長い夏休みが終わり、ついに新学期がスタートしました。とはいえ1学期に比べ、子どもが学校生活に慣れてきているので、何事にも落ち着いて取り組めるタイミング。新しい習い事を検討している親御さんも多いのではないでしょうか。しかし、子どもに何を習わせるのかは悩ましいところ。さらに長引くコロナ禍において、密室で大人数が集まる習い事に不安を感じている方もいらっしゃいますよね。

そこで今回は、マイナビニュース会員の子どもを持つ親にアンケートを実施。子どもに習わせてよかったと思った習い事や、コロナ禍での習い事の変化について調査をしました。

約1,000人に調査! 人気の習い事とその理由は?

まずは、子どもが習い事に通っていた人の割合を聞いてみました。

その結果、75.2%の人が「はい」と回答。割合としては子どもが習い事をしている人が多く、4人のうち3人が習い事に通っているような状況です。具体的にどのような習い事をしているのでしょうか。

最も回答が集まったのは、サッカーや野球、バスケットボールといった運動系の習い事で57.9%。続いて、学習塾(そろばん・語学)が50.8%という結果に。少し割合は減りますが、ピアノやバイオリンといった楽器系の習い事も根強い人気があるようです。「やってよかった」と感じたポイントを聞いたところ、下記のような意見が集まりました。

「スポーツ」と回答

「将来仕事に就いたときでも、多少のことでは音を上げないと思います」(35歳/男性)

「現在、スイミングに通っています。早く上手に泳ぎたいという気持ちから、向上心が身についたと思います」(53歳/男性)

「学習塾」と回答

「幼稚園児の頃から学ぶ楽しさを知り、継続的な学習意欲向上につながりました」(46歳/男性)

習い事を通して、運動能力や語学力・計算力などの基本的な能力が身につくだけでなく、忍耐力や向上心といった、習い事以外の場面でも役立つ能力を伸ばせているようです。

「習い事で子どもに身についたスキルや能力」を項目別に聞いたところ、やはり「集中力」(47.7%)、「忍耐力・持続力」(45.5%)を挙げる人が多かったです。 習い事が直接的に将来の仕事につながらなくても、子どもの頃にやることに意義があると考えている人は多いようです。自由回答でも、「将来に直接的に役に立つかどうかはわからないが、人間性という点で大きくなっていると思います」(楽器/男性/47歳)、「事なかれ主義の学校と違い、社会に出てからの生き方を学べている気がします」(スポーツ/男性/53歳)といった声が寄せられました。

さらに習い事別にみると、「身に付いたと思うスキルや能力」が最も多く回答された習い事は、「プログラミング・ロボット教室」でした。プログラミングの回答数は平均4.1個でしたが、それ以外の習い事に関しては平均2.8個。この結果から、それ以外の習い事と比較して、幅広い能力が身についたという意見が多いようです。

さらに、「やってよかった習い事」で「プログラミング・ロボット教室」と答えた人のうち、Q3の「子どもに身についたと思うスキルや能力」の回答を詳しくみてみました。すると、「創造力」(61.5%)「思考能力」(57.7%)や「集中力」(57.7%)の項目において、半数以上の人がこれらのスキルや能力が身についたと回答しています。「視野や世界を広がった」という項目では他の習い事と比べて最も多く、38.5%という結果でした。

「プログラミング」を習っていると回答した人は7.7%とまだまだ少ない状況。しかし、子どもがプログラミングを習っている人の回答をみると、「子どもが率先して学ぶようになった」「自分で考え行動できるようになった」といった意見が挙がっています。

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74.0%が「オンライン学習」をはじめる結果に。コロナ禍でおすすめな習い事とは……?

そんな子どもの習い事ですが、コロナ禍での変化が気になりますよね。習い事によっては、どうしても「密」になってしまうものもあるので、練習や学習環境に影響があるようにも思えます。 この点については、次のような声が寄せられました。

「バドミントンクラブに入っていたけどコロナ禍で練習がなくなり、自然消滅しました」(スポーツ/女性/49歳)

「人が集まるところには、行きにくくなったので習い事をやめました」(スポーツ/男性/47歳)

大勢の人が密室に集まる習い事は、コロナ禍で避ける人も少なくないよう。

そんなコロナ禍における新たな習い事の形として注目を集めるのが、「オンライン学習」です。オンラインで完結するので、全国どこからでも参加できます。

アンケート調査によると、こうしたオンライン学習に「取り組んでいる」と回答した人は全体の36.9%でした。半数に満たないという見方もできますが、逆にいえばコロナ禍で一気に注目を浴び、4割弱まで浸透したと考えると、かなりの注目度合いといえそうです。

実際にアンケート調査でも、オンライン学習をはじめた時期として74%が「コロナ禍以降」と回答しています。

とはいえ、オンライン学習のなかで、「何を選べばいいのかわからない」という方も多いでしょう。 そんな方におすすめしたいのが「プログラミング」です。小学校では2020年 からプログラミング教育が必修化されており、社会や算数などの科目を学習するなかで「プログラミング的思考」を養います。プログラミング的思考とは、パソコンなどの情報技術を効果的に活用しながら、論理的に思考して課題を発見・解決する能力のことです。 プログラミングは定められたゴールに向け、試行錯誤をして学びます。幅広い能力が身につく上に、パソコン1台あればオンラインで学習できるので、長引くコロナ禍でも安心して続けられるでしょう。

オンライン学習に最適な「みんなでプログラミング」って?

プログラミング学習でおすすめしたいのが、「みんなでプログラミング」です。

「みんなでプログラミング」は、PCメーカーのレノボ・ジャパンが提供する小学校・中学校・高校生向けプログラミング教育ツール。アニメやゲーム感覚でプログラミングの知識やネットリテラシーを身につけられ、実際にプログラミング体験もできます。難しいプログラミング言語を使わずに、ゲームを遊んでいるような感覚でプログラミング思考を習得できるカリキュラムになっています。

新学習指導要領(文部科学省)に準拠しており、多くの学校で採用されているというのも魅力の一つ。全国どこからで参加できて、ゲーム感覚で楽しくプログラミング的思考が養える「みんなでプログラミング」。ぜひ、これからのお子さんの新たな習い事として検討してみてはいかがでしょうか。

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アンケート名:子どもの習い事についてのアンケート
調査時期: 2022年8月19日(金)~8月23日(火)
調査対象:マイナビニュース会員
調査数: 998人
調査方法: インターネットログイン式アンケート
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