「健康のためには運動習慣があったほうがいい」というのは誰しもが納得する周知の事実。だが実際に「普段から運動している」と、自信を持って言える人はどれくらいいるだろうか。

かくいう筆者も、幼少のころから運動が苦手。気まぐれにジムに通ってみるもほとんど続かず、せいぜい出掛けた際に1駅分多めに歩くのが関の山だ。

そこで今回は、運動が苦手な筆者でも継続できる運動習慣を身につけるべく、昨年10月にリリースされたウォーキングアプリ「Walkmetrix」を1カ月間利用してみた。

時短かつ効果的な運動「ファストウォーク」とは

Walkmetrixとは、カシオ計算機とアシックスが共同開発したウォーキング専用アプリ。アプリ単体でアシックスが提唱する「ファストウォーク」を習慣化できるという優れものだ。

ファストウォークとは?

時速5kmから7kmを目安に、普段よりも速く歩くことを意識した、高い運動効果が得られるウォーキングのこと。短時間で心拍数を上げることができるため、ダイエットとしての脂肪燃焼効果も期待できる。

■散歩との違いは?
散歩は、ストレス解消/気分転換などのリラックス効果はあるが、運動効果を得るためには長時間歩く必要がある。ファストウォーキングは、巷でよく目安にされている1日1万歩など歩かなくても、移動時などの短い時間でダイエットや持久力向上などが期待出来るウォーキングである。

週3日、1回15~20分程度でOK! 継続しやすいプログラム

Walkmetrixの使い方はいたって簡単。まずはアプリに身長や体重、年齢などを登録。続いて、3つのプログラムから自分に合ったものを選択し、ウォーキングプログラムを作成する。

今回筆者は3つのメニューから「Health 体力向上」をセレクトして1カ月間利用した。

画面に出てくる質問が実は問診になっていて、歩く速度や意気込みを答えるだけで、自分に合ったパーソナルメニューをアプリが作成してくれるのだ。


※掲載している画面は「Health 体力向上」の手順になります。3つのプログラムの中からお好きなものをお選びください。
※すでにプログラムを実施している場合、プログラムを変更されると、プログラムメニューとウォーカーランクがリセットされますのでご注意ください。
※掲載しているアプリ画面のバージョンは1月24日時点のものになります。

パーソナルメニューを作成し終えると、1週間のメニューが表示される。アプリを使っていくと、メニューがよりパーソナライズ化されていくとのこと。

筆者がアプリから最初に提案されたメニューは、1週間で「ノーマルウォーク20分」2回と「インターバルウォーク(※)15分」1回の計3回。毎日歩かなければならないもの、と勝手に思い込んでいたが、ウォーキングの日数は週3日から週7日の幅で選ぶことができた。
(※)「ノーマルウォーク」はいわゆる普通の速度のウォーキング。「インターバルウォーク」は、ノーマルウォーク2分+ファストウォーク3分を交互に3回実施するメニュー。

また、1回のウォーキングが15~20分程度というのも嬉しいポイント。負担のない回数、時間から始められるので、これなら継続できそうだ。

  • ウォーキングを開始するには、アクティビティを選択してスタートをタップ。あとはアプリの指示に従って歩くだけ。画面には目標のスピードと歩幅がわかりやすく記載されており、目標を下回ると赤、達成できると緑で表示されるので、直感的に使うことができる。

アプリの音声ガイダンスでは「ファストウォーク区間になりました」など、歩行スタイルの切り替えのお知らせだけでなく「歩幅が狭くなっています。大きな歩幅を意識して」「いい調子です。目標速度になりました」など、状況に応じて都度コメントが流れてくる。タイミングよくウォーキングのアドバイスをくれるので、まるでトレーナーが一緒に歩いてくれているような感覚だ。

筆者は片耳にワイヤレスイヤホンをつけて、アプリの指示を聞きながら手ぶらでアクティビティを実施した。画面を見ずにアクティビティを行えるので非常に便利だっただけでなく、スマートフォンで音楽を流しつつ、アプリの音声ガイダンスも併用(※)することができた。
アクティビティの間に好きな音楽を聴くというちょっとした楽しみも、習慣づけに役立った。
(※)スマートフォンの機種、音楽アプリの仕様によって異なる場合があります。

