12月に入り、年末年始の足音が近づいてきました。「来年からは心機一転して日記を書こう!」と考えている人も多いのではないでしょうか。
最初は気合十分でも、なかなか長続きしない日記。書き方のコツや日記をつけるメリットを知れば、継続できるかもしれません。
また、モチベーションを保つためにはノート選びも大切。そこで記事の後半では、最新文房具がそろう「ロフト」のノート担当バイヤー・藤井更紗さんに最新のおすすめアイテムを伝授してもらいました。無理せず楽しく、日記をつけていきましょう!
ロフト 商品本部 文具 ノート担当バイヤー 藤井更紗(ふじいさらさ)さん
休日に好きなペンでゆっくりと日記を書く時間がお気に入りです。
日記をつけるメリット
まずは日記をつけるメリットをチェック! 文章を書く力がつくだけでなく、ストレス発散につながる可能性もあります。
文章力・表現力の向上
日記をつけるメリットとして真っ先に挙げられるのが、文章力や表現力の向上。教育の観点からも注目されており、日記で子どもの文章力を育むための書籍も多数販売されています。
スポーツの練習と同じで、文章も繰り返し書き続ければ次第に上達していくはず。短い文章でも、要点を抑えた分かりすい説明を意識すれば、表現力の向上につながると考えられています。
自分の行動や思考を客観視できる / 自己分析ができる
日記で1日を振り返るメリットは、自分の行動や内面を客観的に見られる点にもあります。どんなときに嬉しいと感じるのか、何が起こるとモチベーションが下がってしまうのかなど、普段は気づかない自分の傾向を知るきっかけとして、日記を役立ててみましょう。
習慣化・継続が自信になる
日記を毎日書き続けると自信につながる、というメリットもあります。一つのことを継続するのは意外と難しいもの。一言ずつでも毎日文章を書いていけば、「自分にもできることがある」と自信が持てるはずです。まずは三日坊主にならないことを目標に、日記を始めてみてはいかがでしょうか。
感情が吐露され、ストレスを発散できる
日記はストレス発散の手段としても注目されています。周囲になかなか打ち明けることのできないモヤモヤした気持ちも、書き出してみると原因や解決策が見えてくるかもしれません。抽象的な感情を言葉にして心を整理できるのも、日記のメリットなのです。
ポジティブになれる
日記を書き続けていると思考がポジティブになるといわれています。その日あった小さな喜びや、自分の成果、周囲に助けてもらったことへの感謝などを言葉にしていると、物事を肯定的に捉える習慣もついてくるはずです。
過去の出来事を読み返せる
日記は自分のデータベースとしての役割も果たしてくれます。時間が経って忘れてしまった出来事も、日記を読み返せばすぐに思い出せるはず。「落ち込んだときはこの方法で立ち直った」など、日記は未来の自分へのヒントが詰まった財産にもなります。
日記をつけるデメリット
メリットが多数ある日記ですが、デメリットもいくつか存在します。あらかじめ知っておけば、対策を立てることができるかもしれません。
書く時間を作る必要がある
日記を続けるためには、毎日書く時間を確保しなければなりません。しかし仕事などが忙しくなると、「今日はいいか」とついサボりたくなってしまうものです。
日記は夜寝る前など1日の終わりに書くイメージがあるかもしれませんが、忙しい時期はノートを持ち歩いてスキマ時間を活用してもいいでしょう。毎日自然と続けられるような工夫が大切です。
読み返すことで嫌な記憶を思い出してしまう
「今日はこんなにも嫌なことがあった」と書いていた場合、あとから読み返すと当時の記憶を思い出して気持ちが沈んでしまうかもしれません。
しかし日記は前述したように、気持ちを書き出すことで心の整理も手伝ってくれるツール。嫌なことを書いてはいけない、という決まりはありません。どうしても思い出したくないことがある場合は「このページは読まないように印をつける」など対策を講じておくといいでしょう。
日記の書き方
