早いもので2021年も春がやってきた。コロナ禍にうんざりしつつも、季節のうつろいを感じ、新しい年度の到来を実感するのもこのシーズンならではだ。と、のんびりした書き出しだが、筆者の春はゲーム三昧となっている。
なんと、ライター業でもテレワークが主流となり、自宅に籠ることが増えたため、ゲームに没頭することが多くなったからだ。そんな筆者の生活にぴったりのマシンが届いたので、さっそくその中身をみていこう。
ライターという仕事は、どこかへ取材に出かけ、そこで得た知識や情報をみんなに面白おかしく読んでもらえるように文字に変える職業だ。つまり、物書き仕事だけでなく取材屋という側面もあるのだ。しかしコロナ禍の昨今、Web会議による取材がメインとなった。
そこで、大きく影響があったのが移動時間の削減だ。ほぼ1日に1件、多い日は3件ぐらい取材をこなしていた状況から移動時間を無くすとどうなるか。そう。お昼ぐらいにはノルマが終わるという状態になるのだ。
「なんてことだ。おれのライター人生の大半が“移動”だったなんて……」と最初は愕然としたが、考えれば当然のこと。ついでに毎回楽しみだった地方取材も激減したこともあって、時間はさらに余りまくり。じゃあ、その余った時間をどうするのか? 飲みにも行けないし、旅行にも行けない、となれば、もはや筆者のライフワークともいえるゲーム三昧になるのはもはや必然といえるだろう。
筆者もゲーマー歴は長いのでゲーミングPCは寝所に設置済み。しかし、ビジネスタイムは物書き用のPCが設置してある部屋から離れたくないので、もう一台ゲーミングPCが欲しいなぁと思っていたその矢先、3月2日に発売されたGALLERIA(ガレリア)のGeForce RTX 3060搭載の最新ゲーミングノートPC「GALLERIA XL7C-R36」をお借りするチャンスをいただいたというわけだ。
今回お借りしたマシンは「GALLERIA XL7C-R36」というモデルで、プロセッサーにIntel Core i7-10875H、グラフィックスにはGeForce RTX 3060、メインメモリも16GBとたっぷりで、512GBのM.2 SSDが搭載されたバランスのよいスペックが特徴。デザインもスリムでパッと見はゲーミングPCとは思えない仕上がりなので、急な来客でもゲームで遊んでいるなんて思われないぜ!(笑)。
さらに良いところは、搭載されている15.6インチディスプレイが144Hz対応なところ。滑らかでブレのない描画性能は、一瞬の判断が勝敗を分けるFPSには必須といえる。NVIDIA GeForce RTX 3060グラフィックスと合わせ、Apex Legendsの場合、よほどの混戦でない限りデフォルトの状態で120fps以上(Steamの機能で目視)は出ていたので、設定次第で144fps張りつきも可能だろう。
また、インタフェースが多く、拡張性が高いのも良いところ。ディスプレイをデュアルにしてみたり、外部機器を増設して配信用にしてみたりとやりたいことが実現しやすいのもメリット。WebカメラはWindows Hello対応なので、顔認証によるログインができるほか、Web会議用としてもばっちり。仕事用として普段使いしても問題がないのもうれしいところだ。
まぁ、基本的な紹介はここまでにして、さっそくプレイしてみよう。と、そのまえにマウスだけは別途揃えないといけないので、各自自分の手になじんだ製品を用意してくれたまえ。ちょっと高くなるけど無線タイプのゲーミングマウスがオススメだ。ケーブルから解放されるだけでアビリティがアップなのでぜひ試していただきたい。
で、何をやるかというとこれはもう「Apex Legends」しかない。いや、他のFPSもあるけど、今自分の中で盛り上がるのはこのゲームなのだ。ちなみに、Apex Legendsはそれほどスペックを要求しないゲームなので、このマシンなら何も問題ない。逆にいうと、マシン負荷的なことは全く考えずにプレイに没頭できるので精神衛生上とてもよろしいのだ。
では出陣。とはいえ時間帯的に野良でプレイするしかないので、チームワークが命のApex Legendsがうまくいくとは限らない。だが、偶然とはいえ味方になってくれた人のため、精一杯頑張るのだ。
(※ちなみにテスト用の新規アカウントでプレイしてます)
普段、筆者が使っているのは27インチのゲーミングモニター。画面が狭く感じるか?と思ったが、それは最初の2、3分ですぐにサイズ感に慣れることができた。そもそもベゼルが細いので視覚的な圧迫感がないのも手伝って画面への没入感は高い。これなら敵影は見逃さないだろう。
実際に何回かプレイしてみたが、もうワンランク、いやツーランクぐらい高いスペックを要求するゲームでも問題ない印象。筆者の感覚だとあと数年はこのマシンで最新のPCゲームが遊べると言い換えてもよいぐらいだ。
また、このハイパフォーマンスであれば、動画編集はもちろん、例えば仕事でCADのような負荷の高いアプリケーションを使うケースや、常態的にマルチタスクが当たり前!なんていう忙しいビジネスマンにもぴったりだということも付け加えておこう。つまり、テレワークにも最適ということになるぜ。ふふふ。
ちなみに、参考までに筆者がテストした3DMARKとPCMARK10のスコアを載せておく。GALLERIAの製品サイトで公表している数値とほぼ一緒なので、ここらが現状での実力といったところ。ただし、まだリリースされて間もないのでドライバのアップデートでスコアアップするのではと期待している。
3DMark | |
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Time Spy | 7559 |
Fire Strike | 17113 |
Fire Strike Urtla | 4773 |
PCMark 10 | |
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総合スコア | 5746 |
Essentials | 8649 |
Productivity | 7401 |
※上記ベンチスコアはマイナビニュース調べの情報となります(計測期間:記事作成時2021年3月5日時点)
結果:これなら仕事もゲームも一台で楽しめる上に、ノートPCだから不要な時はしまっておけるし、何なら持ち歩いてもオッケー。
非常にマルチな使い方ができるマシンだと感じた。デスクトップPCの場合、外付けキーボードやディスプレイ、マウス、スピーカーにWebカメラと、周辺機器と合わせるとそれなりの面積を占有してしまう。
だが、これだけのパフォーマンスが発揮できる「GALLERIA XL7C-R36」なら、ほぼすべてが1台で完結できる。限られたスペースを最大限に活用するといったケースや、ハイパフォーマンスを持ち歩きたいといったニーズに対して、これ以上の選択肢はないだろう。(これまで物書き用として活用していたPCも、これなら一台でゲームと仕事どちらも対応できる、素晴らしい環境の完成だ!)
これだけ魅力と実力を兼ね備えた「GALLERIA XL7C-R36」の価格はなんと15万9,980円(税込)※記事公開日:2021年3月18日時点。このコストパフォーマンスの高さはまさに驚異的といえる。新しい生活へ向けてPCを探しているすべての人にオススメしたい製品だ。
▼「GALLERIA XL7C-R36」の主なスペック
CPU | Intel Core i7-10875H (2.30-5.10GHz/8コア/16スレッド) |
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グラフィックス | NVIDIA GeForce RTX 3060 6GB + Intel UHDグラフィックス |
メモリ | 16GB DDR4 SO-DIMM (PC4-21300/8GBx2) |
SSD | 512GB NVMe SSD |
バッテリー 駆動時間 |
約5.8時間 |
サイズ | W359×D243×H24.3mm(折り畳み時/突起部含まず) |
重量 | 約2.0kg |
価格 | 15万9,980円(税込)~ |
※価格・構成については、2021年3月18日(記事公開日)時点の情報です。最新情報についてはサイトにてご確認ください。
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