外出自粛の生活に慣れ始めた感がある昨今、自宅にいる時間が長いため、必然的にパソコンの前で過ごしているという人も多いだろう。
そこでオフィスワークや動画編集やデザインなど、比較的負荷の高い作業でも快適に動作するうえに、最新ゲームもサクサクという、欲張りニーズにぴったりなマウスコンピューターのゲーミングPC「G-Tune HL-B」を紹介したいと思う。
実はゲーミングPCは、
あらゆる場面に対応できる万能選手!
ゲーミングPCというと、一般的にはゲーム用のパソコンと認知されている。しかし、PCゲームを安定的に動かせるように高スペックを備えているので、マルチタスクでのオフィスワークや4K動画編集、3DCG制作などの負荷の高い作業や、CAD/CAMなどの3次元デザインなどでも、その性能を発揮することができる。
例えば現在使っているパソコンに対し、「マルチタスクでの作業だとスムーズに動作しなくなる」「動画やアニメーションを活かしたプレゼン資料を作りたいけど処理が重い」など感じるのであれば、ぜひ検討してみる価値はあるだろう。
また、G-Tune HL-Bはコストパフォーマンスにも優れ、長い目で見ても活躍が期待できる性能を備えているため、はじめてゲーミングPCを買うという人にもおすすめだ。
ただ、本当にオフィスワーク等のマルチタスク環境やPCゲームなどでも問題なく動作するのか気になるところだと思うので、実際に検証していこう。
※外観など本体の詳細は後述にて紹介していくが、今回の検証機の主なスペックは下記となっている。
■G-Tune HL-Bの主なスペック | |
---|---|
OS | Windows 10 Home 64ビット |
CPU | Intel Core i7-9700 |
グラフィックス | GeForce RTX 2070 SUPER |
メモリ | 16GB PC4-19200(8GB×2/デュアルチャネル) |
M.2 SSD | 256GB(NVMe対応) |
電源 | 700W 【80PLUS BRONZE】 |
マクロデータも
“約2秒”という高速処理
まずはほとんどの人が間違いなく使用するであろう、Microsoft Officeのソフトウェアによる処理速度を検証してみよう。Microsoft Office系ならほとんどの操作で快適に動作する環境なのだが、今回はあえて負荷をかけるために、Excelに簡単なマクロ(“VLOOKUP”を使って全国の郵便番号12万4432行のデータから住所を参照→コピー)を10回連続で試行、その間のCPUリソースをチェックしてみることにした。
CPUが8コア/8スレッドと物理コアによる演算処理をすることもあって、古い環境では1試行十数秒はかかる処理が、このマシンでは約2秒と高速だ。
リソースもピーク時こそ100%に達するスレッドもあるが、基本的には余裕を持った値で処理が終了する。これによってオフィスワーク時にバックグラウンドで負荷が掛かる処理をしていても他の作業は十分快適に続けられることが分かった(今回は比較マシンがないので体感値によるレビューとなる)。
続いて、各ベンチマークソフトによるテストもチェックしていこう。
定番の3Dレンダリングのベンチマークテスト「Cinebench R20」。こちらもプロセッサー(CPU)の能力がフルに活かされているのが分かる結果だ。
また、PCMARK10に新しく追加された「Applications」で、Microsoft Office使用時の性能をテストしていく。
スコアの結果も良好だが、テスト中のCPU周波数や負荷、消費電力、温度などの推移をグラフ化したものを見る限り、負荷の高い操作をしても温度や消費電力が上がりすぎることがなく安定していることや、ピーク時を除けばCPUリソースに余裕があることが分かる。
マクロ動作時にも体感したが、こちらの結果からも、かなり負荷の高い作業を続けてもスムーズなレスポンスが得られると、証明される結果となっただろう。
3DMARKの結果もグラフィックス性能がそのままスコアとなった。本機に内蔵するGPU「Geforce RTX 2070 SUPER」を使ったゲームセッティングはプロゲーマーや配信者が公表しているものも多いので参考にしやすいはずだ。
実際にハイクオリティなゲームの代表としてPUBGをプレイしてみたが、ウルトラセッティングでもフレームレートはほぼディスプレイでの頭打ちである144Hz をキープ(1ゲームでの平均131フレーム)。
