音楽や動画を楽しむときはもちろん、ハンズフリー通話やオンライン会議などでも活躍する“イヤホン”。数多くのメーカーからさまざまなタイプの製品が発売されているが、装着タイプでイヤホンを大別すると耳に引っ掛けるタイプの「開放型」と耳栓タイプの「カナル型」の2種類に分類できる。

それぞれ装着感や音の傾向が異なるため、シーンに合わせて使い分けるという人もいれば、一方だけを好んで使うという人もいるだろう。しかし最近は従来の枠に収まらない魅力を持つ製品も登場してきている。なかでも注目なのが、この7月にファーウェイから発売された、開放型でありながらアクティブノイズキャンセリング機能を搭載した『HUAWEI FreeBuds 4』だ。

いったいどんな製品なのだろうか。ここでは、その特徴と実際に使ってみて感じたおすすめポイントを紹介していこう。

  • ファーウェイ・ジャパンの『HUAWEI FreeBuds 4』

開放型ならではの軽快な着け心地

開放型は、耳の出っ張り(耳介)に引っ掛けるように装着するため耳への負担が少ないのが大きな特徴。それだけにフィット感が重要で、自分の耳に合わないとちょっとした動きで外れてしまうことがある。

『HUAWEI FreeBuds 4』を実際に使ってみて、まず驚いたのがそのフィット感だ。耳のくぼみに浅く引っ掛けるだけでピッタリはまり、頭を大きく動かしてもズレにくくなっている。マスクを着ける際にうっかりイヤホン本体を触ってしまったり、『HUAWEI FreeBuds 4』を着けたままソファに寝そべったりしても、耳から外れて落としてしまうことはなかった。前モデルの『HUAWEI FreeBuds 3』も着け心地のよさが印象的だったが、『HUAWEI FreeBuds 4』はさらに上をいく軽快さ。長時間使い続けてもストレスに感じることがなく、耳に着けていることを忘れてしまうほどだ。

  • 実際に装着してみたところ。軽く耳に引っ掛けるだけでくぼみにピッタリはまって、歩いたり飛び跳ねたりしてもズレたり外れたりすることがなかった

ファーウェイによれば、この着け心地を実現するため世界中の1万を超える人の耳のサンプルデータなどをもとに徹底したシミュレーションを行ったそう。本体のフォルムも前モデルからミクロン単位で調整を行い、装着した際のフィット感や密封性の向上を図ったとのことで、まさに“万人向け”の快適な開放型イヤホンというわけだ。

ちなみに充電ケースも改良されており、前モデルに比べてサイズは6.3%小さく、質量は20.8%軽くなっている。ジーンズのコインポケットにも入ってしまうくらいコンパクトなので、手ぶらで出かけるときでも持ち運びに苦労しない。それでいてバッテリー駆動時間は従来と変わらず、イヤホン本体と充電ケースの組み合わせで最大22時間の音楽再生が可能なのも評価できるポイントだ。

  • 充電ケースはジーンズのコインポケットにも収まるコンパクトさ

開放型でありながらアクティブノイズキャンセリング機能を搭載

開放型はその構造上、どうしても外部のノイズが耳に入りやすくなる。それを理由に、出先ではカナル型を使用しているという人も少なくないだろう。『HUAWEI FreeBuds 4』がすごいのは、開放型なのにアクティブノイズキャンセリング機能(※)を搭載しているところだ。本体に内蔵されたマイクでノイズを拾い、逆位相の音を生成して打ち消すことで、屋外などの騒がしい場所でも音楽を聴き取りやすくしてくれる。
※ノイズキャンセリング機能の中でもデジタル処理によって騒音を打ち消す技術

実は、この機能自体は前モデルの『HUAWEI FreeBuds 3』にも搭載されていた。しかし、『HUAWEI FreeBuds 4』では、さらにデュアルマイクを内蔵することで外の音だけでなく外耳道内の音をも拾い、ノイズキャンセリング効果を高める工夫がされている。その際、外耳道内の状態を自動的に検出するファーウェイ独自のアダプティブイヤーマッチングテクノロジーにより、人によって異なる耳の形や装着具合に合わせてノイズキャンセリング効果を最適化しているという。

  • 『HUAWEI FreeBuds 4』のハウジング。デュアルマイクやアダプティブイヤーマッチングテクノロジーなどによってノイズを効果的に抑えるアクティブノイズキャンセリング機能が搭載されている

実際に機能を有効にしてみると、イヤホンの開放感はそのままなのに外部のノイズが低減されるという不思議な感覚に。人の話し声などは変わらず聞こえるが、エアコンや冷蔵庫のノイズのような不快な音はスッと消える。また、一般的なカナル型のノイズキャンセリングの耳がツーンとする消音時の違和感がないのも印象的だ。前モデルの『HUAWEI FreeBuds 3』に比べると、確かにノイズキャンセリング効果はアップしているのが実感できた。

街中の雑踏や駅のホームのように騒がしい環境では完全に静かになるわけではないが、音楽を楽しむには十分な消音効果を得ることが可能だ。開放型のデメリットに、騒音に負けないようボリュームを上げると音漏れしやすいというものがあるが、『HUAWEI FreeBuds 4』の場合はボリュームが小さめでも十分音楽を楽しめるので、音漏れの心配もない。「開放型がいいけど、音漏れが気になる」という人には、ぜひ試してもらいたい機能だ。

