新生活や就職のためにPCを購入したいと考えている人は多いだろう。これから始まる生活にどんなPCが自分に合っているか考えるのは大変だ。そこで今回は、大学時代からWebデザイナーとして働き始め、大学4年生のときに株式会社ラブグラフを起業した村田あつみさんに、現在の仕事を始めたきっかけやPCへのこだわりを伺ってきたので紹介しよう。
その他、経営戦略、ブランディング、デザイン、開発、マーケティングに至るまで幅広く活動するWebクリエイター。
自分がやりたいことをするために見つけたWebデザイナーの道
―Webデザインをやるきっかけを教えてください。
もともと小さいころから、図画工作や絵画が好きで、両親の誕生日にメッセージカードを作るような子供でした。高校時代に文化祭のポスターやホームページなども作ったりしていました。
それから一般の大学に進み、文系の学科で学んでいたんですが、将来を考えたときに技術職が良いなと思っていました。人と話すことが得意ではなかったので、営業職は本当に向いていないと思っていて、 絶対にやりたくない。その気持ちがとても強くて、Webデザイナーの道を見つけました。単純に苦手なことをするのが嫌で見つけた道だったんです(笑)。
―ベンチャー企業で働いたこともあったそうですね?
大学2年の春ぐらいにデザイン学校のオープンキャンパスや説明会に行ったりしました。情報を集める中で、未経験者でも雇ってくれるWebデザインの会社を見つけて、これだと思って応募しました。
どんな業界かまったく分からず入ったのですが、当時の自分はデザインが得意だという自信からか、なんとかやれるだろうという思いがありましたね。それで職場へいった初日に出された業務が「明日までに名刺のデザインを5案作れ」というものだったんです。
なんとか仕上げて、5つのうちいくつかは褒められるだろうと思って持っていったのですが、全部0点と言われました(笑)。当時は悔しかったんですが、今思うとやっぱりセンスが無かったんだと思います。
―その悔しさをどうやって乗り越えたのですか?
今考えると、やっぱりWebデザインが好きだったからなんでしょうね。その気持ちが強くて、心が折れなかったのが立ち直れた最大の理由だと思います。
それからいろいろ悩んだのですが、自分にはもっとデザインのインプットが必要だと思い、まず自分の引き出しを増やすことを続けました。
その後1年ぐらいかかりましたが、ようやく「まぁいいんじゃない?」って言ってもらえるようになり、やっと認めてもらえたんだと感慨深かったですね(笑)。
―それはうれしかったですよね。
そこからラブグラフを起ち上げようと思ったきかっけはなんだったんですか?
ベンチャー企業で色んな仕事をしていくうちに、一つのWebサイトを丸ごと任せてもらえるようにまでなりました。どんなジャンルの仕事も勉強のつもりで進めていたのですが、ある時、良いものを作ろうという思いではなく、上司やクライアントを納得させるためだけにデザインしていることに気が付きました。
たぶん、プロのクリエイターの方はみんな同じ経験を持っていると思うのですが、そういう仕事をするときは早く終わらせたいという気持ちしかなくて楽しくないし、誰も幸せになれない。だから、本当に良いものだけに自分の人生やスキルを使いたい。それを実現するには自分でやりたいことを探すしかないと思って始めたのが現在のラブグラフだったんです。
―どういう経緯でラブグラフの発想に行きついたんですか?
美男美女スナップみたいな内容のコンテンツを作ったことがあって、サイトの設計を知っていたことや、もともとWebサイトと写真ってすごく相性が良いと感じていたのが大きかったですね。
仕事を通じて知り合ったカメラマンが何人かいたのですが、彼らが撮影してSNSにあげていた友達カップルの写真がとても印象深くて、それをアーカイブにしたら素敵だろうなと思って始めたのが最初ですね。私がサイトを作って、彼らが素材を持ち寄って、それで会社としてサービスリリースをしたという形です。
現在の仕事への向き合い方
―現在、ラブグラフの業務で大切にしていることはありますか?
デイリースタンドアップという、チームの朝会を開いています。私の担当はデザインなので、デザイナーたちと集まって15分ぐらいその日のタスクや確認事項などを共有します。現在はテレワークしている最中なのでWeb会議ですが、1日の始まりなので大切にしていますね。
PCへのこだわりは、仕事への投資! 妥協せずに選びたい。
―PCを使ううえで気を使っていることはありますか?
自分のアイデアとか思考を形にするうえで足止めされるのが嫌なので、スムーズに動くスペックのものを選んでいます。仕事のための投資なのでそこは妥協する気はありません。
―いつもはどのような環境で仕事をされていますか?
ハイパフォーマンスPCをデュアルディスプレイにして作業しています。そのサポートとして、手書き用のタブレットPCとスマートフォンを傍らに置いている感じですね。必要な端末がすぐ手に届くようにしています。
―これからデザイナーを目指す若手やおなじビジネスパーソンでビジネスの最前線で活躍したいと考える人にオススメするのはどんなPCですか?
