秋葉原にあるPCゲーム、パーツ専門店であるパソコンSHOPアークのブランド「arkhive(アークハイブ)」より、新たなハイスペックゲーミングデスクトップPC「arkhive Gaming Custom GC-I7G47R AG-IC16Z79AGL7I-FTC」が発売されました。

本製品はCore i7-13700とGeForce RTX 4070 Tiを組み合わせたゲーミングデスクトップPC。Fractal DesignのPCケースとNoctuaの空冷CPUクーラーが採用されており、こだわり派の方にも納得のマシンに仕上げられています。

今回、本製品の実機を借用したので、スペック、外観、パフォーマンスについて細かくレビューしていきましょう。

arkhive Gaming Custom GC-I7G37R AG-IC12Z69AGA7-FTC

「arkhive Gaming Custom GC-I7G47R AG-IC16Z79AGL7I-FTC」標準構成:389,800円(税込)。レビュー機は一部BTOカスタマイズした構成となっています。 ※クリックで詳細へ

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エアフローを重視したケースを採用! ハイエンド空冷CPUクーラーを搭載した空冷モデル

  • PCケースはFractal Designの「Torrent Compact」を採用。Fractal Designはスウェーデンのメーカーで、いかにも北欧デザインらしいシンプルなPCケースですが、飽きのこない造形に魅力を感じます。

「arkhive Gaming Custom GC-I7G47R AG-IC16Z79AGL7I-FTC」の標準構成
メーカー arkhive
CPU インテルCore i7-13700プロセッサー(16コア[Pコア×8、Eコア×8]、24スレッド、最大5.20GHz、65W)
メモリー 32GB DD5-5600 DIMM(16GB×2、最大128GB)
SSD 512GB(NVMe Gen4)+ 1TB (NVMe Gen3)
HDD オプション
ストレージ NVMe 1TB(Gen4 x4)
チップセット Intel Z790
マザーボード ASRock Z790 PG Lightning ATX
光学ドライブ
グラフィックス NVIDIA GeForce RTX 4070 Ti
OS Windows 11 Home 64ビット
LAN 有線LAN(背面×1、2.5Gbps)
無線
インターフェイス USB Type-C 3.1(背面×1)、USB Type-C 3.0(上面×1)、
USB Type-A 3.1(背面×3)、USB Type-A 3.0(上面×2)、
USB 2.0(背面×2)、
HDMI(背面×1)、DisplayPort(背面×3)、
PS/2 マウス/キーボード(背面×1)、
マイク入力(背面×1、上面×1)、ヘッドフォン出力(上面×1)、
ライン出力(背面×1)、ライン入力(背面×1)
サイズ 450×222×467mm

CPUに第13世代(Raptor Lake)の「Intel Core i7-13700」(16コア[Pコア×8、Eコア×8]、24スレッド、最大5.20GHz、65W)、グラフィックボードに「NVIDIA GeForce RTX 4070 Ti」(12GB)を搭載。CPUクーラーはNoctua製の12cmファンデュアル搭載サイドフロー型空冷CPUクーラー「NH-U12A」が装着されています。

今回借用した実機では、一部BTOカスタマイズが行われており、メモリーは32GB(16GB×2、Kingston FURY Beast DDR5 DDR5-5200 CL40 1.25Volt、「KF552C36-16」)、ストレージはサムスン製512GB PCIe Gen4 x4接続SSD「MZVL2512HCJQ-00B00」が搭載。電源は850W 80PLUS GOLD電源「RM850e」です。

もうひとつ推しておきたいのが、あえて「空冷CPUクーラー」がラインナップされていること。本製品ではCPUクーラーに冷却性能と静音性に定評があるNoctua製空冷CPUクーラーが4モデル用意されています。水冷システムにつきもののトラブルである、水漏れ、エア噛み、ポンプ音などを心配することなく安心して利用できるわけです。

  • 前面と背面からは内部パーツが透けて見えます。背面はハニカム状の構造で、いかにも冷却効率が高そうなPCケースです。

  • 右側面下部には製造日、注文番号、動作検証の合格印などが記載されています。

  • 本体上面にはスイッチとアクセスポートがあります。通気口などの無いソリッドなデザインになっており、エッジ処理のおかげでやわらかな印象をうけます。

  • 本体下部も全面メッシュ仕様。最新のケースには珍しく、電源をトップに配置することで、グラフィックボードが新鮮なエアを吸気できるわけです。

アークからデスクトップPCを購入する際には、CPU、CPUクーラー、グラフィックボード、メモリー、ストレージだけでなく、マザーボードやPCケース、電源にいたるまできめ細かにカスタマイズが可能です。

そして、ゲーミングPCといえばRGB LEDで光らせるのも楽しみのひとつですが、部屋の統一感を意識して、マシンをカスタマイズするユーザーも多いことでしょう。arkhiveブランドなら処理性能だけでなく、ユーザーの好みに合わせて見た目も幅広くカスタマイズできます。今回のレビュー機も、ホワイトカラーのTorren Compactに組み合わせたホワイト系のマザーボードと、RGBライティングに対応したメモリーを搭載。シンプルな白系の部屋に非常にマッチするマシンに仕上がりました。

  • 左側面のガラス製サイドパネルは上から開くだけで簡単に取り外せます。

  • 借用した実機は、白いケースに合わせて、マザーボードは「ASRock Z790 Pro RS」をチョイス。

  • 空冷CPUクーラーはNoctua「NH-U12A」を内蔵。ブラックモデルのBTOオプションもあるため、好み合わせてカスタマイズが可能だ。

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パフォーマンスを調査! 圧倒的な性能で最新ゲームがヌルサク楽しめる

