2022年11月3日 、大阪・日本橋に家電量販店「ジョーシン日本橋店」がリニューアルオープンしました。

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上新電機は、1948年5月に家電製品のパーツ専門店として大阪・日本橋に創業。その後、家電専門店へ転換したり、日本最大級の模型の大型専門店を開設したりするなど、日本橋の地で発展の礎を築いてきました。

そんな日本橋でリニューアルオープンした「ジョーシン日本橋店」には、並々ならぬ想いが込められているといいます。経営企画部の荒木裕子さんと店長の川井彰さんにお話を伺いました。

  • 上新電機経営企画部の荒木裕子さん、ジョーシン日本橋店長の川井彰さん

    日本橋店7階イベントホールにて(上記会場は各種イベントに使用できるよう照明・音響機器を備えています)

日本橋には特別な思い入れが。上新電機と街の関わり

上新電機の創業は、1948年に遡ります。日本橋で青果物の仲買商 を営んでいた創業者は、戦後、電気街としての賑わいに目をつけ、ラジオパーツの専門店として上新電機を立ち上げました。高度経済成長期を迎えようとする1954年には、家電専門店に業態変更します。

創業者は先見の明があり、その精神は引き継がれています。2006年に日本最大級の模型の大型専門店「スーパーキッズランド本店」を開設したのも、日本橋が電気街から「オタロード」と称されるストリートが形成されるなど多くの方に愛されるサブカルチャーの街として変貌を遂げていたからです。上新電機は時代の特性にあった店舗づくりに取り組んでいます。


  • インタビューを受ける荒木さん

ともに歩みを進めてきた日本橋には、やはり特別な思い入れがあるのだとか。それは、今回リニューアルオープンした「ジョーシン日本橋店」のコンセプト「MODERN&RESIDENCEモダン&レジデンス」に表れています。

日本橋は、オタク街や外国人観光客向けの免税店が集まる街といったイメージが浸透してしまっているのが現在の課題と認識しています。今回のリニューアルでは外観・内観を都会的で洗練されたデザインにしており、ファミリー層にもお越しいただきやすい場所を目指しました。もう一度、日本橋に人を呼び戻し、活性化につなげたいと考えています。


  • インタビューを受ける川井さん

オープンを前にして川井さんらは周辺のお店に挨拶回りを行なったそうですが、聞かれたのは応援の声ばかり。大きな期待を寄せられていることを実感したと振り返ります。

当社は、経営理念として「人と社会の未来を笑顔でつなぐ」を掲げていますが、原動力となる従業員が笑顔、すなわち幸せにならなければ、お客さまひいては社会へと笑顔をひろげていくことはできないと考えています。
お客さまに笑顔を届けて持続可能な社会の実現のためにも、地域の小学生を招待してプログラミング体験イベントを開催したり、近隣の商店とコラボ企画を実施したりするなどして、今後も街全体を巻き込んで笑顔あふれる未来をつくっていきたいです。そして、私たちもそのお手伝いができればと思っています。


  • インタビュー中の荒木さん

人を大切にし、地域に密着するのは、「日本橋を盛り上げたい」という上新電機の強い気持ちを感じました。

長い歴史を誇る上新電機には、個性が強烈なOBがたくさんいます。日本橋店は、その中でも最たるもの。しかし、どの時代も共通しているのはお客さま第一の接客と、強い趣味嗜好を裏切らない品揃えです。OBの方々の精神を受け継ぎ、1人でも多くのお客さまに常連になっていただけるように努めます。


  • インタビュー中の荒木さんと川井さん

リニューアルした「ジョーシン日本橋店」は、これまでの伝統を愚直に守りつつも、未来に向かって革新を目指すことが伝わってきました。

リニューアルで生まれ変わった「ジョーシン日本橋店」の見どころ

新たにオープンした「ジョーシン日本橋店」は、同エリアにあったCD・DVD・ゲーム専門店「ディスクピア日本橋店」と家電専門店「日本橋1ばん館」、PC専門店「J&Pテクノランド」の3店舗が統合。
1階から7階のイベントフロアまで、売場面積が5,000㎡を超える旗艦店です。

