子どもの頃、「おなかを冷やすと風邪をひくよ」と言われたことはありませんか?
おなかを冷やすと、腸の働きがにぶり、便秘や下痢になったり、風邪をひきやすくなったりします。それらを予防するために、体の内側と外側の両方からおなかを温めましょう。
おなかを冷やすと便秘や下痢になりやすい
体が冷えると体調が悪くなることがあります。「おなかを冷やさないように」と、子どもの頃に教えられた人も多いのではないでしょうか。なぜでしょう?
それは、おなかが冷えることで交感神経が優位になるからです。交感神経が優位になると腸の血流や動きが悪くなり便も腸に停滞してしまい、便秘になりやすくなります。
また、血流が悪くなると、胃の働きも低下させます。極端な冷え=血流の悪化は、食べ物を消化・吸収する働きを弱め、下痢を招くこともあります。
おなかを冷やすと免疫細胞の働きが鈍くなる
おなかの冷えは、免疫細胞の活動も低下させます。
免疫細胞の約7割は腸に集まっているといわれています。そのため、腸の働きが低下すると免疫細胞の活動も低下し、感染症にかかりやすくなってしまいます。
リンパ球減少症※の男女(28歳〜70歳)の6人に、睡眠中や日中、湯たんぽでおなか周りや手足を温めてもらうという研究が行われたところ、リンパ球が大幅に増加した1)という報告もあります。リンパ球は白血球の一つで免疫細胞の仲間ですので、おなかや手足を温めることは免疫細胞の活動維持にも大切なのかもしれません。
※白血球の一種であるリンパ球の数が異常に少なくなる病気
おなかを冷やさず快適な生活を送るための5つのポイント
おなかを温めて、便秘や下痢を予防し、腸や免疫細胞が元気に働く生活を心がけましょう。
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