【必見】オンライン面接の最新トレンド! あの美有姫先生が教えます!!

正直、オンライン面接は苦手意識があります。とはいってもミスターコンテストの出場経験があるので自分の見せ方には自信がありますし、そこそこ普通にはできると思います。before/afterに差がないと悪いから、最初はへっぽこにした方がいいですかね(笑)

はい、こんな感じですかね。

もう、直したいところがあり過ぎて…厳しく行くわよ! 今日は私の大学のゼミ生も助手として連れてきているから、彼女と一緒に模擬面接をやってみましょう。

それでは早速、模擬面接開始です。まずは自己紹介からお願いします。

はい! 亜細亜大学経営学部から参りました松村と申します。本日はどうぞよろしくお願い致します。

元気がいいですね。次は近藤さん、どうぞ。

あ、はい。(緊張気味に)慶應義塾大学総合政策学部から来ました近藤陸也と申します……よろしくお願い致します。

近藤さん、この段階でベストな自分を出しきれました?

いや……正直、見た目も話し方もなんか……松村さんには負けてるなぁって感じがして、自信を失ってますね……。

なるほど! では早速、一つ一つ見て行きましょうか。

WEB面接では背景や身なりも自分のプロフィールになりますよ。画面に映る背景は、ダラダラとした雰囲気につながるような生活感はない方がいいですね。服装は、男性の場合はスーツのVゾーンが重要! ネクタイの結び目が小さすぎるとオフタイムに見えるので、襟とのバランスを見ながら太めに結ぶことをおすすめします。それから髪型なんですが、松村さんと大きな違いがあると思いませんか?

おでこが出ているか出ていないかの差ですかね。

正解! プライベートの時は流行りの髪型でおでこを隠すのもかっこいいですが、面接の時はおでこを見せること! おでこを見せることで「嘘偽りなくあなたにすべてを見せます」という印象に映って誠実さが出るんです。最低でも、眉間の真ん中辺りをゴルフボールくらいの大きさで見せた方が良いですよ。ちょっとおでこを開けてみていただけますか。

こうですか?

そうそうそう、それだけで印象がグッと良くなります!

他にも圧倒的に違う所がたくさんあります。近藤くんの良さが画面上に出し切れてないの! 今は画面をのぞきこむように顔だけが前に出てて、お正月のお餅の上のみかんみたい。パソコンの位置が低いんじゃないでしょうか。

普通に机の上に置いてるんですけど……。

それだと目線がカメラの位置より高いですよね。上からの目線になるから、面接官は近藤さんに見下されてるような感じがしますよ。

それはヤバいですね!

大問題ですよ! のぞきこむと姿勢も悪く見えます。しっかり背筋を伸ばした姿勢でカメラ目線がまっすぐになるように、パソコンスタンドを使って高さを調整しましょう。同じように笑顔で話していても、イメージが全く変わりますから!

それから、明かりが暗いせいか近藤さんの表情が暗く見えますね。

たしかに、松村さんは明るいですね。

私はライトを使用しています!

そうなんです。面接の時間によっては、部屋の照明だけで表情を明るく見せるのは難しいですよね。逆光で顔が真っ暗なんて、問題外! そういう時は、いつでも明るく照らせるライトがあると安心ですよ。

うわー比べると違いますね。ライトって、YouTuberくらいしか使わないのかと思っていたけど(笑)、こんなに顔色が良く見えるアイテムだったなんて……。就活でも持っていた方が良さそう!

では、自己PRを簡単にお願いします。

はい。好奇心が旺盛な方で、いろんなことに挑戦してきた実績があります。

おお～、どんな挑戦をしてきたのか気になりますね。

ミスターコンテストに出場して準グランプリをいただきました。

ちょっと待って! すごくいい話をしてるのに、目があちこち泳いじゃっててもったいない。オンラインではカメラから目線を外さずにしっかり見ることが大事になってきます。まばたきが多いと説得力がなくなるので、1分間に12～15回を目安と考えて下さい!

最初は意識しないと多くなってしまいそうですが……やってみます!

ところで近藤さん、話しをする前や話を聞いている時の松村さんを見ていましたか? 話す前には挙手をしたり、相手の話を聞きながらうなずいたり拍手をしていたんですよ。

マジか……。

対面で話している時と同じように、オンラインでも人の話にリアクションを取っていると、優秀なだけじゃなくてコミュニケーション能力もあるんだなという印象になります。目の前に人がいなかったとしても、うなずきや拍手をすることが大事です!

(手で頭を指しながら)いろんなことがビシバシ入ってきました!

そのジェスチャー、最高ですよ! 人は興奮した時やうれしい時に手が心臓より上にいくものなので、そのジェスチャーはやる気がある人という印象を与えることができます。

あとはかなり重要なポイントとして、近藤さんはカメラのせいで相当損をしています。松村さんは鮮明な映像なので堂々とした印象なのに比べて、近藤さんは曇りがかっている感じでエネルギーが足りないように見えます。

たしかに、松村さんとの映りの違いは気になってました。

私はこんな感じで、WEBカメラを設置していますよ!

そうですね。近藤さんも、WEBカメラを設置することをおすすめします。WEBカメラは画像が鮮明ですし、高さや角度も細かく調整しやすくなりますよ。それに、白いシャツを着ている場合、PCのカメラだと顔が暗く見えてしまうことが多いんですが、WEBカメラには光を自動補正してくれるものもあるんですよ。
また、オンラインだと環境によっては大きい声を出しづらいですよね。その場合でも、WEBカメラだとクリアな音声を伝えられるのでポイントが高いです!

わ! こんなに違うんだ……! 確かに、大学入学の時に買ったPCって、見た目の良さでなんとなく選んじゃって……カメラの性能のことなんて、ちっとも気にしてませんでした。

私も、ロジクールのWEBカメラは、会議やオンライン授業の時には絶対に使ってますよ!
学生たちにはハイブリット授業で教室の様子をこのカメラで出すようにしています。画質もいいし広角もバッチリなので、教室の臨場感がカメラを通して出せるのですごく重宝しています!

授業を受ける側の私たちでも、WEBカメラがあるのはとても便利ですよ!
自分がプレゼンをするような場面の時、ほとんどの方は画面固定で、プレゼン資料を映したまま、座ってしゃべってますが、やっぱり気合の入ったプレゼンの時は、臨場感を伝えるために、立って話したり身振り手振りを入れています。そんな時にはWEBカメラがあると本当に便利です!

なるほど……カメラ映りが良くなるのはもちろん、臨場感を伝えるためにWEBカメラを使う……!
それは、就活の面接時でもすごく役に立ちそうです!

本当にいろいろ勉強になりました! 思ったよりも気にすることがたくさんあるんですね。もしかしたら、対面での面接の方が身ひとつだから楽かも……。

そうなんです! オンライン面接は、対面の3倍準備するものがあると思った方がいいです。でも、今日お伝えしたことを準備すれば大丈夫。自分の準備に自信が持てたら、強気で面接を受けることができますよ!