歌、ゲーム、雑談、占いなど、さまざまなジャンルでライブ配信ができる/見られるアプリといえば「17LIVE」。しかし、名前を聞いたことはあっても、実際には見たことはないという人も少なくないのでは?

そこで今回は、ライバー2名とリスナー2名による座談会を実施。ライブ配信を始めたきっかけからファンになった経緯、「17LIVE」の魅力やライバーとリスナーの関係性まで、あますことなくお話しいただきました。「ライブ配信、なんだか怖そうで一歩を踏み出せない」という人は必見です!

  • <ライバー>いもえりさん
    芋焼酎のオリジナルブランド「麹屋物語」の魅力を伝えるべくライバーとして活動中。「カラオケ@DAM × 17LIVE オフィシャルアンバサダー権争奪 カラオケグランプリ!!」での優勝経験を持つ。
    17LIVETwitterInstagram
    <ライバー>澤口優聖さん
    演歌歌手として活動しながらインフルエンサーとしても活躍する道産子演歌男子。Camaradeグループの代表も務める。
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一言で表すと「努力」と「奔放」!?

――まずはライバーのお二人にお聞きします。ライブ配信を始めたきっかけは何でしたか?

始めたのは2年半くらい前ですね。その前は演歌のステージを年100回ほどやっていたんですが、コロナ禍で一気になくなってしまって。お誘いいただいたのもあり、その時間をライブ配信に充てるようになりました。始めた当時は高校生だったので、「悪口を言われるんじゃ……」と少し怖く思っていましたが、実際はまったくそんなことなかったです(笑)。


私もお誘いをいただいて、2019年から始めました。そのころはまったく知らなかったので良からぬ話かと疑いましたが(笑)、調べると信頼できるサービスで安心しました。そのころには芋焼酎「麹屋物語」の販売をスタートしていて、知り合いのお店に置いていただくなど地道な作業しかやっていなかったんです。そこで、焼酎をより広く知ってもらうためにも、世界規模でユーザーを抱える「17LIVE」には期待していました。


――リスナーのお二人は、何がきっかけでライバーさんと出会ったのですか?

私は、応援していたモデルの子がライブ配信するのをきっかけに「17LIVE」を知りました。「17LIVE」には「VS機能」というライバーさん同士がマッチングしてコラボ配信できる機能があって、そこからいもえりさんの配信にたどり着きました。私も焼酎が好きだったので、枠に顔を出すようになったんです。いもえりさんは歌ライバーなので歌がメインですが、しゃべりもうまいし、リアクションやアドリブ力もあって飽きないですね。


もともと芸能人が好きで、外出自粛のときにはよくSNSのライブ配信を見ていたんです。そこから「17LIVE」にたどり着いてダウンロードしたところ、澤口さんを見つけました。澤口さんが中学生のころテレビに出ていたのを覚えていて、「すごく歌がうまいな」と印象に残っていました。


――Oさんが思う、澤口さんの魅力とは何ですか? たとえば一言で表すと……。

それはもう、「努力」ですね。若いのにものすごく努力していると思うので。


そういっていただけると、とても嬉しいです。もちろん努力はしていますが、自分から言うようなことでもないじゃないですか。ここ1~2年は特に試行錯誤を繰り返していたので、リスナーの方が感じ取ってくれているというのは胸が熱くなります。


――らふたんさんから見て、いもえりさんはいかがですか?

いろいろとイメージする言葉はあるんですが……まとめるなら「奔放」でしょうか? 彼女、とにかく自由なんです(笑)。


自由にできるのは、リスナーさんにやさしい人が集まっているからなんですよ。ちゃんと奔放さについてきてくれて。そのおかげで、奔放でいられます。いつもありがとう(笑)。


いもえりさんの「奔放」具合をチェックする

同じ時間を共有しているからこその、印象に残った配信

――ライブ配信をするときに意識していることはありますか?

