年齢や経験を問わず、その人に合った楽しみを味わえる――。そんな登山の相棒として、続々と愛用者を増やしているのがスマートウオッチだ。スマートウオッチがあれば、時間だけでなく自分の身体の状態はもちろん、GPSを確認しながら登山を楽しむことができる。 そんななか、ファーウェイからより軽く、GPS機能が充実した「HUAWEI WATCH GT 3 SE」が登場! その実力をさっそく試すべく、「HUAWEI WATCH GT 3 SE」を身に着けて登山に赴いた。

  • シンプルなデザインに秘めた高機能。カラーはグラファイトブラック(左)とワイルドネスグリーン。今回使用したのは、クールな表情の際立つグラファイトブラック

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古き良き時代の空気感あふれる古道へ

観光客でにぎわう箱根湯本駅を抜け出してバスに乗り、苔むす渓沿いに立つと、先ほどまでのにぎわいが幻であったかのように静まりかえっていた。ここは東海道箱根の旧街道。関東平野の西南端を守るよう広がる箱根の山々に道が築かれたのは、鎌倉時代のこと。当時の道は歩きやすい尾根につけられたというが、その後、江戸時代にはより通行者の管理のしやすい渓沿いの須雲川沿へと付け替えられた。そうしていまも残る石畳の道は1680年に作られたといわれている。江戸と京を結ぶ大動脈であった面影はどこへやら。ふと顔を上げると、川向こうの神社からだろうか、せせらぎとともに祭り囃子が聞こえた。

  • 江戸時代に作られたという石畳の道が続く。あたりには緑の息吹が漂い、どことなく背筋が伸びる思いに

新世代スマートウオッチの実力とは

静かな空気に包まれ、ワークアウトプログラムから「登山」を選んでセットして歩きはじめる。「HUAWEI WATCH GT 3 SE」を身につけて1番はじめに感じたのは、重さ約36.5g(ベルト含まず)、厚さ約11mmという軽量コンパクトさがもたらす軽やかさ。また、アウトドアウオッチはときに主張の強いデザインが持ち味となっているものも多い。しかし、野外のみならず、日常的に身につけるのであれば、「HUAWEI WATCH GT 3 SE」のようなTPOを問わないシンプルなデザインは、使い勝手がいいだろう。

  • ワークアウトから「登山モード」を選択。心拍数と運動強度、歩行速度と歩行距離、登山開始からの時間が表示される

そして、もう1点目を引くのが、心拍数モニターだ。登山の歩き出しは意図的にゆっくりとしたペースで歩き、体を山に馴染ませてゆくのが疲れにくいコツ。ところが、そうとわかっていながらもこれがなかなか難しい。モニターをチェックすると、しばしば心拍数から割り出す運動強度がオレンジ色のゾーン「無酸素(143bpm~)」に入っていた。そこで、最初の1時間は運動強度を「脂肪燃焼(107~124bpm)に抑えて歩くことに努めてみる。そうすることで中盤以降、いつも以上に疲労を覚えることがなかった。

登山を始めて1時間がたった頃(「HUAWEI WATCH GT 3 SE」は1時間ごとに、歩行ペースなどのデータとともに、経過時間を知らせてくれる)、森のなかに続いた古道は不意に集落に出た。そのルーツをたどると戦国時代にまで遡るという、箱根寄木細工発祥の地・畑宿だ。通りに並ぶ寄木細工店で精妙な作品に愛で、佇まいの美しい蕎麦屋で昼食とした。

  • 江戸時代から、行き交う旅人に人気だったという箱根寄木細工。温泉場や茶屋でも販売されていたという

  • 名物の「ざるとろ」をいただく。登山する喜びには、土地の味を楽しむという旅の要素が含まれている

かつて、アウトドアウオッチに求められる機能は「高度計、気圧計、コンパス」といわれていた。なかでも高度計は登山において重要。現在地に不安を覚えたときでも、地図上で登山道と高度計が指し示す標高が交わる点を割り出すことで自分の今いる位置を確認できる。これは視界が利かない状況ではとりわけ便利な機能ではあるが、一方で難点もあった。それは、高度は気圧計の割り出す数値を元にしているため、同じ場所に立っていても、気圧(天候)が変化することで指し示す標高が上下することがあるということ。しかし、進化を果たしたスマートウオッチはGPSによって高度を割り出すため、その心配がない。

「HUAWEI WATCH GT 3 SE」はGPS、GLONASS、Galileo、BeiDou、QZSSの5つの衛星測位システムに対応しているため、精度は抜群。そのGPSを用いた「ルートバック機能」は、歩いてきたルートを記録するため、ピストン山行(スタートした地点に戻る登山)では、来た道を表示することで下山をナビゲーションしてくれる。これは、より道迷いを起こしやすい下山時において安心して歩くことができる、ありがたい機能だ。