索敵やエイムが非常にやりやすく、映像も綺麗なので迫力満点のプレイが満喫できた。さすが、ゲーミングPCといった性能。これならほぼすべてのゲームで思い通りのセッティングが可能だろう。
見た目はコンパクト、
でも中身はハイスペック
G-Tune HL-Bはさらに本体サイズが約W178mm×D395mm×H330mm、重量は約 7.4kgで、micro ATXタイプの省スペースボディだ。デスクトップPCとしてはなかなかコンパクトであるが、なかでも目を引くのがボディ上部に取り付けられているハンドル。
このハンドルは見た目通りに持ち運びを容易にしてくれるもので、室内での移動はもちろん、車を利用すれば外部への持ち出しも楽になる。重たいPowerPointのファイルを使ったプレゼンやVRのデモンストレーションなど、ノートPCだけでは実現が難しいシチュエーションにも簡単に持ち込むことができる。
また、ゲーム利用においても、友人などと練習のために誰かの家に集まる際、本体ごと持ち込んで集中的に練習をする、いわゆるLANパーティーも簡単に実現できるようになる。コンパクトボディを利用した機動性を活用することで、付加価値の高いPC運用が可能なモデルだ。
これだけのコンパクトボディだが、先程の検証結果からもわかるように、スペックにも抜かりがない。 CPUには、Intel Core i7-9700を採用。8コア/8スレッド、最大周波数4.70GHzとトップレベルの処理能力を持ったハイエンドプロセッサーだ。メモリも16GBと十分な容量なので、オフィスワークやクリエイティブ作業、ゲームなどあらゆる場面でも、不自由することはないだろう。
ゲームパフォーマンスに最も影響するグラフィックスには、NVIDIA GeForce RTX 2070 SUPERを採用。上位モデルにRTX 2080シリーズがあるが、現状で販売されているOfficeソフトや編集ソフト、PCゲームなどの要件を考慮する限り、 RTX 2070 SUPERであればほとんどのケースで不満が出ることのないレベルにある。コストバランスを考えても最良の選択肢といえる。
また、ストレージには M .2タイプの256GB SSDが採用されている。各種ソフトやデータの読み込みが圧倒的に高速なうえに必要十分な容量だ。ちなみに、メモリやストレージなどは、BTOでアップグレードすることも可能なので、用途や予算に合わせてカスタマイズするのもおすすめだ。
コンパクトボディにハイスペックを内包したG-Tune HL-B。冒頭で述べた通り、オフィスワークや、編集作業、デザインといったクリエイティブ用途にも十分以上に使える万能さを体感させてくれた。
これだけの仕様で、基本モデルが16万9,800円(税別)から、Microsoft Office Personal 2019付きモデルでも18万8,800円(税別)からとコストパフォーマンスにも優れている。(※Microsoft Office Home and Business 2019付属モデルは20万600円~/税別)
長い目で見ても活躍が期待できるので、買い替え派はもちろん、はじめてゲーミングPCを買う人や、1台で色々な用途での使用を考えている人にも安心しておすすめできるマシンだといえる。
▼標準スペック
メーカー | マウスコンピューター |
---|---|
型番 | G-Tune HL-B |
CPU | Intel Core i7-9700 |
メモリ | 16GB PC4-19200(8GB×2/デュアルチャネル) |
M.2 SSD | 256GB(NVMe対応) |
チップセット | Intel B360 チップセット(Mini ITX) |
光学ドライブ | - |
グラフィックス | GeForce RTX 2070 SUPER |
OS | Windows 10 Home 64ビット |
LAN | ギガビット(10/100/1000)LAN |
インタフェース | USB3.1×2(背面×2) USB3.0×4 (背面×2、前面×2) |
電源 | 700W 【80PLUS BRONZE】 |
サイズ | W178mm×D395mm×H330mm |
重量 | 約 7.4kg |
価格 | 169,800円~(税別) |
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