今の会社で働いて3年くらい。仕事にも慣れて後輩もでき、社会人として少しは自信もついてきた頃でしょう。そうなると、そろそろ次のステップとして「転職」を考える人も多いのでは……? うまくいけば、収入増やさらなるスキルアップにつながるかもしれません。

ただ、昨今の転職事情がわからず、転職活動に不安を持つ人も多いのではないでしょうか。そこでマイナビニュース読者500名を対象に「転職準備」に関するアンケートを実施。その結果をもとに、自身の進路に悩むマイナビニュース中堅社員Yが、昨今の転職市場や成功の秘訣について、転職のプロに聞いてきました!

昨今の転職事情についてマイナビニュース読者にアンケート

まずは、アンケートの結果を見ていきましょう。

ここ2年以内に転職、または転職活動をしたことがある人は、全体の約半数もいました。ちょうどコロナ禍ではあったものの、約半数の社会人が転職意欲を持っていたというのは、かなり多い数字といえそうです。

では、ここ2~3年のコロナ禍によって転職活動に影響はあったのでしょうか。

なんと、約3人に2人がコロナ禍以前と比較して、転職先を選ぶ際に重視するポイントが変わったと回答。具体的に聞いてみると下記のような声が。

  • 「子どもがまだ小さいので、在宅勤務もできる仕事を探すようになった」
  • 「ワークライフバランスを考えるようになった」
  • 「従業員の健康に対して最大限の配慮をしてくれる会社を選んでいた」
  • 「子どもの急なお休みにも対応してくれるかどうか」

コロナ禍でテレワークが一気に浸透したことで、在宅勤務やハーフワークなど“自分自身に合った働き方を選択できる会社を選びたい”というニーズが増しているようです。

コロナ禍をきっかけに転職事情も大きく変わっているんだ……!

自身の進路に悩んでいたマイナビニュース中堅社員のYも、この結果に興味津々。せっかくなら“転職のプロ”の意見も聞いてみたい……。ということで、急きょマイナビエージェントで転職者のサポートを行っている青木さんに突撃し、昨今のリアルな転職事情についてじっくりお話を聞いてみることに!

年収よりも自分らしい働き方を重視! コロナ禍で大きく意識が変わった

―――読者アンケートでは約半数の人が2年以内に転職、または転職活動をしていたことがわかりました。青木さんはこの結果をどう思われますか?

私の実感とも一致していますね。以前と比べて転職することは当たり前になっていますし、コロナ禍で一旦転職活動をストップせざるを得なかった反動で以前より活発になっている面もあると思います。

やっぱりコロナ禍の時期は、転職市場も停滞していたのですね……!

はい。コロナ禍初期は特に先が見通せない状況だったので企業も採用をかけにくかったですし、外出制限があると転職者も就業後に面接に行ったりすることが難しかったんですよね。

転職市場が回復したのはいつ頃ですか?

2021年の後半か、2022年に入ってくらいから、少しずつ戻ってきた感じです。ただ、業界によっても転職事情は異なります。飲食業界や旅行業界などはコロナで受けた打撃が大きく、なかなか採用を再開できませんでした。逆にIT業界などはコロナ禍が追い風となって業績を上げた企業もあり、採用も積極的に行っている傾向があります。

―――コロナで生活様式にも大きな変化がありました。テレワークが一般化したことで、多様な働き方も定着しています。アンケートでも、在宅勤務やハーフワークなど自分に合った働き方ができるかどうかを重視して会社を選ぶという声が多く見られました。

私の周りでも、コロナ禍をきっかけに在宅勤務やハーフワーク、時差出勤などがとても増えましたね。最初こそ戸惑いましたが、自分の都合に合わせて働き方を選択できるのはいいなと思います。

そうした変化は、私も転職者のサポートをするなかで感じているところです。転職先の希望条件として明確に増えたのは、やはり「テレワークの有無」ですね。それとつながる部分で、ワークライフバランスを重視したいという希望をいただくことも増えました。

Yさんもおっしゃる通り、コロナ禍以前は一部の人の働き方だと思われていたテレワークですが、コロナ禍で多くの企業が導入した結果、「職種によるものの、環境さえ整えれば在宅でも仕事はできる」ということに気づいたのでしょう。


そうなると、テレワークのメリットを手放したくないと思うのは当然ですよね。通勤で1時間とか1時間半とかかけていた時間を家事や子育てにあてられたりするわけですから。

コロナ禍が少し落ち着いて再び出社型に、という会社もありますよね?

はい。なかにはそれが嫌で転職を希望される方もいらっしゃいますね。以前でしたらテレワークを理由に転職するのは非現実的なことだったわけですが、今はもう当たり前に選択肢の1つになっています。

ちなみに、「テレワークを導入している会社は選びたくない」という逆のケースはあるのでしょうか?

