マウスコンピューターは「Intel Arc A380グラフィックス」を採用したデスクトップPC「DAIV Z3-A380」を発売した。「Intel Arc A380グラフィックス」はエントリークラスのグラフィックスカードながら、6GB(GDDR6)のビデオメモリを搭載しており、クリエイティブワークにも活用できるパフォーマンスを備えているという。
また第12世代Intel Coreプロセッサーと組み合わせた場合には、CPUとGPU間でインテリジェントに電力を分配してパフォーマンスを向上させる「ダイナミック・パワー・シェアリング」などを含む、「Intel ディープ・リンク・テクノロジー」を利用可能だ。
「DAIV Z3-A380」には、「Core i7-12700」を搭載するプレミアムモデルと、「Core i5-12400」を搭載する標準モデルが用意されている。今回は「Core i5-12400」搭載モデルをマウスコンピューターより借用したので、「Intel Arc A380グラフィックス」がどのぐらいのパフォーマンスを備えているのかに注目して、本レビューをご覧いただきたい。
「Core i7-12700」を搭載する「DAIV Z3-A380(プレミアムモデル)」も用意
「DAIV Z3-A380」はOSに「Windows 11 Home 64ビット」、CPUに「Intel Core i5-12400プロセッサー」(6コア12スレッド、2.50~4.40GHz)、グラフィックスボードに「IntelArc A380グラフィックス」を採用。メモリは16GB(8GB×2、最大128GB、DDR4-3200 DIMM)、ストレージは512GB SSD(PCIe Gen3 x4接続)と1TB HDD(SATA接続)を搭載している。
インタフェースは、USB Type-C 3.2(背面×1)、USB Type-A 3.0(背面×4、前面×2)、USB 2.0(背面×2)、HDMI(背面×1)、DisplayPort(背面×1)、マイク入力(前面×1、背面×1)、ヘッドフォン出力(前面×1)、ライン入力(背面×1)、ライン出力(背面×1)、リアスピーカー(背面×1)、センター・サブウーファー(背面×1)、SPDIF/オプティカル/角型(背面×1)を用意。通信機能は、2.5GBASE-T/1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T対応有線LAN(背面×1)、IEEE802.11ax/ac/a/b/g/n対応無線LAN(最大2.4Gbps対応)、Bluetooth 5をサポートしている。本体サイズは約W190×D501×H490mm(突起物を含む)、重量は約10.9kgだ。
マウスコンピューターの直販サイトより購入する際には、マシンの構成をカスタマイズ可能。OSはWindows 11 Home/Windows 11 Pro/Windows 10 Pro、メモリは16GB/32GB/64GB/128GB、SSDは512GB/1TB/2TB(PCIe Gen3 x4接続またはPCIe Gen4 x4接続)、HDDは1TB/2TB/4TB/8TBなどから選択できる。
またCPUファン、CPUグリス、電源なども変更可能で、SSDを2基搭載したり、光学ドライブやマルチカードリーダーなども内蔵可能だ。なおCPUは変更できないので、上位CPU「Core i7-12700」のパワーが必要なのであれば、上位モデルの「DAIV Z3-A380(プレミアムモデル)」(229,900円~/税込)を選択しよう。