歌配信なので、やっぱり音の良さにはこだわっています。始めたころはアカペラでしたが、どれが良いマイクやミキサーなのか比較しつつ、徐々にそろえていきました。新しい機材を使うときは、リスナーさんの反応で確認しています。みなさん、とても敏感に気づいてくれるんですよ。


僕は演歌歌手なので、歌がうまいのは当たり前のことです。それに、2年半も毎日配信を続けていると、同じ歌を歌うこともあるじゃないですか。だからこそ、雑談を大切にしたり見ていて飽きない配信にしたりを心がけています。たとえば、鈴木龍二さんという「17LIVE」のトップライバーさんとはけっこう仲が良いので、OBS配信のやり方を丸一日かけて教えてもらったりもしました。配信外でもどれだけ配信のことを考えられるかが大切だと感じています。


――リスナーのお二人が配信で印象に残っている出来事は?

カラオケグランプリの優勝は大きかったですね。いもえりさんも、最初はギフトが飛ぶような枠ではありませんでした。それに、カラオケグランプリに出場しても予選が通らなかったり、本選に進んでも準決勝で負けたり……。でも、次第にリスナーの中で「いもえりを絶対に優勝させてやる!」みたいな結束力が強くなっていったんです。そして、先日めでたく優勝して! そこに至るまでのプロセスやリスナー同士の交流は、強く印象に残っています。


応援の本気度が伝わっていたので、優勝したときはひときわ嬉しかったです。イベントに参加するときは「ガチ参戦」と豪語するくらい毎回本気で挑むんですが、やりすぎて最終日には嗚咽するくらい大泣きします。そうすると、リスナーのみんなも泣いてくれるんです(笑)。


――イベントは、ライバーとリスナーが一蓮托生になって挑むのですね。Oさんはいかがですか?

私もカラオケグランプリですね。去年の誕生日配信のときに、「イヨマンテの夜」という歌謡曲をリクエストしたんです。もちろんとてもうまかったですし、のちに出場したカラオケグランプリでも歌っていたので、思い出の1曲になりました。


「イヨマンテの夜」はとても難しい楽曲なんです。だからこそ、「あいつ、こんな難しい曲でカラオケグランプリに出るんだ」と見せつけてやりたくて。カラオケグランプリではコテンパンにされましたが(笑)、難しかったからこそ生まれる歌声だったとも思います。すごく緊張しましたね。


緊張するの!? ぜんぜんそんなふうに見えなかった……。


――お二人がカラオケグランプリに出場された際は、何か話しましたか?

話しかけられるような状況ではなかったですね(笑)。


審査員がいるカラオケグランプリは初めてだったので、すごく緊張感がありました。みんなリスナーさんの想いを背負って負けられないと思っているので、直前までイヤホンで曲を聴いたりストレッチしたり……。なので、澤口さんとちゃんとお話しするのは今日が初めてくらいです。でも、澤口さんの生歌を聴いたときに「すごい人がいる!」と思ったのは覚えています。声量も安定感も段違いで、マイクも要らないほどで。ゲストでプロが来ているのかな!? と疑ったくらいでした。


いもえりさんは、歌ももちろんうまいですが、やっぱり焼酎のイメージが強くて。僕も7月12日には20歳になるので、「麹屋物語」を買って飲んでみたいです。(取材日の時点では)まだ飲めないんですけどね(笑)。


――お誕生日の記念に「麹屋物語」を飲むのも良さそうですね。いもえりさん、バースデーにオススメの焼酎の飲み方はありますか?

20歳の節目ということで、気持ちも新たにシュワっとさせたいと思うので、炭酸で割っていただくのがいいんじゃないかな! フルートグラスでシュワシュワっとお祝いしてみてください。


やってみます!


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ライバーとリスナーが一緒になって枠をつくりあげていく

――みなさんの交流の基盤になっているのが「17LIVE」です。「17LIVE」の魅力とは、いったいどのような点でしょうか?

「17LIVE」は、相談できるファンの方と出会えたり、身近で応援してくれる方を増やせたりする場所だと思います。それに、オフラインでやってみたいイベントがあったらまずは「17LIVE」で試してみるといった使い方もできます。たぶん「17LIVE」の中で盛りあがれば、外でも盛りあがると思うんですよね。 あとは「アーミー」というコミュニティ機能があって、何か物事を決めるときにはアーミーのみなさんに相談しています。まさに、ホームと呼べる存在ですね。


ライブ配信の一番良いところは、どこでもできることですよね。僕は自分の家にスタジオがあって、普段はそこから配信しています。でも、スマホさえあれば、たとえば旅行に行ったとしても現地から配信できるんです。それに、「17LIVE」ではアーカイブが残らないのも良い点だと思います。そのときに見られなかったらそれでいいし、見られたらライバーとリスナーが同じ時間を共有できます。


――リスナーのお二人は、どのように「17LIVE」でのライブ配信を楽しんでいますか?

