世界最大級の音楽配信サービス「Spotify」。実際に使っているというユーザーの方も多いはずだ。
そんなSpotifyでは現在、Twitterに「#Spotifyの使い方」というハッシュタグでたくさんの便利ワザが投稿されているのをご存知だろうか。これはSpotifyが最近、公式に始めた取り組みで、知っているようで知らないSpotifyの便利機能をツイートで紹介しているのだ。
ツイートを見てみると、「これはめちゃくちゃ使える!」というスゴ技から、地味だけど知っていると便利な機能まで本当に盛りだくさん! |
そこで今回は、そのなかから筆者が特に「これは!」と思った機能をランキング形式で紹介していくことにしよう。
年やジャンルで絞り込み! 「高度な検索機能」
Spotifyで聴きたい曲を探すとき、多くの人は楽曲名かアーティスト名で検索しているのではないだろうか。筆者もそうだった。
しかし、実はSpotifyではさらに詳細に絞り込んだ検索も可能なのだ。やり方は簡単。検索窓に「year:」「genre:」「label:」を入力するだけだ。たとえば「year:2010」と入れると2010年の楽曲だけを検索することや、「year:2000-2005」なら2000年から2005年の5年間に絞り込んで検索もできる。
アーティスト名や作品名よりもっと!
— Spotify Japan (@SpotifyJP) July 26, 2020
高度な検索ができるのを知っていますか?
🔎year:
特定の年の音楽を表示します。
🔎genre:
キーワードに一致したジャンルの音楽を表示します。
🔎label:
キーワードに一致したレーベルによってリリースされた音楽を表示します。#Spotifyの使い方 pic.twitter.com/oOFPKJmhMY
また「genre:rock」と入力すればロックに絞り込んで検索でき、「label:sony」ならソニー関連のレーベルのアーティストに絞り込んで検索できるというわけだ |
Googleなどの検索エンジンでも似たような検索ができるが、Spotify内でも同様の検索ができるのは知らなかったという人も多いのでは。
データ容量が気になるなら「データ節約モード」
外出中にSpotifyを利用する場合、Wi-Fiではなくモバイル回線で聴くことが多くなる。その場合、気になるのがデータの消費量だ。音楽は動画ほどではないが、それなりにデータを消費するからだ。
そこで便利なのが、データ節約モード。歯車アイコンから「データ節約モード」を選んでオンにすれば、楽曲を再生してもそれほど多くのデータを消費しない節約モードに設定できる。外でもずっとラジオ感覚で音楽を流しっぱなしにしたいという人にはぴったりの機能だ。
データが気になるから、
— Spotify Japan (@SpotifyJP) July 19, 2020
外ではあんまり聴けない…😔
データ節約モードがあるのは知ってましたか⁉️
歯車マークの設定>データ節約モードのOffに切り替えてみて。
プレミアムユーザーなら、楽曲をダウンロードしてオフライン再生も🎧#Spotifyの使い方 pic.twitter.com/mRi1fU6Uxq
ただし、データ節約モード状態だと音質が少し落ちるほか、アーティストが投稿する、曲の再生中に表示される8秒間のループ動画「Canvas」が見られなくなるなどの制限がかかる。それが困るという場合は、有料のプレミアムプランを契約しよう。
プレミアムユーザーなら楽曲をダウンロードしてオフライン再生できる上に音質も向上! |
リアルタイムで一緒に音楽を楽しめる!
「グループセッション機能」
離れた場所にいても一緒に同じ楽曲をリアルタイムで楽しめるのがグループセッション機能。現在はベータ版としてプレミアムユーザーのみが使える。
曲を再生し、画面下にあるアイコンをタップ。「セッションを開始」から「友達を招待」をタップして一緒に聞きたい相手を招待する。招待の方法はSNSやメッセージアプリでのシェアのほか、リンクをコピーしてメールなどで送信したり、Spotifyコードを友だちのスマホカメラで読み取ってもらったりすればOKだ。
プレミアムユーザーのみなさん!
— Spotify Japan (@SpotifyJP) August 13, 2020
グループセッション機能はもうチェックしましたか❓
[グループセッションを開始]の下にあるコードをスキャン、またはシェアすると、再生・スキップなど、友達と一緒に音楽を楽しめます🎧
詳しくはこちら👇https://t.co/wlCIhDkSx1#Spotifyの使い方 pic.twitter.com/nZfhoIJOmM
友だちと一緒にアーティストのライブに参加した気分で盛り上がるもよし、お互いにお気に入りの楽曲を送り合ってリアルタイムで楽しむのもよし。工夫次第でおもしろい使い方がいろいろと浮かびそうな機能だ |
サウンドの雰囲気をがらりと変える「イコライザ機能」
同じ楽曲であっても、ピアノやギター、ドラム、ボーカルなど、サウンドのどの部分を強調するかで雰囲気はがらりと変わる。実はSpotifyにはそれらのサウンドを自由に調整するイコライザ機能が搭載されている。
メニューから「再生」を選び、さらに「イコライザ」を選択。すると、「Acoustic」や「Rock」などの音楽ジャンルが並んでいるので、それっぽい雰囲気にしたいジャンル名をタップすれば良い。
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— Spotify Japan (@SpotifyJP) July 20, 2020
イコライザを設定して、
自分好みのサウンドに🎶
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Spotifyでのイコライザ調節はとってもカンタン!
