ポップコーンの芳ばしい香りに包まれながら、フカフカのじゅうたんの上を歩き、薄暗い館内を歩く。スクリーンに流れるCMを眺めていると、上映開始のブザーとともに消灯し――。気軽に非日常を味わえる映画館は、一番身近なテーマパークともいえるだろう。
筆者自身、週に数回は足を運んでしまうほどの映画館ホリック。しかし、鑑賞料金が地味に値上がりしているのが痛い……。いつのまにか大人だと1,900円〜2,000円が主流になっていて、ポップコーンなんかをつけた日には3,000円も目前に!
今まではそこまで意識していなかったが、クレジットカードの明細で「あれ?」と目につくことが増えた。しかも、7月からは多くの映画館で値上がりするというし。まあ、某ランドだって値上がりしているくらいだから、しょうがないけれど……。
そんな愚痴まじりの雑談をマイナビニュースの編集担当としていると、「それ、記事にしてください!」と謎のオファーが。なんでも、「auスマートパスプレミアム」 (通称・auスマプレ)が映画料金値上がりへの”レジスタンス“として、さまざまな施策を打ち出しているらしい。
「そもそもauユーザーじゃないしな……」とは思いつつ、担当の熱弁に負けて試してみることに。どのくらいの恩恵を受けられるのか、いざ検証してみよう。
「auスマートパスプレミアム」とは
そもそも「『auスマプレ』ってなんぞや」という方に説明すると、KDDIが運営する月額制サービスのこと。月額548円で映像や音楽、雑誌などのエンタメコンテンツが楽しめたり、コンビニやショッピングで使えるクーポンを配布していたりと、結構なんでもありのようだ。
しかも、実はauユーザーじゃなくても入れるらしい。名前で判断していました、すみません……。
筆者は「au ID」を持っていなかったので、まずはアカウントを作成する。一般的なサービスと同じように名前やメールアドレスなどの情報を入れれば完了。作りたての「au ID」でログインして「auスマプレ」に登録すれば、すぐに利用できた。
「auスマプレ」はブラウザでも開けるが、個人的にはいろんなクーポンを一元化してくれるアプリがおすすめ。コンビニで使えるクーポンもサクッと表示してくれた。
ちなみに初回は30日間無料! お金をかける前に使い勝手を試せるのは非常に良い。検証にも、もってこいだ!
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映画好きにはありがたすぎるクーポン
さっそく「映画館・劇場」というカテゴリをみていこう。すると、なんだかおトクっぽい雰囲気のバナーがたくさん表示された。
色々と調べていると現在の「auスマプレ」では(色々あるなかでも)大きく2つのどデカい割引があることが分かった。
映画料金が毎日割引! 「auシネマ割」
「auシネマ割」は、提携している映画館(※)での鑑賞代が割引になるクーポン。平日だけでなく土日祝日も使えて、いつでも1,400円で鑑賞可能に。回数制限はなく、繰り返し何度も割引できる。
しかも、夏限定でビッグキャンペーンも開催するそうだ。7月14日(金)〜8月24日(木)の間は、1,400円→1,200円とさらに割引に! 夏休みにがっつり使えるのはありがたすぎる……。キンキンに冷えた映画館で涼みながら、おトクにゆったり映画が観られそうだ。
(※)「auシネマ割」対象劇場:松竹マルチフレックスシアターズ(MOVIX/ピカデリー)(※東劇は除く)、大阪ステーションシティシネマ、なんばパークスシネマ、ユナイテッド・シネマ、シネプレックス(※YEBISU GARDEN CINEMAは除く)、コロナシネマワールド、テアトルシネマグループ
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毎週月曜日は1,100円に! 「auマンデイ」
月曜日限定で、TOHOシネマズでの鑑賞代が1,100円になる「auマンデイ」。曜日は限定されるとはいえ、ほぼ半額に近い金額で観られるのはデカい。それに、TOHOシネマズは日本で2番目にスクリーン数が多く上映作品も豊富なので、これは助かる……!
