BTOパソコンを中心としたビジネス展開で急成長中の国内メーカー、マウスコンピューター。そのビジネス向けPCブランド「MousePro」が10周年を迎えたのを記念し、同社の直販サイトでお得な特別モデルが販売中だ。
ここでは、マウスコンピューター 代表取締役社長の小松永門氏が語っている「MousePro」の道のりやコンセプトを過去の記事からも紹介しつつ、ビジネスユーザーから高い支持を得る同ブランドの魅力を紐解きながら、激変する現代の働き方にピッタリな記念モデル「MousePro-NB410H-A-10TH」の特徴や実力を紹介していこう。
品質・サポートの高さで評価される
ビジネス向けのPCブランド「MousePro」
BTOパソコン通販を軸にしながら、国内メーカーの不振が続くパソコン業界で事業拡大を続け、急成長を果たしてきたマウスコンピューター。個人向けモデルを中心に展開してきた同社が法人向けのブランド「MousePro」を立ち上げたのは2011年のこと。東日本大震災や地上デジタル放送への移行、スティーブ・ジョブズの逝去など、まさに激動と呼ぶにふさわしい年だった。
小松社長によると当時は法人向けのビジネスが伸びていた頃で、「MousePro」の立ち上げによって内外に「法人のお客様の要望にきちんと向き合っていく」、つまり品質・サポートを重視していくというメッセージを示すことができたのがプラスになったという。
なかでも力を入れたのが「品質」。同時に「納期」や「製品の安定供給」にも向き合いながら、多様なニーズを満たすため製品ラインナップの拡充を続けてきた。結果的に、それが「MousePro」というブランドを超えてマウスコンピューター全体の信頼を底上げしていくことになり、現在の同社に繋がっていった。
法人向けPCといえば安価なCeleronプロセッサーを搭載したマシンが当たり前という時代に、BTOメーカーとしての強みを生かして「高性能を手ごろな価格で」提供してきたのも「MousePro」の評価につながったという。現在もそのコンセプトは揺らぐことなく守り続けられており、特価販売中の「MousePro 10周年記念特別モデル」のラインナップもCore i5以上のプロセッサーを搭載しながら10万円前後という良コスパな製品が多く並んでいる。
その中でもとくに目を引くのが「MousePro-NB410H-A-10TH」だ。14型の見やすい大型ディスプレイを搭載しながら、狭額縁デザインやマグネシウム合金などの採用で小型軽量化をはかっており、在宅ワークから出先での使用まで幅広いシーンに対応することが可能な“万能”モデルだ。
テレワーク時代に求められる性能を搭載
テレワークやリモートワークの導入が進むにつれ、PCに求められる役割や性能も大きく変わりつつある。マウスコンピューターでも、これまで7:3の割合でデスクトップPCの販売が多かったのが、ここ1年でノートPC優勢に転じたそうだ。なかでも人気なのがWebカメラを搭載したノートPCだ。
「MousePro-NB410H-A-10TH」は、まさにそんなテレワーク時代に求められる性能を高いレベルで具現した製品と言えるだろう。大きく見やすい14.0型のフルHDノングレア液晶ディスプレイを搭載しているうえ、HDMI端子と映像出力に対応したUSB 3.1 Type-C端子も搭載。最大3画面のマルチディスプレイ環境を構築して生産性を高めることができる。
搭載ディスプレイは最大180度まで開くことができ、打ち合わせなどで対面する相手と画面を共有するのも簡単。液晶パネルは視野角が広いため、斜めから覗き込むことになっても画面の色味や明るさの変化が少なく表示がとても見やすい。
ディスプレイ上部にはWindows Helloに対応したカメラを搭載しており、顔認証ログインやオンライン会議などに利用することが可能。カメラの画素数は100万画素でHD(720p)での撮影に対応しているため、オンライン会議でもこちらの表情や手に持った資料のディテールなどを伝えやすい。
テレワークでは通信の速度や安定性も重要になるが、「MousePro-NB410H-A-10TH」の場合は最新の無線LAN規格であるWi-Fi 6に対応しており、対応するルーターと組み合わせると最大2.4Gbpsという超高速通信が行える。Wi-Fi 6は混雑に強く遅延も少ないため、オンライン会議や大容量ファイルのダウンロードなどもスムーズで、在宅ワーク時のストレスをグッと減らすことができるはずだ。
