自分の「推し」を応援する、“オシゴト(推しごと)”が注目を集める昨今。アニメ、ゲーム、舞台、アイドルなど推しの対象は多様化しており、オシゴトに情熱を注いでいる人はたくさんいます。

そんな多岐にわたるオシゴトの中から、今回は「ブラウザ&アプリゲーム」に注目! 「推しのために生きている」と断言する3人のオシゴト女子に集まってもらい、その魅力をお聞きしました。

座談会メンバー(左から)
Fさん:幕末歴史好きからゲームの沼へ。具体的な作品では『魔法使いの約束』、『A3!』がお気に入り。


Tさん:リズムゲーム要素のある作品が好き。推しは『アイドリッシュセブン』、『アイドルマスター SideM』、『KING OF PRISM プリズムラッシュ!LIVE』など。


Aさん:グッズ収集やライブイベントへの参戦にも力を入れている。推し作品は『アイドルマスター SideM』、『アイドリッシュセブン』など。

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「友達がスッと渡してきて……」それぞれのオシゴト遍歴

――これまでのオシゴト遍歴を教えてください。

オシゴトをはじめるきっかけとなった作品は、中学生の頃にハマった『薄桜鬼』です。スマホアプリでは『あんさんぶるスターズ!!』、『アイドリッシュセブン』(アイナナ)、『アイドルマスター SideM』にハマってきました。もうサービスは終了してしまいましたが、『KING OF PRISM プリズムラッシュ!LIVE』(プリララ)も大好きです。

『薄桜鬼』は私もハマりました! いま20代後半くらいの世代なら、一度は通った作品かも……。

ほぼ必修科目みたいな(笑)。プレイをしたことはなくても、タイトルを知っている人は多いですよね。

私はもともと歴史が好きで、高校生の頃、よく偉人伝を読んでいました。そんなときに友達がスッと『薄桜鬼』を渡してきて……(笑)。まんまとのめり込みましたね。 大学生のときは『刀剣乱舞-ONLINE-』にハマって、「エントリーシートをここまで書き上げたら次のマップに進もう」など、就職活動と並行して周回していた記憶があります。

タイマー代わりの脳死周回、やりますよね。

そのあと、『A3!』にハマりました。好きな声優の田丸篤志さんが出ているのと、キャラクターのビジュアルがどストライクで。最終的にいま一番推している作品は『魔法使いの約束』(まほやく)ですね。友人に誘われて2.5次元舞台を観劇したら、話がとてもおもしろかったので、その日のうちにアプリをインストールしました。

私は一時期、毎年推しジャンルが増えていまして(笑)。2016年からは『あんスタ』、2017年からは『アイナナ』、2018年からは『アイドルマスター SideM』をプレイしています。とくに『SideM』はリアルイベントに参加するほどハマりましたね。

ゲームを好きでいるために「義務化をしない」

――普段はどのようにオシゴトをしていますか?

在宅勤務なので、平日も休日もオシゴトのスタイルに差がありません。短いときは10分程度、長いときには1日5時間くらいプレイしています。ガチャ運からは見放されているので……。ゲームよりもグッズに課金していますね。

私はスキマ時間にオシゴトをすることが多いです。朝起きたら寝ぼけた頭を活性化させるために周回。休日は気分や推しイベントの開催状況の有無によって違います。オシゴトが「しなければならない」と義務になるのが嫌なので、詰め込みすぎないようにしています。ゲームを好きでいるためには、何もしない時間も必要だと思うので。

名言!!

推しのイベントが開催されているときは、可能な限り仕事を調整しています。体力回復アイテムよりもガチャアイテムに課金をしたいので、ゲーム内で体力が回復する時間に合わせて仕事のシフトを組んだことも……。

ゲームが生活リズムを作ってくれますよね!

ストーリーに打ちのめされることも……でも、やめられないのが魅力の1つ

――推し作品の魅力を教えてください。

『まほやく』はとにかくビジュアルがきれいです。あと世界観とストーリーのギャップがいいですね。美しい世界でくり広げられるドロドロの人間模様が、オタク心に刺さりました。

たしかに、Fさんがハマっていた幕末系の作品にはほの暗さがありますよね。ちなみに推しは誰ですか?

フィガロ先生です。舞台を誘ってくれた友達に「フィガロ先生にハマりそうだ」と言ったら、「ご愁傷様です」と返されました(笑)。あとから闇が深いキャラクターだと知ったんです……。

つらいけど好きになってしまう気持ち、分かります。『アイナナ』はストーリーのメッセージ性が強くて、シリアスな部分も多いので何度も心を揺さぶられました。

『アイナナ』は私も好きですが、最近追加されたメインストーリーがいままで以上につらすぎて……。『まほやく』と『アイナナ』は、どちらも都志見文太さんがシナリオを書いているので、察していただけると思います。

察しました(笑)。

『アイナナ』は「楽しい!」という気持ちから、一旦どん底まで落とされたので、少しストーリーから距離をとってリズムゲームに集中しています。読み進めるのに体力が必要で……! 最近は気分転換に『Tokyo 7th シスターズ』を挟んで、体力と気力が戻ってきたら『アイナナ』を進めています。

重いといえば、『あんスタ』のストーリーもなかなかですよね?

