ドライゼリー市場で業界トップシェアをもつ「たらみ」のフルーツゼリーは、長崎県諫早(いさはや)市の緑豊かな環境でつくられている。その数、1日80~120万個。

  • 長崎県諫早市にある「たらみ」小長井工場

世界最大級のゼリー生産能力(※ドライゼリーの生産量)を誇る一大拠点、小長井工場の見学動画を同社の親会社であるダイドーグループホールディングスが自社サイトにて公開した。本稿ではその動画の中身を紹介していく。

たらみ小長井工場の特長は?

工場に入る際は完全防備の作業服に着替える。皮膚が出るのは目の周りだけ。手指の洗浄と消毒のほか、細かいほこりを除去するローラー掛けやエアシャワーなど、異物を持ち込まないための徹底的な衛生管理が行われている。

  • たらみ小長井工場では徹底した衛生管理が行われている

まずはゼリーカップの中に果肉を入れる工程を見学。商品ごとに決められた果肉量を一つひとつ手作業で正確に投入する。

  • ゼリーカップの中に果肉を入れる工程では、果肉量を一つひとつ手作業で正確に投入している

その後、機械によってゼリー液を充填。ゼリー液をたっぷり入れることで微生物の増殖を抑え、さらにpHのコントロールと殺菌により、長期保存を可能にしている。

  • たらみ小長井工場では機械によってゼリー液をたっぷり入れることで微生物の増殖を抑え、さらに殺菌をすることで、長期保存を可能にしている

最終検査で試食をするのも特長の一つ。品質保証の責任者によると、理化学的な検査はもちろん、ゼリーの風味や固さ、果肉に問題がないかを人の目と舌でチェックすることを大切にしているという。

  • たらみ小長井工場ではゼリーの風味や固さ、果肉に問題がないかを人の目と舌でチェックすることを大切にしている

1年間に100種類を超える商品を世に送り出しているたらみ。安定した供給を支えているのが生産計画グループだ。

「在庫状況、計量から梱包作業までのラインを考慮し、いかに効率よく商品を生産できるかを日々考えている」と話す担当者。「必ずお客様へ届ける」という思いで、生産状況を丁寧に確認している。

  • たらみ小長井工場のゼリーがラインを流れる様子

工場で働く従業員は約500人。食堂にはマッサージチェアが置かれ、工程ごとのメンバー紹介が掲示されるなど、コミュニケーションが取りやすく、和やかな雰囲気だ。

もちろん、出社時の検温、食堂における休憩時間の分散、除菌やソーシャルディスタンスの徹底など、新型コロナウイルス感染症対策も万全に行われている。

  • たらみ小長井工場では出社時の検温、食堂における休憩時間の分散、除菌やソーシャルディスタンスの徹底など、コロナ対策も万全に行われている

今後の運営について工場長は「高品質で安全・安心なゼリーをお客様に届けること。そしてスタッフ一人ひとりがスキルを高めることで品質をさらに安定させ、よりいっそう生産性を向上させていく。これからも、そんな工場を目指していきたい」と話した。

  • たらみ小長井工場の工場長は「高品質で安心安全な美味しい商品をお客様へお届けできるよう努力しています」と語る

幅広い世代に愛され続けるたらみのフルーツゼリー。支持される理由は、優れた開発力と高い生産技術、厳格な品質管理にある。そして「美味しいフルーツを楽しんでほしい」というスタッフ一人ひとりの思いが込められていた。

見学の様子を動画でチェック

[PR]提供:ダイドーグループホールディングス