妊娠・出産は人生の一大イベントのひとつ。特に第一子の時は、何から何まではじめてづくしです。子どもを授かった幸せに満たされる日々ではあるものの、つわりの症状や切迫早産などに悩まされる方も少なくありません。はたまた、産後には慣れない育児に戸惑うことも……。心配事やありがちなトラブルは事前に想定して準備できるものはしておきたいですよね。
そこで今回は、仕事と育児を両立する太陽生命のママ社員の皆さんに集まってもらい、座談会を実施。産前産後のお悩みや出産経験を元に備えておきたいことなどを、本音で語っていただきました。
今回の座談会参加者
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古山 千佳さん
1歳8カ月の女の子のママ。コロナ禍に結婚したこともあり、新婚旅行ができていないので、今年こそは、子どもと一緒にはじめての旅行に行きたいと考えているそう。
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田口 智里さん
小学2年生の男の子、保育園年中の女の子、1歳8カ月の男の子の3児のママ。子煩悩なご主人とは同級生ということもあり友達感覚の夫婦関係。子どものこともしっかり話しあって決めている。
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中川 万里子さん
とにかく電車が大好きな2歳の男の子のママ。結婚歴は7年。ご主人は生まれた時に5,000gという巨大児だったため、お産までにどれだけ大きくなるか心配だったそう。
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安井 沙織さん
3歳の男の子のママ。結婚4年目。息子さんはクリスマスが大好きで、今でもクリスマスのショーが毎日開催され、サンタ帽を被って過ごすほど。妊娠中はつわりがつらいという悩みがあったそう。
妊娠中は幸せいっぱい! だけど時につわりやお腹の張りなど体調不良も……
――みなさん、妊娠中はどんな風に過ごしていましたか? 思い出深いエピソードなどありましたら教えてください。
一言でいえば、ハッピーな気持ちに包まれていましたね。周囲の方が優しく接してくれましたし。精神的には、常に満たされていたという印象です。
あったかい気持ちに包まれている……そんな感じですよね。
分かります! 私の場合、つわりも全くなくて、お腹の張りもほとんどなかったということも影響しているのかも? でも、時々、「お腹の子どもに病気はないかな?」と不安に襲われることがありましたね。
私もワクワクして、精神的には幸せだったのですが、つわりはありましたね。寝ているしかないくらいつらい日もあって……。具合が悪くて出張先から戻って来られなくなっちゃったなんてこともあったくらい。だから、「いつまで続くんだろう?」と不安になりましたね。
私は、妊娠中は安井さんと同じようにお客様訪問を行っていたのですが、お腹の張りはどうでしたか? 切迫流産になってしまったので外回りは控えたほうがいいとお医者さんから言われ、研修も座ってやるようなスタイルにしてもらっていました。
田口さんのおっしゃること、よくわかります。外回りの対応は、やはり工夫が必要でしたね。ただ、お腹が目立つようになってくると、周囲の方が気遣ってくれるようになり、引き継ぎもスムーズにできました。
周りの気遣い、本当にありがたいですよね。重い荷物を運ぶのも「やらなくていいよ」と代わってくれたりして……。
先輩ママたちの経験memo📝
妊娠初期は基本的には幸せな気持ち……ただ時々不安定なこともあるので、お医者さんと相談しながら、無理は禁物!
突然のハプニングが起こることも!? そんな時、ママたちはどうした?
――みなさん、精神的には満たされた妊娠期間を過ごされたようですが、トラブルなどは起こらなかったのでしょうか?
妊娠初期はつわりくらいでした。平日は仕事をしなきゃと思っているので乗り切れるのですが、土日になると動けないことも……。
気が緩むからか、休みの日がしんどくなりますよね。私の場合、切迫流産、切迫早産に複数回なってしまい、2週間安静の指示が出て会社にいけない期間などがあったんです。突然、休まなければならなくなって、申し訳なかったな……。最後も切迫早産から休みに入ってしまったので、最終の引き継ぎができなかったんですよね。みなさんは、大丈夫でした?