  • ジョーシン日本橋店

テレビゲームやおもちゃ、時計が並ぶ1階のエントランス天井には「HELLO!JOSHIN」の文字。訪れる人々を明るく出迎えます。

  • 入り口の天井

「MODERN&RESIDENCEモダン&レジデンス」を体現しているのが、木調ルーバーとランダムなモノトーンカラーの外装、そして、心地良い暮らしを表現した落ち着きある内装です。また、壁面には緑化を施し、屋上には太陽光発電を設置して環境にも配慮しています。


  • 壁面は緑化

音楽・映像ソフトを取り扱う2階の「ディスクピア」には、まだ家電量販店では珍しい取り組みが見られました。

RFIDを活用したセルフレジを導入しています。RFIDとは電波を用いてRFタグのデータを非接触で読み書きするシステムのことで、家電量販店では初の試みなんです。当店のセルフレジでは商品を指定の場所(レジ横のボックス)に置くとセンサーがタグを読み込んで自動で購入点数と合計金額を表示してくれるので、会計がスムーズに行えます。
当初、操作案内は画面表示のみでしたが、より使いやすくするため音声ガイダンスを追加しました。ちなみに音声は私の声です(笑)


  • セルフレジ導入

    なお、現状セルフレジがあるのは2階のみですが、今後この技術の活用の幅をひろげることを検討しているのだとか

3階・4階のパソコンおよび周辺機器のフロアには、組み立てパソコンや各種パーツがずらり。ニーズを網羅するバリエーションの豊富さに圧倒されました。

日本橋は電気街のイメージを持たれている方も多く、専門性を求めてお越しになるお客さまが多数いらっしゃいます。それにお応えできるだけの品揃えを維持しなければなりません。


5階の映像・オーディオのフロアには、目玉ともいえる「リファレンスルーム(高級オーディオ試聴室)」があります。

  • オーディオルーム

高級オーディオは上新電機の強みのひとつと自負しています。お越しになるお客さまは第一次オーディオブームを過ごした50歳代以上の方からアナログレコードに興味を持つ若い方までさまざま。ご満足いただけるよう幅広い専門知識を有する販売スタッフが対応いたします。


  • オーディオルームの中

川井さんは、顧客満足度に直結する接客や品揃えに自信を覗かせます。

6階の家電フロアは、眩い白が際立つ清潔感のある空間が広がっていました。

  • 家電フロア キッチンコーナー

家電フロアは地元の方々にお買い物していただくことを想定していますが、従来の日本橋店にも遠方からわざわざお越しになるお客さまがいらっしゃいました。「日本橋なら何か良い物が見つかるかもしれない」と、掘り出し物を探しに来られるようです。


  • 家電フロア 美容コーナー

また、近隣の「スーパーキッズランド本店」もリニューアルオープンしました。これまで取り扱っていたおもちゃ類をジョーシン日本橋店に移し、スーパーキッズランド本店では模型やプラモデルを強化。ショーケースにもこだわり、明るく見やすいようにしました。
また、鉄道模型売場では西日本初となるTOMIX(トミックス)ショールーム大阪を開設。ジオラマ展示も充実して「見る楽しみ」、「作ってみたくなる楽しみ」を演出しているのが特徴です。

  • スーパーキッズランド本店の外観

「ジョーシン日本橋店」と「スーパーキッズランド本店」は行き来できる立地になっています。日本橋にお越しの際はぜひ両方お楽しみください♪


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「スーパーキッズランド本店」の詳細はこちら

誰もが楽しめる大阪・日本橋の新名所に!

「目線は、関西一円に向いている」と話す川井さん。日本橋に根差しつつ、遠方から人を呼び戻すため、家族連れや観光客が1日満喫できる店舗にしたいと意気込みます。

「ジョーシン日本橋店」は、家電やパソコン、ゲームやアニメに興味のある人はもちろん、誰もが楽しめる大阪・日本橋の新名所になることでしょう。ぜひ、足を運んでみてください。

Photo:photographer_eringi

[PR]提供:上新電機