もう生活の一部なので、息を吸うように見ています(笑)。ライバーさんがいろいろと企画して、そこでリスナーが協力して、ひとつの枠の形が作られていくイメージです。それに、ライバー対リスナーという組み合わせだけでなく、リスナー同士の交流もあります。普段は出会わないような年代や職種の人とも、同じリスナー仲間で同志のような感覚で交流できるんです。実際にリアルで会ったこともありますよ。このように、自分の世界観を広げられるのも良いところかなと思います。


私は家事や料理をしているときに見ているのですが、ゆっくり見られるときにはコメントで会話することもあります。「17LIVE」で配信しているライバーさんはジャンルも幅広いので、自分の興味に合った人の枠に行ってコメントしたり、ギフトを送ったりしてどんどん仲良くなれるんです。本当にいろいろな楽しみ方があると感じます。


――ちなみにせっかくの機会なので、リスナーのお二人からライバーさんに聞きたいことはありますか?

コロナも落ち着いてきたので、今後は外での活動も増えると思います。そうすると、ライブ配信の頻度はどうしても下がるし、いもえりさんもいつかはやめるときが来るかもしれません。もしもライバーをやめたとき、リスナーとの交流はどうしていきますか?


まず、スパッとやめるようなことなないかな?とは思います(笑)。芋焼酎「麹屋物語」を誰もが知っている世界になれば考えるのかな……。でも、もしそうなっても同窓会とかはやりたい!今は、親よりもリスナーさんと会話している時間のほうが長いですし、リスナーさんのことは一緒に戦い抜いた同志のように感じています。一緒に感動したり、寝不足と戦ったりした仲ですからね(笑)! それがプツっとなくなってしまうのはさみしいので、もしライブ配信をやめたとしても、また集まれるような環境を作りたいです。


澤口さんは今年で20歳という節目を迎えると思うので、これからどんな挑戦をするのか気になります。


僕はまた会社を作りたいと思っています。この年齢なので、つぶれてもやり直せるはず。ライブ配信があったからこそ今があると思うんですが、一方でライブ配信に頼りすぎるのも良くないですし。やりたい夢があって、それを叶える手段としてライブ配信があると思うんです。ライブ配信をしつつ会社も作って、「この若さでもこんなことができるんだ、すごいな!」と思ってもらえるようにがんばりたいです。


――澤口さんは、事務所代表としてライバーさんのマネジメントもされていますね。これからライバーとして活動する人にとって、大切なことは何だと思いますか?

実は、自分の事務所に入るライバーには必ず言うことがあって。それは、「夢を持て」ということです。いってしまえば、夢がないライバーは応援する価値がないともいえます。リスナーさんも、夢がないライバーをどうやって応援したらいいのか分からないんですよ。なので、自分の目標をみなさんにちゃんと伝えることが大切だと思います。僕はライブ配信を始めてから2年半、今もずっと「絶対歌手になりたい、応援してください」と夢を言い続けています。これから配信を始める方も、その意識は重要じゃないかな。


――ありがとうございました!

***

一方通行ではなく、お互いに交流しながらつくりあげていくもの。それこそが「17LIVE」でのライブ配信だと、ライバー×リスナーのお話からはひしひしと伝わりました。まだライブ配信に馴染みがない人も、新たなコミュニケーションが生まれる場所として足を踏みいれてみれば、世界が広がるかもしれません。

「17LIVE」は基本無料で使えるアプリです。ライバーへ送れる無料ギフトももらえるので、まずはダウンロードしてみては? 推しライバーを見つけるもよし、あなた自身がライバーになるもよし。自分の夢を実現したり、誰かの夢を応援したりする楽しさをぜひ体感してみてください。

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