キーボードやタッチパッドのつくりもしっかりしており、打鍵音が控えめで静かな環境でも周囲に気兼ねなく作業に打ち込めるのもよいところ。キーピッチが約19mmあり、キーとキーの隙間が適度に開いているため隣のキーを間違えて押してしまうミスが起きにくく、文字入力が快適に行えるのも好印象だ。
外出時に持ち運ぶ際に役立つのが、その薄型軽量ボディ。厚さ約16.9mm、質量約1.11kgとスリムで軽いため、バッグに入れて気軽に持ち運べる。しかもマグネシウム合金を採用しているおかげで本体の堅牢性が高いのもポイント。アメリカ国防総省制定のMIL規格(MIL-STD-810G)に準拠した過酷な信頼性テストは、衝撃や振動、高温、低温、粉塵などの10項目でクリアしており、在宅やオフィスだけでなく、通勤・通学や外回りの営業時、出張、学生・教職員のキャンパスでの使用など、移動しながら使うシーンでも安心感は大きい。
しかもバッテリーは、最大約25.0時間もの長時間駆動が可能。オンライン会議の背景映り込み対策で一時的に場所を移動したり、気分転換で部屋を移動して作業したりする場合でも、わざわざ一緒にACアダプターを持ち運ばなくてすむ。対面での会議や打ち合わせで使う場合も、バッテリーの残量を気にせずガンガン使えるのは頼もしい限りだ。
業務効率のアップに役立つ高性能なプロセッサーを採用
マウスコンピューターによると、コロナ禍の初期に比べてPC販売の傾向も徐々に変わってきているという。当初は価格の安さや省スペース性が重視されたが、現在は画面サイズの大きさやCPU性能の高さなどが重視されるようになってきているそうで、メーカーとしても余裕を持って業務に当たれるCore i5以上のCPUを搭載した製品をおすすめしているとのこと。
「MousePro-NB410H-A-10TH」もCPUに第10世代インテルCore i5-10210Uを採用しており、一般的な用途には十分すぎる処理性能を持っている。またメモリも標準で16GB搭載し、ストレージに高速なSSDを採用していることもあって、システムやアプリの起動、スリープや休止状態からの復帰などが迅速。テレワークでもサクサク快適に使用することができるはずだ。
そこで、実際のパフォーマンスをチェックするため、「CINEBENCH R23」や「PCMark 10」、「CrystalDiskMark」などのベンチマークソフトでスコアを測ってみた。
まず、CPUの性能を測る「CINEBENCH R23」は、次の結果になった。
最大4.20GHzで動作する4コア8スレッドのCore i5-10210Uを搭載していることもあってパフォーマンスは良好。とくにモバイル向けCPUとしてはマルチコア性能は高く、複数のタスクを同時に実行する際に効果を発揮するはずだ。
続いて、PCの総合的なパフォーマンスをチェックするため「PCMark 10」を実行してみた。
アプリ開発元によると快適に使える目安は、基本性能を示すEssentialsが4100、ビジネスアプリのパフォーマンスを示すProductivityが4500となっているが、それを大きく上回っている。このことからも、普段使いやOfficeなどの利用には十分すぎる性能を持っていることがわかる。
最後に「CrystalDiskMark」でストレージの性能も測ってみた。
試用機には256GBのSATA3接続のM.2 SSDが搭載されていたが、SATA3規格の上限に近い速度が出ており、HDDに比べるとかなり高速。ちなみに、直販サイトではBTOオプションとしてより高速なNVMe対応のSSDも選択できるので、パフォーマンスを重視する場合はカスタマイズを検討してみるといいだろう。
多様な働き方に対応する軽量・タフネス&モバイルPC
薄型軽量で堅牢性の高いボディに、充実した基本性能を搭載したMousePro 10周年記念特別モデル「MousePro-NB410H-A-10TH」。直販サイトでは3月31日15時までの間、114,800円(税別)という価格で購入することができる。Microsoft Office Personal 2019や1年間無償保証、24時間×365日電話サポートなどが付いてこの手頃さを実現しているのは非常に魅力的だ。
もちろんBTOにも対応しており、OSのエディションやメモリ容量、ストレージの種類や容量、外付け光学ドライブの有無など、多彩なオプションが用意されているので、用途やニーズに合わせてカスタマイズしてみてほしい。きっとテレワークやリモートワークの心強い相棒になってくれるはずだ。
[PR]提供:マウスコンピューター