ちなみに、7月13日(木)からは木曜限定の新特典も開始される予定とのこと。これは毎週木曜限定に、売店のフードなどの割引クーポンがあたる特典で、思わず映画館にいきたくなる仕掛けになっている。
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実際にクーポンを使って……話題の3作品を鑑賞!
では、百聞は一見にしかず。さっそくクーポンを使って、上映中の3作品を鑑賞しにいこう。 観たい映画を決め、普段と同じように希望の時間帯や場所から劇場を調べて、その際に「auシネマ割」対象劇場を選ぶ。どこにするか決まったら、各劇場の「auシネマ割」特設ページに遷移するとクーポンコードを入手できる。
窓口で購入する際は画面を提示すればOK。インターネットで事前購入する場合は、各サイトの予約画面でクーポンコードを入力すると割引された。
② 「auシネマ割」対象劇場を選ぶ
③ 各劇場に設置された「auシネマ割」特設ページに遷移
④ 表示されたクーポンコードを窓口で提示する or インターネット事前購入時にクーポンコードを入力
もっと複雑な仕様を想像していたが、かかる労力や時間も普段とほとんど変わらなかった。であれば、使うに越したことはない! 特設ページに詳しい使い方も載っているので、初めてでも戸惑うことなく予約できた。
1作目『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』
まずは、検証時に公開されたばかりの『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』から。最新作でも「auシネマ割」で問題なく割引してもらえた!
本作は、長きにわたり愛されてきた「インディ・ジョーンズ」シリーズの最終章。第1作目が放映された1981年からは40年以上も経過しており、当時30代だったハリソン・フォードも今は80歳というから驚きである。
当然、インディ自体も年をとっていて、作中でもたびたび「過去の人」扱いされている。しかも、あんなに偉大な冒険家だったはずが、私生活は決して幸せとはいえない様子。息子は死に、妻は出ていってしまい……インディが一人無言でインスタントコーヒーを淹れる姿には思わず胸が締めつけられる。 「正直、過去作ほどの衝撃はないかもしれない……」なんて思っていたが、そんな自分を殴りたい。80歳とは思えないほど俊敏な動きを見せるインディ演じるハリソン・フォードは、まさに”ハンサムの権化“。ハンサムはいつまでたってもハンサムだと、骨の髄から分からせられた。
今回の冒険にはイケおじ×美女×子どもの3人が揃うシーンが多く登場する。このバランスが素晴らしく、最後の最後まで予測できない展開に目を奪われること間違いないだろう。
「インディ・ジョーンズ」を過去に観たことがある人も、今回が初めてという人にもおすすめできる本作。 シリーズの集大成らしいド派手なアクションや練られたストーリーに、映画館の臨場感が加わると「映画ってこういうものだ!!」と正解を見つけた気持ちになる。
500円映画鑑賞クーポンがもらえる
2作目『プー あくまのくまさん』
「ハチミツはもう飽きた。」というコピーと、誰もが知っているプーの衝撃的なビジュアルで目を引きまくる本作。
友人だったクリストファー・ロビンに捨てられたことで、プーとピグレットは闇落ち。人間への復讐心を募らせて、森に訪れた旅行者たちを次々に殺していくというスプラッター映画である。
原作「Winnie-the-Pooh」(1926年発表)の著作権保護期間が各国で相次いで終了し、パブリックドメイン化したことによってホラー実写化が実現したという本作。我々が想像するプーとかけ離れた姿に思わず言葉を失ってしまったが、観てみるともはや高度なコメディだと言わざるをえないほどの作品に仕上がっている。
好き嫌いの次元を超える新感覚の映画に鑑賞後は「この映画、僕は嫌いではない」という秋元康さんのコメントに完全同意してしまった。
個人的に印象的だったのは、冒頭の回想シーン。クリストファー・ロビンが森へ来なくなったことで、食べ物の供給がなくなったプーたちは、なんと困り果てた末に仲間のイーヨーを食べてしまう。「こんなことってありえるのかよ……」と、脳内でストレートなツッコミが炸裂した。
