ノートPCの性能を決めるにあたって重要なパーツの一つが「GPU」。CPU自体にも「インテグレーテッドGPU(内蔵GPU)」が搭載されているが、これとは別に「ディスクリートGPU(外部GPU)」を搭載しているノートPCのほうが、グラフィックス性能は高い。そこで今回は、インテルの6コア12スレッドCPU「Core i7-10750H」に、NVIDIAのディスクリートGPU「GeForce MX350」を組み合わせたWindows 11搭載15.6型ノートPC「mouse K5」を紹介しよう。
充実したスペックで131,780円(税込)という高コスパ
PCで利用するアプリ、その上で扱うデータは、高機能化、高品質化が進んでいる。そのため2~3年前から、PCのスペックにはより高いものが必要になっているのだ。
その点、「mouse K5」は標準構成モデルで、OSは「Windows 11 Home 64ビット」、CPUは6コア12スレッド、最大5.00GHz動作の「Core i7-10750H」、ディスクリートGPUに「GeForce MX350」、メモリは16GB(DDR4-2666)、ストレージはM.2 SSD 512GB(NVMe接続)を搭載している。
特に、メモリを16GB搭載している点は安心感が高い。いまだ8GBメモリを搭載しているノートPCも存在するが、2~3年スパンで余裕を持って使い続けたいのなら、搭載メモリは16GBが最低ラインだと考えておいたほうがいい。
6コア12スレッドCPUと外部GPUでゲームもクリエイティブもOK
前述のとおり「mouse K5」は、CPUに6コア12スレッド、最大5.00GHz動作の「Core i7-10750H」、ディスクリートGPUに「GeForce MX350」を搭載している。Core i7-10750HはインテグレーテッドGPUに「Intel UHD Graphics」が内蔵されているが、それに加えて「NVIDIA GeForce MX350」を搭載しているわけだ。
実際に本製品でベンチマークを実施したところ、CPUベンチマーク「CINEBENCH R20」のCPU(Multi Core)は2933pts、3Dグラフィックスベンチマーク「3DMark」のFire Strikeは4204というスコアを記録した。
豊富なインタフェースを装備、Wi-Fi 6対応でネット接続も高速
メインマシンとして「mouse K5」を使う場合、インタフェースが充実しているのもうれしいところ。USB Type-C 3.1×1(映像出力、本体給電非対応)、USB Type-A 3.0×2、USB 2.0×1、Mini DisplayPort×1、HDMI×1、1000BASE-T対応有線LAN×1、SDメモリーカードスロット×1、3.5mmヘッドセット端子×1、マイク入力端子×1と新旧インタフェースが装備されている。端子が足らなくてUSBハブなどを接続する必要は少ないはずだ。
また無線LANはWi-Fi 6(11ax)に対応。Wi-Fi 5(11ac)の通信速度は433Mbps(理論値)のところ、Wi-Fi 6(11ax)は2.4Gbpsと約5.5倍高速。Wi-Fi 6(11ax)対応無線LANルーターと組み合わせれば、クラウドストレージや動画配信サービスを低遅延、かつ高速に利用可能なのだ。
15.6型の見やすい画面、テンキー付きキーボードはエクセルで快速入力
使い勝手で特筆すべきポイントはまずディスプレイ。15.6型フルHDノングレア(1,920×1,080ドット)液晶ディスプレイを搭載しており、大きな画面のおかげで長時間のPCワークでも疲労が少ない。またノングレア(非光沢)仕様ということで、照明などの映り込みが少ないのもうれしいところだ。
キーボードの使い勝手も良好。104キーのテンキー付き日本語キーボードが採用されており、エクセルなどで数字を大量入力するのに重宝する。キーピッチは約19mm、キーストロークは約1.8mmが確保され、長文入力にも適しており、テンキー付きながらEnterキーと数字キーの間隔が広げられているので誤入力もしにくい。ダイビングボード構造のタッチパッドも120×73mmと広め。よっぽど入力デバイスにこだわりがある方以外は、「mouse K5」に外付けキーボード、マウスは不要だ。
HDDを搭載しても実測2,038g、従来モデルより約8.4%スリム化
今回はマウスコンピューターから2.5インチハードディスクを内蔵したモデルを借用したが、実測した重量は2kgをわずかに超えた2038g。ハードディスクなしであれば2kgを切って約1.95kgとなる。基本的には、オフィスや自宅内で場所を移動しつつ利用するのに最適なマシンだろう。
本体サイズは、従来モデル「m-Book K700」がW361×D258×H24.9mmのところ、「mouse K5」はW359.5×D238×H22.8mmとスリム化。15.6型ながら、ビジネスバッグやナップザックなどにスムーズに出し入れできるサイズ感となっている。
「mouse K5」には第10世代(Comet Lake)のCPUと、エントリー向けディスクリートGPU「GeForce MX350」が組み合わされている。標準構成モデルに16GBメモリ、512GBストレージを搭載しつつ、カスタマイズ購入時にはそれぞれの容量をさらにグレードアップ可能だ。15.6インチの大画面、テンキー付きのキーボードで、快適に在宅ワークしたいという方にピッタリのモデルといえよう。
※ここで紹介した各パーツは、今回試用した機種のものです。出荷時にメーカー、型番などが変わる可能性もあります。ご了承ください。
標準スペック
メーカー | マウスコンピューター |
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型番 | mouse K5 |
ディスプレイ | 15.6型フルHDノングレア(1,920×1,080) |
CPU | Intel Core i7-10750H プロセッサー |
メモリ | 16GB DDR4-2666 SO-DIMM |
M.2 SSD | 512GB(NVMe) |
チップセット | Intel HM470 |
光学ドライブ | - |
グラフィックス | NVIDIA GeForce MX350 |
OS | Windows 11 Home 64ビット |
LAN | 1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T対応LAN、 Intel Wi-Fi 6 AX201(IEEE802.11ax/ac/a/b/g/n)+ Bluetooth 5モジュール内蔵無線LAN |
インタフェース | USB 3.1(右側面Type-C×1)、 USB 3.0×2(右側面Type-A×1、左側面Type-A×1)、 USB 2.0(左側面Type-A×1) |
サイズ | W359.5×D238×H22.8mm(折り畳み時/突起部含まず) |
重量 | 約1.95kg |
バッテリー 駆動時間 |
約9.5時間 |
価格 | 131,780円(税込)~ |
上記スペックは、あくまで構成の一例だ。BTOを駆使して、ぜひ自分好みの一台を作ってみてほしい。
価格・構成については、2022/4/4(記事作成日)現在の情報です。最新情報についてはマウスコンピューターのサイトにてご確認ください。
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