさん活躍していて、有給休暇を始め、男性も女性も育休を取りやすいなど、働きやすい制度が充実しています。より詳しい情報は採用サイトに掲載されているので、ぜひ、チェックしてみてください!
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