ありますよ。これは単身者の方に多いのですが、テレワークをすると人と関わる時間がなくなってしまうんです。自宅でも1人だし、出社もしないとなると、1週間一歩も家から出ないみたいなことになってしまう。

オンラインではチャットなんかで同僚とコミュニケーションがとれるけれど、隣の席の人にちょっと話しかけるみたいな雑談は生まれにくいですよね。そういう働き方が合わないという人もいらっしゃいます。いずれにしても、「自分らしい働き方がしたい」という意味では共通の価値観を持っているともいえます。

なるほど! それぞれの希望する働き方があるので、自分にあった働き方ができるかどうかというのをしっかりと見極める必要がありそうですね。ちなみにほかにもコロナ前後の転職市場で変わったことがあれば教えてください!

個人的な所感ですが、年収に対してのこだわりが減って、自分の生活をどう設計するかを重視する人が増えた印象があります。年収はもちろん重要ですが、「年収を上げるために転職する」というよりも、「年収は維持でいいので、自分らしく働きたいから転職する」人が増えている感じです。

今やオンライン面接がほぼ100%! エージェントが語る“パソコントラブルあるある”

コロナ禍以降の転職活動での変化は、それだけではありません。対面でのやり取りができなくなったことで急増した、“オンライン面接”。しかし、そこで思わぬトラブルに見舞われた人も少なくないようです。

……なんと、半数以上の人が何らかのパソコントラブルを経験しているという結果に。具体的には、

  • 「途中で画面が固まってしまって嫌な雰囲気になった」
  • 「マイクが入らなくなったこと」
  • 「パソコンの通信環境が悪いのか映像がよく止まった」
  • 「カメラの調子が悪く、面接が滞るときがあった」

パソコンのスペックや通信環境に問題があって画面が固まったり、マイクやカメラの調子が悪くて面接がうまくいかなかったという声が多くあがりました。

私もオンライン面接ではないですが、お客さんと初めてのWeb会議では上手くつながらず、戸惑ったのを覚えています。

たしかに、そういう声を転職者の方から聞くこともあります。コロナ禍以前と違って、今やオンライン面接は当たり前ですから、パソコンのトラブルは深刻な問題ですよね。

コロナ禍以前は、オンライン面接はどのくらいの頻度で行われていたのでしょうか?
コロナ禍以前では、オンライン面接はほとんどありませんでしたが、現在はむしろほぼオンライン面接という状況になりました。つまり、0%から100%になったような大きな変化です。

まさに180°の変化ですね!
そうですね。会社にもよりますが、最終面接まですべてオンラインで行う企業がほとんどになっていると思います。オンライン面接は会社にも転職者にもメリットが大きいんです。

会社からすればテレワークと合わせて遠方の人材を採用できる可能性もありますし、転職者も今まで選択肢に入らなかった遠方の会社を選べます。実際、過去に支援した方で、テレワークを活用して富山県に住んだまま東京の会社に勤めていらっしゃる方もいます。
そうなると、転職活動にパソコンは絶対に必要そうですね。
ええ。もちろん、スマホやタブレットでもできなくはないかもしれませんが、画面も小さいですし、アプリをインストールする必要があったり、色々な面でパソコンの方が楽で簡単だと思います。履歴書や職務経歴書を作るのもパソコンの方がやりやすいですから。

転職準備の際には、パソコンもしっかりと準備したいと思います!
そうですね。最近は減りましたが、コロナ禍以前はオンライン面接を想定しておらず、古いパソコンで苦労されたという話を聞いたこともあります。通信トラブルだったり、外付けのカメラがうまく起動しなかったり、スペックが足りなくて画面が固まってしまったり。

何より、パソコンに不安を抱えたままオンライン面接に臨むのは精神面でもデメリットが大きいと思います。本来なら面接に集中したいのに、余計な心配に脳のリソースを割かないといけないわけですから。
ちなみに、転職後に活躍されている方に共通する特徴などはありますか?
基本的に私たちエージェントは転職者の方が入社した後、連絡することは禁じられています。ですから、どんな方が活躍されているのかはわからない部分も多いです。

ただ、転職後に再び転職されて、その際に再び支援させていただくこともあるので、その経験をもとに見解をお話しすると、「なんのために転職するのか」という目的意識をしっかり持ってらっしゃる方は活躍されている印象です。言い換えれば、自分なりのキャリアプランを立てて、目標とそれに対する今の自分との距離感をきちんと把握している方です。

―――最後に、Yさんのように進路に悩んでいたり、これから転職活動を考えている方にアドバイスをお願いします!

転職活動は、自分だけで抱え込まない方がいいとお伝えしたいですね。自分だけで悩んでいるとうまくいかないケースは多いです。それに、意外と自分が思っている以上に、周りから見た自分の方がリアルな姿だったりするんです。

そういう意味で周りに相談することは他己分析にも役立つと思います。相談相手は友だちでも家族でも誰でもいいと思います。もちろん、私たちエージェントも1つの選択肢だと思いますので、キャリアに悩まれている方はぜひご相談ください。

転職活動にもおすすめ! ほしい性能が揃っているマウスコンピューターPC

アンケート調査やプロの転職エージェントのお話から見えてきたのは、コロナ禍以前との転職事情の変化とパソコンの重要性でした。

実はアンケートでも、7割以上の人が「転職活動をするうえでパソコンの環境をしっかり整えるべき」と考えているようです。

やはり転職活動でオンライン面接が当たり前となった昨今では、パソコンは必須となるでしょう。とはいえ、パソコンがあっても古いパソコンのままでスペックが足りず、トラブルが起きてしまうという可能性もあります……。パソコンを購入する際は、そのあたりも考慮してしっかりと選びたいですね。

また過去に取得した別アンケートでは、コロナ禍でPCに求めるニーズも変わってきていることがわかっています。(→詳しくはこちらの「イマドキの“若手社会人”が冬ボーナスで買うべきPCって?緊急座談会で調査してみた」をチェック!

