テレワークとオフィスを行き来するハイブリッドワークが当たり前になった昨今。働く場所が固定されなくなったことで重要性を増しているのが社用スマホの存在だ。いつでもどこでも上司や取引先と連絡がとれる状態にしておくために、社員にスマホを支給している企業も多いだろう。
一方で、企業にとってネックとなるのが社用スマホの通信コスト。個人用スマホの世界では、格安SIMや、大手キャリアの低料金プランの登場により、消費者は賢く通信費を抑えられるようになっている。それに対し社用スマホは代理店を通して契約するケースもあり、プランの融通がきかずにコストが増大する事例もある。
また、個人用スマホと違って社用スマホは業務での通話が必要になるに違いない。
そんな社用スマホの世界に革新をもたらす新プランがIIJから登場した。今回は、仕事で社用スマホを活用している2名のビジネスパーソンに取材を実施。別途実施した「社用スマホに関するアンケート調査」をもとに、社用スマホに関する実態と課題を伺った上で、IIJの新プランについて思うところを聞いた。
大手キャリア? 格安SIM? 社用スマホの実態
ーーまずは、お二人の業務や会社についてご紹介をお願いします。
神谷さん:人事コンサルタントとして、中小から大企業まで様々な企業様を支援しております。5年前に一人会社として法人化しました。
村上さん:マーケティング支援事業を行うネオマーケティング社でオペレーションディビジョンのマネージャーと情シス部門の責任者を兼務しています。当社は2000年に創業し、現在社員は150名ほどになります。
ーーお二人は社用スマホを利用されていますか。
神谷さん:一人会社ですが、個人用のスマホの他に社用スマホも利用しています。本当は1台に統一できるといいのですが、そうすると通信費を「私用で使った分」と「仕事で使った分」に按分しなければなりません。それは大変なので、個人用と社用で2台持ちしているというわけです。これなら社用スマホの使用分をそのまま経費として計算すればいいので楽なんです。
村上さん:当社でも社用スマホを支給しています。ただ、150人いる社員全員ではなく、仕事でスマホを使用することの多い営業とマネジメント層にのみ支給しています。
ーーお二人とも社用スマホを使われているということですが、アンケート調査では社用スマホを支給されている割合は40.8%。支給されていない割合は59.2%となりました。
神谷さん:支給されていない人の方が多いんですね。
村上さん:おそらく当社と同じで、営業など必要な従業員にのみ支給している会社が多いのではないでしょうか。当社も支給対象は150人中50〜60人なので、アンケート結果とも近いです。
ーー続いてお二人にお聞きします。社用スマホは、大手キャリアと格安SIMのどちらをお使いでしょうか。
神谷さん:私は個人用スマホも社用スマホも格安SIMを使っています。どちらも大手キャリアのサブブランドで、社用スマホの契約プランはデータ通信量21GBに通話し放題プランをつけています。格安SIMを選んだのは、やはり価格面が理由です。
また、仕事柄電話をかけることもかかってくることも多いので、通話し放題プランは必須でした。大手キャリアに通話し放題プランをつけると月額費用がとても高くなるので、選択肢から外れました。当時は通話し放題プランをつけられる格安SIMが1つしかなかったので、自動的にそこを選ばざるを得ませんでした。
村上さん:当社は大手キャリアと契約しています。カミヤさんがおっしゃるように大手キャリアだと通信費は高くなります。ただ、ちょうど当社が引っ越したタイミングで、インターネット回線や固定電話などもまとめて契約することで割引がきいたんです。さらに、それまで使っていた社用スマホの支払いが残っている端末代も負担してもらえるということだったので、トータルコストを考えて契約したという流れです。私は情シス部門の責任者として社用スマホの選定にも携わりましたが、やはり何よりも重視したのはコストです。もし、割引がなく格安SIMの方が安かったら格安SIMにしたと思います。
ーーお二人の選択は格安SIMと大手キャリアで分かれましたが、選んだ一番の理由は「価格」ということで共通しているのですね。
ちなみにアンケート結果によると、格安SIMを使う理由としては「安いから」「品質は(大手キャリアと)変わらないから」などが挙がっており、反対に格安SIMを使わない理由としては「電波が悪そう」「契約が難しそう」などの理由が挙がっています。
神谷さん:「電波が悪そう」というのは意外な感じがしますね。格安SIMを使っていても、今はもう電波が悪いと感じることはありません。一方で「契約が難しそう」というのはわかります。個人の契約と違って法人契約は手続きが煩雑です。一人分の通信費を請求書で支払いするとなると毎月振込の手間がかかり、振込手数料の負担も考えてしまいますね。
