俺の務め先はテレワークとは無縁の会社だった。
月曜日から金曜日までの週5日、始業に間に合うよう、毎朝慌てて電車に飛び乗る。揺れに身を任せて会社に着くころには、いつもヘトヘトになっていた。
「ああ、もっと自由に仕事をしたい」
そんなことを思いながら、会議室へ向かう。1日の大半が打合せや来客で埋まる毎日。会議室と付き合っている……そんな気がするぐらい会議室と俺は「密」な関係だった。
だからだろうか、カフェやオープンスペースで仕事をすることにはとても憧れていたし、テレワークで仕事をする友人に愚痴をこぼすことなんてザラにあった。
しかし、新型コロナウイルス感染症の流行によって状況が一変。ついに俺の会社でもテレワークが推奨されはじめた。
「やった!これで俺は自由になれる!」
そして俺はこの日を節目に会議室と縁を切り、憧れていたテレワークとのお付き合いをはじめたんだ。
テレワーク1日目
俺にはまだ、社内での仕事が残っていた。そのため、フリースペースでウェブ来客対応をすることに。おっ、ちょうど取引先の前澤さんが来たようだ。
『お世話になっております!ピースフルネクストの前澤です!』
「お世話になっております!ラブ&COの……『すみません……聞こえにくいです!』
どうやらPCの内蔵マイクがエアコンの動作音を拾ってしまい、俺の声が届かなかったようだ。しかし、ここはフリースペース。空調は管理部が操作しており、俺にはどうすることもできない。仕方なく俺は場所を移動し、空き会議室で仕切りなおすことにした。
「結局、周囲の音を気にしないでいいのは会議室なんだよなあ……」
縁を切ったはずの会議室が頭をよぎる……もう忘れるって決めたのに。
テレワーク2日目
今日は社内の打合せ。俺を含めた3人以外がテレワークのため、ウェブ会議で行うことになった。すぐにフリースペースの比較的静かな席を陣取る。もう昨日のようなヘマはこりごりだった。
打ち合わせがはじまり、3人で1つのPCを覗き込んだが、両端に座っていた二人から「音が聞こえない」と俺にクレームが入った。
「ごめんごめん」
謝りながら二人に聞こえる大きさまでボリュームをあげる。するとどうだろう、快適な俺たちとは裏腹に周囲の人の顔がみるみるうちに曇っていった。
どうやら音がうるさいようだ。しかしこれ以上小さくすると、両端の2人がまともに打合せに参加できない。 はじめは「仕方ない」と気にしないようにしていたものの、周囲の視線に耐えられなくなった俺たちは、最終的に空き会議室に移ることにした。
「全員が快適に打合せに参加できるのは、やっぱ会議室なんだよなあ……」
どうしてだろう、テレワークをすればするほど会議室を思い出す俺がいる。
テレワーク3日目
会議も来客もない今日、俺はオシャレなカフェへ足を運んだ。憧れていたカフェでの仕事。緩む頬を必死に抑え、コーヒーを注文して席に着く。このカフェにフリーWiFiが完備されていることは、リサーチ済だ。さっそくフリーWifiへの接続を試みる……無事接続できたようだ。しかしなぜだろう、インターネットに全然繋がらない。しまいには『接続エラー』の表示まで出てきてしまった。
多くの人が利用するカフェのフリーWiFi。テレワーク需要と相まって、回線が込み合っているようだ。
「テレワークを始めてから色々とついてないなあ」
そんなことを呟きながらスマホとテザリングをする。ギガを消費したくなかったが、背に腹は代えられない。
――1時間後
テザリングのおかげで仕事もはかどり、資料作成も残りわずかなところまで来ていた。それどころか、カフェでの仕事も悪くないなとさえ思いはじめていた。最後の追い上げをするかと気合を入れたその瞬間、PCに映し出された『バッテリー切れ』の文字。このタイミングで、最悪だ。
充電器を持ち、コンセントを探し回る。しかし見つかるのは冷ややかな目線ばかり。
「会議室ならWiFiも電源もあって環境も完璧なのになあ」
そして俺はついに気づいてしまったんだ。「会議室が恋しい」ってことに。 もう俺はテレワークと付き合うことは難しいのかもしれない……そう考えていたときだった。
『ちょっと待った~~!あんた諦めるのはやくない!?』
どこからか聞こえる甲高い女の声。 ふと視線を落とすと、気が強そうな天使が机の上に座っていた。
「誰⁉」
『恋のキューピット、ラブエよ。あんたがせっかくテレワークと付き合いはじめたのに簡単にあきらめようとするから出てきたの。あんた本当にそれでいいの!?』
俺がテレワークでどれだけの失敗を、恥を経験したのかも知らないくせに……そう思うといてもたってもいられなくなった。
「もうほっといてくれよ。俺にはテレワークなんて高嶺の花だったんだよ。俺はみんなみたいに器用じゃない。準備したって空回りして、人に迷惑かけて……。どうせ何をやったって、俺はテレワークとはうまくやれない!」
もはや自分でも何を言っているのかわからない。でも感情を止められない俺に、ラブエは優しく言った。
「ねえ……、テレワークを好きになる努力はしたの?もししてないならさ、これ使ってみなさいよ。諦めるのはその後でいい。それあげるから。」
そう言って差し出されたのはLAVIE Pro Mobile。受け取ってみると、驚くほどに軽い。
「くれるっていうなら少しぐらい使ってやろうかな。」
本当にそんな気持ちだった。だけど、この1台が俺とテレワークの運命を変えたんだ。
男とテレワークの運命を変えたLAVIE Pro Mobileって?