  • アンケート詳細:マイナビニュース会員の18~39歳までの男女・会社員500名を対象【調査時期:2021年11月10日(水)~11月17日(水)】

そちらも踏まえながら、転職を考えている人はもちろん転職後も見据えて活躍する、おすすめのマウスコンピューター製品3台を紹介します。

おすすめその1

mouse B4-i5(シャンパンゴールドモデル)

スタンダードな14型サイズですが、ナローベゼルデザインにより液晶画面の占有率が高いため、大画面で作業がしやすいモデルです。また、重さも約1.38kgと持ち運びしやすい軽量ボディで、バッテリー駆動時間も約10時間と外出時にも安心でしょう。スタイリッシュかつ個性的なシャンパンゴールドカラーは、使っているだけで周囲にアピールできること間違いなし!

CPUには高性能な第12世代 Intel Core i5に、メモリが16GBも搭載し、オンライン面接やWeb会議も楽々こなせるスペックを装備。もちろん、PowerPointやExcelなどのオフィス作業からPhotoshopなどでの画像加工もスムーズに行なえます。転職活動だけでなく、その後のパソコンライフも活躍してくれるでしょう。

何よりうれしいのはこれだけの性能でありながら、139,800円(税込)で購入できる点。マルチに活躍してくれる、性能と金額のバランスがいいノートPCを探している人は、コストパフォーマンスに優れた「mouse B4-i5」をぜひチェックしてみてください。

「mouse B4-i5」の詳細はコチラ

おすすめその2

DAIV 6P [ Windows 11 ]

こちらはより性能を重視したいという人におすすめのモデルです。クリエイター向けに作られたDAIVシリーズで、CPUには高性能な第12世代 Intel Core i7とメモリが16GBを搭載し、クリエイティブ作業も楽々こなしてくれます。また、16型とノートPCとしてはかなり大画面なディスプレイなので、細かい作業が多い人にもおすすめ。

また、軽量アルミニウム合金を採用することで約1.49kgと持ち運びがしやすいのも嬉しいポイント。さらにHDMI、Type-C(USB PDに対応)などの、インタフェースも充実。カメラの画質もフルHDなので、オンライン面接での印象もアップすることでしょう。

クリエイター向けの高性能パソコンにも関わらず、価格は209,800円(税込)と抑えられています。転職活動だけでなく、趣味や仕事でストレスなく重い作業をこなしたい人にぴったりの1台です。

なお、DAIV6シリーズにはCPUとメモリをさらに追加したプレミアムモデルや、グラフィック性能をより高めたDAIV 6P-RT、DAIV 6Nといったモデルがラインナップされています。高解像度な映像編集など、グラフィック性能をさらに求める人はぜひチェックしてみてください。

「DAIV 6P [ Windows 11 ]」
の詳細はコチラ

おすすめその3

iiyama:ProLite XB2481HSU-B4D

パソコンではありませんが、在宅勤務をメインに考えている人なら大型の液晶ディスプレイを用意しておくと便利です。ノートPCも持ち運びができて便利ですが、どうしても画面の大きさに限界があり、さらにWeb会議にオフィスソフト作業など、マルチタスクを求められる場面では、液晶ディスプレイを活用することでより快適かつ効率的に仕事を進められます。

また、マウスコンピューターのiiyamaブランド「ProLite XB2481HSU-4D」は、16:9のフルHD解像度をサポートし、特に黒の表現力に定評のある液晶ディスプレイです。サイズは23.8型と、在宅ワークにちょうどよい大きさ。また多機能スタンドなので、高さ・角度を自分好みに調節可能。無理のない姿勢で長時間作業のときの心強い味方になってくれるでしょう。業務効率をしたい人や最適な作業環境を整えたい人は、ぜひチェックしてみてください。

「ProLite XB2481HSU-4D」の詳細はコチラ

コロナ禍をきっかけに、様変わりする転職市場。転職者側も企業側も、今までとは手段もニーズも変わってきています。その状況に対応し、しっかりと準備して臨むことが成功率もアップにつながっていくでしょう。ぜひ今後自身のキャリアアップを考えている人は、今回の記事を参考にしてみてはいかがでしょうか。

【キャリアチェンジについてのアンケート】
調査時期:2022年12月14日(水)~12月19日(月)
調査対象:マイナビニュース会員 (22歳~35歳までの男女を対象)
調査数 :500名
調査方法:インターネットログイン式アンケート

[PR]提供:マウスコンピューター