皆さんは、昨年YouTubeにアップされた「自衛隊の ソレ、誤解ですから!」という動画をご存じだろうか。「元帰宅部です」「夜はゲームをしています」など、自衛官の意外な一面が垣間見える内容が面白いと、話題になった。

そして先日公開されたのが、新シリーズ「自衛隊のソレ、できます!」だ。この動画は「自衛隊でもこういう仕事もできるんだ!」「なるほど、自衛隊だからこそできる仕事だ!」と、自衛隊の仕事のやりがいを感じられる内容になっている。

そこで今回マイナビニュースでは、いま注目の自衛官の仕事について、会員1014人に調査を実施。世間の印象とも比べながら、自衛隊の実態を紹介していく。

【自衛隊の ソレ、誤解ですから!】を見てみる▶

【自衛隊の ソレ、できます!】を見てみる▶

「訓練が厳しい」「体育会系」がイメージのトップ2! しかし……

まずは、自衛隊のイメージについて聞いてみた。

  • 「あなたの想像する(知っている)自衛隊としてあてはまるものをすべてお選びください(複数選択可)

1番多かった回答は「訓練が厳しい」で71.9%。有事の際に活躍する姿や、国家を守る頼もしいイメージから来るものだろう。続いて「体育会系である(56.3%)」「危険な任務が多い(49.5%)」となった。やはり、自衛隊の仕事は「体力勝負」という印象が強いようだ。

しかし実際には、「後方支援」と呼ばれる裏方の仕事も多く存在する。自衛隊は、約25万人が所属する巨大組織。一般的な企業と同様に、様々な職種の人々がその組織を動かしているのだ。経理、法務、広報といったデスクワークも多くあるので、社会人経験がある人は今までのスキルを活かせるだろう。

また、幹部自衛官は現場だけではなく、組織の管理、運営、企画がメインの仕事。まさにオフィスが活躍の舞台というわけだ。現場でバリバリ活躍している隊員も、年齢や階級が上がれば現場の監督や後進の育成が多くなってくる。年齢に応じて活躍のフィールドを選ぶことが可能なのだ。

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活躍の場は広い! 海外でも活躍できます!

続いて、具体的な業務についてのイメージを聞いたみたところ……。

  • 「自衛隊」の活動範囲についてイメージに一番近い選択肢をお選びください

  • 「自衛隊」の主な仕事(業務・任務)についてイメージに一番近い選択肢をお選びください

やはり日本を守る自衛官として、災害派遣など「国内での活躍」の印象が強かった。しかし実際は、国外での活動も多く担っている。国際平和協力活動、国際緊急援助活動といった業務や、なかには海賊(!)から世界の船舶を守る任務まであるのだ。
また、任務で南極に行ったり、諸外国との共同演習で各国を巡ったりするのも自衛官ならでは。現地の人々との交流のなかで、広い世界を知る貴重な体験もできそうだ。

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様々な資格が取れて、手に職もつけられる!?

自衛隊で取得できる資格・スキルについて聞いてみると、74.0%の人が「(一般企業に再就職する際にも有用な)資格・スキルを取得できると思う」と回答していた。

  • 自衛隊に入ったら、一般企業に再就職する際にも有用な資格・スキルを取得できると思いますか?

まさにその通りで、自衛隊はあらゆる任務を遂行するために教育・訓練をとても重視する組織。勤務の中で様々な資格を公費で取れるのも特徴だ。なかには、事業用航空機のパイロットライセンスなど、取得に数百万円を要する資格も取れるのだ。

他にも、大型自動車免許、宅地建物取引主任、自動車整備、電気工事士、調理師、速記、パソコン技師、気象予報士など、様々な資格取得のチャンスに恵まれている。

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先にも述べた通り、自衛隊は約25万人が所属する超巨大組織。組織が機能するために、様々な業種・職域で隊員が働いている。職域が広く、それぞれが自分に合った活躍のフィールドを見つけやすい環境でもあるのだ。
最近では女性の採用にも力を入れていて、女性自衛官の数はこの20年で約2倍(平成10年:約9千人⇒令和1年:約1.7万人)に増えている。特に新規採用者に占める女性の割合は約6人に1人と急増中だ。

今回紹介した内容は、自衛隊によって製作された動画「自衛隊のソレ、できます!」でより詳しく、わかりやすく紹介されている。気になった方は動画をチェックしてみては。

[PR]提供:防衛省