春から始まった社会人生活に慣れ、気持ちにゆとりが生まれてきた今日この頃。最低限必要な家具と家電しか揃えていない部屋のインテリアをアップデートしたい欲が出てきた。せっかくの一人暮らし、自分好みの空間を作りたい。
気になっていたおしゃれなお店がいくつかあって、“暮らしの相棒”を探しに行きたいけど、いずれも自宅からは電車でアクセスしにくい場所ばかり。家具を買ったら持って帰るのも大変だし、沿線が異なるため乗り換えが多かったり、最寄り駅からの距離が遠かったりして、ちょっと億劫になる。
そこで、会社の同期に紹介してもらったカーシェアリングを初めて利用してみることにした。
新大阪駅前から“暮らしの相棒”を探す休日ドライブに出発
利用したのは、カーシェアリングサービス業界最大手のタイムズモビリティ(株)が提供する「タイムズカー」。街のいたるところにカーシェアステーションがあり、スマホから予約するだけの手軽さがありがたい。
指定したカーシェアステーションは、自宅から近い新大阪駅前にある「新大阪駅南ステーション」。
まずは予約ができていることを確認して、アプリから車のドアロックを解錠。次に、グローブボックスから車のカギを取り出し、エンジンをスタート。エンジン音に胸が高鳴る。
お供の車は、人気のコンパクトSUV「ヤリスクロス」だ。荷物をしっかり積めるし、小回りが利くから狭い道や路地も安心して運転できる。
いよいよ“暮らしの相棒”を探す休日ドライブに出発だ。今回は短時間の利用で、沿線の異なる3つのお店を巡る。
カジュアルな無骨さが物欲を刺激するインテリアショップ「DULTON FACTORY SERVICE 大阪店」
ヤリスクロスに乗って最初に訪れたのは、大阪市東淀川区にある「DULTON FACTORY SERVICE 大阪店」。1988年創業のインテリア雑貨メーカー「DULTON」の直営店で、2017年4月に心斎橋から移転してきた。外構にはヤシの木が植えられ、存在感ある2階建ての倉庫は周囲のマンションや工場に隣接する中で異彩を放っている。まるで南国のような異国情緒が漂う。
広々とした店内には、DULTONを代表するスチール家具や定番のカラフルなプラスチックトラッシュカンをはじめ、オリジナルのインテリア雑貨やアパレル商品などがひしめき合い、その数は何万点にも上る。無骨でありながらカジュアルさが同居するアイテムひとつひとつに“心に豊かさを”というDULTONのコンセプトが宿っていて、手に取るだけでワクワクしてしまう。
一見乱雑に見える配置も絶妙に洗練されていて、職人の作業場を練り歩いているようで楽しい。宝探しの気分で冒険心がくすぐられ、日常を忘れて物欲が刺激された。
ひときわ目を引いたのは、スチール製のワーキングチェア。これに座れば、在宅時の仕事も捗るに違いない。その出で立ちに惹かれたが、今日のところは目星を付けておくだけに留めておこう。
購入した小物をバスケットに乗せてトランクに詰め込み、次の目的地に向かった。
<DATA>
DULTON FACTORY SERVICE 大阪店
・所在地:大阪府大阪市東淀川区小松3-21-57
・営業時間:11:00~20:00
・定休日:年末年始
トルコライスに舌鼓を打ち、中華鍋に憧れを抱く。カフェ×厨房機器販売の「古虎厨房」
お昼時、ランチしに来たのは、大阪府寝屋川市にある「古虎厨房」。昨年2022年5月にオープンしたカフェだ。車でないと行きにくいため、タイムズカーのおかげでようやく念願が叶った。
オーナーが「一目惚れした」と明かす古い倉庫を改装した店内は、天井から光がたっぷりと差し込み、明るく開放的。「倉庫の良さを消してしまいたくない」との配慮から、あえてパイプやダクトはむき出しのまま。素材を活かした飾らない内装に好感が持てる。国内外から集めた不揃いのアンティークなテーブルや椅子、ソファには、掘り出し物も紛れているのだとか。不思議と居心地の良さを感じるのは、倉庫の雰囲気とアンティーク家具の風合いが織り成す妙なのかもしれない。
席に着いてオーダーしたのは「トルコライス」(1,650円)。とんかつとエビフライ2尾、ターメリックライスに副菜まで付いた盛りだくさんの一皿だ。サクサクのカツやフライと絡み合うデミグラスソースには隠し味に赤みそを使用していて、甘みがあって濃厚。見た目のボリュームとは裏腹に味はしつこくなく、どんどん食べ進められた。