はじめから終わりまで、人間たちがプー&ピグレットによって殺される様子がひたすら描かれていく本作。しかもうら若き女性が中心で、なぜか露出も多め……という「我々が知っているプーさんはどこ?」「なんだ、この演出は……」と狂気の沙汰としか言えない仕上がりを、ぜひ劇場で体感してほしい。
ちなみに、「auシネマ割」なら同行者も2名まで割引できる。筆者も後輩を無理やり連れていったが、鑑賞後は絆が深まった感じすらした。ぜひ、誰かと一緒に観てほしい作品である。
500円映画鑑賞クーポンがもらえる
3作目『怪物』
監督・是枝裕和と脚本・坂元裕二がタッグを組み、楽曲は坂本龍一が担当したことでも話題の『怪物』。そうそうたる面々に面白くないわけがないとは思っていたが、観終わったあとは「そりゃあ面白いわ……」とただただ感服せざるをえなかった。
大きく分けると三部構成になっていて、小学生の子どもを持つシングルマザー、子どもが通う学校の男性教師、そして子ども自身とその同級生にフォーカスされていく。
時系列はすべて一定。同じ出来事をそれぞれの視点から辿っていくことになる。随所に結末につながるヒントが組み込まれていて、観進めていくほどに頭の中のピースがそろっていくのでどんどんのめり込んでしまう。
怒りや同情、共感、やるせなさなど、さまざまな感情が自分の中でぐるぐると変わっていき、最後のシーンからエンドロールにかけては自然と涙が出た。ストーリーの特性上、内容を具体的に書けないのがもどかしいが、ぜひネタバレなしで観ることをおすすめする。
・クーポンは最新作にも使用可能
・同行者も2名までは割引価格に(※)
・クーポンは何回でも使用できる
500円映画鑑賞クーポンがもらえる
検証結果は……
こうして、普段と同じように1週間で3作品を鑑賞。変わったことといえば、「auスマプレ」に登録したかどうかだけである。そこで、かかった金額を計算してみると……・「auスマプレ」あり:1,400円×3本=4,200円/週→年間だと218,400円
→約10万円もおトクに!
・「auスマプレ」あり、auシネマ割を利用:1,200円×3本=3,600円/週→1カ月半換算すると21,600円
→約1万4,000円もおトクに!
これは大きい。大きすぎる……!
「auスマプレ」の加入費は年間でも6,500円程度なので、お釣りがくるどころではない。もちろん、「映画館に週3回もいかない」という人のほうが多いだろうが、「auシネマ割」なら1回あたり最低600円は割引されるので、月に一度でも鑑賞すれば元がとれるのである。
また、初回は30日間無料だと伝えたが、実はそれだけではなかったようだ。「ムビチケ」購入に使える1,500円相当のクーポンやポップコーンの割引券がもらえるなど、とにかく大盤振る舞い。さらにここからは夏のキャンペーンがスタートするというから、なんだかもうよく分からないレベルに。
とにかく、定期的に映画を観る人であれば入っていて損はないサービスだろう。他サービスと比べても割引率は高く、複雑な設定も必要ないので、”映画館にいくときはとりあえず「auスマプレ」の映画割引サービスを使う!“とだけ頭に入れておけばいい。
それに、繰り返しにはなるが、「auスマートパスプレミアム」はauユーザーでなくても加入できる。他キャリアだからといって他人事だと思っていた過去の自分を叱責しつつ、「auユーザー”以外“、大歓迎! 」くらい勝手に宣伝しておこう。
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期間中は映画が1,200円!「auシネマ割 夏キャンペーン」が開催
画像クリックでキャンペーン詳細へ7月14日(金)〜8月24日(木)まで「auシネマ割」がパワーアップ! 土日、平日問わず映画が 1,200円で観られる。対象劇場や利用方法はこちら
「auスマプレ」会員限定! 1,100円で観られる作品もラインナップ!
「auスマプレ」会員限定で、もっとお得に観られる作品も。綾瀬はるかが主演を務める『リボルバ・リリー』(8/11公開)や、岸優太主演の『Gメン』(8/25公開)などが1,100円で観られるキャンペーンも行っているのでぜひチェックしてみてほしい。
毎日!対象の映画が1,100円で観られる
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[PR]提供:auスマートパスプレミアム