マイクロプロセッサーなどの半導体関連メーカーとして、長年世界のコンピューターテクノロジーを牽引し続けているインテル。そんな同社とマイナビニュースが共催し、全国の小学校を対象に「パソコンの仕組みを理解する」をテーマにしたワークショップを開催します。
ワークショップでは、学習用ブロックを組み立てることでパソコンやスマートフォンなどの重要なパーツであるSoC内部の構造や技術を楽しみながら学べます。もちろん、参加するのに専門知識や用語などは一切不要。現在、小学校関係者からの応募を絶賛受付中とのことなので、興味のある方は検討してみてはいかがでしょうか。ひょっとしたら、ワークショップに参加した子どもたちのなかから将来世界的に活躍する半導体技術者が誕生するかも!? ここでは、その概要を紹介していきましょう。
パソコンのシステムに関するワークショップというと、「子どもが理解するのは難しいのでは……」というイメージを持つ人もいるかもしれません。しかし、そんな心配はまったく無用。というのも、ワークショップで使用するのはインテルが取り扱っている知育を目的とした学習用ブロックだからです。
学習用ブロックはブロックとステッカーで構成されており、ブロックを組み立てて適切な場所にステッカーを貼ることで完成します。その過程でSoCの内部がどういう構造になっているのか、どういう技術で実現されているのかを楽しみながら学ぶことができるのです。
もっともブロックはかなり細かく、全部で821ピース(!)もあるため、完成させるにはなかなか骨が折れそう。しかも平面のパズルのように1層作っておしまいというわけではなく、4層作って立体的に積み重ねていく必要があります。基本的に、パッケージに同梱されている作り方の冊子を参考にしながら組み立てていけば問題なくできるはずですが、完成させるには丁寧な作業も必要。その意味では、子どもたちの集中力を養うよい機会にもなりそうです。
そもそも、SoCとはどんなものなのでしょうか。
SoCとは、System on a Chipの略で「ひとつのチップ上に載せたシステム」のこと。パソコンの頭脳というと、まず演算処理を行うCPUが思い浮かぶと思いますが、実際にはCPUのほかにもメモリや描画処理を担当するGPU、外部からのデータを入力したり出力したりするのに必要なI/O回路などが連携して情報処理を行っています。こうしたコンピューターの中枢部分の機能をひとまとめにしたチップのことをSoCというのです。それぞれの機能を別々のパーツに分けるよりも大幅に小型化・省電力化が可能なため、スマートフォンやタブレットなどのモバイル端末はほとんどがSoCを採用しています。
今回のワークショップでは、そのSoCについて実際にブロックを組み立てていくことでより分かりやすく理解を深めることができるでしょう。
ちなみに、学習用ブロックはコンポーネントごとに色分けされており、グレー、ブラック、ホワイト、ブルーなどがあってカラフル。難しいこと抜きに、立体パズルとして十分楽しむことができます。
今回のワークショップでは、GIGAスクール構想で配布されたPCやタブレット端末を日々使っている子どもたちに、その内部の仕組みにも目を向けてもらういい機会になりそうです。関心のある小学校関係者の方は、ぜひこの機会を生かしてみてはいかがでしょうか。
2021年9月10日(金)~9月30日(木)
◆開催日
実施する学校様と後日調整させていただきます
◆応募条件
お申し込みは、小学校に所属する方からの応募かつ、以下の条件を満たす学校に限ります。
・プログラミング授業を積極的に実施している小学校
・1クラス30名以下の小学校
・当日ワークショップの撮影にご協力していただけること(マイナビニュースにて記事掲載予定)
※応募が多数あった場合は、抽選となります。当選された方にはマイナビニュースイベント運営事務局から後日ご連絡差し上げます。
※ワークショップの内容は変更になる場合がございます。
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[PR]提供:インテル株式会社