マウスコンピューター「mouse B5-R5 [ Windows 11 ]」は15.6型のノートPC。6コア12スレッドの「Ryzen 5 5500U」を搭載しつつ、10万円切りの98,780円という低価格を実現している。

今回は同製品を試す機会を得たので、基本スペックや使い勝手についてレビューをお届けしよう。

  • マウスコンピューター「mouse B5-R5 [ Windows 11 ]」98,780円~

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Zen 2アーキテクチャの「AMD Ryzen 5 5500Uプロセッサー」を搭載

「mouse B5-R5 [ Windows 11 ]」はOSに「Windows 11 Home 64ビット」、CPUに「AMD Ryzen 5 5500Uプロセッサー」(6コア12スレッド、2.1GHz~4.0GHz)を採用。メモリは8GB(DDR4-3200 SO-DIMM、8GB×1、最大64GB)、ストレージは256GB(NVMe)を搭載している。

ディスプレイは15.6型フルHDノングレア(1,920×1,080ドット)を採用。ディスプレイ上部には100万画素ウェブカメラとデュアルアレイマイクが内蔵されている。

インタフェースは、USB 3.1 Type-C (右側面×1)、USB 3.0 Type-A(右側面×1)、USB 2.0(左側面×2)、HDMI(右側面×1)、有線LAN(左側面×1)、microSDメモリーカードスロット(左側面×1)、3.5mmヘッドセット端子(左側面×1)を用意。ワイヤレス通信はIEEE 802.11 ax/ac/a/b/g/n対応無線LAN(最大2.4Gbps対応)、Bluetooth 5をサポートしている。

  • 本体前面と本体背面

  • 右側面にはUSB 3.1 Type-C×1、USB 3.0 Type-A×1、HDMI×1、電源端子、左側面にはセキュリティーロックスロット×1、有線LAN×1、USB 2.0×2、microSDメモリーカードスロット×1、3.5mmヘッドセット端子×1を用意。USB 3.1 Type-CはUSB Power Delivery、映像出力に対応する

本体サイズは360.4×239.3×19.9mm、重量は約1.62kg。36,195mWhのバッテリーを内蔵しており(Battery reportコマンドで確認)、バッテリー駆動時間は約7.5時間と謳われている。

  • 本体カラーは「アイスシルバー」。天板素材はアルミニウムでヘアライン加工が施されている

  • 本体底面はブラック。天面と同様に素材はアルミニウムだ

  • ディスプレイは180度まで展開可能

  • パッケージには本体、ACアダプタ、電源ケーブル、説明書類(製品仕様書、ファーストステップガイド、サポートマニュアル、保証書)が同梱

  • ACアダプタのコード長は実測180cm、電源ケーブルの長さは実測100cm

  • ACアダプタの型番は「A18-065N3A」。仕様は入力100-240V~1.7A、出力19V 3.42A、容量65W

  • 本体の実測重量は1,610g

  • ACアダプタと電源ケーブルの合計重量は実測322g

ディスプレイのsRGBカバー率は実測56.5%、キーボードは実用十分なクオリティ

ディスプレイは15.6型フルHDノングレア(1,920×1,080ドット、60Hz)を搭載している。細かなスペックは公表されていないが、カラーキャリブレーション機器「i1Display Pro」と色度図作成ソフト「Color AC」で実測したところ、sRGBカバー率は56.5%、sRGB比は56.5%という値が出た。一般的な用途向けのディスプレイと言える。

  • ディスプレイは15.6型フルHDノングレア(1,920×1,080ドット)を搭載

  • 実測したsRGBカバー率は56.5%、sRGB比は56.5%

  • ディスプレイ上部には100万画素ウェブカメラとデュアルアレイマイクを内蔵

104キー日本語キーボードは、キーピッチが約19mm、キーストロークが約1.8mm。強く打鍵するとキーボード面が多少たわむが、打鍵感に影響を及ぼすほどではない。また、テンキーが搭載されているが、Enterキーと数字キーの間隔が広げられており、Enterキーを押す際に数字キーを誤って押すことはないはずだ。10万円アンダーのノートPCに搭載されているキーボードとしては実用十分なクオリティを備えている。

  • テンキー付きの104キー日本語キーボードを搭載。キーピッチは約19mm、キーストロークは約1.8mm

  • 強く打鍵するとキーボード面はややたわむが、打鍵感に影響を与えるほどではない

  • ダイビングボード構造のタッチパッドを採用。面積は実測120×73mm

  • 広めのタッチパッドを採用されているおかげで、3本指、4本指ジェスチャーがやりやすい

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「mouse B5-R5 [ Windows 11 ]」は6コア12スレッドの「Ryzen 5 5500U」を搭載しつつ、10万円切りの低価格を実現している。USB Type-C端子はUSB Power Delivery、画面出力に対応しているので使い勝手もいい。

ちなみに、同シリーズの上位モデルである「mouse B5-R7」も用意されていたものの、レビュー中に人気すぎて販売終了。残念ながら現在手に入れることはできないが、そんな人気モデルとCPU、SSD以外のスペックは基本的に同一。「買い逃した!」と諦めていた人はぜひチェックしてみてほしい。

レビュー製品の詳細はコチラ

※ここで紹介した各パーツは、今回試用した機種のものです。出荷時にメーカー、型番などが変わる可能性もあります。ご了承ください。

標準スペック

メーカー マウスコンピューター
ディスプレイ 15.6型フルHDノングレア(1,920×1,080ドット)
CPU AMD Ryzen 5 5500Uプロセッサー(6コア12スレッド、2.1~4.0GHz)
メモリ 8GB DDR4-3200 SO-DIMM(8GB×1、最大64GB)
M.2 SSD 256GB(NVMe)
HDD
チップセット AMD B550
光学ドライブ
グラフィックス AMD Radeon Graphics
OS Windows 11 Home 64ビット
LAN 1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T対応(左側面×1)
無線 IEEE 802.11 ax/ac/a/b/g/n対応無線LAN(最大2.4Gbps対応)、Bluetooth 5
インタフェース USB Type-C 3.1(右側面×1)、USB Type-A 3.0(右側面×1)、USB 2.0(左側面×2)、HDMI(右側面×1)、microSDメモリーカードスロット(右側面×1)、3.5mmヘッドセット端子(左側面×1)
Webカメラ 100万画素
セキュリティ セキュリティーロックスロット(左側面×1)
バッテリー駆動時間 約7.5時間
サイズ 約W360.4×D239.3×H19.9mm
重量 約1.62kg
価格 98,780円(税込)~

上記スペックは、あくまで構成の一例だ。BTOを駆使して、ぜひ自分好みの一台を作ってみてほしい。

価格・構成については、2022/5/23(記事作成日)現在の情報です。最新情報についてはマウスコンピューターのサイトにてご確認ください。

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