私は、子宮が下がってきてしまって危険だということで、緊急帝王切開になっちゃったんですよ。「来週のいつね」とどんどん予定を組まれてしまって、陣痛もないままで「本当に今日産むのかな?」と全く実感なかったですね。
私も緊急帝王切開でした。しかも、陣痛も経験した上で、途中で帝王切開に切り替えたんです(泣)。
無痛分娩しようと思っていたのですが、予定日を過ぎても陣痛が来なくて。促進剤を使うことになりましたが3日間陣痛が起こらず、ようやく4日目に効いてきたのですが、今度は赤ちゃんが弱ってきてしまって。入院も長かったので、医療保険がおりて、本当に助かりました。
医療保険、大事ですよね。私の友人も1年前くらいに満期になっていたようで、気づかず更新していなかったんです。何も保険がない状態で帝王切開になってしまったので、保険って必要だなと痛感しました。
先輩ママたちの経験memo📝
想定外の入院や手術が起こることも。事前に医療保険などの備えがあると安心なようです。
⇒また、医療保険だけでなく、
【出産を控えるお母さんを応援する保険】もオススメ!
ほかにも準備しておくと良いことは? 先輩ママたちのお墨付きはコレ!
――古山さんの友人は医療保険を準備しておけばよかったと思われたそうですが、ほかにこれを準備しておくと良いというアドバイスがありましたら教えてください。
陣痛タクシーの予約は大事です! 私の場合、破水から始まったので、タクシーの予約が役立ちました。
産院で予約するよう勧められると思いますが、登録しておくと病院名もタクシー会社がわかっているから、本当にスムーズですよね。
準備しておくという点では、「買いすぎない」という視点も持っておくといいかも。子どもによって必要なものって全然違うじゃないですか。だから、前もって買うというのはなるべくしないようにしていたんです。
買うならこれというのをあらかじめリスト化し、出産で入院中から出産後にかけて、「これは使うな」というものを、ネットで買いまくったんです。だから、買ったけど使わなかったというグッズはありませんでした。
準備っていうのとは、ちょっと違うかもしれないんですが、出産したら本当に自分の時間がなくなっちゃう。それに、カウンターしかないお店は入れないなど、行動も制限されるでしょう? だから、外食してゆっくりご飯を食べたり、映画館に行ったり、しばらくできないことを楽しむのもオススメです!
先輩ママたちの経験memo📝
急な陣痛に備えて、陣痛タクシーの事前予約は大切。必要なものはあらかじめリストアップしておくと購入もスムーズ。
また、出産前に自分1人の時間を楽しんでみたり、子ども連れだと行きづらい場所を満喫しておくべし!
――赤ちゃん中心の生活がしばらく続きますもんね。産後は生活がガラリと変わるわけですが、パパとの家事や育児の分担などは、前もって話し合っていましたか?
保育園に入れたら、誰が送り迎えするかという部分はしっかり決めておきましたね。今のところ、決めた通りにスムーズにいっています。
うちの場合は、「ママ、ママ」で、基本ママじゃないとイヤなんです。もともと私は家事があまり得意ではないのもあって、やるのは料理くらい。あとは夫がやってくれて、子どもは私担当という感じになっていきましたね。生まれてみないと分からないこともあるかも?
――では、妊娠期間中から産後にかけて、ご主人にやってもらって嬉しかったこと、助かったことなどはありますか?
うちは、夫が育休を2週間取ってくれました。本当は産後すぐに予定していたのですが、仕事の調整がうまくいかず。5~6カ月の時になってしまいましたが、取ってくれて良かったなと感じています。
育休、いいですね! 特にこれということではないのですが、日常的に、重い荷物をもってくれたり、荷物が多い時は駅まで迎えに来てくれたりして、本当にありがとうって思いましたね。
日常的なサポートがやはり嬉しいですよね。普段夫は料理をあまりしないんですが、妊娠中で体調の悪い時にやってくれたことがありました。生ものなど食べちゃいけないものもあるし、赤ちゃんを気遣って添加物とか避けるようにしていたのですが、そのあたりも配慮してくれたのが嬉しかったですね。
料理は本当に助かりますよね。つわりが特に辛い期間には、完全にバトンタッチしてくれたので、本当に助かりました。
ただ、トホホ話もあって。添加物を気にするあまり、スーパーで買い物する時間が異様に長くて、「どうしたの?」と逆に心配になっちゃったこともありました(笑)。
先輩ママたちの経験memo📝
妊娠・出産は夫婦2人のもの。旦那さんとの日常的なサポートなど、二人三脚も欠かせません。
妊娠中より産後の方が実は大変!? 子育てあるある話も……?