ちなみに、アクティブノイズキャンセリング機能は本体のスティック部分を長押しすることでオンオフを切り替えられる。また、専用アプリ「HUAWEI AI Life」でも設定可能。アプリはAndroid版のほかiOS版も用意されており、iPhoneでも本製品の基本的な機能を利用できる。

  • 専用アプリ「HUAWEI AI Life」の画面。ノイズキャンセリングのオンオフやモードなどを設定することができる

  • ノイズキャンセリングのモードは、静かな場所に適した「くつろぎ」と騒がしい場所に向いた「標準」から選択できる

没入感のあるサウンドが楽しめる

肝心の音質も『HUAWEI FreeBuds 4』はハイレベルだ。量感のある低域から抜けのいい高域まで、ディテールの豊かなサウンドを提供してくれる。中音域も厚みがあり、ボーカルの声がとても聴き取りやすい。

それもそのはず。『HUAWEI FreeBuds 4』は高周波特性に優れる LCP(液晶ポリマー)振動板を備えた14.3mmの大型ドライバーを採用しており、再生周波数帯域は高級ヘッドフォン並みの最大40kHzを実現。また、低音を増強する仕組みも搭載しており、ベースやドラムの低音も臨場感たっぷりに再現してくれる。実際、ポップスやロックなどを中心にさまざまな楽曲を再生してみたが、没入感のあるサウンドで音楽の世界に浸ることができた。

  • 『HUAWEI FreeBuds 4』は音質もハイレベル

また通話品質も高く、アウトドアでもノイズの少ないクリアな音声で相手と音声通話をすることが可能。専用アプリ「HUAWEI AI Life」で「HD通話」を有効にすれば、FMラジオ並みのサンプリング周波数32kHzという高音質での通話を行うこともできる。

  • 専用アプリ「HUAWEI AI Life」には、通話品質を高める「HD通話」機能も搭載されている

ふたつのデバイスに同時に接続できる

おうち時間の増加によって、自宅でタブレットやスマホ、PCなど複数のデバイスに触れる機会も多くなりつつある。ちょっとした調べものや動画視聴などはタブレット、音声通話やSNSはスマホという具合に目的に合わせてデバイスを使い分けている人も少なくないだろう。そこで困るのが、イヤホンの接続先の切り替えだ。たとえばタブレットで動画を観ているときにスマホに連絡があった場合、いちいち切り替えていたら着信を逃してしまうことだってある。

そんな場合でも、『HUAWEI FreeBuds 4』ならスムーズ。最大でふたつのデバイスに同時接続が可能なので、あらかじめタブレットとスマホに接続しておけば、イヤホンのスティックをダブルタップするだけで簡単に電話に出ることができる。通話を終える際もダブルタップするだけ。そのままタブレットでの動画視聴に戻ることができる。実際に使ってみると、思っていた以上に便利。普段から複数のデバイスを使い分けている人には、ぜひ活用してみてほしい機能だ。

  • 本体にタッチセンサーが内蔵されているため、指で触れたり押したりすることでさまざまな操作が可能

  • 専用アプリ「HUAWEI AI Life」ではジェスチャーの動作を確認したり、ジェスチャーに割り当てる操作を変更したりできる

開放型派におすすめの『HUAWEI FreeBuds 4』

装着感がよく長時間の使用でも疲れにくい『HUAWEI FreeBuds 4』。大型ドライバーやノイズキャンセリング機能を搭載するなど音質面も優れており、音楽鑑賞からオンライン会議まで日常のさまざまなシーンで活躍してくれるはず。普段、開放型を使用している人にとっては最良の選択肢のひとつといえるだろう。ぜひ1度手に取って、その着け心地や使い勝手を確認してみてほしい。きっと手放せなくなるに違いない。

  • 日常のさまざまなシーンで活躍する『HUAWEI FreeBuds 4』

普段使いにも便利なスマートグラス『GENTLE MONSTER × HUAWEI Eyewear Ⅱ』にも注目!

アウトドアでもインドアでも、音楽や音声通話を楽しみたいけれどイヤホンで耳を塞ぎたくないという場面は結構ある。そんなときに便利なのがファーウェイとサングラスブランド「GENTLE MONSTER」のコラボによるスマートアイウェア『GENTLE MONSTER × HUAWEI Eyewear Ⅱ』だ。

  • 『GENTLE MONSTER × HUAWEI Eyewear Ⅱ』。左がクリアタイプの「SMART KUBO」、右がサングラスタイプの「SMART LANG」

テンプル部にスピーカーと加速度ジャイロセンサー、5つのタッチセンサーが搭載されており、指先でタップしたりスライドしたりすることで音楽の再生や一時停止、着信応答、音量調節などの操作が行える。指向性のあるセミオープン型のスピーカーのため音漏れを最大限に抑えつつクリアで没入感のあるステレオサウンドを楽しむことが可能だ。

度なしのクリアタイプ「SMART KUBO」とサングラスタイプ「SMART LANG」の2種類がラインナップされているが、いずれもシンプルで日常に取り入れやすいデザインを採用している。

バッテリーは、1回の充電で約5時間の音楽再生、または約3.5時間の通話が可能。ハンドバッグにインスパイアされたというおしゃれなメガネケースに入れた状態でケースにUSB-C充電ケーブルを繋ぐと自動的に充電されるなど使い勝手もスマート。オンライン会議などのビジネスシーンからアウトドアスポーツまで幅広いシーンで活躍しそう。『HUAWEI FreeBuds 4』と合わせてチェックしてみてほしい。

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『GENTLE MONSTER × HUAWEI Eyewear Ⅱ』についてはこちら

[PR]提供:ファーウェイ・ジャパン