こんにちは、馬渕磨理子です。最近いろんな方から資産運用についてご相談を受けています。

本日もさっそく悩める人に来ていただきました!

馬渕さんこんにちは、投資初心者のK子と申します。

本日はよろしくお願いします。

こちらこそよろしくお願いします!

今日は「株式投資をするってどういうこと?」というところから、ざっくばらんにお話ししましょう!


「短期投資」「長期投資」あなたに向いてるのは?

じつは最近、漠然とした不安があって相談に来ました。

貯金だけしとけば安心なんて時代は終わったっていうし……コロナ禍でこの先の生活もどうなるかわからないし……でも、私が株式投資なんてできる気がしないし……というループから抜け出せないんです!

一歩踏み出す前の悩みあるあるですね!

株式投資もやり方によっては、普通の会社員でもできます

K子さんはなにが不安ですか?

投資って、常に株価やグラフみたいなのを監視してないと損するイメージなんです。

  • 常に株価を気にするのは、正直しんどそう。

仕事もしてるし、日中パソコンで株価を見続けるなんてできるはずがなく……。
そんなことする必要ないですよ。
え、そうなんですか?

K子さんは株式投資で一攫千金したい?

それとも貯金のような感覚で株を保有したい?

どちらかといえば銀行に預けるだけより、貯金感覚で株式投資にも挑戦したいという感覚ですね。
それならK子さんは長期投資派ですね。

  • 貯金感覚で株式投資に挑戦したいK子さんは、長期投資派のようです。

株式投資のやりかたを大きく分けると、短期で持つか長期で持つかの2つがあります。

ざっくりいうと、K子さんがイメージしている、常に株価をチェックして、上がったら売って利益を出すのが短期投資。

デイトレーダーって言葉聞いたことありませんか?

聞いたことあります!1日に100万単位のお金を動かしたりするって。

でも私の場合、仕事しながらだと体力もメンタルも持たないです。

うんうん、そうですよね。

でも、長期投資なら3ヶ月に1回とか、その会社の決算のときにチェックするくらいでいいんです。

そんなほったらかしでいいんですか?

3ヶ月に1回見て、下がっていたら立ち直れますかね……。

長期投資であれば、すぐに売る訳ではないから大丈夫。

むしろ下がっていたら、買い増しのチャンスという側面もあります。

馬渕さんのお話を聞いていると、私にもできそうな気がしてきたけど……正直、どこの株を買えばいいのかがさっぱりです!

  • みんなどうやって投資先を選んでいるの?

そうですね……K子さんが好きな企業や、共感できる企業を候補にしてみては?
え?そんなシンプルな理由でいいんですか?
だって、自分の大切なお金を何も知らない会社にあずけられますか?

たしかに……。

でも、好きな会社だからって投資に向いている会社って訳じゃないような。

その見極めはどうしたらいいんですか?

そのためにIRがあるんです!
あい……あいあーる????なんですか、それ。

株式投資をするならIR情報に注目!

IR(Investor Relations)とは、ざっくり言えば投資家向けの広報活動です。

企業の戦略や方針、決算情報といったIR情報を伝える、いわば企業の顔みたいなものですね。

そんな情報を世の中にさらけ出してるんですか???
そこがポイントなんです!

たとえばK子さん、恋人がどこまでさらけ出してくれるかさらけ出してくれた情報に共感できるかって大切じゃないですか?

たしかに……たくさん隠し事されてたら、信用できないです。

真剣に交際する気あるの?ってなっちゃう。

それと一緒です。

企業が株主さんと真剣に向き合っているかどれだけ大切な情報をさらけ出してくれるか

それをチェックできるのがIR情報です。

長期投資を恋愛にたとえると、なんだか妙に腹落ちしました。

どっちとも末永く、仲良くお付き合いしたいですもんね。

はい……K子さん、株式投資はロマンなんです!
なんだかその名言を聞けただけで、今日は収穫がありました!

あ、満足するのは早いですよ!

せっかくなので、今日はIR情報にロマンを詰め込んだ企業のご担当者さんに来ていただきました。

K子さんはじめまして。

ダイドーグループホールディングスでIRの担当をしている梅垣と申します。


ダイドーさんですか!最近、キャラクターコラボの缶コーヒーをゲットしたところなので嬉しいです!

ダイドーグループホールディングスさんとは、以前セミナーでご一緒させていただいたことがあるんですよ。

あらためてIR情報を拝見したのですが、株式投資に必要な情報を分かりやすくまとめられていますよね。

ECFアナリストの馬渕さんにお褒めいただけるなんて光栄です。

あの、いま馬渕さんとお話をして、株の長期投資をはじめてみようかと思っているんです。

せっかくなので、IR担当の役割について、もう少し詳しく教えていただけますか?

IR担当の役割を改めてご説明すると、企業の戦略や財務状況など、株主や投資家向けの情報を発信する広報のようなものです。

やはり企業としては、投資家に「長期視点で戦略を理解してほしい」というのが本音ですよね。

ダイドーグループホールディングスさんも、投資初心者に分かりやすい形で、創業の歴史や未来の話を発信されています。

具体的にどんな情報を発信しているんですか?
たとえば企業経営に欠かせない「理念」「ビジョン」「ビジネスモデル」、実際の売上や利益といった「定量データ」をWEBサイトを通じてお伝えしています。
ダイドーグループホールディングスさんのWEBサイトは、投資家に必要な情報を丁寧にまとめられていますよね。

個人投資家向けのページや動画を用いたオンライン説明会、PDFに情報をまとめた統合報告書など、さまざまな形で最新情報を発信されている印象です。


私は文字だけだと難しく感じちゃうので、動画コンテンツがあるのは嬉しいです!