プリセットから選んで微調整もできます👍
こだわりのサウンドで、もっと音楽を楽しもう🎧#Spotifyの使い方 pic.twitter.com/POpHHVmvwL
具体的にどんなふうに音が変わるのかについては、画面上部に周波数が表示されている。最初から登録されているプリセットを選んだ後、周波数部分を上下にスライドして微調整も可能だ。
再生しながらプリセットを切り替えていくと、イコライザでどれくらい音の雰囲気が変わるのかを体感できる! |
まだ試したことがないという人はぜひ一度使ってみてほしい。
歌詞を見ながら好きなアーティストとセッションを楽しむ
「シンガロング機能」
カラオケでストレス発散していたけど、最近こんな状況下だしいけてないなぁという人には、歌詞を見ながら曲に合わせて自分も歌える「シンガロング機能」を活用してみてはいかがだろうか。
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— Spotify Japan (@SpotifyJP) July 25, 2020
シンガロング機能で歌おう🎤
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「歌う」シリーズプレイリストの楽曲の歌詞表示から、左下のマイクを押すと…🎤
歌詞を見ながら好きなアーティストと一緒に歌えます!
「歌うアニメヒッツ -Sing Along-」も仲間入り!今すぐチェック ➡️ https://t.co/EOzSeewPE9#Spotifyの使い方 pic.twitter.com/M7FDOMaspz
メニューの検索から、「歌うアニメヒッツ - Sing-Along -」などの「歌うシリーズ」のプレイリストを見つけて好きな曲を選んだら、歌詞表示の左下にあるマイクボタンを押すだけ。音量の調節も可能だ。
ちなみに現在、「歌うシリーズ」は下記のような幅広いジャンルがラインナップされている。
✔歌うアニメヒッツ - Sing-Along -(今すぐチェック→)
✔歌うポップヒッツ - Sing-Along -(今すぐチェック→)
✔歌うJ-Rock - Sing-Along -(今すぐチェック→)
✔歌うJ-Rap - Sing-Along -(今すぐチェック→)
✔歌うK-Pop - Sing-Along -(今すぐチェック→)
対応のプレイリストには「Spotifyの新機能シンガロングを使って~」と紹介が上に書いてあるので、それを目印にしよう! |
まるで好きなアーティストとセッションしているかのような気分を味わえる「シンガロング機能」。ストレス発散にぜひ!
好きなアーティストのライブを見逃さない
「コンサート情報&チケット購入」連携
最近Spotifyに追加された見逃せない機能――――それが「コンサート情報&チケット購入」連携だ。読んで字のごとく、Spotify上でアーティストのライブ情報が見られて、「行きたい!」と思えば、そこからすぐにチケット購入画面までスムーズに行うことができるのだ。
コンサート情報を見るには、検索(Search)のジャンルから「コンサート」を押せばいい。直近開催予定のコンサートを一覧で確認できる。また、お気に入りのアーティストがいるなら、Spotify内のアーティスト情報ページをチェックしよう。
チケット購入は、コンサート情報のところに「チケットを探す」というボタンがあり、そこをタップすると、イープラスのチケット購入サイトへと自動で遷移。チケット購入までスムーズにたどり着くことができるのだ。
\「コンサート情報&チケット購入」の使い方は別記事にて解説!/
※気になる方は画像をクリック
ちなみに、Spotifyでの音楽視聴履歴をもとに、“熱量の高いファン”を抽出。トップリスナーにチケット情報を優先的に届ける「FANS FIRST」という試みもあるので、そちらも要チェック! |
また、現在ではバーチャルイベント(オンライン)で実施されることも増えているが、もちろんSpotifyはそちらの情報もチェックすることができるので、お気に入りのアーティストの情報を見落としていた、なんてこともなくなるはずだ。
今までは「このアーティスト良いな」から「ライブに行ってみよう」までに多少のハードルがあった。しかしこれならば、「気になる音楽を発見」→「コンサート情報をチェック」→「チケットを購入する」までをスムーズに行えるので、これまで以上に音楽ライフを充実させることができるだろう。
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今回は筆者が便利だと思ったワザを厳選してお届けしたが、このほかにもハッシュタグ「#Spotifyの使い方」では、まだあまり知られていないSpotifyの使いこなしテクニックがたくさん紹介されている。
気になった方はぜひTwitterで「#Spotifyの使い方」を検索してみてほしい。
[PR]提供:Spotify