ここ数年、食料品から光熱費まで物価の上昇はとどまるところを知らず。今の暮らしを守るため物欲を抑えるのに苦労しているという人も多いのでは? かくいう筆者も、そのひとり。日々、生活のさまざまな場面で涙ぐましい努力を積み重ねています。とはいえ、出費を抑えることばかりにこだわっていると、かえって安物買いの銭失いに陥ることも。とくにデジタルガジェットはリスク大。どうせ買うなら性能や機能を妥協しないほうが、長く使えて満足度も高くコスパがよかったりするものです。

そんな筆者に、マイナビニュース編集部から「大げさじゃなく“コスパ最強”のイヤホンが発売されたのでレビューしてみませんか?」と連絡が。二つ返事で引き受けたところ、早速製品が届いたのでその“実力”を試してみることにしました。

  • ファーウェイの「HUAWEI FreeBuds 5i」

「HUAWEI FreeBuds 5i」についてはこちら

この価格でノイズキャンセリング搭載!?

イヤホンを選ぶ際、個人的に譲れない機能が「ノイズキャンセリング」です。一口にノイズキャンセリングといっても、イヤホン自体の遮音性を高めることで周囲の騒音を低減させる耳栓方式のパッシブノイズキャンセリング(PNC)と、周囲の騒音と逆位相の音を発生してノイズを打ち消すアクティブノイズキャンセリング(ANC)の2種類があります。このうち、最近注目を集めているのが後者のANC。強力なものだと街中の喧騒も深夜のささやき声くらいの静寂さになるため、小さなボリュームでも快適に音楽を楽しめるからです。

もっとも、そうした効きのよいANCはまだまだ高嶺の花で、廉価なイヤホンだとPNCのみというものも少なくありません。今回「HUAWEI FreeBuds 5i」を試して、まず驚いたのがPNCとANCの合わせ技を採用して、最大42dbのノイズカットを実現しているところ。1万円台前半という価格帯ではほかに類を見ない強力なノイズキャンセリング性能です。スペックだけを考えれば、価格が倍以上の高級機と比べても引けをとりません。

  • 「HUAWEI FreeBuds 5i」の外観。1万円台前半とリーズナブルな価格であるにもかかわらず、40db以上のノイズカット効果のあるANCを搭載しています

実際に試してみたところ、そのスペックに偽りがないことが分かりました。イヤーチップが無理なく耳にフィットして外音を遮ってくれるうえ、強力なANCでノイズを的確に除去してくれます。40db以上というと、ちょうど電車の車内が夜の図書館くらいの静けさに変わるようなものですが、ゴォーッという耳障りな騒音や雑踏のざわざわした音がスーッと消えて自分だけ別世界にいるような気分になります。自宅で聴いているときと同じボリュームでもノイズに邪魔されることなく音楽を楽しむことができました。

  • イヤホンのステムを長押しすることで、ノイズキャンセリングのオンオフなどを切り替えることができます

いろいろな場所で使ってみて便利に感じたのが、「標準」「ウルトラ」「くつろぎ」という3つのANCモードが用意されているところ。たとえば騒々しい電車のホームや空港などの場所では最大42dbのノイズカット効果がある「ウルトラ」、街中の雑踏では30dbの「標準」、オフィスやレストランのような屋内では25dbの「くつろぎ」というふうに、イヤホンを使う環境に合わせてHUAWEI AI Lifeアプリを使えば、最適なノイズキャンセリングレベルを自分で選べるようになっているのです。「くつろぎ」でも冷蔵庫の稼働音や窓を閉めていても聞こえる車の走行音などは綺麗にカットしてくれるので、音楽だけでなく、おうち時間に動画を視聴する際や、仕事に集中したいときなどにも役立ってくれました。

LDAC対応で高音質なサウンドを楽しめる

ノイズキャンセリングと同じくらいこだわりたいのが「音質」です。最近はオンライン会議や電話でもイヤホンを使う機会が増えてきましたが、やはりそのメイン用途は「音楽」を楽しむことにあります。それだけに一定以上の音質は絶対条件。

「HUAWEI FreeBuds 5i」は、音質も同価格帯では珍しく40kHzまで対応。10mmという大口径のダイナミックドライバーユニットを採用しているため、深みのある低音をど迫力で再現してくれます。高音もクリアかつ緻密でディテールが豊富。ボーカルの声も量感たっぷりで聴き取りやすく、ライブ音源なども臨場感あふれるサウンドで楽しめました。

