家事や仕事に追われる忙しい毎日の中で、じっくりと腰を据えて子どもの勉強に付き合うのは大変ですよね。特に中学生以降になると、学習内容も高度になり、親では対応しきれなくなることもあります。
そんなときに便利なのが、辞書や参考書などの学習教材です。書店にはさまざまな学習教材が並び、最近ではスマホで使える学習アプリも複数登場しています。
スマホで分からない単語や事柄を検索する子も増えていますが、便利な反面、動画やゲームアプリなどの誘惑が多いのが難点です。無数のネット情報から、子ども自身が正しい情報を取捨選択することも難しく、スマホを学習ツールとして持たせるには、悩ましい部分があるのも事実。
そんなご家庭におすすめしたいのが「電子辞書」です。
我が家は、娘の高校入学時にEX-word XD-SX4900を購入しました。今年高校3年生になる娘は、今でもEX-wordを片時も離さず勉強しており、特に国語と英語の模試では比較的良い成績を収めています。
スマホは使用が禁止されている学校もあるようですが、電子辞書なら授業中でも使えるので、気になった時にいつでもすぐ調べられて便利です!
今回は、そんな筆者と娘の体験談から“電子辞書を使うメリット”について紹介していきます。
役立つコンテンツがたくさん
魅力としてまず挙げたいのは、なんといっても豊富なコンテンツ量。国語辞書、参考書、実践的な知識が身につく問題集などが、小さな本体にギュッと詰まっています。念願の志望校合格で入学時はやる気に満ちており、張り切って難易度の高い参考書などを購入しましたが、今はほとんど使われていません。高校入学準備として買ったもののなかで一番使っているので、間違いなく買ってよかった勉強グッズです。
勉強のときは必ず電子辞書を出して使っています。ちょっとわからない言葉があったら、サッと取り出して検索するのが習慣に。複数の辞書と、化学や物理の事典まで入っているので、助かっています。重くて持ち運びが大変な紙の辞書は、全く使わなくなりました。
情報の正確性
今はスマホでなんでも検索できる時代ですが、検索結果が常に正しいとは限りません。その点は子どもにも伝えていますが、情報の取捨選択は大人でも難しいですよね。電子辞書であれば、情報の正しさは折り紙付き。親としてもハラハラすることがなく安心です。
ネットで理系の用語などを調べると、たまに記載内容が間違っていることがあります。電子辞書はそのようなことがありません。また、古文、漢文、英語などはひとつの単語の検索結果から、例文や類似用語、熟語など、より深く知ることができるのでテスト対策にも役立っています。
ネット環境に左右されない操作性
スマホの場合、ネット環境がなくては気になる単語を調べることもできません。また、気になる学習アプリがあっても、スマホのOSが対応していなければ使えないということも。それに対し、電子辞書はたくさんのコンテンツが収録され、いつでもどこでも使えます。娘は簡単にできるゲーム感覚で、スキマ時間にも問題を解いているようです。
スマホはネットにつながらない環境では使えなくなりますが、電子辞書の場合、ネット環境に左右されません。起動が速く、反応もスムーズ。途中でアプリが落ちてしまうこともないので、使っていてもストレスがありません。
SNSや動画視聴などの誘惑がない
電子辞書はスマホと違い、学習することに特化して設計されたツール。学習の流れを阻害しないので、集中して勉強に取り組むことができるのも、親として嬉しいポイントです。
スマホはLINEやTwitterなどの通知がパッと表示されてしまいます。うっかり見ると、そこからスマホに夢中になってしまい、勉強は後回し。結局やらなくなることもありました。電子辞書は誘惑がないので、勉強に集中できます。
ここまで電子辞書の魅力をお伝えしてきましたが、気になるのは、どの電子辞書を選べばいいのかということ。筆者のおすすめは、販売台数No.1(※)の実績を誇る、カシオ計算機のEX-wordシリーズです。実際に購入した際に、決め手となった機能をご紹介します。