デザイナーの子たちにはプロと同じものを買った方が良いと伝えています。初心者ほどエントリーマシンを選びがちなのですが、技術が未熟なうちにスペックの低いマシンでやっていたら、それだけで足かせになってしまいます。
プロは自分が表現したいことをストレスなくアウトプットするためにハイパフォーマンスPCを使うのであって、あえてエントリーマシンを使うようなことはしませんよね。ですから、なるべくプロが使うようなスペックに近いパソコンを買うべきだといつもいっています。
―今回は、注目の360度回転可能のMSIハイスペックノートPCを準備しました。
“キーボードを裏返すとタブレットPCに。メモが取りやすく、とても描きやすい”
私のスタイルだとノートPCとタブレットPCを2台持ち歩くことがあるのですが、それだとかなり重いんです。ですから、最初に見たときにくるっとキーボードを裏返すとタブレットPCになるところがとても気に入りました。荷物が多くて困っていたので、これだと1台でいけるのでトータルの重さがだいぶん軽減できますね。
スタイラスペンの表現力もよく、メモが取りやすいので、とても気持ちが良いです。パフォーマンスも高いので、複雑な表現をしても遅延が無いのでストレスがありません。画質も良いので動画や写真がとてもきれいです。メモリが32GBの製品もあるということなので(型番によって16GBと32GBのモデルがそれぞれあり予算や用途によって選ぶことができる)、Adobe系のソフトウェアを複数起ち上げて業務に使っても問題なさそうです。
最近Web会議が多いのですが、周囲のノイズを除去する機能があるのでクリアな音声を相手に届けられそうですね。会議の品質はとても大事なのでアドバンテージになると思います。Webカメラにワンボタンでシャッターがかけられるなどプライバシーにも配慮されているのもうれしいポイントだと思います。
―最後にWebデザイナーを目指している読者へ一言お願いします 。
“パソコンを買ってからがデザイナーのスタート。まずは最初の1台を手に入れて!”
デザイナーを目指しているんだけど、どんなパソコンを買うか悩んでるという方からの相談も結構多いです。サッカー選手になりたいのにサッカーボール買わないでどうするの?ピアニストを目指すのにピアノを買わないの?とよくいいます。パソコンを買ってからが始まりでもあるので、ぜひ購入してもらいたいです。今日触らせていただいたパソコンもスペックは高いですし、何よりもペン入力が使えるのでデザイナーには向いていますね。まずは最初の一台を手に入れて、技術を高めていって欲しいと思います。
―ありがとうございました。
今回、紹介したのはこちら!
おもなスペック | 『Summit-E13FlipEvo-A11MT-012JP』 | 『Summit-E13FlipEvo-A11MT-061JP』 |
色 | ホワイト | ホワイト |
LCD | 13.4" 16:10 WUXGA(1920x1200)pen touch | 13.4" 16:10 WUXGA(1920x1200)pen touch |
GPU | Iris Xe グラフィックス | Iris Xe グラフィックス |
CPU | Tiger lake i7-1185G7 | Tiger lake i7-1185G7 |
メモリー | 32GB | 16GB |
ストレージ | 1TB SSD | 512GB SSD |
付属品 | 専用ACアダプター付属 専用スリーブケース MSI Pen |
専用ACアダプター付属 専用スリーブケース MSI Pen |
OS | Windows10 Pro | Windows10 Home |
バッテリー駆動時間(JEITA2.0) | 最大18時間 | 最大18時間 |
本体質量 | 1.35Kg | 1.35Kg |
I/Oポート | Thunderbolt 4 Type-C(USB4、USB PD対応)×2 USB3.2 Gen2 Type-C ×1 ※1 USB3.2 Gen1 Type-A ×1 ヘッドホン出力 (Hi-Res対応)/ マイク入力 コンボジャック ×1 |
Thunderbolt 4 Type-C(USB4、USB PD対応)×2 USB3.2 Gen2 Type-C ×1 ※1 USB3.2 Gen1 Type-A ×1 ヘッドホン出力 (Hi-Res対応)/ マイク入力 コンボジャック ×1 |
キーボード | 日本語キーボード | 英字キーボード |
※1:ストレージの増設はMSI公認サポート店でのみ可能
『Summit-E13FlipEvo-A11MT-012JP』を詳しくチェック
『Summit-E13FlipEvo-A11MT-061JP』を詳しくチェック
おもなスペック | 『Summit-E13FlipEvo-A11MT-013JP』 | 『Summit-E13FlipEvo-A11MT-015JP』 |
色 | インクブラック | インクブラック |
LCD | 13.4" 16:10 WUXGA(1920x1200)pen touch | 13.4" 16:10 WUXGA(1920x1200)pen touch |
GPU | Iris Xe グラフィックス | Iris Xe グラフィックス |
CPU | Tiger lake i5-1135G7 | Tiger lake i7-1185G7 |
メモリー | 16GB | 32GB |
ストレージ | 512GB SSD | 512GB SSD |
付属品 | 専用ACアダプター付属 専用スリーブケース Microsoft Office Home & Business 2019 MSI Pen |
専用ACアダプター付属 専用スリーブケース MSI Pen |
OS | Windows10 Home | Windows10 Pro |
バッテリー駆動時間(JEITA2.0) | 最大18時間 | 最大18時間 |
本体質量 | 1.35Kg | 1.35Kg |
I/Oポート | Thunderbolt 4 Type-C(USB4、USB PD対応)×2 USB3.2 Gen2 Type-C ×1 ※1 USB3.2 Gen1 Type-A ×1 ヘッドホン出力 (Hi-Res対応)/ マイク入力 コンボジャック ×1 |
Thunderbolt 4 Type-C(USB4、USB PD対応)×2 USB3.2 Gen2 Type-C ×1 ※1 USB3.2 Gen1 Type-A ×1 ヘッドホン出力 (Hi-Res対応)/ マイク入力 コンボジャック ×1 |
キーボード | 日本語キーボード | 日本語キーボード |
※1:ストレージの増設はMSI公認サポート店でのみ可能
『Summit-E13FlipEvo-A11MT-013JP』を詳しくチェック
『Summit-E13FlipEvo-A11MT-015JP』を詳しくチェック
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