食後には「チーズケーキ」(850円)と「クリームコーヒー」(550円)もオーダー。表面を炙ったチーズケーキはほろ苦く、ほんのり甘いカフェラテにマッチしていて、寛ぎの時間がゆったりと過ぎていく。
透明なガラスで区切られたカフェスペースの隣には、冷蔵庫や冷凍庫といった厨房機器がずらり。古虎厨房では、飲食店向けに中古の厨房機器を格安で販売している。お店の人に声をかけ、物色させてもらった。2階には、やかんやミニ蒸篭などキッチンを彩ってくれそうな調理器具も。いつか中華鍋で本格的な炒飯を作ってみたくなった。料理の腕を磨かないと。
<DATA>
古虎厨房
・所在地:大阪府寝屋川市点野3-20-7
・営業時間:11:30~22:00
・定休日:不定休
部屋に緑を添える“相棒”に出会えた植物の楽園「the Farm UNIVERSAL OSAKA」
殺風景な部屋に緑を添えたい。そう思って、寝屋川市から茨木市までタイムズカーを走らせた。ほんの40分ほどで到着したのは、茨木市と箕面市にまたがる丘陵地・彩都(国際文化公園都市)にあるガーデンセンター「the Farm UNIVERSAL OSAKA」。ここは多種多様な植物に出会える「植物の楽園」だ。広大な敷地内には、ドリンクや食事を堪能できるカフェや子どもが遊べるキッズガーデン、いちご摘み体験ができるいちご園まである。
足を踏み入れると、2羽のミミズクに迎えられ、あたり一面が緑の世界。庭で育てる高木や低木、部屋に置ける観葉植物を愛でれば、心が癒されていくのを実感する。
「初心者でも育てやすい」との理由から、選んだ観葉植物は人気の高い「パキラ」。暑さに強く、丈夫な性質で、よく生長するそうだ。ぴったりの鉢も一緒に購入。どこに飾ろうか、イメージが膨らむ。
駐車場にあるドリンクスタンドで自家製ジンジャーエール(450円)を購入し、飲みながら帰路についた。
部屋をアップデートしてくれる“暮らしの相棒”が見つかり、大満足の1日だった。
<DATA>
the Farm UNIVERSAL OSAKA
・所在地:大阪府茨木市大字佐保193-2
・営業時間:10:00~17:00(土日祝は10:00~18:00)
・定休日:なし(年末年始休業あり)
タイムズカーなら、割引が多様な上に短時間利用もオトクでベンリ!
出発地の「新大阪駅南ステーション」に戻る前に給油と洗車をした。給油や洗車をすれば利用料金の割引が受けられるのも、タイムズカーの嬉しいところだ。
今回の3つのスポットは、沿線が異なったり最寄り駅からの距離が遠かったりするので、電車で一気にめぐるのはなかなか難しかっただろう。タイムズカーを利用したことで、効率良く快適に訪れることができた。
ちなみに料金は、以下の通り。会社の同期にタイムズカーを紹介されて入会したときにもらった紹介特典の60分カーシェアeチケットを使い、給油と洗車もしたので、5時間30分の利用でたった2,530円だった。しかも、ガソリン代も保険料も込み。
加えて、タイムズカーでは、短時間利用もオトク。大きく3つのポイントが挙げられる。
利用料金は使った分だけ。ガソリン代や万が一事故が起きたときの補償も利用料金に含まれているためシンプルでわかりやすい。
6時間までで4,290円、12時間までで5,500円、24時間までで6,600円と最大時間料金を設定。返却時間の延長をカーナビやスマホからすぐでき、長時間使っても自動的に最大時間料金が適用される。
※6時間を超える利用の場合、別途距離料金(20円/km)が発生
利用時に給油※と洗車を行うと、最大60分の利用料金が割引に。給油・洗車は車内に備え付けられている給油カードで支払うため、自己負担はなし。
※給油割引には20リットル以上もしくは燃料計の半分以上の給油が必要。
タイムズカーを利用すれば、車を持っていなくてもオトクにどこでもアクセス可能。この機会に入会を検討してみてはいかがだろうか。
photo:photographer_eringi
[PR]提供:タイムズモビリティ(株)