コロナ禍を経て、多くの企業で出社勤務とテレワークを組み合わせた働き方“ハイブリッドワーク”が取り入れられるようになりました。それにともない、会社のオフィス以外にも自宅やカフェ、シェアオフィス、コワーキングスペースなど、さまざまな場所で仕事をする機会が増えつつあります。


そうした“場所を選ばない働き方”に欠かせないのが、気軽に作業環境を持ち運べる“ノートPC”です。そのなかでも「dynabook RJ74」はハイブリッドワーク時代に求められる機能を数多く搭載しており、業務の心強い相棒としておすすめできる製品。ここでは、実際に使用した感想を含めて、同製品の特徴を紹介していきましょう。

  • Dynabook社のビジネスモバイルノートPC「dynabook RJ74」

「dynabook RJ74」の詳細はこちら

どこでもオフィスを実現する薄型軽量ノートPC「dynabook RJ74」

Dynabook社の「dynabook RJ74」は、14型液晶ディスプレイを搭載したビジネスモバイルノートPCです。本体サイズや質量、パフォーマンス、インタフェース、搭載機能など、さまざまな点がハイブリッドワークに最適化されています。ここでは、そのうちおすすめのポイントを詳しく解説していきましょう。

  • ハイブリッドワークにピッタリの特徴を持つ「dynabook RJ74」

ポイント1

どこにでも気軽に持ち運べる薄型軽量ボディ

ハイブリッドワークといえば、場所を選ばない働き方が特徴のひとつ。人によっては会社や自宅だけでなく出先で作業することもあり、ノートPCを持ち運ぶ機会も必然的に多くなります。そこで重要になってくるのがPC本体のサイズや質量です。


「dynabook RJ74」の場合、14型でありながらディスプレイの狭額縁化によって幅312.4×奥行224.0mmという、従来の13.3型並のフットプリントを実現しています。質量はなんと約940g! 同クラスのノートPCのなかでも抜群に軽い方です。実際に普段使っているブリーフケースに入れて持ち運んでみましたが、14型では一般的な1.3kg前後の製品に比べて肩や腕にかかる負担は明らかに軽減されていました。350mlの缶ジュース1本分減るわけですから、当然といえば当然ですよね。


ブリーフケースに収納する際に嬉しかったのが本体の薄さです。約15.9mmとスリムで、天板、底面ともに凹凸が少ないためスッとスムーズにしまうことができます。フットプリントがA4のクリアファイルとほぼ同サイズなので、紙の資料と重ねて収納しやすいのもメリット。カバンのなかでもかさばりにくく、荷物が多めのときでも持ち運びやすかったです。

  • A4クリアファイルとほぼ同サイズ

  • カバンにもスムーズに収納できます

薄型軽量なだけでなく、堅牢性が高いのも評価できる部分。過酷なことで知られるアメリカ国防総省制定MIL規格(MIL-STD-810H)に準拠したテストをクリアしており、第三者認証機関によって振動や衝撃、落下、温度・湿度、高度、粉塵などに対する優れた耐久性が実証されています。電車で移動しているときや屋外で使用するようなときも、これなら比較的安心して作業できそうです。

  • 凹凸がなくフラットな天板。堅牢性も高く出先にも安心して持ち運ぶことができます

ポイント2

パフォーマンスが高くどこでも快適に作業できる

Officeなどのアプリを使って仕事をする際、重要になってくるのがプロセッサーのパフォーマンスです。「dynabook RJ74」は、ハードウェアレベルの高いセキュリティを実現したvPro対応の第12世代インテルCoreプロセッサーを搭載しており、どこでも快適かつ安全に業務を行えるのが特徴のひとつ。


ラインナップには、Core i5を搭載したモデルと、Core i7搭載モデルがあります。いずれのプロセッサーも性能を重視したPコア(Performanceコア)が4つ、電力効率に優れたEコア(Efficientコア)が8つ、合計12コア16スレッドという構成。処理内容に応じてこれらのCPUコアを使い分けることで、従来のCPUよりもムダなく高いパフォーマンスを発揮することができ、複数の処理を並行して実行するマルチタスクでも動作が重くなりにくくなっています。


「dynabook RJ74」の場合は、それに加えて複数の小型冷却ファンで本体内部の熱を効率的に排出する独自技術「エンパワーテクノロジー」を搭載しています。そのためプロセッサーの能力を最大限まで引き出すことができ、連続駆動時でもその性能を維持できるのが強み。実際にOfficeや画像編集アプリなどを使って作業してみましたが、Word文書やExcelのシートなどの編集はもちろん、Raw現像やフィルター加工のような負荷が高めの処理も、安定してサクサク行うことができました。


