小学生の子どもたちは、3月初めから、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、いつもより長めの春休みに入った状態です。(※記事執筆時点)
臨時休校中にあわせて、NHKの教育番組や、子ども向け歴史漫画、YouTubeでの塾の公開授業ライブ配信など、さまざまなコンテンツが無料で公開されています。せっかくの機会なので、オンラインコンテンツを利用したいと思いつつも、子どもにタブレットやスマホを自由に持たせるのはちょっと心配。

――そんな話をマイナビニュースの編集部でしたところ、「子どもに持たせるスマホとしてオススメの機種があるので使ってみませんか? 」と紹介されたので、しばらくお借りしてみました!

トーンモバイルの「TONE e20」

今回お借りしたのは、トーンモバイルの「TONE e20」。“お子様も、シニアの方も。スマホの楽しさを、すべての人に”をコンセプトにしたシンプルなプランと操作方法が魅力のスマホです。端末代は19,800円(税別)、月額料金も1,000円(税別)からという料金プランも良心的です。カメラのキタムラやTSUTAYAなどの店舗はもちろん、トーンモバイルのオンラインサイトでも取り扱っているため、今の時期に外に出て携帯を買いに行くのはちょっと……と抵抗がある方でも購入することができます。

  • 白くてシンプルなデザイン、TONEのロゴがアクセントになっています

  • 広い画面で見やすいですね
    ※画面は子ども向けに制限された「teen画面」です

アプリのダウンロード、使用時間などを個別に設定できる“見守り機能”

「TONE e20」を安全に使用するには、親側の端末に「TONE見守り」アプリ(※親側は、お持ちのスマホやPCのwebブラウザからでも使用できます)を入れます。そうすることで親側は「TONE e20」(子ども側の端末)の見守りをすることができるようになります。

とてもシンプルなので、直感的に操作しやすい「TONE e20」。「おお!」と感心したのが、子ども側の端末で使用するアプリを個別に管理できる点です。というのも、子どもがダウンロードしたアプリを使用するときには、親側の管理画面から承認をもらう必要があります。

例えば、ご飯時や外出先などスマホを使用してほしくない場合に承認しないことも出来るのはもちろん、子どもの行動も管理しやすくなり便利だなと思いました。

また、「TONE e20」の新機能として、LINEなどひとつのアプリでメッセージ、ゲーム、音楽視聴など複数の機能を持ったアプリ内でのゲームや動画も使用範囲を制限できます。例えばLINEの機能の中でメッセージ機能のみ使用を許可すると、LINEアプリからも動画やゲームが使えなくなり、抜け道がなくなります。このように必要な機能だけに使用許可を出せるので、安心して使わせることができます。

細かな使用時間設定も可能!

アプリの使用時間、時間帯、使用できる曜日などを個別に管理できるのもうれしいポイントです。我が家ではYouTubeなど、ついつい子どもが夢中になってしまうアプリの使用時間については子どもと相談して決めることに。アプリや、ネットの使い方を話し合う良いきっかけになりました。

  • 子ども用端末から使いたいアプリをリクエストします

  • 親の管理画面からアプリの使用時間や時間帯を個別に管理できます

  • 指定時間をすぎるとメッセージが出て使用できなくなります

  • アプリごとの使用時間を確認できます

アプリの使用状況は親の端末にレポートとして送られます。スマホをどれくらいの時間、なにに使っていたか可視化できることで、レポートを見る前は「どうせゲームをしている時間が長いだろうな……」と思っていたのですが、意外に勉強に関するアプリを使用している時間が長く、うちの子ってこんな風に使うんだと親の私にとっても新しい発見がありました。

また、使用制限の時間設定は、あとからでも変更ができます。我が家の場合、最初は午後だけ使用するように設定していたのですが、YouTubeで午前中にライブ配信されている塾の無料コンテンツにハマったため、時間帯ではなく積算時間で制限をかけるようにしました。

指定した時間になるとスマホが使えなくなるため、子ども自身も残り時間に合わせて見る動画を選んだりと、使用時間を考えながらネットのコンテンツを楽しんでいました。これが習慣となり、他のことにも時間の使い方を考えるようになってくれるといいなと思いました。

最初のうちは子どもにとってちょっと窮屈かもしれませんが、子どもと一緒に使い方を話し合えるというのは「TONE e20」のメリットだと思います。

シンプルで使いやすいインタフェース

アプリ使用中の設定画面のインタフェースもいいなと思った魅力のひとつ。設定は個別でとってもフレキシブルにできるのに、直感的で分かりやすい! これだけシンプルだと随時設定変更もしやすくて子どもの成長に合わせてカスタマイズを続けられるなと実感しました。

自画撮り被害を防ぐ機能を搭載

さらに前モデルにはなく「TONE e20」から搭載しているのが、独自の「AIフィルター」を使ったカメラアプリ「TONEカメラ」です。これは、AIが撮影した写真の被写体を分析。裸などの不適切な写真を撮影したと判断した場合は警告が表示され、撮影した写真は端末に保存されずに破棄されるというもの。さらに、そうした写真が撮られたということが、親側の端末に通知されます。 ※前機種の「TONE e19」にも3月末に対応。

試しに、半袖半ズボンの状態や、タンクトップを着せて撮影してみたのですが、この時には問題なく写真が撮れました。今度は下着姿のポスター写真を撮ろうとしたところ「不適切撮影の可能性」の通知が。単純に肌の色だけじゃなく、さまざまなデータを元にしっかりと判別しているので、すごい精度! と驚きました。

  • 肌の露出が多い写真を撮るとメッセージが表示されます

  • 「不適切撮影の可能性」として、親のスマホに通知が届きます
    撮影された画像は通知画面でのみ、モザイクで表示されます

私も小学校高学年や中学生くらいの子どもがいる友人から、「ネットで知り合った人にダイエットの相談をしている中で、自分の下着姿の写真を送ってしまった」といったことがあったという話も聞き、自画撮りによるSNSトラブルが結構身近なのだと驚いた覚えがあります。 写真を撮影できないだけでなく、親のスマホに通知が行くというだけで、子どもが興味本位で自分の裸を撮影するのを防ぐ意識づけにも役立ちそうです。

  • スマホを持たせると、子どもはいろいろなものを撮影しています
    トラブルに巻き込まれない未然の策として、TONEカメラは頼もしい機能です

  • ちなみに、歩きスマホをするとメッセージが表示されて注意を促す機能も備えています

スマホを持たせるということは、
子どもの自立を助けるということ

TONE e20」はアプリの管理や、不適切な撮影防止の機能など子どもが持つために細かい配慮がなされたスマホです。

これまでは筆者のスマホで時々ゲームや動画を見るなど、親の管理の元、短時間の使用だったので、オモチャ感覚でした。当然ネットの怖さなどはわかっていません。 今回、子どもに「TONE e20」を使わせる際、なぜアプリの管理や制限が必要なのか、どう使っていけばいいかを説明するようにしました。すると、これまでよりも動画試聴の時間やネットを使う時間帯などを意識するようになりました。

「TONE e20」は、親の心配を和らげる機能を搭載していますが、それがなぜ必要かを子ども自身が理解することで、スマホやネットとの付き合い方を学ぶことができます。一度決めた使用時間の制限などは、子どもの成長や使い方にあわせて変更でき、子どもの自立心を育むスマホといえそうです。

いろんなスマホがありますが、子どもにスマホやネットとの付き合い方を学んで欲しいなら、「TONE e20」がオススメです!

[PR]提供:トーンモバイル