(※)2004年~2021年まで18年連続の電子辞書販売台数No.1。全国有力家電販売店での販売実績を集計するGfK Japan調べ。
複数辞書検索機能
調べたい単語や例文などを、電子辞書内の複数のコンテンツから同時に検索できます。検索するコンテンツを選ぶ手間がかからないだけでなく、コンテンツによる解説の違いなども簡単に確認できます。電子辞書ならではの贅沢な使い方です。
ミニ辞書機能
単語の解説画面内にわからない言葉が出てきたとき、その言葉を選択すると、ミニウインドウで簡易的に意味が表示されます。紙の辞書の場合、もう1回言葉を引き直さなければならなかったり、あるいは別の辞書を引っ張り出してきて調べる必要があったりしますが、EX-wordであればスピーディに調べられ、同じ画面内で単語の意味を確認することができます。
履歴機能で復習が簡単
「履歴ボタン」を押すと、検索履歴一覧が表示されます。同じ言葉を複数回調べると、履歴一覧画面に参照回数が表示されるので、復習時にとても便利な機能。何度も調べている苦手な単語には画面内で付箋をつけ、後でまとめて振り返ることも可能です。
英語教材が充実
辞書はもちろん、単語帳や問題集など、「調べる」コンテンツだけではなく「学ぶ」コンテンツも充実しています。娘が特に気に入っているのは英検®の問題集です。特に、英検®と同じように構成されている選択問題は、ボタンを押すとすぐに結果がわかり、自分で答え合わせをする必要もありません。発音などを学ぶための教材も充実しています。
映像教材での学習も可能
ほぼ全編英語で制作されたテレビアニメ「リトル・チャロ」もコンテンツとして格納されています。楽しいストーリーを見ながら、発音などを自然に学ぶことができます。子どもも子犬のチャロの冒険ストーリーに夢中で、すんなりと英語が入ってくるようです。
EX-wordシリーズの2022年新モデルは「XD-SX4810」「XD-SX4910」の2モデル。収録コンテンツが最新版に一新されました。
スタンダードモデルの「XD-SX4810」には、「ベーシックジーニアス英和辞典 第2版」「オックスフォード現代英英辞典(第10版)」「新明解国語辞典 第八版」などの新規収録を含む220コンテンツを収録。
より高度な学習内容に対応するハイグレードモデルの「XD-SX4910」は、新規収録の「英文法・語法 Vintage 3rd Edition」など、6冊の英文法・総合英語学習書を収録。古語辞典のラインアップは「新全訳古語辞典」「三省堂 全訳読解古語辞典 第五版」をはじめとする4冊に拡大されるなど、250コンテンツが収録されています。
我が家は娘が理系高校に進み、理系教科のほかに英語も力を入れなければならないため、購入時の2020年に発売されていた高校生向けEX-wordのハイグレードモデルを選択しました。
「電子辞書をわざわざ買わなくてもいいのでは?」と感じている人におすすめしたい理由に、EX-wordの“コスパの良さ”も挙げられます。
従来の電子辞書のイメージである辞書機能にとどまらず、「読む」「聞く」「書く」「話す」の4技能をバランスよく学習・習得できる英語系コンテンツや、用語集、参考書、問題集などを幅広く収録。さらにダウンロードで追加できるコンテンツも拡充。毎日の予習・復習から大学受験、さらに大学生活まで、長い期間活用することができます。
購入時は「少し高いかな」と思ったEX-wordですが、娘自身が毎日使って満足していますし、これだけの充実した内容であれば、お得な買い物だったと実感しています。今年は大学受験の年なので、辞書だけではなく、問題集などをさらに活用するのではないでしょうか。
自宅学習に電子辞書をプラスすることで、子ども自身も、学習効率がUPしたと感じているようです。スマホ学習ではつい遊んでしまうと悩んでいる人、成績が伸び悩んでいる人、最新の電子辞書の機能が気になった人は、ぜひEX-wordシリーズをチェックしてみてくださいね。
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