世界規模で社会構造に大きな変化が起き、ニューノーマルな生活や働き方への対応が迫られた2020年。その流れは現在も進行中で、社会情勢が一段落した後も長期的に続いていくと見られている。そうしたなか、企業にとっては新たなワークスタイルの構築が急務となっている。とくに在宅でのテレワークなど、個人が働く環境の整備は業務をスムーズに行う上で非常に重要だ。
その環境づくりの基本となるのが、業務に必要不可欠なアイテムである「パソコン(PC)」だ。しかしPCならどんなものでもいいというわけではない。テレワークではオンラインでの会議や打ち合わせが珍しくなくなるなど、これまでとは使い方も求められる機能も変わってきている。それに対応できる機種を選ぶことが肝要だ。
大企業であれば、社員のニーズに合わせた形で柔軟に対応できることもあるかもしれない。ただし、企業規模によってはそううまくいかないのも事実だろう。そこで今回、マイナビニュースでは中小企業(従業員数500名以下)に勤める395人の会員を対象にアンケートを実施し、リアルな現場で求められているPC像を調査した。ここではアンケートの結果とともに、その要件を満たす具体的なPCも合わせて紹介していこう。
週1以上でテレワークを行っている人が3割以上に
この1年ほどで一気に浸透した感のあるテレワークだが、実際のところ、どれくらい行われているのだろうか。そこでアンケートでは、まず現状のテレワークの頻度について質問してみた。
回答のあった約400人のうち半数以上の210人がテレワークをせず出社しているという結果に。一方で週1日以上テレワークしているという人の割合も3割以上にのぼった。テレワークに適していない業種や業態もあることを考慮すると、着実にテレワークは浸透してきていると言えそうだ。
続いて、テレワークの際のPC環境についても聞いてみたところ、会社支給のPCがノートとデスクトップを合わせて6割以上になった。
このうち、コロナ禍でテレワークなどを行う目的でPCを支給された人の割合は23%ほどで、従来から支給されていたPCを使用しているという人が45%、残り30%がPCを支給されていないという結果になった。
テレワークなどで使うPCに求める条件とは?
それでは、テレワークで業務を行う人は会社から支給されるPCにどんな条件を求めているのだろうか? まず、外観的な特徴や基本性能、使い勝手などについて聞いてみた。
その結果、セキュリティやパフォーマンス、バッテリー持ちなど、業務を安定して行える性能をもっとも重視していることがわかった。
また、本体サイズや薄さ、堅牢性などのモバイル性能より、重量の軽さやキーボードの打ちやすさなどを求める人が多いことも判明した。出先に持ち運んで使うより、自宅で快適に使える方が優先されるということだろう。
バッテリー持ちや本体の重量をあげた人が多いのは、テレワークでは作業場所が決まっていなかったり、子どもの面倒をみたりするため、部屋を移動しながら使うケースが多いからだと推測できる。実際、書斎を確保できずにリビングなどで業務をこなしているという人は少なくないようだ。アンケートでも重量の軽さを重視する人の57%が既婚者で年齢も30〜40代に集中していた。ちょうど働き盛りで子育ての比重が大きくなる世代だ。
次に、PCに求める具体的なスペックやインターフェースなどについても質問してみた。
ダントツで多かったのがWebカメラ。ついで、最新のWi-Fi規格に対応していることだった。テレワークではWeb会議をする機会が多く、Webカメラは必要不可欠。また、大容量データをやり取りすることも増えるため高速で安定したWi-Fiも欠かせない機能だ。
このほか目についたのが、ディスプレイサイズの大きさやWindows 10 Proだ。画面サイズは仕事の効率に直結する部分なので、ディスプレイサイズはできるだけ大きい方が望ましい。Windows 10 ProはHomeエディションにはないリモートデスクトップ接続機能などが標準搭載されているため、テレワーク用のPCには必須と言っても過言ではない。
自宅で作業していて困ったことから見えてくる理想的なPC
実際にテレワークを行なっている人は、ふだんどのような業務でPCを利用しているのだろうか。また、作業していて困ったことはあるのだろうか。そこで、まず在宅ワークで多い作業について聞いてみた。
圧倒的に多かったのがOfficeソフトを利用して文書を作成したり閲覧したりすること。メールやブラウジング、WEB会議などをあげた人も少なくなかった。やはり、ビジネスアプリやWebカメラが快適に使えるかどうかが鍵になると言えるだろう。
続いて、自宅で作業する際や、WEB会議の際に困ったことについても質問してみた。
オフィスワークに比べて作業効率やマルチタスクのしやすさが低下したと感じている人が多いことがわかる。また、WEB会議では通信の安定性に起因する音声や映像の乱れを問題に感じている人が少なからずいた。
これらのことから考えるとテレワークに適したPCとは、画面サイズの大きさ、CPU性能の高さ、本体重量の軽さ、バッテリー駆動時間の長さを一定以上クリアし、最新のWi-FiやWebカメラ、セキュリティ機能、Windows 10 Proを搭載した製品になると言えそうだ。
リアルな現場の要求を満たすビジネス向けPCブランド「MousePro」
このようなリアルな現場の要求をクリアするPCとなると、当然ながら候補は絞られてくる。コストや品質、サポート体制なども考慮すると、さらに選択肢は少なくなる。
その数少ない中でもおすすめできるのが、マウスコンピューターのビジネス向けPCブランド「MousePro」だ。とくにノートPCは14.0型以上の画面サイズと大容量バッテリーを搭載したモデルが充実しており、テレワークにはピッタリ。もちろん、いずれのモデルもWindows 10 Proを標準搭載している。
たとえば、ラインナップのうち「MousePro NB4シリーズ」は、14.0型のフルHD液晶ディスプレイを搭載しながら、ナローベゼルデザインの液晶や軽量・丈夫なマグネシウム合金ボディの採用などで本体の小型薄型化をはかり、約1.12kgという軽さを実現。最新の第11世代インテルCore i7プロセッサーや、約20時間の長時間駆動が可能な大容量バッテリーを搭載しており、コンセントの位置に縛られず自宅の好きな場所でサクサク作業することができる。
WebカメラはWindows Helloの顔認証対応でセキュリティ対策もバッチリ。最新の無線LAN規格であるWi-Fi 6を搭載しており、ルーターが対応していれば最大2.4Gbpsという超高速通信が行える。Wi-Fi 6は混雑に強く遅延も少ないため、WEB会議やリモートアクセス、大容量ファイルのダウンロードなどもスムーズで、在宅ワーク時のストレスを大幅に低減することができるはずだ。
キーボードもキーピッチが約19.1mm、キーストロークが約1.2mmと余裕があり、タイピングしやすいのもポイント。このほかストレージが高速でインターフェースが充実しているなど、まさに至れり尽くせり。価格も最新CPU搭載モデルが11万円と、コストパフォーマンスも抜群。品質の高さやサポート体制の充実ぶりも定評があって安心。これを選んでおけば間違いないと言えるほどバランスの取れた製品だ。
このほかにも、一般事務向けの性能を6万円台からというリーズナブルな価格で実現した「MousePro NB2シリーズ」、15.6型液晶や光学ドライブ、テンキーなどを搭載した「MousePro NB510/520/530シリーズ」など幅広いラインナップが展開されている。BTOパソコンのメーカーらしくオーダー時のカスタマイズも可能なので、用途に合わせた最適な構成にするのも容易。ニューノーマル時代の新しい働き方に寄り添うPCを探しているなら、ぜひ一度はチェックしてみてほしい。
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