さて、本製品では最新ゲームをどのぐらいスムーズにプレイできるのでしょうか? 今回は1月27日に発売されたばかりのSFサバイバルホラーゲーム「Dead Space™」を実際にプレイしてみました。

画質はデフォルトのままでゲームプレイ中のフレームレートをPCモニタリングツール「MSI Afterburner」で計測したところ、平均フレームレートはフルHDで170.3fps、WQHDで161.2fps、4Kで120.4fpsを記録しました。臨場感溢れる3Dグラフィックの映像を、4K解像度、平均「120fps」のフレームレートで堪能できるゲーミングPCに仕上げられているわけです。

本製品で「Dead Space™」をプレイしてみたところ、平均フレームレートはフルHDで170.3fps、WQHDで161.2fps、4Kで120.4fpsを記録しました。

  • © 2023 Electronic Arts Inc. Electronic Arts, EA, Motive, and Dead Space are trademarks of Electronic Arts Inc.

「Dead Space™」のような最新ゲームでも4K(3840×2160ドット)解像度で平均「120fps」を狙えます。

CPU性能については、「CINEBENCH R23.200」のCPU(Multi Core)で17925ptsを記録しました。ゲーミング用途だけでなくクリエイティブワークにも実用十分な処理性能です。さらなるパワーを欲するのであれば、カスタマイズ購入時に「Core i9-13900F」(28,580円:税込)などを選択しましょう。

  • 「CINEBENCH R23.200」のCPU(Multi Core)は17925pts、CPU(Single Core)は2008pts

3Dグラフィックス性能については、「3DMark」のTime Spyで20399、Fire Strikeで39818、Wild Lifeで129787、Port Royalで14071を記録しました。ちなみに3DMarkの推定ゲームパフォーマンスを見てみると、「Battlefield V」(1440p Ultra)で155~190fps以上となっています。3Dグラフィックベンチマークでも3Dゲームをヌルサクで動作させられることを証明できたわけです。前世代のハイエンド「GeForce RTX 3090」を大きく上回るパフォーマンスを発揮するのですから、非常に満足感は高いですね。

なおRTX 40シリーズ目玉の新機能である「DLSS 3」により、対応ゲームソフトではフレームレート向上において圧倒的な効果を得られます。対応ソフトが今後どんどん増えることに期待しましょう。

  • 「3DMark」のTime Spyは20399

  • Fire Strikeは39818

  • Wild Lifeは129787

  • Port Royalは14071

ストレージ性能についてはPCIe Gen4 x4接続SSDを搭載しているだけに、シーケンシャルリードは6758.35MB/s、シーケンシャルライトは4852.00MB/sを記録しました。OS,アプリの起動、そしてゲームのロード時間も大幅に短縮してくれること間違いなしです。

  • 「CrystalDiskMark 8.0.4」のシーケンシャルリード(SEQ1M Q8T1)は6758.35MB/s、シーケンシャルライト(SEQ1M Q8T1)は4852.00MB/s

最後に総合ベンチマーク「PCMark 10」を実行したところ、総合は8770、Essentialsは11769、Productivityは10454、Digital Content Creationは14876を記録しました。ちなみにPCMark 10の指標のひとつ「Premium gaming PC(2020)」は7163なので、今回のマシンはその122%のスコアを記録したことになります。

  • 「PCMark 10」の総合は8770、Essentialsは11769、Productivityは10454、Digital Content Creationは14876

CINEBENCH R23.000(単位:pts)
CPU(Multi Core) 17925
CPU(Single Core) 2008
3DMark v2.25.8056
Time Spy 20399
Fire Strike 39818
Wild Life 129787
Port Royal 14071
CrystalDiskMark 8.0.4(単位:MB/s)
1M Q8T1 シーケンシャルリード 6758.35
1M Q8T1 シーケンシャルライト 4852
1M Q1T1 シーケンシャルリード 4079.48
1M Q1T1 シーケンシャルライト 3821.93
4K Q32T1 ランダムリ-ド 749.57
4K Q32T1 ランダムライト 557.31
4K Q1T1 ランダムリ-ド 92.32
4K Q1T1 ランダムライト 256.26
PCMark 10 v2.1.2574
総合 8770
Essentials 11769
Productivity 10454
Digital Content Creation 14876

 

文句なしのハイスペックゲーミングPC「arkhive Gaming Custom GC-I7G47R AG-IC16Z79AGL7I-FTC」

  • 「arkhive Gaming Custom GC-I7G47R AG-IC16Z79AGL7I-FTC」389,800円(税込)

「arkhive Gaming Custom GC-I7G47R AG-IC16Z79AGL7I-FTC」は、空冷CPUクーラーを搭載した空冷モデルで、こだわりのパーツから自由にカスタマイズできる自由度の高さと、今回試した「Dead Space™」といった最新ゲームでも、4K(3840×2160ドット)解像度で平均「120fps」を狙えるパフォーマンスが魅力的です。

処理性能だけでなくデザインについてもユーザーの思い通りに仕上げることが可能なので、大量生産のメーカー製PCでは難しい、他の人とは違うひと味違ったオリジナルゲーミングデスクトップPCを手に入れたいと思っている方に、「arkhive」は文句なしのブランドと言えるでしょう。

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[PR]提供:アーク