日記は自由度が高いために、「何を書いたらいいか迷う……」と筆が止まってしまう人もいるかもしれません。日記を書きやすくする4つのコツを紹介します。
その日の出来事を感情・思考と合わせて書く
1日の出来事をただ書き出すのもいいですが、「自分はどう感じたか」を付け加えるのもおすすめです。 「楽しかった」、「嬉しかった」、「これは微妙だった」など、自分の感情や思考を文章にすると、心の中が整理されるはず。書き貯めていけば、自分らしさが溢れた日記ができあがるかもしれません。
その日気づいたことや学んだことを書く
感心したことや発見があれば、日記に書き残しておきましょう。あとから読み返すと、何かヒントが得られるかもしれません。また、文章でまとめているうちに新たな気づきも得られるでしょう。
目標や夢を書く
「とくに書くことがない」と悩んでしまう日は、将来の夢や目標を書き記してみましょう。日記には過去に起きたことだけでなく、これから実現したい未来のことを書いてもいいのです。目標を再認識することで、実現するための方法など一歩先の内容を考えられるようになるかもしれません。
イラストや写真でアレンジを加える
日記は文章を記すのが基本ですが、イラストや写真を加えても構いません。きれいだと思って撮った花の写真を貼り、「この部分が気に入った」と書くだけでも立派な日記です。視覚的にも華やかになるため、読み返したときの楽しさもきっと増すはずです。
ライフログの先駆け「バレットジャーナル」
日記に似ている「バレットジャーナル」も近年注目を集めています。バレットジャーナルは、ニューヨーク在住のライダー・キャロルさんが考案した方法。箇条書きによって思考を整理していきます。
日記は1日の出来事を振り返るために使いますが、バレットジャーナルは主にタスク管理に役立てられています。
バレットジャーナルの特徴は、年ごと、月ごと、日ごとの予定やすべきことを箇条書きすること。「Key(キー)」と呼ばれる記号を使い分け、タスクの進捗を記していきます。予定のほかに、思いついたアイデアを書き留めてもOK。思考の整理ができるだけでなく、あとから読み返すと自分の行動を見直せるメリットもあるのです。
「文章を書くのが苦手……」と思っている方は、まずバレットジャーナルで毎日何かを書く習慣をつけてみてはいかがでしょうか。
日記を書くのが楽しくなる!おすすめのノート
ここからは、日記がもっと楽しくなるおすすめのノートをご紹介!「ロフト」商品本部のノート担当バイヤー・藤井更紗さんに日記に向いている最新ノートを15冊教えていただきました。
HITOTOKI NOTE(コミックサイズ)(税抜1,450円)
“手帳のように使えるノート”がコンセプト。日付部分がノートのように空白になっているため、「日記を始めよう!」と思った日から気軽に使えます。マンガの単行本を思わせる珍しいサイズ感と、豊富なカバーデザインが特徴です。
HITOTOKI NOTE(スクエアサイズ)(税抜1,550円)
「コミックサイズ」と同じく、“手帳のように使えるノート”をコンセプトにした商品。全59ページで、プレッシャーを感じない厚みに仕上がっています。規格にとらわれないスクエアサイズや、気分のあがるカバーデザインも魅力的。
ロイヒトトゥルム1917 ハードカバーノート A5 ドット方眼(税抜2,900円)
ドイツの伝統的なノートブランド・ロイヒトトゥルム社の商品。海外特有の美しいカラーリングと、100年以上愛される確かな品質が魅力的です。バレットジャーナルの定番ノートとしても人気があります。
midori MDノート A5 無罫(税抜800円)
書き心地のよさにこだわった日本製のノート。文房具ブランド・ミドリが独自に開発したミドリダイアリー用紙(MD紙)を使っています。MD紙自体のファンも多く、なめらかな書き味が人気です。
トラベラーズノート(税抜4,000円)
“旅するように毎日を過ごすための道具”がテーマのトラベラーズノートシリーズ。リフィルは色や紙の手ざわりが豊富で、使い込む度に愛着がわいてくるはずです。中身の自由度も高く複数のノートを差し込むこともできるため、ジャンクジャーナルにも適しています。
