オーストラリア政府観光局が主催するイベント「オーストラリアで自分の物語を見つけよう!」が6月10日、サナギ新宿にて開催された。当日はオーストラリアのグルメが味わえる飲食ブースのほか、ワーキングホリデーのプロによるお悩み相談ブース、オーストラリアの食品や雑貨の物販ブースなどが出店。
また、累計63万部を突破した書籍「死ぬまでに行きたい!世界の絶景」著者である詩歩さんや、大人気You Tubeチャンネル「StudyInネイティブ英会話」のアンジー&せいけさん、英語発音マニア&発音コーチ だいじろーさん、世界で活躍するフィメールDJのDJ LICCAさんら豪華出演者によるトークショーも実施。総来場者は2,000人を超えるなど大きな盛り上がりを見せていた。
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今回はそんな同イベントをレポ―ト!まず目に飛び込んできたのは、東京・市ヶ谷、赤坂に店舗を構えるオーストラリア発オーガニックコーヒーロースター「BunCoffee Byron Bay」のブース。本場オーストラリアの「フラットホワイト」や「ロングブラック」をはじめとした、さまざまなコーヒーを販売しており、コクがありながらも甘すぎずすっきりした味わいが特徴だ。
続いてはキッチンカーでオーストラリアグルメを提供している「オーストラリア・カフェバン」。同店ではミートパイやバナナブレッドといった名物料理のほか、オリーブオイルなどの販売も行っていた。ミートパイはさくさくした生地とオージービーフのごろごろ入ったソースが楽しめるボリューム満点の一品。バナナブレッドはほどよい甘さが絶品でコーヒーとの相性も抜群だ。
続いて物販ブースではオーストラリアのライフスタイル製品を輸入する「JAU(Japan Australia United)」が出店。世界初の再利用可能なカップや、環境への負担が少ないキャンドルなどさまざまな雑貨が販売されていた。
同じく物販ブースでは「LONGFELLOWS TOKYO(ロングフェロウズトウキョウ)」が出店。タスマニア産の手作り粒マスタードやオーガニックはちみつ、無添加のジュースやクラッカーなどオーストラリアならではの食品を中心に、人気の動物ウォンバットをモチーフとしたグッズなどユニークなアイテムも取り揃えていた。
企業団体ブースには、海外留学エージェント「ワールドアベニュー」が出展。ワーキングホリデーや留学について悩んでいることを相談できるほか、充実のワーホリ情報をまとめたパンフレットも配布していた。
オーストラリア生まれの旅行会社「エスティーエートラベル」は、留学やワーキングホリデー、さらに卒業旅行などオーストラリアへの旅行全般について経験豊富なカウンセラーが答えてくれるブースを設置。航空券から海外旅行保険までさまざまな情報を提供していた。
そして今回のイベント主催者でもあるオーストラリア政府観光局ブースでは、知識豊富なスタッフがオーストラリアの魅力的な観光情報を提供。旅行会社や主要観光地のパンフレットなども配布しており、来場者にオーストラリアの魅力を伝えていた。
会場に用意されたステージでは、さまざまな出演者によるトークショーも開催。まず、オーストラリア政府観光局から木下さんが登壇し、ワーキングホリデーについての基礎知識や現地での仕事探しのためのお役立ち情報、ワーキングホリデーの魅力を語った。
また、実際にワーキングホリデーの経験が自身の人生を変えたという北嶋達也さんも登壇。現地での体験談を中心にワーキングホリデーの魅力についてトークを行った。オーストラリアのカフェ文化に魅了されたという北嶋さんは現在、本イベントにも出店したBunCoffeeにてバリスタとして活躍している。
海外留学エージェントのワールドアベニューからは寺田麻友子さんが登壇。帰国後、ワーキングホリデーの経験をどのように活かしてキャリアを選択していくのかなど、ワーキングホリデーに興味を持つ人なら誰もが気になる話が語られた。
オーストラリアと中継をつないでのライブツアー&トークライブも開催。世界最古の熱帯雨林からのライブツアーでは、キュランダ・コアラガーデンズのコアラが登場し、その愛くるしい姿に来場者も癒されていたようだ。またケアンズからは現在ワーキングホリデーで滞在中のYumiさんが出演。現地での体験談や仕事事情など、現役でワーキングホリデー中のYumiさんだからこその話題が飛び出していた。
ステージにはSNSなどで活躍するインフルエンサーも数多く出演した。楽しく英会話を学べるYouTubeチャンネル「StudyInネイティブ英会話」からはアンジー&せいけさんが登場。オフラインイベントへの出演は初めてというお2人からは、オーストラリアを訪れた際のエピソードや英会話のモチベーションを保つコツ、学習におすすめのツールなどが紹介された。