なお今回試したのは直販サイトで購入できるカスタムメイドサービスモデルで、インテルCore i7-1270Pと16GBのメモリ、インテルIris Xe グラフィックスという構成でした。そのパフォーマンスを調べるため、ベンチマークテスト「PCMARK10」を試してみたところ、次の表のような結果になりました。

PCMARK 10スコア
総合スコア 5,387
Essentials 10,024
Productivity 6,725
Digital Content Creation 6,294

快適さの目安となるスコアは、基本性能を示すEssentialsが4,100以上、ビジネスアプリのパフォーマンスを示すProductivityが4,500以上、クリエイティブ系アプリのパフォーマンスを示すDigital Content Creationが3,450以上ですが、そのいずれも大きく上回る結果に。このことからも、普段使いからOfficeを使ったビジネス文書作成や画像編集などまで幅広く対応できる性能であることが分かります。


ハイブリッドワークでは、セキュリティについても従来以上に意識する必要がありますが、「dynabook RJ74」はvProだけでなく、Microsoftが提唱する「Secured-Core PC」にも準拠しています。電源投入後、OSが起動する前の段階からPCに対する攻撃を監視して防ぐことができるため、ウイルス対策ソフトではカバーできない不正アクセスや、ハードウェアやファームウェアを狙ったマルウェアなどにも対応することが可能です。こうしたセキュアなブート処理のためにNIST(アメリカ国立標準技術研究所)がガイドラインを規定していますが、「dynabook RJ74」はその最新の基準「NIST SP 800-193」にも準拠しておりセキュリティ対策は万全。機密情報や個人情報を扱う仕事でも安心して使えるのは、ビジネスシーンでは大きな魅力ですよね。

  • ハードウェアレベルの高いセキュリティを実現したvPro対応の第12世代インテルCoreプロセッサーを搭載しています

ポイント3

マルチタスクに適した大きく見やすい画面

業務でPCを使う際にもうひとつ重要なのが、画面の見やすさです。画面が大きく一度に表示できる情報が多い方が生産性も向上します。複数の処理を並行して行うマルチタスクでは、とくに重要なポイントです。


「dynabook RJ74」はモバイルノートとしては大きめの14型ディスプレイを搭載しているだけでなく、アスペクト比(縦横比)が16:10という一般的なノートPCより縦長の液晶ディスプレイを搭載しています。解像度は1,920×1,200ドットで、16:9よりも1割ほど縦の情報量が多いため、WebページやWord文書、Excelシートなどもその分見渡せる範囲が広くなります。ページの下の方を参照するためにスクロールする手間が減りますし、文書や画像を全体表示させた際に小さくなりすぎずディテールを確認しやすいため、効率的に業務を行うことが可能です。

  • 14.0型ノングレアWUXGA(1920×1200)液晶ディスプレイを搭載しています

実際に仕事で使ってみましたが、WindowsのタスクバーやOfficeのリボンなどを表示しておいても邪魔になりにくいです。また、複数のウィンドウを重ならないよう並べて表示した場合でも内容が見やすいため、文書作成などの作業がとてもやりやすい印象でした。


ちなみに、ディスプレイは最大180度まで開くことができます。最近は対面での打ち合わせも増えてきましたが、向かい合った人に画面を見せながら話をしたいときにとても便利。こうした使い勝手のよさも「dynabook RJ74」の特徴のひとつです。

  • ディスプレイは180度まで開くことが可能です

ポイント4

高機能カメラ&マイクでオンラインでのコミュニケーションもスムーズ

ハイブリッドワークでは、オンラインでコミュニケーションをとる機会も多くなります。そうした際に欠かせないのがWebカメラとマイク。「dynabook RJ74」にはHD画質で撮影できるカメラと、ステレオ品質のデュアルマイクが内蔵されており、TeamsやZoomなどのミーティングアプリで使用することができます。

  • Webカメラはプライバシー保護のための手動スライド式シャッターを搭載しており、未使用時にレンズを隠して意図せず撮影されるのを防止できます

その際に重要になるのが、音声の聞きとりやすさ。家電製品が立てる音などの環境ノイズで話者の声が聞こえづらいと議論が円滑に進みません。そこで活躍するのが「dynabook RJ74」に搭載されている「AIノイズキャンセラー」です。なんと5億ものサンプルデータを学習したAIによって声と環境ノイズを識別し、人の音声だけを会議の参加者にクリアに届けてくれます。


実際にビデオ通話で試してみましたが、開いた窓から聞こえる車の走行音や風切り音などの耳障りなノイズがきれいに除去されていたことに驚きました。キーボードのタイプ音も抑えてくれるので、メモをとるたびにマイクをミュートにする必要もありません。