  • ルートバック機能は往路でたどったルートを表示し、帰路、同じ足跡を的確にナビゲーション

このほか、血中酸素レベルを測定したり、歩行距離や歩行時間、歩行スピード、消費カロリーなどを常時算出。またそれらを表示するのは、スマートフォンにも使われるAMOLEDタッチスクリーン。自ら発光し、高いコントラストで表示できるこのディスプレイは、遮るもののない日差しの強い稜線から暗がりの広がる樹林帯など、あらゆるコンディション下で欲しい情報をひと目で認識させてくれる優れもの。こうした細やかな気遣いがストレスを軽減し、目に見えないところで、登山をサポートしてくれる。

古の道はよほど巧妙に作られているのか、気づけばずいぶんと高度を稼いでいた。冬の到来を感じさせる光が、枯れた紅葉を淡く照らす。ふと気配を感じて行く先を見ると、地元の強面が道端にたたずみ、こちらの通過を待っていた。

  • ふと気づけば……。すみません、おそばを通らせていただきます

峠道を歩き続けて2時間弱、心地よい疲れを覚えたところで不意に現れた立派な茅葺き屋根。創業400年の歴史をもつという甘酒茶屋。吸いこまれるように緋毛氈をかけた縁台に座り、名物の甘酒をいただく。醤油漬けの蕗の薹とともに出された甘酒は上品な甘さ。きけば、この甘酒は米麹と米だけでつくったものだという。往事、この街道を行き交った旅人も口にしたであろう一杯に力をもらい、再び歩き出した。

  • 左手に見える白銀山(993m)の山並み

  • 晩秋の光が差しこむ、美しい峠道が続く

  • 江戸時代の創業から、13代にわたって箱根路をゆく旅を見守る甘酒茶屋と、その看板メニューである甘酒

長く登り続けた古の道も、ようやく下り坂が顔を見せはじめた。そうして現れたのはお玉ヶ池。悲しい少女の伝説を持つ水面には、水鳥の声がこだまし、その上で下二子山の稜線がやわらかな曲線を描いている。なおも旧道を下ってゆくと、目指していた芦ノ湖が見えてきた。湖畔には樹齢350年におよぶという杉の巨木が400本ほど立ち並ぶ並木道が続いている。すぐ隣を国道1号線が走っているのだが、こちらは時間が止まったような空間が広がっている。そうしてたどり着いた恩賜箱根公園では、夕暮れに染まる芦ノ湖と富士山が出迎えてくれた。

  • 時計の外周に沿ってラウンドするように表示される運動強度。写真のようにオレンジの「無酸素」を表示する場合はオーバーペースと判断できる

  • 箱根山中にひっそりとたたずむお玉ヶ池

  • すぐ隣を国道1号線が走っているのが嘘のよう。静謐な時間が流れる、芦ノ湖畔の杉並木道

  • 芦ノ湖と富士山の展望ポイントとして知られる箱根恩賜公園。旅のごほうびはこの風景

「HUAWEI WATCH GT 3 SE」が描く、新たな毎日

「HUAWEI WATCH GT 3 SE」が誇る機能は先ほど紹介したものだけに留まらない。平地以上に天候変化の激しい山岳環境において、気圧変動を読み解くことで天候の急変を告げるアラート機能や大雨や徒渉、沢登りでも安心の5ATM防水機能、そして、最大で約14日間(※)使い続けられるロングバッテリーも登山のとき頼りになるだろう。また、対応するアプリ「Huawei Health」はそれらの蓄積したデータをしっかり管理。なかでも、「ダイナミック追跡」は「登山モード」で記録したログを、スマートフォンの地図上でドラマチックに再現してくれる嬉しい動画機能。労せずして「登山を記録する喜び」を手に入れられる。

※以下の状況で約14日間バッテリーが持続します。 通常使用:毎週30分のBluetooth通話および毎週30分の音楽再生、24時間心拍数モニタリングON、睡眠モニタリング(HUAWEI TrueSleep™)ON、毎週90分のワークアウト(GPS有効)、メッセージ通知ON(1日平均50メッセージ、電話6回、アラーム3回)、1日に200回画面表示をした場合のファーウェイラボのテスト結果を参考にしています。

  • 「登山モード」を終了すると、その日の登山の内容を数値化して表示

  • 専用アプリ「Huawei Health」も機能が充実。「ダイナミック追跡」は蓄積した登山を動画として再現。記録する楽しみを与えてくれる

そしてまた、登山以外のさまざまなワークアウト、トレイルランニングやスキー、スノーボードをはじめとしたアウトドアアクティビティや水泳や縄跳び、ウォーキングやサイクリングなど、日常的な運動にも対応している点でも魅力的だ。なかでもランニングモードでは、心拍数をはじめとする各種データなど算出されるデータからランニング能力を数値化し、パフォーマンスの向上をうながしてくれる。日常生活においても心拍数を管理し、血中酸素レベルや睡眠をモニタリング、睡眠の質を記録し分析、改善するためのアドバイスを提案してくれる。24時間着用することで、わたしたちの日々の健康を見守り、身体能力を向上させ、次の登山をより快適に迎えられるようコンディションを整えてくれるのだ。
「HUAWEI WATCH GT 3 SE」は日常から登山を描き、日々、自分の山登りを向上したいと考える登山者の、強い味方となってくれるだろう。

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[PR]提供:ファーウェイ・ジャパン