英会話に自信が持てない学習者に対してアンジーさんからは、「発音が完璧じゃないといけないという固定観念は捨てて。ジャパニーズイングリッシュも素敵」とエールが。またせいけさんは独自の学習方法として、自分の好きなことを取り入れ、モチベーションの低下を防ぐサンドイッチ理論を紹介。「たとえば好きな洋楽を聴いてモチベを高めて、そのあと英語学習をして、モチベが下がりかけたら最後にまた洋楽を聴いてモチベを高めるのがおすすめ」と語った。
同じくYouTubeで活躍するインフルエンサーとして、発音マニア&発音コーチのだいじろーさんも出演。アメリカ英語やイギリス英語、オーストラリア英語など、各地の英語の発音に違いについてユーモアを交えながら解説した。また、会場のお客さん参加型のリアル発音レッスンも実施し、大きな盛り上がりを見せていた。過去に20ヵ国以上を訪れたというだいじろーさんは自身の経験を振り返り、「海外に行ったことで価値観が変わった。海外に住むのは絶対におすすめ」と話していた。
音楽でイベントを盛り上げたのは、アジアのトップ10女性DJにも選出されているフィメールDJ / DJ LICCAさんだ。国内だけでなく海外でも活躍するDJ LICCAさんは、オーストラリアの思い出として「カフェで『何聴いてるの?』と話しかけられて、そこから話が盛り上がった」というエピソードを披露。さらに日本とオーストラリアの音楽文化の違いなどについても語った。トークライブの後はDJ LICCAさんによるDJプレイも行われ、会場を沸かせていた。
トークライブのラストを飾ったのは、「死ぬまでに行きたい!世界の絶景」プロデューサーで”絶景”ブームを牽引した詩歩さん。オーストラリアを訪問した際の絶景写真を映し出しながら、当時の旅の思い出を披露した。オーストラリアの魅力について詩歩さんは「オーストラリアは時差も少ないので、旅行しやすい国。まだ見ぬ絶景が眠っている国なので、ぜひ行ってみてほしい」とコメントした。
参加者の7割以上が「オーストラリアのワーキングホリデーに対するイメージがポジティブに変化した」と回答
イベントは来場者が2,000人を超えるなど、大盛況で幕を閉じた。参加した前後でオーストラリアのワーキングホリデーに対するイメージがどう変化したかアンケート調査してみると、「新しい冒険や体験が得られるイメージ」や、「ワーキングホリデーを将来のキャリアに活かすイメージ」を持つ人が増加していた。
また、イベント参加前後で「オーストラリアのワーキングホリデーに対するイメージがポジティブに変化した」という人は全体の7割以上となり、「イベントに参加したことでオーストラリアのワーキングホリデーに興味を持った」という人は9割近くに上った。
イベントの満足度についても「満足した」人が9割以上と非常に高く、オーストラリアのワーキングホリデーの魅力、そしてオーストラリアという国の魅力を多くの人に伝えられたイベントになったようだ。
オーストラリアはワーホリにぴったり!? 経験者が教える、オーストラリアが人気な理由
オーストラリアのワーキングホリデー経験者としてイベントに登壇した北嶋さんや、オーストラリア政府観光局の木下さんによると、オーストラリアはワーキングホリデーに最適な国だという。
その理由として、オーストラリアと日本の時差が少なく、距離も近いため行きやすいこと、移民の多い国なので英語を母国語としない人々を受け入れる文化的土壌があり、多くの人がフレンドリーに接してくれることなどが挙がっていた。
また、雄大な自然と先進的な都会のカルチャーの両方が楽しめるのも、オーストラリアならではの魅力だ。たとえば西オーストラリア州のメロン農家で働いていたという北嶋さんは、「パンフレットそのまま」という大自然を堪能しつつ、一方で都会のカフェ文化も楽しんでおり、その経験が現在のキャリアにつながっている。
オーストラリアは「自分の物語が見つかる場所」
オーストラリアでのワーキングホリデー経験者や旅行経験者が数多く登壇した今回のイベント。印象的だったのは、誰もが口を揃えて「迷うならすぐにでも行くべき。一歩を踏み出すことが大事」とコメントしていたことだ。
多くの人が不安を持つ英語力についても、「StudyInネイティブ英会話」のアンジーさんが「向こうでアウトプットして身につければいい」と言うように、過度に恐れることなく、まずは飛び込んでみることが大事だろう。本イベントに出演したインフルエンサーの動画や書籍で情報を得たり、留学エージェントなどのプロに相談したりするのもおすすめだ。
オーストラリアのワーキングホリデーは、自分自身が主役になり、自分自身の物語を見つけられるチャンス。少しでも気になっているなら、今すぐに動き出そう。
[PR]提供:オーストラリア政府観光局