重いです!!

イベントでストーリーが解放されるたびに頭を抱えています(笑)。

私も1人で消化しきれないとき、オタク仲間に「ちょっと介護してもらってもいいですか?」と連絡をして、LINE通話をしながら読んだことがありました。

落ち込むって分かっていても、推しのことを少しでも知りたいから読むのをやめられないですよね。

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――推しを決めるときのポイントは何ですか?

自分の中で好みに当てはまるキャラがいると、自動的に推しになります。でも、いまハマっている『SideM』は全員魅力的なので、資金力と時間と気力さえあれば全員担当したいかも。

私はスパダリ(スーパーダーリン)系にハマることが多くて、『アイナナ』だと二階堂大和・八乙女楽・十龍之介の3人が好きです。そもそも『薄桜鬼』で好きになったのが原田左之助なので、好きなキャラクターの傾向は昔から変わっていないかもしれません(笑)。

私は王子様のようなルックスで、顔面がいいキャラクターに弱いです。内面はやや控えめに見えて、実は努力家で強い人がいい。だから『薄桜鬼』だと斎藤一さんが好きでした。あとは、推しの役者さんが2.5次元舞台で演じたキャラクターにハマることもあります。

最高課金額は●●万円! ガチャへの課金はする? しない?

――オシゴトでのこれまでの最高課金額を教えてください。

『SideM』の6thライブツアーで、全キャラクター分のリングライトを買いまして、約5万円です……。

普段、月に5万までと予算を決めて課金していますが、一度だけ『A3!』で月に30万円課金したことがあります。

推しイベントのときですか?

そうです! 冬組の月岡紬さん推しだったので、12月の誕生日ガチャで課金。ほぼ同じタイミングに1周年のアニバーサリーイベントがあったので、そこでも課金をしました。ちょうどボーナスが出たタイミングだったこともあり、思い切りましたね。

私は『プリララ』で、推しの鷹梁ミナトさんが出るイベントに課金をしました。課金額の上限がないガチャだったので、出るまで回して10万円くらいに……。『プリララ』はサ終(サービス終了)してしまったので、「推しは推せるときに推せ!」ということを実感しています。

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四六時中オシゴト中!? ふとした瞬間に声が聞こえてくる……

――1日の中でどれくらい推しのことを考えていますか?

四六時中ですね。仕事中も「これが終わったらコラボカフェに行ける」、「1週間がんばったら観劇できる!」と考えています。だから寝ているとき以外はずっと推しのことを考えているかも。

ふとしたときに「今回のイベントの推し、よかったなあ」と思い出すことがあります。リズムゲームの曲に合わせて手が動くこともあるので、無意識のうちに考えているかも(笑)。

服を買いに行っても、推しっぽい色を探しちゃうとか。

分かります! クローゼットが同じ色だらけになりますよね。買い物で迷っていると、『SideM』の九十九一希さんの「全部買うか」というセリフが脳内から聞こえてくることがあります(笑)。

――ほかにも「ブラウザ&アプリゲームあるある」があれば教えてください。

場面によって、自分自身が主人公になったり壁になったりすることですかね。「このシーンは自分が相手だと想定した方が楽しい」と思うこともあれば、「壁になってキャラクターを見守りたい!」と気持ちを切り替えています。

私は壁タイプですが、たまに壁になりきれないときもあって(笑)。明らかに私のことを狙い撃ちされて、「うわああ‼」ってゲーム機を投げたこともありました。

落ち着くために、一度スマホの画面をオフにしちゃいますよね(笑)。あとランキング制のイベントだと、上位の人がユーザー名で文章を作りがちかも。

ありますねー! 私は上位層の優雅な遊びを楽しみつつイベントを回ります。

推しのランキングを走っていると、周囲がいつものメンバーだらけになることありませんか?「あ、いつもの人だ!」って挨拶しながら競い合っている感じがします(笑)。

「ゲームは人生を彩ってくれる存在」。作品そのものが一緒に歩んできた仲間

――ゲームのどんなところに魅力を感じますか?

キャラクターの進歩が感じられることです。あとゲームによっては信頼度を上げると新しいセリフが聞けたり、衣装が増えたりするので楽しみが尽きません。

『アイナナ』はリリース時からプレイしているので、作品そのものが自分と一緒に歩んできた「仲間」のような感覚があります。

ゲームの外にも思い出が増えますよね。作品関連のライブ遠征でも毎回印象に残る景色を見せてくれるので、人生の新たな1ページを一緒に刻んでいる感覚があります。

最近はベタベタの恋愛だけでなく、キャラクターの人間性を作り込んでいる骨太な作品も多いです。タイトルもジャンルも多岐にわたるので、誰かしらは刺さる存在がいると思います。

――最後に、推しへの愛を一言で語ってください。

『まほやく』のフィガロ先生へ。幸せになって!

『アイナナ』のみんなへ。これからも推させてください!

『SideM』や『アイナナ』のみんなへ。これからも当たり前にそばにいてください!

***

オシゴト遍歴とともに人生も振り返り、大盛り上がりだったオシゴト座談会。今回はみなさんのオシゴト事情についてお話をうかがいました。後編では、気になるグッズ事情について語り合います!

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