村上さん:一人分を処理するとなると、たしかに請求書払いは大変ですね。当社の場合は何十人もいるので、請求書払いで問題はありません。むしろ、個人用のスマホを業務に利用させると、その分の通信費を経費として精算する必要があるので経理処理が大変になります。業務で使った通信費を厳密に確認するのは難しいですし……。請求書で一括処理した方が楽ですね。
神谷さん:たしかに、人数がいる会社の場合はその方が良いかもしれませんね。通信費を月々の手当として支給している会社もありますが、そうなると今度はその支給分を超えたときに処理が大変ですし。
価格、選択肢の少なさ、手続きの煩雑さ……社用スマホの課題
ーー社用スマホに関する課題はありますか。
神谷さん:データ通信の仕様が面倒な点ですね。私の契約している21GBのプランは、14GBプランにオプションで7GBを加えている形なんです。ですので、14GB使い切った時点で一旦通信が低速モードに落ちてしまいます。そこでコールセンターに電話をして、1GBずつ追加するというやり方です。この1GBを使い切ると、またコールセンターに連絡しなければいけません。テザリングなどで毎月20GB近く使っているため、この作業が毎回発生するのはストレスですね。特にオンライン会議などをしているときに低速モードに入ってしまい、落ちてしまったりすると目も当てられません。
村上さん:当社の課題はパケットの繰り越しや分け合いに対応していないことです。営業は20GBで通話し放題つきプラン、マネジメント層は7GBと3,000円分の無料通話プランを契約しているのですが、実際にはデータ通信も通話時間も人によって大きな差があります。使う人は20GB近く消費するけれど、使わない人はほとんど余らせてしまうこともあるのです。ですから、できれば余った分をよく使う人に分け合ったり、次の月に余ったデータ通信量を繰り越せたりするといいのですが……対応していないということで無理でしたね。
社用スマホの課題を解決するIIJの新サービス!
ーーお二人とも切実な悩みを抱えていらっしゃるのですね。そんなお二人の課題を解決できる料金プランが格安SIMのIIJから登場しました。まず、コストですが、データ通信量4GBで900円、8GBで1,364円、20GBで1,819円 、40GBで3,009円です。ここに無制限のかけ放題セットを加えても、それぞれ合計2,600円、3,064円、3,519円 、4,709円 となります。(いずれも税抜)
神谷さん:ものすごい安さですね! 驚きました。私は20GBあればいいので、かけ放題をつけても3,518円ということですよね。今は7,000円以上払っているので、約半額になります。何より、最初から20GBプランがあることが嬉しいですね。14GB使い切ってからのコールセンターへの連絡をしなくて済みます。
村上さん:たしかに、とてもお安いです。また、4つのプランがあるのが特にすばらしいと思います。よく社用スマホを使う社員には20GBや40GB、あまり使わない社員には4GBや8GBといったように、使用量に応じて無駄なく契約できます。
ーー村上さんが課題に挙げていたデータの繰り越しも可能です。
村上さん:おお、嬉しいですね! 月によって使用量が変わることもありますが、余った月でも繰り越せるのであればコスト削減につながります。また、かけ放題が安価なので全員につけやすい点もメリットですね。今は少しでもコストを抑えるために、あまり電話をしない社員は3,000円分の無料通話にしているわけですが、超過すると余計なコストがかかりますし、金額が一人ひとり異なると経理処理も大変です 。全員定額のかけ放題なら経理処理も楽になります。
ーー神谷さんが課題に挙げていた契約の煩雑さですが、法人契約のルール自体は法律で決まっているため変えられません。ですが、IIJはオンラインから申込めて、送られてきたSIMを差し替えれば切り替えが完了します。切り替えの手間はかかりません。
神谷さん:それはいいですね。私は自前のスマホが使いたいので、SIMを差し替えるだけで切り替えられるのは助かります。
ーー最後にIIJの新サービス「IIJmio Biz」について印象を教えてください。
神谷さん:とにかく安い! これに尽きますね。通信費は固定費なので、価格を抑えられるのはとても助かります。加えて切り替えが楽なのも好印象です。
村上さん:プランが豊富に用意されている点が気に入りました。データ繰り越しもできて、通信費が無駄にならないのも良いですね。
各社から低価格プランが登場している個人用スマホと異なり、法人向けの社用スマホは未だに通信費が高くなりがち。そんななかで登場したIIJの新サービスは、豊富なプランから選択でき、かけ放題をつけても圧倒的な低価格を実現している。また、代理店を通さずともオンラインから申込みでき、SIMを差し替えるだけと切り替え作業も簡単だ。
社用スマホのコストや運用に課題を抱えているのであれば、IIJの新サービスを検討してみてはいかがだろうか。
実施期間:2023年1月11日~1月12日
調査対象: マイナビニュースアンケート会員
調査数: 300名
調査方法:インターネットログイン式アンケート
[PR]提供:株式会社インターネットイニシアティブ