昨年の緊急事態宣言をきっかけに広まり、いまやすっかり定着した感のあるオンライン会議。会議室の予約に苦労することもなく、移動時間も不要であるなど、多くのメリットがあります。今後も続けていきたいと思っている人は多いでしょう。
しかし、そんなオンライン会議での打ち合わせには、ある大きな弱点が存在します。それは、「ホワイトボードを囲んで皆で手書きするような会議」が難しいということです。
かくいう私もマイナビニュース編集部メンバーとオンライン会議をすることがあるのですが、やはり手書きでのブレストはちょっと難しいと感じています。オンライン会議のツールの中には手書きできるホワイトボード機能がついているものもあるのですが、肝心のPCにスムーズな手書き機能がないのです。結局、手書きするにはマウスやトラックパッドを使うしかないのですが、さすがに細かい動きが難しい……。
そんな折、ワコムより「これならオンライン会議にも便利に使えるんじゃないか」というデバイスをお借りできました。
それが、ワコムの「Wacom One 液晶ペンタブレット 13」です。果たしてその使い勝手はどれほどのものなのか。本当にストレスなくオンライン会議に使えるのか。実際にマイナビニュース編集部Sさんと使って試してみました。ちなみに、Sさんはペンタブレットの「Wacom Intuos Small」を使って、お互い手書きでやりとりしてみました。
手間なくサクサク進む! ペンタブでアイデア力アップ&編集作業もスマートにできる!
今回使用する「Wacom One 液晶ペンタブレット 13」は、13.3型ディスプレイの液晶ペンタブレットです。液晶ペンタブレットは直接手元の液晶にペンで書き込むタイプのデバイス。手元に液晶画面がない板型ペンタブレットとはその点が異なります。液晶画面の分、液晶ペンタブレットの方が高価になる傾向がありますが、「Wacom One 液晶ペンタブレット 13」は十分な性能を持ちながら4万円台とコストパフォーマンスに優れているのが特徴です。
さて、今回は編集部Sさんとオンライン会議を行い、こちらが「Wacom One 液晶ペンタブレット 13」を活用して打ち合わせ等を行ってみました。
「Wacom One 液晶ペンタブレット 13」はこちら
マイナビニュース編集部で試用した「Wacom Intuos Small」はこちら
まずは「テレワークで企画会議」です。
会議そのものはオンライン会議ツールで問題なくできるのですが、ホワイトボードを使ったブレストは可能なのでしょうか?
「Wacom One 液晶ペンタブレット 13」をいつものMacBook Proに接続して、ホワイトボード機能があるオンライン会議ツールをつなぎ、立ち上げます。ツールのホワイトボード機能は真っ白なページを共同編集できる便利機能。ただし、フリーハンドで線を引くにはトラックパッドだとちょっと難しいのです。
企画会議やプレストにも最適! お互いに書き込んでいけるので、まるで会議室でやっているかのよう!
ということで液晶ペンタブレットを使ったところ、このオンラインブレストがめちゃくちゃはかどります! 手元の液晶にPC画面を映して直接書き込めるので、最初から快適に書き進められます。
今回は「新生活」をテーマに記事の企画をマインドマップ的に出し合っていったのですが、やっぱりこういうときにフリーハンドはイイですね! 思いついた瞬間にサッと書き込め、アナログなホワイトボードにかなり近い感覚でやりとりできるので、オンライン会議のデメリットを感じさせないブレストが行えました。
さて、ブレストで出てきたアイデアの中で「これ、おもしろそうだね」と意見が一致したのが「オンライン花見」。ただし、まだキーワードが出てきただけなので、ここから具体的な企画イメージを詰めていきます。
イメージの共有をするためにはビジュアルを使うのが手っ取り早いのですが、ここでも「Wacom One 液晶ペンタブレット 13」 とホワイトボードが役立ちました。
リアルタイムでやり取りができるので、イメージ共有も◎
画面上で簡単なイラストをサッと仕上げて、「こんな感じのイメージなんだけど、どうですか?」と相談。それに対してSさんが「ここ、もう少しこうしましょう」と書き込んでいくことでブラッシュアップしていきます。 やっぱりこういうのは、リアルタイムにやりとりして仕上げていくのが早いですね。
アイスブレイクに最適かも!? オンライン会議を盛り上げる秘策
さて、思った以上にはかどった企画会議でしたが、ここでちょっと休憩。「もしかして、アイスブレイクでも液晶ペンタブレットって使えるのでは?」という思いが湧き上がってきたので、ちょっと試してみました。
まずは「お絵かきしりとり」をやってみましょう。ホワイトボード機能で共同編集し、お絵かきでしりとりをしてみます。
意外と盛り上がる二人♪
筆者の画力はさておき、これがけっこう楽しくて盛り上がってしまいました! 通常のしりとりだと面白みのない「りんご→ゴリラ→ラッコ」という流れも、お絵かきしりとりとなると急に難易度が上がって面白い。オンラインでこういう盛り上がり方ができるというのは、嬉しい驚きでした。
似顔絵も滑らかに描ける!
もう1つの遊びとして、お互いの似顔絵も描いてみました。筆者が描いたイラスト(メガネの女性)のクオリティがアレな感じなのは筆者の画力の問題であって、液晶ペンタブレットそのものは非常に描きやすかったですね。仮に紙とペンで描いても、ほぼ同程度の完成度になると思います。
お互いの空気感、温度感を伝えにくいオンライン会議の場合、アイスブレイクってけっこう重要です。これまでは雑談するくらいしかできなかったのですが、たまにはホワイトボード機能を使って遊んでみても良さそうですね。
「Wacom」のペンタブレットで快適にテレワーク!
今回は「Wacom One 液晶ペンタブレット 13」を使用してオンライン会議を行ってみましたが、思った以上に快適で感心しました。と同時に“手書き”の良さにもあらためて気づけました。最近は手を動かして書く作業がめっきり減ってしまいましたが、やはり手書きで自由に書くからこそ生まれる発想もありそうです。
ワコムのペンタブレットといえば、プロのクリエイターやイラストを趣味にしている人が使うイメージが強いかもしれませんが、テレワークにおけるビジネスツールの1つとしてもかなり役立つはず。
オンライン会議の三種の神器といえば、マイク、カメラ、ライトですが、そこに「ペンタブレット」も加えたいと思いました。
『Wacom One 液晶ペンタブレット 13』
『Wacom Intuos Small』
[PR]提供:ワコム