黄本(税抜980円)
ロフト限定商品の「黄本」。各ページの端に小説の書き出しを思わせる一文が入った「散文」と、マンガのコマ割をイメージした「コミック」の2種類があります。自由な発想で完成させていく、風合いのあるノートです。
スタイルノート 100days(税抜360円)
10種類ある「スタイルノート」シリーズのひとつ「100days」。名前の通り、100日間書き込めるノートです。環境や地域社会に配慮して製造されたFSC認証紙を使用しています。
モレスキン ラージ ハードカバー(税抜3,000円)
ミラノ発のノートブランド・モレスキンの商品。ノート部分は使いやすい方眼紙になっています。豊富なデザインも人気で、限定柄にはコレクターがいるほど。FSC認証紙を使用しており、環境にもやさしいノートです。
スパイラルリングノート B6 無罫 MDホワイト(税抜600円)
MD紙を使用したノートで、横長のサイズ感が特徴的。ノート部分は無地なので、自由に書けます。ザクっとした表紙の風合いなど、独特の味わいも魅力的。
midori MDノート ジャーナル ドット方眼 A5(税抜2,200円)
MDノートのドット方眼タイプ。ジャーナルシリーズは368ページと分厚めなので、書き溜めていく楽しさを感じることができるはず。コーナーミシン加工が施されており、使用済みのページの端を切り取っておけば新しいページがすぐに分かります。
EDiT 方眼ノート A5 グレージュ(税抜2,200円)
紙質と綴じ方にこだわった、毎日をクリエイティブにするノート。とくに「グレージュ」はロフトでしか手に入らない限定カラーです。上品なカラーリングと表紙は、ビジネスシーンにもぴったり。
セプトクルールラボ A5(税抜800円)
色合いがきれいなリングノート。パープルとピンクはロフト先行販売の限定色です。PVC(ポリ塩化ビニル)製のカバーを採用しており、水や汚れにも強い1冊。気軽に使い始められる価格も魅力的です。
ロルバーンポケット付きリングノート L(税抜480円)
幅広い世代に愛されるデザインと、優れた機能が魅力的なロルバーンのリングノート。クリーム色の中紙はまるで雑貨のようで、楽しく使えます。ゴムバンドが付いているので、写真などをたくさん貼りたい人にもおすすめ。
ミーツプランナー キーノート A5スリム(税抜800円)
スリムで、機能的な外見が魅力的なノート。切り取ってインデックスを作れるミシン目や、カバンの中でページが開かないようにしっかりまとめるゴムバンドも付いています。
【ノート】比較一覧表
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商品 |
HITOTOKI NOTE(コミックサイズ) |
HITOTOKI NOTE(スクエアサイズ) |
ロイヒトトゥルム1917 ハードカバーノート A5 ドット方眼 |
midori MDノート A5 無罫 |
トラベラーズノート |
黄本 |
スタイルノート 100days |
モレスキン ラージ ハードカバー |
スパイラルリングノート B6 無罫 MDホワイト |
midori MDノート ジャーナル ドット方眼 A5 |
EDiT 方眼ノート A5 グレージュ |
セプトクルールラボ A5 |
ロルバーンポケット付きリングノート L |
ミーツプランナー キーノート A5スリム |
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金額 | 税抜1,450円 | 税抜1,550円 | 税抜2,900円 | 税抜800円 | 税抜4,000円 | 税抜980円 | 税抜360円 | 税抜3,000円 | 税抜600円 | 税抜2,200円 | 税抜2,200円 | 税抜800円 | 税抜480円 | 税抜800円 |
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