LAVIE Pro Mobileとは、NECパーソナルコンピュータが手掛けるプレミアムモバイルPC。13.3型のディスプレイに本体質量はわずか889g(※1)と非常にコンパクトで、持ち運びに優れている。しかしその小ささから想像できないほど、かゆいところに手が届く機能が充実!すべてを紹介するとキリがないので、今回は男の運命を大きく変えた「テレワーク」を手助けする4つの特徴を紹介しよう。
ノイズサプレッサーで「聞こえにくい」とは言わせない!
ウェブ会議において妨げとなりやすいのが、エアコンの動作音などの雑音。マイクに向かってしっかり話しているつもりでも、相手には雑音と声が入り混じり、よく聞こえていない……なんてことも。しかしこのノイズサプレッサーはそんな雑音を抑制し、声をクリアに届けてくれる。もう「相手に聞こえているかな」とモヤモヤする必要なんてない!
ミーティング機能で会議もストレスフリー!
数人でPCを閲覧するときに役に立つのがミーティング機能。ウェブ会議に自分だけが参加するときは「パーソナルモード」、数人で参加するときは「マルチユーザーモード」という具合に、モードの切り替えで、音声の範囲を調整することができる。これで、PCの側面にいても快適な会議への参加が実現!「ボリューム調整が困難」という悩みとは、おさらばだ。
Wi-Fi6対応(※2)でフリーWiFiを使いこなす!
LAVIE Pro Mobileは最大転送速度2.4Gbps(理論値)に対応し、快適なインターネット環境を実現。カフェやフリースペースなど、多数の人が同時接続する場においても、優れたパフォーマンスを発揮する。そのため、「繋がったけど、ネット動作が遅い」「すぐに接続エラーになる」といった悩みも改善!これまでよりもさらに快適なネット環境を楽しめるだろう。
約24時間(※3)のバッテリ稼働で、充電切れ知らずに!
およそ1日充電いらずの長時間バッテリ稼働。充電が切れた場合も、1時間でバッテリの約80%(※4)が回復するため、隙間時間の充電で持ち出すことが可能だ。さらに、周囲に合わせて画面の明るさを調整する「輝度センサ」も搭載。消費電力を削減することで、バッテリの持ちをさらに良くできる。これでもう仕事の途中にバッテリ切れを起こす心配なし!?
※1:PM750・PM550/SAシリーズの場合。PM950/SALは約955gとなります。なお、質量は平均値であり、記載の値と異なる場合があります。
※2:IEEE802.11axで通信するには、対応する通信機器と接続する必要があります。
※3:PM750・PM550/SAシリーズの場合。PM950/SALは約20時間となります。なお、バッテリ駆動時間は、JEITAバッテリ動作時間測定法(Ver.2.0)に基づいて測定しためやす時間です。設定やご利用のアプリなどの使用環境によって、実際のバッテリ駆動時間は異なります
※4:本体が電源オンの場合、充電時間は異なります
俺がテレワークとうまくやれないでいた悩みを、LAVIE Pro Mobileは全て解決してくれた。おかげでそれからというもの、テレワークとの関係は良好。ウェブ会議もカフェでの仕事もストレスフリーで、むしろ今までより楽しく仕事をできている。
そういえば、いつの日からか会議室に想いを馳せることすらなくなっていたな……。 もう俺はLAVIE Pro Mobileがいる限り、会議室を恋しく思うことすらないのだろう。
会議室に未練タラタラでテレワークに向き合えないでいた俺を、LAVIE Pro Mobileは変えてくれた。前へ進ませてくれた。新しい世界を見させてくれた。
ありがとう、LAVIE Pro Mobile。 お前のおかげで俺はやっと手に入れた念願のテレワークとの生活を手放さずに済んだ。 俺はこれからもずっとずっとテレワークを愛することを誓うよ。
――Fin
ひとりの男を幸せな未来導いた『LAVIE Pro Mobile』。あなたもテレワークでの悩みがあれば、ぜひこの一台を検討してみてはどうだろうか。
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