――これまで妊娠中のことをメインに聞いてきましたが、産後の生活について教えてください。特に1人目だと初めてのことだらけで、不安や戸惑いもあるのではないでしょうか。
あと、ホルモンのバランスのせいだと思うんですが、夫にあたってしまうことも増えましたね。忙しくしているときにゴロゴロされると、イラッとして強めにドアを閉めてしまったり……。
分かります! あと、お出かけなどをする時って子どもの準備もあるから、すごく大変じゃないですか。だから夫にも自分の準備が早く終わった時は、子どもの準備を手伝ってくれたら……と思っていました。
それ、まさに私も同じことを思っていました。自分の準備時間だけでなく、たまには早めに起きて子どもの準備を手伝ってほしいなと。お互いですが、そういうことはしっかり言葉にしないと伝わらないんだなと思いますね。
――特に赤ちゃんの頃は持ち物が多くて大変ですもんね。お湯とかミルクとかも必要ですし。
ミルクといえば、子どもが大きめで母乳だけでは足りず、ミルクも飲ませていたのですが、当時は母乳だけで育てなきゃと思っていて、ミルクを飲ませることに罪悪感がありましたね。今ではそんなこと思っていないのですが、あの頃は自分で自分を追い込んでいたな……。
私も同じくです。妊娠中は「出なかったら、ミルクでいいか」と考えていたはずなのに、なぜか突然、「母乳じゃなければならない!」って思い込んでしまったんですよね。なかなか母乳が出なくて、子どももうまく飲めなくて、最初の頃は体重の増えがよくなかったんです。だから、「ごめんね、出なくて」と毎日泣いていました。自分がこんな風になるとは思わなかったな。1人目だからこだわってしまった部分もあるのでしょうね。
――やはり悩んだり、困ったりしながら、だんだんとママとしても成長していくものなんですね。最後に、マイナビニュース読者の方にメッセージやアドバイスをお願いします。
小さい時期はすぐに終わっちゃうから、子育てを楽しむのが1番!
特に1歳になるまでの間って、1人じゃ何もできなくて親がいないと何もできないんですよね。必死だったけど、今振り返ると、あの時期って貴重だったなと思います。
本当に一瞬で大きくなっちゃいますもんね。毎日のなかで、(子どもが)面白いことを言ったりするんですけど、記録しておかないと忘れちゃう。
そうなんですよね。最初の頃はマメに記録を残していたんですけど、だんだんやらなくなってきてしまったので、ちゃんとやっておけばよかったなと後悔しています。育児記録はできるならぜひ残しておくのがオススメです!
子育てして、仕事もしていると本当に時間がないですよね。だから、今は家電に頼って、家事を極力減らしています。ドラム式洗濯機やお掃除ロボットなど、家電を買い替えて、頼れるものは外に頼って、気持ちを穏やかに、そして育児の時間を大切にして欲しいなと思います。
先輩ママたちの経験memo📝
自分ができる範囲を頑張って、あとは家電や外に頼ってもいい。あくまでも無理のない範囲で。余裕があれば、子どもの記録をつけておくと、あとから見返す楽しみが増えるかも!
夫婦から家族になる―――。
とてもワクワクして幸せなこの時間。
無事に生まれてくるまでは何かと不安もある妊娠中、そして慣れない育児と奮闘する産後……。大変ではあるけれど、毎日が驚きと感動の連続で、思い出の1ページ1ページが濃密に刻まれることでしょう。そんな日々が安心感をもって過ごせるように、先輩ママたちの経験談を参考にぜひ心構えと事前準備を整えておきたいですね。
#事前に準備しておくと安心な保険を紹介
先輩ママさんたちのアドバイスにもあったように、妊娠中は幸せいっぱいだけでなく、いつもよりも気持ちが不安定になったり、思わぬトラブルがあることも。大切な時期を少しでも心穏やかに楽しめるように、安心材料のひとつとして持っておきたいのが、「出産保険」です。
太陽生命保険の「出産保険」は、産婦人科医が監修した【出産を控えるお母さんを応援する保険】として、作られています。
【特徴】
- 妊娠21週目までご加入が可能
- 保険料が月々1,000円台から
- 所定の妊娠うつ、産後うつ、がんなどの三大疾病を保障
- 保険期間2年で満期保険金つき
等…
出産は女性だけのものではありません。奥さんが妊娠中に何かしてあげたいけど、何をしてあげればいいのかわからないという旦那さんは、不安定な時期を奮闘する奥さんへのプレゼントとしても良いのではないでしょうか。
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