  • 筆者のアクティビティ記録。継続しやすいプログラムのお陰で、3日坊主にならず続けることができた。

パーソナルトレーナーのようにプログラムを最適化してくれる

実際にファストウォークを行ってみたところ、想像よりはちょっとキツく、ランニングよりは随分とラク、という印象だった。

ファストウォークは意外と大股で速く歩かねばならず、速度感覚としては走り出す一歩手前。もし一緒に歩いている人がいるとしたら、ちょっとした会話ならギリギリできて、ずっと会話するのはキツイな、といった感じだろうか。

ウォーキング後には背中にしっとりと汗をかくこともあったが、ランニングのように呼吸を整えるのに時間がかかったり、過度な疲労感を感じたりすることはなかった。深呼吸をして伸びのひとつでもすれば整う程度だ。

さらに、アプリが自分の歩行データを世代平均と比べてスコアリングしてくれる。歩行スピードや歩幅が同世代と比べてどの程度のものかがわかるのも、よい目安になった。筆者の場合は、運動に苦手意識があったがスコアは世代平均であったので、少々自信にもつながった。

加えて、アクティビティ履歴には「肩の力を抜いて伸びやかな動きをイメージしましょう」「リズミカルに歩いてみましょう」など、アクティビティを振り返ってみてのアドバイスも記載されている。それにより、チャレンジ後半では同世代平均よりも広い歩幅で歩けるようになるなど歩くフォームが改善され、運動効果を上げることができた。

いわゆるウォーキングアプリといえば、歩数管理など万歩計的なイメージがあったが、Walkmetrixからは、ウォーキングのパーソナルトレーナーのような印象を受けた。継続して利用することで、ウォーキングプログラムが最適化されるサービスもある。無料でこれほどまでにサポートしてくれるというのは、そのほかのウォーキングアプリとは一線を画しているのではないだろうか。

速度や歩幅の目標ほか、距離やアクティビティの内容に応じてもらえるバッジもマイルストーンになり、継続の動機づけになってくれた。

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最後に、アプリを効果的に使うポイントを伝えたい。アプリをダウンロードしたら、使い始める前に必ずプログラムを作成してほしい。プログラムを作成しないとゲスト用のデータとして歩行データが蓄積されてしまい、世代や性別に応じたアクティビティ目標を設定できないので、要注意だ。

具体的には、CASIO IDを登録し、ユーザー名、身長、体重などを入力。「Health 体力向上」「Beauty ダイエット」「Fun リフレッシュ」の3つのウォーキングプログラムから目的に近いものを選択し、歩く速度、ウォーキング可能な日数を選択すると、週間メニューが作成される。今回筆者は「Health 体力向上」をセレクトして1カ月間利用した。
また、アプリだけでも十分にアクティビティを行えるが、専用G-SHOCKと連携して使うこで、スマホを持ち歩かなくても歩行データの確認や心拍数データの取得が可能になる。

* * *

「Walkmetrix」を利用してみて、無理なくファストウォークの運動習慣を生活に取り入れることができたように思う。仕事や買い物のちょっとしたスキマ時間でも、アプリのスタートボタンを押すだけでファストウォークを実践できる手軽さがありがたかった。ジムなどに通ったり、運動のためにわざわざ着替えたりしなくていいのも、続けられたポイント。

そして、‟なんとなくウォーキング”ではなく、ちゃんと‟運動”ができている、という実感を、目標の数値などで得ることができたことも大きい。せっかく運動するのならば、誰しもなるべく時短で、かつ効率が良い方法で行いたいもの。「Walkmetrix」は、ウォーキングの運動効率を最大限に引き上げるサポートをしてくれる、心強い相棒になってくれた。

これから何か運動を始めたい人も、なかなか継続できていない人も、「Walkmetrix」で効率的な運動習慣を取り入れてみてはいかがだろうか。現在、うれしいプレゼントキャンペーンも実施しているので、ぜひチェックしてみてほしい。

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