  • 10mmという大口径のダイナミックドライバーユニットを採用しています

さらに驚いたのが、この価格で再生周波数が最大40kHz、Hi-Res Audio Wireless認定のLDACコーデックに対応しているところでしょう。LDAC対応のデバイスを使えば、従来よりも高音質なサウンドをワイヤレスで再生できます。実際にLDAC対応のオーディオプレーヤーでハイレゾ音源を聴いてみましたが、MP3やMP4などの圧縮率の高い音源に比べて、音の重なり部分や消えそうなくらい小さな高音も聴き取りやすく感じました。

オンライン会議に参加する際や電話に出るときに気になるマイクもかなり高音質です。デュアルマイクの活用で、騒音の多い場所でも音声をきっちり拾って相手に伝えてくれます。実際に駅のホームで試してみましたが、通常だと騒音にかき消されてしまうような場合でも明瞭な音声で会話することができました。

とくにびっくりしたのが風の強い屋外で通話したとき。普通ならマイクに風が当たってボワボワという不明瞭な音になってしまうのですが、まるで静かな屋内で話しているようなクリアな音声で通話できました。

バッテリーの持ちや耳への装着感のよさも魅力的!

完全ワイヤレスイヤホンはバッテリーの持ちが短いことが多く、長時間連続で使いたいときは電池が切れるたびに充電ケースに入れてチャージする必要があります。そのため長丁場のオンライン会議などでは、いつ電池が切れるかハラハラすることもあるでしょう。

「HUAWEI FreeBuds 5i」の場合、音楽ならイヤホン単体で最大7.5時間の連続再生ができるうえ、充電ケース併用で最大28時間という長時間駆動を実現しています。音声通話なら単体で最大5.2時間の連続通話が可能(いずれもANCオフの場合)。しかも15分間の充電で約4時間の音楽再生が可能な急速充電にも対応しています。

  • 充電ケース併用で最大28時間という長時間駆動を実現しています

  • 電池が切れても充電ケースに戻して15分で約4時間再生できるレベルにまで回復します

これならちょっとした休憩時間に充電ケースに入れておけば、1日中でも使い続けられそう。音楽を聴きながらテレワークをするときや、リモートでビデオチャットしながら共同作業する場合などにはとくに心強いですね。

実際に長時間音楽を聴きながら仕事をしてみて気がついたのが、サウンドの安定感と疲れにくさ。一般的なイヤホンは装着状態によって音質やノイズキャンセリングの効きが変わってくるので、そのたびに装着のズレを直すことが多いのですが、「HUAWEI FreeBuds 5i」は最初につけた状態のまま使い続けられました。

  • イヤホンを装着したところ。耳の形や装着状態を自動的に検出してサウンドを最適化してくれるのが便利です

これはファーウェイ独自の「アダプティブ・イヤー・マッチング(AEM)」テクノロジーによるところが大きいのだとか。耳の形や装着状態をインテリジェントに検出してオーディオ効果を最適化してくれるのだそうです。

このほか、個人的には本体と充電ケースのデザインも気に入りました。ケースは川原や海辺にある石を思い出させる、ころんとした丸いフォルムと充電ケース表面のテクスチャが、とってもかわいい! カラバリも定番の黒(ネビュラブラック)と白(セラミックホワイト)のほかに、オーディオ機器ではあまり見かけないアイルブルーがラインアップされていて個性的。使うのが楽しくなりそうです。

改めてコスパのよさに驚愕!

ほかにも、スマホでゲームするときに遅延を抑えて快適にプレイできるゲーミングモードや、複数のデバイスとペアリングできるマルチポイント対応、医療グレードのシリコンを使った肌に優しいイヤーチップなどの魅力的な機能・特徴が盛り込まれています。これで1万円台前半なら、もう選ばない理由が見当たりません。「節約はしたいけれど、機能や性能で妥協はしたくない」という筆者のようなわがままなユーザーも納得できる製品だと思いました。

  • 高コスパに偽りなしの「HUAWEI FreeBuds 5i」

音楽だけでなく通話やオンライン会議など、利用シーンが広がる一方のイヤホン。そのなかでも「HUAWEI FreeBuds 5i」は、機能や性能の高さとコスパのよさで、万人におすすめできる製品だといえます。新生活で使いやすく手頃なイヤホンを探している人は、ぜひ注目してみてください!

「HUAWEI FreeBuds 5i」についてはこちら

各データはファーウェイラボのテスト結果に基づくものです。実際の結果は、音量、オーディオソース、環境干渉、製品機能、及び使用習慣によって異なる場合があります。

[PR]提供:ファーウェイ・ジャパン