受け手が受け取り方を選べるのは嬉しいですよね。

ダイドーグループホールディングスさんのIR情報だと、最近は企業経営と切っても切り離せない要素となった、SDGsに関する情報もあります。


  • SDGsとはSustainable Development Goals(持続可能な開発目標)の略称で、2015年9月の国連サミットで採択された世界規模の目標。

コンテンツが充実していて、投資家さんときちんとコミュニケーションがとれているんだろうなと感じました。

ありがとうございます。

IR活動の方針としては、馬渕さんがおっしゃる通り「長期視点で戦略を理解してほしい」というのが本音です。

長期的な企業価値向上と、長期でお付き合いいただける「ファン株主様」の獲得を目指して活動しています。

その「ファン株主様」というのはなんでしょう?

我々が考えるファン株主様とは、弊社の理念「人と、社会と、ともに喜び、共に栄える」に共感いただき、ビジネスを応援してくださる株主様です。

また、できれば商品も愛用いただきたい、商品のファンになっていただきたい想いもあります。

ファンとして企業を支えてくれる株主を求めているんですね。
梅垣さん、せっかくなのでIR担当として伝えたい、今後の「成長戦略」や「活動内容」についても簡単にご説明いただけますか?

はい。2020年はコロナ禍によって、社会に大変な変化がありましたよね?

世の中は常に同じではない、変わり続けていく。

それでも持続可能な企業でありたいと思い、弊社は「グループミッション2030」と称して、大きく未来を見据えたビジョンを掲げています


  • 2030年に向け、さまざまな目標を掲げるダイドーグループホールディングス。

特にこの先10年を見据えて、今年は持続可能な世界を目標に掲げるSDGsへの取り組みや、将来の事業成長に向けた投資に力を入れるつもりです。

2019年~2021年度は、投資に力を入れる分、単年毎の利益は従来より減少する計画ですね。

え!利益が減る!?そんなことまで教えちゃって大丈夫ですか?

……正直にもほどがありません?

大丈夫。

企業に体力・自信・戦略があるからこそ「未来に投資ができる」んです。

あ、なるほど!そういう風にとらえるんですね。

たしかに体力・自信・戦略がなければ、常に明日の売上を考えるしかないですもんね。

何事も従来のままの積み上げでいくと限界があります。

だからこそ、現在の我々は投資をする時期と判断しました。

挑戦なくして未来なし。

企業は投資を通じて成長していくんですね。

たとえば弊社では、社会と事業の持続成長を実現する成長戦略として、現在「スマートオペレーション」というものに投資しています。
それは何ですか??

無人で商品を販売している自動販売機(以下、自販機)ですが、じつはたくさんの人の働きで成り立っています。

在庫切れがないよう自販機をチェックし、何往復もして重たい商品を補充しているドライバーさんもその1人。


  • 販売は無人ですが、商品補充は自販機1台1台、手作業で行われています。

自販機に在庫を知らせてくれる通信部材を取り付ければ、現地で在庫確認をする必要がなくなるため、往復する時間やトラックの燃料費といったコストを抑えられます

さらに、分業による作業効率化を図れば、一人ひとりが新たな価値創造にシフトできるという訳です。


う~ん……この取り組みがどうして社会と事業の持続成長に繋がるんですか?

たとえば過疎地にある自販機を想像してください。

在庫の有無が分からないまま何往復もすると、人的にもトラックの燃料的にもコストがかかってしまいますよね?

すると、その場所に自販機を置き続けるのが難しくなるんです。

う~ん……たしかにスーパーやコンビニが近くにない田舎に、社会インフラとして手軽に買える自販機があると助かりますよね。

それがなくなるのは困ります!

ご理解いただけて幸いです。
これから田舎の一本道に、ポツリと光を灯しているダイドーの自販機を見つけたら……

きっと胸が熱くなると思います!!
K子さん……ほら、株式投資にはロマンがあるでしょう?

はい!本当にロマンを実感できました!

ちなみに……株式投資と言えば、知識のない私でも「株主優待」が気になるんですが、ダイドーグループホールディングスさんにも株主優待があるのでしょうか?

はい。我々は当社の強みを実感していただける株主優待として、自社商品の詰め合わせをお送りしています。

このような形で「商品やサービスの魅力」をお伝えするのも、IR担当が持つ役割の1ですね。


  • 写真は、従来制度(年2回お届け)に基づき、2020年4月にお届けした株主優待品(3000円相当)。
    現在は、6000円相当の商品を年1回お届けする新制度となっています。

株主優待がクオカードなどの企業も多い中、自社の商品をお届けするということは、商品に自信があるという見方もできます。

また、株主優待が豊富な企業はそれだけ体力がある企業と言ってもいいでしょう。

株主優待がない企業もありますからね。

ありがとうございます。

弊社の株主優待の担当者が、心をこめて優待商品を選んでいるんです。

株主様の健康をサポートできる商品、小さなお子様にも喜ばれる商品など、議論を重ねてお届けしています。

さらに、5年以上保有していただいた長期保有の株主の皆さまへは、記念品を贈呈しています。

※保有年数が5年を超えた年に1回限り。

株主優待にそこまで心を込めていらっしゃるんですね……ここにもロマンが詰まっているなんて!
K子さん……本日は「長期投資に詰まった企業のロマン」に気付いていただけましたか?

はい!いろんなIR情報を見て、私なりにロマンを感じられる企業を探してみようと思います!

お2人とも今日はありがとうございました!


***

株式投資に一歩を踏み出せなかったK子さん。今度こそ株式投資に力を入れられそうです。株式投資に挑戦したいとお考えのあなたも、これを機にIR情報のチェックからはじめてみてはいかがでしょう?

ダイドーグループホールディングスの
IR情報をチェック

[PR]提供:ダイドーグループホールディングス