オンライン会議ではカメラ映りや背景の映り込みなども気になりますが、その際に役立つのが「AIカメラエフェクター」です。カメラに映った人物を認識して、背景だけをぼかしたり、顔の位置や明るさを見やすく調整してくれたりするので、とても便利です。ミーティングアプリによっては似たようなことができるものもありますが、顔の動きに対する追従性や画質、補正の自然さなどはAIカメラエフェクターの方が優れている印象です。CPU使用率も少ないので、オンライン会議では積極的に使用したいと思いました。

ポイント5

長時間バッテリー駆動で電源確保が難しい場所でも安心

外出先で長時間仕事をするとき、問題になりがちなのがバッテリーの持ちです。電源が完備している場所であればいいのですが、近くにコンセントがない場所では内蔵バッテリーに頼らざるを得ません。バッテリーの持ちが短いと残量を気にしながら作業する必要があり、精神衛生上よくないですよね。


「dynabook RJ74」の場合は、フル充電時で最大約20.5時間(JEITA Ver.2.0準拠)という長時間駆動を実現しています。これだけ持てば、電源が確保できなくても安心して業務に集中することができます。今回試したカスタムメイドサービスモデルの場合は最大約18時間と少し短くなりますが、それでも1日の作業には十分すぎるほどでした。


ちなみに、バッテリーは30分で駆動時間の約40%を充電できる「お急ぎ30分チャージ」に対応しています。充電し忘れてしまう、急な外出のためフル充電する余裕がない場合でも、これならおでかけの準備をしている間に半日分くらいの稼働に必要な充電をサクッと行えます。筆者のようなうっかり屋には、かなり嬉しい機能です。

  • コンパクトなACアダプターが付属します。30分で駆動時間の約40%を充電できる「お急ぎ30分チャージ」に対応しているのが便利です

ハイブリッドワークの心強い相棒「dynabook RJ74」

このほか、「dynabook RJ74」には立体音響技術「Dolby Atmos」に対応したステレオスピーカーや、顔をカメラに向けるとパスワードレスでロック解除できる赤外線顔認証機能、電源ボタンに内蔵された指紋認証センサー、高速で遅延が少なく途切れにくいWi-Fi 6なども搭載されています。ワイヤレスWAN(LTE対応)の通信モジュールを内蔵したモデルもオプションで用意されており、Wi-Fi環境がない場所でモバイルデータ通信したいというニーズにも応えてくれます。


インタフェースも充実しており、本体右側面にはマイク入力/ヘッドホン出力端子、USB 3.2(Gen1)Type-A、LAN、microSDカードスロットが、左側面にはセキュリティロック・スロット、HDMI出力、USB 3.2(Gen1)Type-A、Thunderbolt 4×2が搭載されています。

  • 本体右側面にはマイク入力/ヘッドホン出力端子、USB 3.2(Gen1)Type-A、LAN、microSDカードスロットが搭載されています

  • 本体左側面にはセキュリティロック・スロット、HDMI出力、USB 3.2(Gen1)Type-A、Thunderbolt 4×2が搭載されています

据え置きでの作業だけでなく、出先での作業やオンライン会議などにも役立つ機能が満載で、まさにハイブリッドワークのためのノートPCといっても過言ではありません。出社勤務の際も、リモートの際もユーザーの心強い相棒となってくれそうです。現代の働き方にマッチしたノートPCを探している人や、使い勝手のよい高性能なノートPCで生産効率を上げたい人には、とくに強くおすすめできます。ぜひ注目してみてください。

「dynabook RJ74」の詳細はこちら

 「ビジネスを加速させるWindows 11 Pro」

ハイブリッドワークのためにデザインされたWindows 11。シンプルかつ合理的なUIのため認知的負荷を軽減。使い勝手の良い作業環境によって生産性の向上が期待できるでしょう。また、近年増えてきているオンライン会議。その際にも、Windows 11の使い勝手の良さはばっちりです。Microsoft TeamsがOSに統合されたことでコラボレーションがよりスムーズになりました。


場所を選ばない働き方で重要になってくるのがセキュリティ。Windows 11の保護機能がセキュリティのレベルを引き上げ、最新のセキュリティポリシーが設定されたデバイスを従業員に配布することが可能です。



Windows 11に進化しても、Windows 10アプリとの互換性が確保されるため、これまで使っていたアプリを安心してWindows 11でも使用することができます。



最新のdynabookとWindows 11で快適なハイブリッドワークを実現しましょう。

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[PR]提供:Dynabook株式会社