新型コロナウイルスの影響で大きく様変わりした私たちの働き方。近年「働き方改革」と叫ばれるなかでも、やはり日々の業務は対面でのやり取りがメインとされてきたが、コロナ禍を経てテレワークや時差出勤など、新しい働き方が身近になりつつある。

今回Amazonが2021年8月、モーニングコンサルト社と協力して行ったアンケート調査によると、日本では回答者(1,000人の就労者対象)の57%が「転職に関心がある」との結果がでた。うち、36%はその理由について、「より意味のある仕事に就きたい」と回答。また、転職に関心がある回答者のうち23%が「異業種への転職を検討している」と回答し、うち47%がその理由に「新型コロナウイルスによる影響」と回答した。

時代のターニングポイントを迎えつつある今、自身のキャリアライフについて改めて見つめ直し、新たな一歩を踏み出そうと考えている人が増えてきていることは間違いない。

働き方の多様性がますます広がる昨今、その先駆けとして国籍・性別にとらわれることなく地球上で最も働きやすい企業、地球上で最も安全な職場を目指すAmazonで、同社のリアルな姿を知ることができる「Amazonキャリアデー2021」が日本で初めて実施された。日時は2021年9月16日(木) 12:00~14:00、オンライン形式にて開催。

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 Amazonキャリアデーとは?

Amazonキャリアデーとは、同社で働く社員や専門家を交え、Amazonが大切にするDEI(※)の価値観に基づき、Amazonで働くことや自分らしい働き方、そしてキャリア構築について紹介する無料イベントである。

※「Diversity(多様性)、Equity(公平性)、Inclusion(包括性)」の略

▼スケジュールは下記の通り

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1 Amazon社長兼CEOからのキャリアアドバイス アンディ・ジャシーが自らのキャリア構築の経験とAmazonのカルチャーについて語る
2 Amazonで実際に働く社員による座談会 異なる部署に務める3人が、Amazonの文化やAmazonが提供する多様なキャリアの機会について話し合う
3 Amazonの面接についての座談会 Amazonの面接官がアマゾンの面接の特徴を紹介、自分らしく臨むためのヒントやコツをアドバイス
4 第7回Amazonアカデミー 「時代の転機を迎える日本社会、これからのキャリアと自分らしい働き方とは」をテーマに、法政大学キャリアデザイン学部教授 田中研之輔氏、一般社団法人Public Meets Innovation代表理事 石山アンジュ氏、NPO法人GEWEL理事 稲葉哲治氏をパネリストに迎え、多様化する働き方の価値観の中で、個人が強みを生かしてキャリアを築くにはどうしたら良いのかを議論

同イベントは、Amazonやほかの企業に転職するなどしてキャリアアップを考えている人、異なる分野へのキャリアチェンジを考えている人など、すべての求職者に役立つ情報の提供を目的としている。また、9月16日(木)~17日(金)限定で、Amazonの人事担当者による面接対策などのアドバイスが受けられる、個別キャリアコーチングセッションも実施された。

自分の働き方について悩んでいる人や、さらなるキャリアアップを目指すマイナビニュース読者はぜひチェックしてみてはいかがだろうか。今回は複数あるプログラムコンテンツのなかから一部を抜粋して紹介しよう。

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リポートその1
Amazonで実際に働く社員による座談会

オンラインショッピングや動画配信サービスを始め、常に時代を牽引してきたAmazon。同社の3つの事業であるリテールサービス、オペレーションズ、そしてアマゾンウェブサービス(AWS)の各部門で働く社員それぞれ1名ずつが参加し、異なる目線や立場から実際にAmazonで働くこと、文化や多様なキャリアの機会について話し合う。

  • 左から、AWSの藤本剛志氏、リテールサービスのベッキーイェ氏、オペレーションズの佐藤涼子氏

Amazonの「インターナルトランスファー(社内異動制度)」について3人はそれぞれ次のようなコメントを残している。

佐藤涼子氏

Amazonでは同じ部署内で上のポジションを目指すだけでなく、Amazonの新しいシステムやプログラムを学びたい、もっと英語を活用した職種につきたいなどの理由で別の部署への異動の希望が出せます。

ベッキー・イェ氏

私にとって、社内異動制度はAmazonのユニークさの1つです。いろんな事業があるおかげで、どんなことを学びたくても適切な部署があります。私自身はビューティー小売事業の事業マネジメント、グローバルサプライチェーンのプロダクトマネジメント、そして今のマーケティングという3つのポジションで働く機会を持ちました。

藤本剛志氏

Amazonでは社内異動を制限するものは一切なく、かつ、人事異動のような誰かから指示をされて異動するようなケースもありません。自身をCareer owner(キャリアオーナー)として考え、どこでも戦えるためにはどのような知識・経験を積むべきか、考えながらキャリアを構築しています。このような文化のため、社内異動を出す側・受ける側のチームも、非常にポジティブで、どちらも推奨する立場です。行きたいポジションがあればそのポジションのことを深く知るための面談などを拒む人はいません。

そのほかにもAmazonのユニークなワーキングカルチャーや職場環境の多様性など、外からはなかなか伺い知ることのできない現場の声がダイレクトに聞ける内容となっている。

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リポートその2
「時代の転機を迎える日本社会、これからのキャリアと自分らしい働き方とは」

今回で7回目となるソートリーダーシッププログラム「Amazon アカデミー」。時代の転機を迎える今、多様化する価値観の中でこれからのキャリアの構築と働き方について、各方面の専門家たちとともに議論する。

  • 左から法政大学キャリアデザイン学部教授の田中研之輔氏、一般社団法人Public Meets Innovation代表理事の石山アンジュ氏、NPO法人GEWEL理事の稲葉哲治氏

田中研之輔氏

まずみなさんと共有したいのが、今、日本は3つの歴史的転換期にあるということ。1つは政府が『働き方改革』を掲げ、我々の働き方を変えていこうとしている点。2つ目は、経済界も日本型の雇用を見直していこうとしている点。そして3つ目は新型コロナウイルス。誰もがこの経験に向き合い、自らのキャリアについて考えるきっかけをもらったのではないでしょうか。

石山アンジュ氏

今は正解のない時代。新型コロナウイルスの感染拡大、環境問題など、前例がないものに対してどうやって知恵を絞って新しい価値であったり、解決策を見つけていくのかがすごく求められている。その意味では、前例のないアイデアを考えるというのは、より多様なセクター、より多様な価値観を持った人たちが一緒に共同していくことがとても大事だと思います。

稲葉哲治氏

今までは自分と違う人を受け入れるという、外のダイバーシティが中心でしたが、自分たちもみんな違うんだという、内なるダイバーシティをちゃんと見据えていき、その違いをそのままにせず、ちゃんと表に出してシェアし合うことが大事になっている時代だと思っています。

※ダイバーシティ:多様性を意味する用語。また企業経営などの場においては、集団の中で年齢、性別、人種、宗教、趣味嗜好など、さまざまな違いのことなどを指す。

このほかにもそれぞれの視点・立場から、未来の指標となる興味深いトークが繰り広げられていく。

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 今一度、自分を見つめ直すチャンスに

Amazonのユニークな特徴の1つにもなっている「Career ownership」(=自らのキャリアについて主体的かつ能動的に考え、かつ行動すること)という考え方は、今この時代こそ、必要なものかもしれない。自身のキャリアライフに悩む人は、ぜひとも「Amazonキャリアデー2021」を通じ、将来について見つめ直してみてはいかがだろう。

[PR]提供:アマゾンジャパン